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WebLogic Server は、Simple Network Management Protocol (SNMP) を使用して企業全体の管理システムと通信することができます。各 WebLogic Server ドメインで、管理サーバは SNMP エージェントをホストします。SNMP エージェントはドメイン中の WebLogic Server MBean から管理データを収集して SNMP 通信モジュール (トラップ) に変換し、そのトラップを SNMP マネージャに転送します。
管理対象 Bean (MBean) は、Java Management Extensions (JMX) に基づいた汎用的な管理インタフェースを提供する Java Bean です。すべての WebLogic リソースは MBean を備えており、WebLogic SNMP エージェントは MBean の JMX インタフェースを使用して、モニタ データを取得します。SNMP マネージャはトラップを受信するソフトウェア コンポーネントです。SNMP マネージャは、GUI 管理コンソールに統合することも、出力をスクリプトや API に直接送信することもできます。WebLogic Server には、コマンドラインで実行する簡単な Java ベースの SNMP マネージャがあります。WebLogic SNMP エージェント コマンドライン リファレンスを参照してください。
WebLogic SNMP エージェントを使用してさまざまなネットワーク リソースから SNMP リクエストを収集し、他の SNMP エージェントに転送することもできます。SNMP プロキシの作成を参照してください。
SNMP を使用してドメインのコンフィグレーションを変更することはできません。
MIB のロードについては、SNMP マネージャのベンダが提供しているマニュアルを参照してください。
WebLogic Server は MIB を WL_HOME\server\lib\ BEA-WEBLOGIC-MIB.asn1 にインストールします。WL_HOME は WebLogic Server をインストールしたディレクトリです。
トラップ送り先には、WebLogic SNMP エージェントから SNMP マネージャにトラップを送信するのに必要な情報が含まれています。
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