WebLogic Server アプリケーションの開発
エンタープライズ アプリケーションのデプロイメント記述子の要素
以下の節では、エンタープライズ アプリケーション デプロイメント記述子 application.xml
(J2EE 標準デプロイメント記述子) および weblogic-application.xml (WebLogic 固有のアプリケーション デプロイメント記述子) について説明します。
weblogic-application.xml ファイルは、WebLogic Server の拡張機能を使用していない場合は省略可能です。
weblogic-application.xml デプロイメント記述子の要素
以下の節では、「weblogic-application.xml スキーマ」で定義されているさまざまな要素について説明します。weblogic-application.xml ファイルは、Sun Microsystems から提供された application.xml デプロイメント記述子を拡張した BEA WebLogic Server 固有のデプロイメント記述子です。このファイルで、アプリケーションで参照される共有 J2EE ライブラリや EJB キャッシングなどの機能をコンフィグレーションします。
ファイルは、アプリケーション アーカイブの META-INF
サブディレクトリにあります。以降の節では、ファイル内に表示される要素について説明します。
weblogic-application
weblogic-application
要素は、アプリケーションのデプロイメント記述子のルート要素です。
次の表では、weblogic-application
要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<ejb>
|
省略可能
|
1
|
WebLogic アプリケーションの構成要素となる EJB モジュールに固有の情報が含まれる。現在、ejb 要素では、アプリケーションのエンティティ Bean によって使用される任意の数のアプリケーション レベル キャッシュを指定できる。
ejb 要素内で定義できる要素の詳細については、「ejb」を参照。
|
<xml>
|
省略可能
|
1
|
対象アプリケーションに固有な XML 処理のパーサおよびエンティティ マッピングに関する情報を指定する。
xml 要素内で定義できる要素の詳細については、「xml」を参照。
|
<jdbc-connection-pool>
|
省略可能
|
制限なし
|
ゼロまたは 1 つ以上、指定する。アプリケーション スコープの JDBC 接続プールを指定する。
jdbc-connection-pool 要素内で定義できる要素の詳細については、「jdbc-connection-pool」を参照。
|
<security>
|
省略可能
|
1
|
アプリケーションのセキュリティ情報を指定する。
security 要素内で定義できる要素の詳細については、「security」を参照。
|
<application-param>
|
省略可能
|
制限なし
|
ゼロまたは 1 つ以上、指定する。アプリケーションに関連のあるコンテナ インスタンスの動作に影響を与える、入力されないパラメータの指定に使用する。ここに示すパラメータが、現在サポートされている。また、weblogic-application.xml 内のこれらのパラメータでは、リクエストに使用するデフォルトのエンコーディングを決定できる。
このアプリケーションに含まれる Web アプリケーションの動作に影響を与える、次のパラメータが使用される。
例 :
<application-param>
<param-name>webapp.encoding.default </param-name>
<param-value>UTF8</param-value>
</application-param>
application-param 要素内で定義できる要素の詳細については、「application-param」を参照。
|
<classloader-structure>
|
省略可能
|
制限なし
|
classloader-structure 要素を使うと、このアプリケーションのクラスローダの構成を定義できる。宣言は、クラスローダの階層を表し、特定のモジュールを特定のノードに関連付ける、ツリー構造で表現される。モジュールのクラスは、この要素と関連付けられたクラスローダによってロードされる。
例 :
<classloader-structure>
<module-ref>
<module-uri>ejb1.jar</module-uri>
</module-ref>
</classloader-structure>
<classloader-structure>
<module-ref>
<module-uri>ejb2.jar</module-uri>
</module-ref>
</classloader-structure>
classloader-structure 要素内で定義できる要素の詳細については、「classloader-structure」を参照。
|
<listener>
|
省略可能
|
制限なし
|
ゼロまたは 1 つ以上、指定する。ユーザ定義のアプリケーション ライフサイクル リスナの登録に使用する。これらは、抽象基本クラス weblogic.application.ApplicationLifecycleListener を拡張するクラスである。
listener 要素内で定義できる要素の詳細については、「listener」を参照。
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<startup>
|
省略可能
|
制限なし
|
ゼロまたは 1 つ以上、指定する。ユーザ定義の起動クラスの登録に使用する。
startup 要素内で定義できる要素の詳細については、「startup」を参照。
注意 : アプリケーション スコープの起動クラスと停止クラスは、このリリースの WebLogic Server では非推奨。このクラスの代わりに、ライフサイクル リスナ イベントをアプリケーションで使用する。詳細については、「アプリケーション ライフサイクル イベントのプログラミング」を参照。
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<shutdown>
|
省略可能
|
制限なし
|
ゼロまたは 1 つ以上、指定する。ユーザ定義の停止クラスの登録に使用する。
shutdown 要素内で定義できる要素の詳細については、「shutdown」を参照。
注意 : アプリケーション スコープの起動クラスと停止クラスは、このリリースの WebLogic Server では非推奨。このクラスの代わりに、ライフサイクル リスナ イベントをアプリケーションで使用する。詳細については、「アプリケーション ライフサイクル イベントのプログラミング」を参照。
|
<module>
|
省略可能
|
制限なし
|
JMS または JDBC モジュールなど、単独の WebLogic アプリケーション モジュールを表す。
この要素には次の子要素がある。
次の例では、XML ファイル jms/Workflows-jms.xml で完全に記述された Workflows という JMS モジュールの指定方法を示す。
<module> <name>Workflows</name> <type>JMS</type> <path>jms/Workflows-jms.xml</path> </module>
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<library-ref>
|
省略可能
|
制限なし
|
共有 J2EE ライブラリへの参照。
library 要素内で定義できる要素の詳細については、「library」を参照。
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<fair-share-request>
|
省略可能
|
制限なし
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ワーク マネージャ要求クラスの一種であるフェア シェア要求クラスを指定する。フェア シェア要求クラスは、要求の処理に必要なスレッド使用時間の平均比率を指定する。
