WebLogic JMS プログラマーズ ガイド
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以降の節では、サーバで障害が発生した場合に JMS アプリケーションを正常に終了させる方法、およびサーバで障害が発生した後に JMS データを移行する方法について説明します。
WebLogic Server の障害発生時に正常に終了するよう、JMS アプリケーションをプログラミングすることもできます。次に例を示します。
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WebLogic JMS では、WebLogic Server のコアに実装される移行フレームワークを使用します。これにより、WebLogic JMS は移行要求に正しく応答できるようになり、WebLogic JMS サーバのオンラインとオフラインの切り替えが順序立って行われるようになります。これには、スケジューリングされた移行だけでなく、WebLogic Server の障害への応答としての移行も含まれます。
いったん適切にコンフィグレーションすると、JMS サーバとそのすべての送り先をクラスタ内の別の WebLogic Server へ移行できます。
新しくサーバを起動し、表 13-2 のタスクのうち 1 つ以上を実行することで、障害が発生した WebLogic Server から JMS データを回復できます。
注意 : クラッシュしているか、管理サーバからアクセスできないサーバ インスタンスからサービスを移行するときには、特別な考慮事項があります。移行を実行する時点で、以前アクティブだったサービスのホストに管理サーバからアクセスできない場合は、『WebLogic Server クラスタ ユーザーズ ガイド』の「現在アクティブなホストがない場合のサービスの移行」を参照してください。
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注意 : JMS 永続ストアに格納されているメッセージ数が増加するにつれて、WebLogic Server の初期化に必要なメモリ量も増加します。WebLogic Server の再起動中にメモリ不足で初期化が失敗した場合は、Java 仮想マシン (JVM) のヒープ サイズを、現在 JMS 永続ストアに格納されているメッセージ数に比例するよう増加させてから、再起動してください。
新しく WebLogic Server を起動する方法の詳細については、「サーバの起動と停止 : クイック リファレンス」を参照してください。障害が発生したサーバの回復については、『サーバの起動と停止の管理』の「サーバ障害の回避とサーバ障害からの回復」を参照してください。
移行可能サービスの定義の詳細については、『WebLogic Server クラスタ ユーザーズ ガイド』の「サービスの移行」を参照してください。
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