ナビゲーションをスキップ

スタンドアロン クライアント プログラマーズ ガイド

  前 次 前/次ボタンと目次ボタンとの区切り線 目次  

クライアント アプリケーションの概要

WebLogic Server アプリケーション モジュールにアクセスする Java クライアントは、標準の I/O を使用する単純なコマンドライン ユーティリティから、Java Swing/AWT クラスを使用して構築された高度な対話型の GUI アプリケーションまでさまざまです。Java クライアントでは、HTTP リクエストまたは RMI リクエストを使用して、WebLogic Server モジュールに間接的にアクセスします。モジュールでは、クライアント内ではなく WebLogic Server 内でリクエストが実行されます。

WebLogic Server の旧リリースで Java クライアントを使用するには、クライアント マシン上に完全な WebLogic Server JAR が必要でした。WebLogic Server リリース 8.1 以降では、シン クライアントと呼ばれる真の J2EE アプリケーション クライアントがサポートされています。小規模な標準 JAR と JMS JAR (それぞれ wlclient.jar および wljmsclient.jar) が、WebLogic Server のインストール ディレクトリの /server/lib サブディレクトリに用意されています。各 JAR ファイルは約 400KB です。

J2EE アプリケーション クライアントはクライアント マシン上で実行され、マークアップ言語で得られるよりも高度なユーザ インタフェースを実現できます。アプリケーション クライアントではビジネス層で実行されているエンタープライズ JavaBean に直接アクセスし、必要に応じて Web 層で実行されているサーブレットと HTTP を介して通信できます。J2EE アプリケーション クライアントは Java アプリケーションですが、J2EE モジュールであるため、スタンドアロンの Java アプリケーション クライアントとは異なります。そのため、他の J2EE 準拠のサーバへ移植できるという利点があり、J2EE サービスにアクセスできます。

 

フッタのナビゲーションのスキップ  ページの先頭 前 次