<fair-share-request> 要素は、以下のいずれかの子要素を取ることができる。
「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。
|
<response-time-request>
|
省略可能
|
制限なし
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ワーク マネージャ クラスの一種である応答時間要求クラスを指定する。応答時間要求クラスは、応答時間の目標値 (ミリ秒) を指定する。
<response-time-request> 要素は、以下のいずれかの子要素を取ることができる。
「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。
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<context-request>
|
省略可能
|
制限なし
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ワーク マネージャ クラスの一種であるコンテキスト要求クラスを指定する。コンテキスト要求クラスは、現在のユーザまたは現在のユーザのグループなどのコンテキスト情報を基に、要求クラスを要求に割り当てる。
<context-request> 要素は、以下のいずれかの子要素を取ることができる。
<context-case> 要素は、さらに以下のいずれかの子要素を取ることができる。
「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。
|
<max-threads-constraint>
|
省略可能
|
制限なし
|
ワーク マネージャ制約 max-threads-constraint を指定する。ワーク マネージャ制約は、要求の実行用に割り当てられるスレッドの最大数と最小数、および WebLogic Server が要求を拒否するまでにキューまたは実行できる要求の合計数を定義する。
max-threads-constraint は、制約対象の作業セットからの要求を実行する同時スレッドの数を制限する。
<max-threads-constraint> 要素は、以下のいずれかの子要素を取ることができる。
「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。
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<min-threads-constraint>
|
省略可能
|
制限なし
|
ワーク マネージャ制約 min-threads-constraint を指定する。ワーク マネージャ制約は、要求の実行用に割り当てられるスレッドの最大数と最小数、および WebLogic Server が要求を拒否するまでにキューまたは実行できる要求の合計数を定義する。
min-threads-constraint は、デッドロックを回避するために、制約対象の要求に割り当てられるスレッドの数を保証する。
<min-threads-constraint> 要素は、以下のいずれかの子要素を取ることができる。
「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。
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<capacity>
|
省略可能
|
制限なし
|
ワーク マネージャ制約 capacity を指定する。ワーク マネージャ制約は、要求の実行用に割り当てられるスレッドの最大数と最小数、および WebLogic Server が要求を拒否するまでにキューまたは実行できる要求の合計数を定義する。
capacity 制約を指定すると、サーバの容量制限に達した場合にのみ要求が拒否されるようになる。
<capacity> 要素は、以下のいずれかの子要素を取ることができる。
「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。
|
<work-manager>
|
省略可能
|
制限なし
|
アプリケーションに関連付けられたワーク マネージャを指定する。
work-manager 要素内で定義できる要素の詳細については、「work-manager」を参照。
ワーク マネージャの詳細については、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照。
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<application-admin-mode-trigger>
|
省略可能
|
制限なし
|
アプリケーションを管理モードにするために必要なスタック スレッドの数を指定する。
次の子要素を指定できる。
|
<session-descriptor>
|
省略可能
|
制限なし
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サーブレット セッションのコンフィグレーション パラメータのリストを指定する。
<session-descriptor> 要素内で定義できる要素の詳細については、「session-descriptor」を参照。
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ejb
次の表では、ejb
要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
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<entity-cache>
|
省略可能
|
制限なし
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ゼロまたは 1 つ以上、指定する。entity-cache 要素は、実行時にエンティティ EJB インスタンスをキャッシュに入れるときに使用される名前付きアプリケーションレベル キャッシュの定義に使用される。個々のエンティティ Bean は、使用するアプリケーションレベル キャッシュのキャッシュ名を参照する。個々のキャッシュを参照するエンティティ Bean の数に制限はない。
アプリケーションレベル キャッシュは、エンティティ Bean が weblogic-ejb-jar.xml 記述子で独自のキャッシュを指定しない場合に、デフォルトとして使用される。その場合、ExclusiveCache および MultiVersionCache という 2 つのデフォルト キャッシュが使用される。アプリケーションの設定で、これらのデフォルト キャッシュを明示的に定義して、非デフォルト値を指定する場合もある。キャッシング方式では、デフォルト キャッシュは変更できない。デフォルトで、キャッシュは最大サイズとして値 1000 を指定して max-beans-in-cache を使用する。
例 :
<entity-cache>
<entity-cache-name>ExclusiveCache</entity-cache-name>
<max-cache-size>
<megabytes>50</megabytes>
</max-cache-size>
</entity-cache>
entity-cache 要素内で定義できる要素の詳細については、「entity-cache」を参照。
|
<start-mbds-with- application
|
省略可能
|
1
|
アプリケーションを使用してメッセージ駆動型 Bean (MDBS) を起動できるように EJB コンテナをコンフィグレーションできる。true に設定されると、コンテナはアプリケーションの一部として MDBS を起動する。false に設定されると、コンテナは MDBS をキューに保持し、ポートでのリスンが開始されたときにサーバによって MDBS が起動される。
|
entity-cache
次の表では、entity-cache
要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
