Administration Console オンラインヘルプ

ドメイン間トランザクションの有効化

複数の WebLogic Server 9.x、8.x および 7.x ドメインにまたがる (つまり、すべての参加ドメインが WebLogic Server 9.x、8.x、または 7.x、あるいはこれらのバージョンの組み合わせで実行される) トランザクションを管理する、またはそのようなトランザクションに参加するには、すべてのドメインのセキュリティ資格を同じ値に設定する必要があります。資格の値を設定するには、すべてのドメインの各サーバについて以下の手順に従います。

まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジセンタで [ロックして編集] をクリックします (チェンジセンタの使用を参照)。
[ドメイン構造] ツリーで、ツリーの一番上のドメイン名を選択します。
[セキュリティ｜全般] タブを選択して、[詳細] をクリックし、詳細なコンフィグレーションオプションを表示します。
トランザクションが、9.0 よりも前のバージョンの WebLogic Server 上で実行されている場合は、[セキュリティの相互運用モード] で、[互換性] を選択します。
注意: この設定により、セキュリティ上のリスクが生じます。保護されていないチャネルを使用する他ドメインと通信する際に、サーバのカーネル ID が使われます。このカーネル ID は、インターセプトされる可能性があります。
[生成された資格を有効化] チェックボックスのチェックを外します。
[資格] に、ドメイン間トランザクションを有効化するために使用する新しい資格またはパスワードを入力します。複数のドメインにまたがるトランザクションに参加するすべてのドメインについて、同じ資格を入力する必要があります。
分散トランザクションに WebLogic Server 6.x ドメインが参加する場合は、WebLogic Server 6.x ドメインの system パスワードを使用します。
[保存] をクリックします。
これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジセンタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
すべての変更が即座に有効になるわけではありません。再起動が必要なものもあります。 (チェンジセンタの使用を参照)。

完了した後に

ドメイン間トランザクションに参加するすべてのドメインについて、同じ資格の値を使用して、上記の手順を繰り返します。

WebLogic Server 6.1 で実行されるドメインがある場合は、システムパスワードの変更に記載の、system パスワードをそれ以降のバージョンの WebLogic Server で実行されるドメインで指定される資格と同じ値に設定する手順を参照してください。