WebLogic メッセージング ブリッジのコンフィグレーションと管理
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以下の節では、別のリリースの WebLogic Server 上にある JMS 送り先への WebLogic メッセージング ブリッジを使用したアクセスや、外部プロバイダへのアクセス時に適用する相互運用のガイドラインについて説明します。
メッセージング ブリッジを使用して、WebLogic Server の別のリリースおよび他の WebLogic Server ドメインにある JMS 送り先にアクセスするには、以下の相互運用に関するガイドラインを適用します。
注意 : 別のリリースの WebLogic Server を実行する 2 つのドメイン間の通信にメッセージング ブリッジを使用する場合、メッセージング ブリッジは最新のリリースの WebLogic Server を使用しているドメインで実行するようにコンフィグレーションすることをお勧めします。
複数のドメインが関わる場合、1 つの命名規則がすべての WebLogic Server デプロイメントに適用されます。そのため、以下の点を確認してください。
別々の WebLogic Server ドメイン間でトランザクションの一部としてメッセージを転送するには [必ず 1 回] の QOS (サービス品質) が必要です。その場合、共通のセキュリティ資格を使用してそれらのドメイン間に信頼関係を確立する必要があります。この要件は、ソース送り先のドメインおよび対象送り先のドメインに適用され、メッセージング ブリッジがソース ドメインまたは対象ドメインと同じドメインで実行されていない場合にはメッセージング ブリッジのドメインにも適用されます。Administration Console オンライン ヘルプの「信頼関係のコンフィグレーション」を参照してください。
リリース 6.1 以降の 2 つのドメイン間で「必ず 1 回」のトランザクション対応メッセージが通信されるように、リリース 9.0 のドメインにあるメッセージング ブリッジをコンフィグレーションする場合、以下のガイドラインを適用します。
注意 : 2 フェーズ トランザクションに対する [必ず 1 回] のサービス品質は、リリース 6.1 以降でのみサポートされています。
jms-xa-adp.rar
は、Administration Console オンライン ヘルプの「リソース アダプタのデプロイ」で説明されているように、メッセージング ブリッジが実行されている 9.0 のドメインにデプロイする。eis.jms.WLSConnectionFactoryJNDIXA
を指定する。注意 : トランザクションに対する [必ず 1 回] の QOS は WebLogic Server 5.1 ではサポートされていません。ブリッジにおける QOS の選択肢の詳細については、「メッセージング ブリッジ : コンフィグレーション : 全般」の属性テーブルを参照してください。
WebLogic Server のリリース 9.0 と 5.1 の間で相互運用するメッセージング ブリッジをコンフィグレーションする際は、ブリッジが動作する WebLogic Server 9.0 実装で次のようにコンフィグレーションする必要があります。
\server\lib
ディレクトリの jms51-interop.jar
ファイルを、WebLogic Server 9.0 実装の CLASSPATH
に指定する必要がある。jms-notran-adp51.rar
) および非トランザクション アダプタ (jms-notran-adp.rar
) を、Administration Console オンライン ヘルプの「リソース アダプタのデプロイ」で説明されているように、9.0 のブリッジあるドメインにデプロイする必要がある。eis.jms.WLSConnectionFactoryJNDINoTX
と指定する。eis.jms.WLS51ConnectionFactoryJNDINoTX
と指定する。jms51-interop.jar
ファイルのある場所を指定する。
サードパーティ製のメッセージング プロバイダと相互運用するメッセージング ブリッジをコンフィグレーションする際は、次のようにコンフィグレーションする必要があります。
CLASSPATH
にプロバイダの CLASSPATH
を指定する。PATH
を、WebLogic Server システムの PATH
に追加する (この変数は、使用しているオペレーティング システムによって異なる)。JMSBridgeDestination
インスタンスの以下の属性に、ベンダ固有の情報を指定する。注意 : ソース ブリッジ送り先および対象ブリッジ送り先が同じリソース マネージャ上にある (つまり、リソース マネージャの XA リソースを使用しているグローバル トランザクションをブリッジで転送する) 場合、メッセージング ブリッジでは「必ず 1 回」のサービス品質は提供されません。たとえば、MQ Series の使用中は、ソース ブリッジ送り先および対象ブリッジ送り先に対して同じキュー マネージャを使用することはできません。
JMS ブリッジ送り先に関する他の属性のコンフィグレーションについては、Administration Console オンライン ヘルプの「JMS ブリッジ送り先の作成」を参照してください。
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