説明
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<entity-cache-name>
|
必須
|
1
|
エンティティ Bean キャッシュのユニークな名前を指定する。この名前は、ear ファイル内でユニークなものとし、空の文字列は使用できない。
例 :
<entity-cache-name>ExclusiveCache</entity-cache-name>
|
<max-beans-in-cache>
|
省略可能
この要素を指定した場合、<max-cache-size> を同時に指定することはできない。
|
1
|
キャッシュ内で許容されるエンティティ Bean の最大数を指定する。限度に達すると、Bean に対してパッシベーションが行われる場合がある。このメカニズムでは、個々のエンティティ Bean が必要とする実際のメモリ サイズは考慮されない。この要素は、1 以上の値に設定できる。
デフォルト値 : 1000
|
<max-cache-size>
|
省略可能
この要素を指定した場合、<max-beans-in-cache> を同時に指定することはできない。
|
1
|
エンティティ キャッシュのメモリ サイズの限度をバイト単位または MB 単位で指定するときに使用される。max-cache-size 要素を使用して最大サイズが指定されたキャッシュを Bean が使用する場合、Bean プロバイダで weblogic-ejb-jar.xml 記述子の Bean の平均サイズを見積もる必要がある。デフォルトでは、Bean の平均サイズは 100 バイトと想定されている。
ejb 要素内で定義できる要素の詳細については、「max-cache-size」を参照。
|
<max-queries-in-cache>
|
省略可能
|
1
|
指定した時期にエンティティ キャッシュに表示可能な SQL クエリの最大数を指定する。
|
<caching-strategy>
|
省略可能
|
1
|
EJB コンテナが特定のアプリケーション レベル キャッシュでエンティティ Bean インスタンスを管理するときに使用する一般的な方式を指定する。キャッシュによって、メモリ内のエンティティ Bean インスタンスがバッファに移され、対応する主キー値に関連付けられる。
caching-strategy 要素の値は、以下のいずれかに限られる。
デフォルト値 : MultiVersion
例 :
<caching-strategy>Exclusive</caching-strategy>
|
max-cache-size
次の表では、max-cache-size
要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<bytes>
|
<bytes> または <megabytes> の指定が必須。
|
1
|
バイト単位で示されるエンティティ キャッシュのメモリ サイズ。
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<megabytes>
|
<bytes> または <megabytes> の指定が必須。
|
1
|
MB 単位で示されるエンティティ キャッシュのメモリ サイズ。
|
xml
次の表では、xml 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<parser-factory>
|
省略可能
|
1
|
エンタープライズ アプリケーション用の特定の XML パーサまたはトランスフォーマの指定に使用される親要素。
parser-factory 要素内で定義できる要素の詳細については、「parser-factory」を参照。
|
<entity-mapping>
|
省略可能
|
制限なし
|
ゼロまたは 1 つ以上、指定する。エンティティ マッピングを指定する。マッピングにより、特定のパブリック ID またはシステム ID の代替エンティティ URI が指定される。このエンティティ URI を検索するデフォルトの場所は、lib/xml/registry ディレクトリである。
entity-mapping 要素内で定義できる要素の詳細については、「entity-mapping」を参照。
|
parser-factory
次の表では、parser-factory 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<saxparser-factory>
|
省略可能
|
1
|
対象アプリケーションだけで必要とされる XML 解析用の SAXParser ファクトリを設定できる。この要素によって、SAX スタイル解析に使用されるファクトリが指定される。saxparser-factory 要素の設定をしないと、サーバ XML レジストリでコンフィグレーションされた SAXParser ファクトリ スタイルが使用される。
デフォルト値 : サーバ XML レジストリの設定
|
<document-builder-factory>
|
省略可能
|
1
|
対象アプリケーションだけで必要とされる XML 解析用のドキュメント ビルダ ファクトリを設定できる。この要素によって、DOM スタイル解析に使用されるファクトリが決定される。document-builder-factory 要素を設定しないと、サーバ XML レジストリでコンフィグレーションされた DOM スタイルが使用される。
デフォルト値 : サーバ XML レジストリの設定
|
<transformer-factory>
|
省略可能
|
1
|
対象アプリケーションだけで必要とされるスタイル シート処理用のトランスフォーマ エンジンを設定できる。この要素の値を指定しないと、サーバ XML レジストリでコンフィグレーションされた値が使用される。
デフォルト値 : サーバ XML レジストリの設定
|
entity-mapping
次の表では、entity-mapping 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<entity-mapping-name>
|
必須
|
1
|
このエンティティ マッピングの名前を指定する。
|
<public-id>
|
省略可能
|
1
|
マップされたエンティティのパブリック ID を指定する。
|
<system-id>
|
省略可能
|
1
|
マップされたエンティティのシステム ID を指定する。
|
<entity-uri>
|
省略可能
|
1
|
マップされたエンティティのエンティティ URI を指定する。
|
<when-to-cache>
|
省略可能
|
1
|
有効値は、次のとおり。
cache-on-reference
cache-at-initialization
cache-never
デフォルト値は cache-on-reference。
|
<cache-timeout-interval>
|
省略可能
|
1
|
秒単位で整数値を指定する。
|
jdbc-connection-pool
注意 : jdbc-connection-pool
要素は非推奨です。エンタープライズ アプリケーションでデータ ソースを定義する場合は、アプリケーションとともに JDBC モジュールをパッケージ化できます。詳細については、『WebLogic JDBC のコンフィグレーションと管理』の「JDBC アプリケーション モジュールのデプロイメントのコンフィグレーション」を参照してください。
次の表では、jdbc-connection-pool 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
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必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
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<data-source-jndi-name>
|
必須
|
1
|
アプリケーション固有の JNDI ツリーにおける JNDI 名を指定する。
|
<connection-factory>
