WebLogic リソース アダプタ プログラマーズ ガイド
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以下の節では、このマニュアル『WebLogic リソース アダプタ プログラマーズ ガイド』の内容と構成について説明します。
このマニュアルは、リソース アダプタのユーザ、デプロイヤ、WebLogic Server にデプロイされる J2EE リソース アダプタを含んだアプリケーションを開発するソフトウェア開発者を対象としています。また、WebLogic Server を評価するビジネス アナリストや、特定のアプリケーションで WebLogic Server リソース アダプタの使用を考えているシステム設計者にとって便利な情報も掲載されています。
このマニュアルのトピックでは、ソフトウェア プロジェクトの設計および開発段階に関連する情報を提供します。また、プロジェクトのテストおよびプロダクション前の段階で見つかるアプリケーションの問題を解決する上で便利なトピックもあります。
このマニュアルでは、プロダクション段階での管理、モニタ、パフォーマンス チューニングについては扱いません。これらのトピックに関する WebLogic Server のマニュアルとリソースへのリンクについては、「関連マニュアル」を参照してください。
このマニュアルは、J2EE およびリソース アダプタの概念に精通している読者を対象としています。リソース アダプタの開発に関する基本的なドキュメントは Sun Microsystems の J2EE コネクタ アーキテクチャ仕様、バージョン 1.5 最終リリース (http://java.sun.com/j2ee/connector/) です (このマニュアルでは「J2CA 1.5 仕様」と呼びます)。リソース アダプタの開発者は J2CA 1.5 仕様について理解しておく必要があります。このマニュアルでは、WebLogic Server リソース アダプタの付加価値機能と、WebLogic Server 機能を使用してリソース アダプタを実行するための主要な情報を重点的に扱います。
リソース アダプタの開発に関する基本的なドキュメントは Sun Microsystems の J2EE コネクタ アーキテクチャ仕様、バージョン 1.5 最終リリース (http://java.sun.com/j2ee/connector/) です (このマニュアルでは「J2CA 1.5 仕様」と呼びます)。このマニュアルは、J2CA 1.5 仕様について理解していることを前提としており、WebLogic Server リソース アダプタの開発に特有の設計および開発情報が含まれています。
WebLogic Server アプリケーションを開発、デプロイ、およびモニタするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。
このマニュアルに加えて、ソフトウェア開発者向けにリソース アダプタのサンプルが用意されています。WebLogic Server では、任意で API コード サンプルを WL_HOME\samples\server\examples\src\examples
にインストールできます。WL_HOME
は、WebLogic Server の最上位インストール ディレクトリです。[スタート] メニューの [WebLogic Server Examples] から、サンプル サーバを起動し、サンプルとその実行手順に関する情報を確認できます。
このリリースの WebLogic Server で提供されるリソース アダプタのサンプルは J2CA 1.5 仕様に準拠しています。独自のリソース アダプタを開発する前に、このリソース アダプタ サンプルを検討および実行して理解しておくことをお勧めします。
このリリースの WebLogic Server での新機能、変更点、非推奨になった機能の詳細については、『リリース ノート』の「WebLogic Server 9.1 の新機能」を参照してください。
リソース アダプタを含むすべての WebLogic Server API に関する、一般リリースおよびサービスパックで確認された問題の詳細については、「WebLogic Server に関する確認済みおよび解決済みの問題」を参照してください。
注意 : WebLogic Server 9.0 で追加された新機能については、『リリース ノート』の「WebLogic Server 9.0 の新機能」を参照してください。
Link-Ref メカニズムは WebLogic Server リリース 8.1 で導入されました。基本アダプタを 1 つデプロイし、そのコードを、さまざまなコンフィグレーション プロパティを持つ複数の論理的なアダプタで共有できるようにするものです。J2CA 1.5 仕様に基づいて開発されたリソース アダプタでは、Link-Ref メカニズムは非推奨となり、新しい J2EE ライブラリ機能で置き換えられています。ただし、J2CA 1.0 仕様に基づいて開発されたリソース アダプタについては、Link-Ref メカニズムが引き続きサポートされます。J2EE ライブラリの詳細については、『WebLogic Server アプリケーションの開発』の「共有 J2EE ライブラリおよびオプション パッケージの作成」を参照してください。1.0 リソース アダプタで Link-Ref メカニズムを使用する方法については、「(非推奨) Link-Ref メカニズムのコンフィグレーション」を参照してください。
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