ナビゲーションをスキップ

Administration Console オンライン ヘルプ

  前 次 前/次ボタンと目次ボタンとの区切り線 目次  

アプリケーションのカスタム診断モニタの作成

始める前に

アプリケーションまたはアプリケーション モジュールにデプロイされている診断アプリケーション モジュールに、診断モニタ (カスタム モニタも含む) を追加します。アプリケーションのインスツルメンテーションのコンフィグレーションで説明されているように、診断アプリケーション モジュールを作成およびコンフィグレーションします (カスタム モニタの詳細については、WebLogic 診断フレームワークのコンフィグレーションと使い方のアプリケーション スコープのインスツルメンテーションのコンフィグレーションを参照してください)。


診断アプリケーション モジュールを作成するには、次の手順に従います。

  1. まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジ センタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジ センタの使用を参照)。
  2. 左ペインで、[デプロイメント] をクリックします。
  3. [デプロイメントの概要制御] ページで、診断モニタをコンフィグレーションするアプリケーションまたはアプリケーション モジュールの名前をクリックします。
  4. [(アプリケーション名またはモジュール名) の設定] ページで、[コンフィグレーションインスツルメンテーション] を選択します。
  5. [このモジュールの診断モニタ] の下にある [カスタム モニタを追加] をクリックします。
  6. [カスタム モニタを追加] ページで、[モニタ名] フィールドにモニタの名前を入力します。
  7. [説明] フィールドに説明を入力します (省略可能)。
  8. [場所の種類] フィールドから場所を選択します。[場所の種類] では、診断アクションがジョイントポイントから相対的にトリガされる場所を指定します。ジョイントポイントは、クラス内の特定の場所で、メソッドやメソッド内の呼び出しサイトなどを指します。
    • [] を選択すると、診断アクティビティはジョインポイントの前で行われます。
    • [] を選択すると、診断アクティビティはジョインポイントの後で行われます。
    • [前後] を選択すると、診断アクティビティはジョインポイントの前と後の両方で行われます。
  9. [ポイントカット] フィールドに、ポイントカットを定義する式を入力します。ポイントカットとは、一連のジョインポイントを指定する式です。以下のポイントカットの構文を使用します。

    カスタム モニタでは 2 種類のポイントカットを指定できます。

    • call: メソッドの呼び出し時にアクションを行います。
    • execution: メソッドの実行時にアクションを行います。

    ポイントカット式を定義する構文は次のとおりです。

    <pointcut> ::= [(] <joinpoint> [ <conditional> <joinpoint> ] [)]
    <joinpoint> ::= [(] <execution-joinpoint> | <call-joinpoint>
    <execution-pointcut> ::= execution ( <access-type> <joinpoint-signature> )
    <callsite-pointcut> ::= call ( <joinpoint-signature> )
    <joinpoint-signature> ::= <method-signature>
    <method-signature> ::= <return-type> <class-type>.<method-name>
    ( <parameter-list> ) 
    <return-type> ::= <class-type> | <primitive-type>
    <parameter-list> ::= <parameter-type> [, <parameter-type>] *
    <parameter-type> ::= <class-type> | <primitive-type> | <elepsis>
    <class-type> ::= [<use-class-heirarchy>] ?
    <class-or-interface-name-pattern>
    <conditional> ::= AND [NOT] | OR [NOT] | NOT
    <use-class-heirarchy> ::= '+'
    <elepsis> ::= '...'

    以下のルールが適用されます。

    • クラスの型とメソッド名ではワイルドカード (*) を使用できます。
    • 引数リストの省略記号 (...) は、その引数以外に任意の型の引数がいくつか (数は可変) あることを示します。
    • クラスの型に付けられた + (プラス記号) プレフィックスは、指定したクラス/インタフェース パターンを実装しているすべてのサブクラス、サブインタフェース、または具象クラスを示します。
    • ポイントカット式は、一致するジョインポイントを識別するパターンを指定します。パターンに対してジョインポイントを適合させると、有効な適合かどうかを示すブール型の値が返されます。
    • ポイントカット式を AND、OR、または NOT ブール演算子と組み合わて、複雑なポイントカット式ツリーを作成できます。
  10. [OK] をクリックします。
  11. これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジ センタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
    すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります。 (チェンジ センタの使用を参照)。

 

Skip navigation bar ページの先頭