|
必須
|
1
|
デフォルトの接続ファクトリ設定のオーバーライドを定義する接続パラメータを指定する。
connection-factory 要素内で定義できる要素の詳細については、「connection-factory」を参照。
|
<pool-params>
|
省略可能
|
1
|
プールの動作に影響を与えるパラメータを定義する。
pool-params 要素内で定義できる要素の詳細については、「pool-params」を参照。
|
<driver-params>
|
省略可能
|
1
|
WebLogic Server ドライバの動作を設定する。
driver-params 要素内で定義できる要素の詳細については、「driver-params」を参照。
|
<acl-name>
|
省略可能
|
1
|
非推奨。
|
connection-factory
次の表では、connection-factory 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<factory-name>
|
省略可能
|
1
|
config.xml ファイル内の JDBCDataSourceFactoryMBean の名前を指定する。
|
<connection-properties>
|
省略可能
|
1
|
接続ファクトリの接続プロパティを指定する。connection-properties 要素について定義できる要素は、次のとおり。
<connection-params> <parameter> <description>Desc of param </description> <param-name>foo</param-name> <param-value>xyz</param-value> </parameter> </connection-params>
|
pool-params
次の表では、pool-params 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
説明
|
<size-params>
|
省略可能
|
1
|
プール内の接続数に影響を与えるパラメータを定義する。
|
<xa-params>
|
省略可能
|
1
|
XA DataSource のパラメータを定義する。
|
<xa-params> 続き
|
省略可能
|
1
|
注意 : prepared-statement-cache-size は非推奨。driver-params/prepared-statement の cache-size を使用のこと。詳細については、「driver-params」を参照。
|
<xa-params> 続き
|
省略可能
|
1
|
使用場所 : xa-params
例 :
<xa-set-transaction-timeout>
true
</xa-set-transaction-timeout>
xa-set-transaction-timeout の値を true に設定すると、トランザクション マネージャは XAResource.start を呼び出す前にリソースに対して setTransactionTimeout を呼び出す。トランザクション マネージャは、グローバル トランザクション タイムアウト値を渡す。この属性が 0 より大きい値に設定されていると、この値がグローバル トランザクション タイムアウトに代わって使用される。
デフォルト値 : 0
使用場所 : xa-params
例 :
<xa-transaction-timeout>
30
</xa-transaction-timeout>
rollback-localtx-upon-connclose 要素が true の場合、接続プールは接続をプールに戻す前に、その接続に対して rollback() を呼び出す。
デフォルト値 : false
使用場所 : xa-params
例 :
<rollback-localtx-upon-connclose>
true </rollback-localtx-upon-connclose>
|
<login-delay-seconds>
|
省略可能
|
1
|
各物理データベース接続を作成するまでにかかる遅延時間 (秒数) を設定する。データベース サーバによっては、複数の接続リクエストが短い間隔で繰り返されると処理できないものもある。このプロパティを使用すると、データベース サーバの処理が追いつくように、少しの間隔を空けることができる。この遅延は、データベースの物理的な接続が確立すると、プールの初期作成時とプールの有効期間中の両方で必ず行われる。
|
<leak-profiling-enabled>
|
省略可能
|
1
|
JDBC 接続リーク プロファイリングを有効化する。接続リークは、プールからの接続が close() メソッドの呼び出しで明示的にクローズされていない場合に発生する。接続リーク プロファイリングがアクティブの場合、プールは接続オブジェクトがプールから割り当てられ、クライアントに与えられたときにスタック トレースを格納する。接続リークが検出されたとき (接続オブジェクトのガベージ コレクションが行われたとき) に、このスタック トレースが報告される。
この要素はリソースを余計に使用し、接続プール処理を遅くする可能性があるので、プロダクション環境での使用は避けるほうがよい。
|
<connection-check-params>
|
省略可能
|
1
|
|
<connection-check-params>
続き
|
省略可能
|
1
|
|
<jdbcxa-debug-level>
|
省略可能
|
1
|
内部設定。
|
<remove-infected-connections-enabled>
|
省略可能
|
1
|
アプリケーションが基底のベンダ接続オブジェクトを要求した場合に、接続がプールから削除されるかどうかを制御する。この属性を有効化すると、(接続がプールから削除され、新しい接続に置き換わるために) 基本的に接続のプールを無効化することになるので、パフォーマンスに影響が出る。
|
driver-params
次の表では、driver-params 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
説明
|
<statement>
|
省略可能
|
1
|
driver-params 文を定義する。省略可能な要素 profiling-enabled が含まれる。
例 :
<statement> <profiling-enabled>true </profiling-enabled>
</statement>
|
<prepared-statement
|
省略可能
|
1
|
JDBC の Prepared Statement キャッシュ プロファイリングの実行を有効化する。有効化されると、Prepared Statement のキャッシュ プロファイルが後で分析できるように外部ストレージに格納される。この機能はリソースを消費するので、プロダクション サーバでは無効にしておくのが望ましい。デフォルト値は false。
|
<row-prefetch-enabled>
|
省略可能
|
1
|
各 ResultSet について、クライアントと WebLogic Server の間での行のプリフェッチを有効にするかどうかを指定する。
外部クライアントが JDBC を使用して WebLogic Server 経由でデータベースにアクセスするとき、行のプリフェッチは、1 回のサーバ アクセスでサーバからクライアントに複数の行を取り出すのでパフォーマンスが向上する。
クライアントと WebLogic Server が同一の JVM 内にある場合は、この設定が無視され、行のプリフェッチは使用されない。
|
<row-prefetch-size>
|
省略可能
|
1
|
クライアント用にプリフェッチする結果セットの行数を指定する。
最適値はクエリの詳細によって異なる。一般に、この数を増やすと、特定の値に達するまでパフォーマンスが向上する。その値に達すると、それ以上数を増やしてもパフォーマンスはそれほど向上しない。
注意 : 通常、100 行に達した後では、パフォーマンスの向上が見られなくなる。ほとんどの状況では、デフォルト値で問題ない。
この要素の有効な値は 2 ~ 65536 で、デフォルト値は 48。
|
<stream-chunk-size>
|
省略可能
|
1
|
必要に応じて WebLogic Server からクライアントに取得されるストリーム データ型のデータ チャンク サイズを指定する。
|
security
次の表では、security 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<realm-name>
|
省略可能
|
1
|
アプリケーションが使用するセキュリティ レルムの名前を指定する。指定されていなければ、システムのデフォルト レルムが使用される。
|
<security-role-assignment>
|
省略可能
|
制限なし
|
アプリケーション ワイドなセキュリティ ロールと、1 つまたは複数の WebLogic Server プリンシパルとのマッピングを宣言する。
例 :
<security-role-assignment> <role-name> PayrollAdmin </role-name> <principal-name> Tanya </principal-name> <principal-name> Fred </principal-name> <principal-name> system </principal-name> </security-role-assignment>
|
application-param
次の表では、application-param 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<description>
|
省略可能
|
1
|
アプリケーション パラメータを説明する。
|
<param-name>
|
必須
|
1
|
アプリケーション パラメータの名前を定義する。
|
<param-value>
|
必須
|
1
|
アプリケーション パラメータの値を定義する。
|
classloader-structure
次の表では、classloader-structure 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<module-ref>
|
省略可能
|
制限なし
|
module-ref 要素内で定義できる要素は次のとおり。
|
<classloader-structure>
|
省略可能
|
制限なし
|
アプリケーションのクラスローダ構造の任意のネスティングを有効にする。ただし、このバージョンの WebLogic Server では、指定可能な階層は 3 レベルまで。
|
listener
次の表では、listener 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<listener-class>
|
必須
|
1
|
ApplicationLifecycleListener のユーザによる実装の名前。
|
<listener-uri>
|
省略可能
|
1
|
実装が格納されている EAR 内の JAR ファイル。listener-uri を指定していない場合は、アプリケーションからクラスが見えるものと仮定する。
|
startup
次の表では、startup 要素内で定義できる要素について説明します。
警告 : アプリケーション スコープの起動クラスと停止クラスは、このリリースの WebLogic Server では非推奨です。このクラスの代わりに、ライフサイクル リスナ イベントをアプリケーションで使用してください。詳細については、「アプリケーション ライフサイクル イベントのプログラミング」を参照してください。
要素
|
必須/省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
|
<startup-class>
|
必須
|
1
|
アプリケーションのデプロイ中に実行するクラスの名前を定義する。
|
<startup-uri>
|
省略可能
|
1
|
startup-class が格納されている EAR 内の JAR ファイルを定義する。startup-uri が定義されていない場合は、アプリケーションからこのクラスが見えるものと見なす。
|
shutdown
次の表では、shutdown 要素内で定義できる要素について説明します。
警告 : アプリケーション スコープの起動クラスと停止クラスは、このリリースの WebLogic Server では非推奨です。このクラスの代わりに、ライフサイクル リスナ イベントをアプリケーションで使用してください。詳細については、「アプリケーション ライフサイクル イベントのプログラミング」を参照してください。
要素
|
必須 省略可能
|
ファイル内での最大数
|
解説
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<shutdown-class>
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必須
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1
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アプリケーションのアンデプロイ時に実行するクラスの名前を定義する。
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<shutdown-uri>
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省略可能
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1
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shutdown-class が格納されている EAR 内の JAR ファイルを定義する。shutdown-uri を指定していない場合は、アプリケーションからクラスが見えるものと仮定する。
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work-manager
次の表では、work-manager 要素内で定義できる要素について説明します。
ワーク マネージャの例および詳細については、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照してください。
要素
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必須/省略可能
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ファイル内での最大数
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解説
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<name>
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必須
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1
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ワーク マネージャの名前。
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<response-time-request-class>
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省略可能
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1
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<work-manager> のこの子要素の詳細については、「weblogic-application 」の <response-time-request> 要素の説明を参照。
この要素を指定した場合、<fair-share-request-class> 、<context-request-class> 、または <request-class-name> を同時に指定することはできない。
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<fair-share-request-class>
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省略可能
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1
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<work-manager> のこの子要素の詳細については、「weblogic-application 」の <fair-share-request> 要素の説明を参照。
この要素を指定した場合、<response-time-request-class> 、<context-request-class> 、または <request-class-name> を同時に指定することはできない。
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<context-request-class>
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省略可能
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1
|
<work-manager> のこの子要素の詳細については、「weblogic-application 」の <context-request> 要素の説明を参照。
この要素を指定した場合、<fair-share-request-class> 、<response-time-request-class> 、または <request-class-name> を同時に指定することはできない。
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<request-class-name>
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省略可能
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1
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要求クラスの名前。
この要素を指定した場合、<fair-share-request-class> 、<context-request-class> 、または <response-time-request-class> を同時に指定することはできない。
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<min-threads-constraint>
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省略可能
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1
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<work-manager> のこの子要素の詳細については、「weblogic-application 」の <min-threads-constraint> 要素の説明を参照。
この要素を指定した場合、<min-threads-constraint-name> を同時に指定することはできない。
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<min-threads-constraint-name>
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省略可能
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1
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min-thread-constraint 制約の名前。
この要素を指定した場合、<min-threads-constraint> を同時に指定することはできない。
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<max-threads-constraint>
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省略可能
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1
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<work-manager> のこの子要素の詳細については、「weblogic-application 」の <max-threads-constraint> 要素の説明を参照。
この要素を指定した場合、<max-threads-constaint-name> を同時に指定することはできない。
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<max-threads-constraint-name>
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省略可能
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1
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max-thread-constraint 制約の名前。
この要素を指定した場合、<max-threads-constaint> を同時に指定することはできない。
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<capacity>
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省略可能
|
1
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<work-manager> のこの子要素の詳細については、「weblogic-application 」の <capacity> 要素の説明を参照。
この要素を指定した場合、<capacity-name> を同時に指定することはできない。
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<capacity-name>
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省略可能
|
1
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スレッドの容量制約の名前。
この要素を指定した場合、<capacity> を同時に指定することはできない。
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<work-manager-shutdown-trigger>
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省略可能
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1
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スタック スレッドに応答してワーク マネージャを停止できるスタック スレッド ワーク マネージャ コンポーネントの指定に使用する。
次の子要素を指定できる。
この要素を指定した場合、<ignore-stuck-threads> を同時に指定することはできない。
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<ignore-stuck-threads>
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省略可能
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1
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スレッドがスタックされた場合でも、ワーク マネージャがスタック スレッドを無視して停止しないかどうかを指定する。
この要素を指定した場合は、<work-manager-shutdown-trigger> を同時に指定することはできない。
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session-descriptor
次の表では、session-descriptor 要素内で定義できる要素について説明します。
要素
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必須/省略可能
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ファイル内での最大数
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解説
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<timeout-secs>
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省略可能
|
1
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セッションがタイムアウトするまでの秒数を指定する。
デフォルト値は 3600 秒。
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<invalidation-interval-secs>
|
省略可能
|
1
|
セッション無効化トリガの間隔を秒数で指定する。
デフォルト値は 60 秒。
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<debug-enabled>
|
省略可能
|
1
|
HTTP セッションのデバッグを有効にするかどうかを指定する。
デフォルト値は false 。
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<id-length>
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省略可能
|
1
|
セッション ID の長さを指定する。
デフォルト値は 52。
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<tracking-enabled>
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省略可能
|
1
|
HTTP リクエスト間のセッション トラッキングを有効にするかどうかを指定する。
デフォルト値は true 。
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<cache-size>
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省略可能
|
1
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JDBC とファイル永続化セッションのキャッシュ サイズを指定する。
デフォルト値は 1028。
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<max-in-memory-sessions>
|
省略可能
|
1
|
メモリ/レプリケートされたセッションの最大セッション数を指定する。
デフォルト値は -1 (制限なし)。
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<cookies-enabled>
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省略可能
|
1
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Web アプリケーション コンテナが応答にクッキーを設定するかどうかを指定する。
デフォルト値は true 。
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<cookie-name>
|
省略可能
|
1
|
セッション トラッキングを実行するクッキーの名前を指定する。
デフォルト名は JSESSIONID 。
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<cookie-path>
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省略可能
|
1
|
セッション トラッキング クッキーのパスを指定する。
デフォルト値は / 。
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<cookie-domain>
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省略可能
|
1
|
セッション トラッキング クッキーのドメインを指定する。
デフォルト値は null 。
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<cookie-comment>
|
省略可能
|
1
|
セッション トラッキング クッキーのコメントを指定する。
デフォルト値は null 。
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<cookie-secure>
|
省略可能
|
1
|
セッション トラッキング クッキーが安全であることを示すかどうかを指定する。
デフォルト値は false 。
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<cookie-max-age-secs>
|
省略可能
|
1
|
セッション トラッキング クッキーの最大存続期間を指定する。
デフォルト値は -1 (制限なし)。
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<persistent-store-type>
|
省略可能
|
1
|
セッション永続性の格納の種類を指定する。
以下の値を指定できる。
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<persistent-store-cookie-name>
|
省略可能
|
1
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cookie ベースのセッションの永続性を使用する場合に、属性名と値を保持するクッキーの名前を指定する。
デフォルト値は WLCOOKIE 。
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<persistent-store-dir>
|
省略可能
|
1
|
file ベースのセッションの永続性を使用する場合に、ディレクトリの名前を指定する。ディレクトリは、Web アプリケーション用に定義された一時ディレクトリを基準にする。
デフォルト値は session_db 。
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<persistent-store-pool>
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省略可能
|
1
|
jdbc ベースのセッションの永続性を使用する場合に、JDBC 接続プールの名前を指定する。
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<persistent-store-table>
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省略可能
|
1
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jdbc ベースのセッションの永続性を使用する場合に、データベース テーブルの名前を指定する。
デフォルト値は wl_servlet_sessions 。
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<jdbc-column-name-max-inactive-interval>
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省略可能
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1
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jdbc ベースのセッションの永続性を使用する場合に、wl_max_inactive_interval 列の代替名を指定する。長い列名をサポートしていない一部のデータベースでは必須。
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<jdbc-connection-timeout-secs>
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省略可能
|
1
|
非推奨
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<url-rewriting-enabled>
|
省略可能
|
1
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URL の書き換えが有効化されているかどうかを指定する。
デフォルト値は true 。
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<http-proxy-caching-of-cookies>
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省略可能
|
1
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WebLogic Server が以下の HTTP ヘッダを応答に追加するかどうかを指定する。
Cache-control: no-cache=set-cookie
このヘッダは、プロキシ キャッシュがクッキーをキャッシュしないように指定する。
デフォルト値は true で、ヘッダは追加されない。ヘッダを応答に追加する場合は、この要素を false に設定する。
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<encode-session-id-in-query-params>
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省略可能
|
1
|
WebLogic Server がパス パラメータのセッション ID をエンコードするかどうかを指定する。
デフォルト値は false 。
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<monitoring-attribute-name>
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省略可能
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1
|
複数のセッションの実行時情報をタグ付けする場合に使用する。たとえば、ユニークであることが保証される username 属性がある場合は、この要素を username に設定する。
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<sharing-enabled>
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省略可能
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1
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複数の Web アプリケーション間で HTTP セッションを共有するかどうかを指定する。
デフォルト値は false 。
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library
次の表では、library 要素内で定義できる要素について説明します。
追加情報および例については、「共有 J2EE ライブラリおよびオプション パッケージの作成」を参照。
要素
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必須/省略可能
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ファイル内での最大数
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解説
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<library-name>
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必須
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1
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参照される共有 J2EE ライブラリの名前を指定する。
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<specification-version>
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省略可能
|
1
|
最低限の仕様バージョン要件を指定する。
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<implementation-version>
|
省略可能
|
1
|
最低限の実装バージョン要件を指定する。
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<exact-match>
|
省略可能
|
1
|
指定した仕様バージョンおよび実装バージョンと参照したライブラリの仕様バージョンおよび実装バージョンが完全一致する必要があるどうかを指定する。
デフォルト値は false 。
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<context-root>
|
省略可能
|
1
|
参照される Web アプリケーションの共有 J2EE ライブラリのコンテキスト ルートを指定する。
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weblogic-application.xml スキーマ
weblogic-application.xml
デプロイメント記述子ファイルの XML スキーマについては、http://www.bea.com/ns/weblogic/90/weblogic-application.xsd を参照してください。
application.xml スキーマ
application.xml
デプロイメント記述子の要素の詳細については、http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/application_1_4.xsd の J2EE 1.4 スキーマを参照してください。