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MBean タイプおよび属性名の決定


MBean をモニタし、MBean の属性が指定した方法で変更されたらトラップを生成するように WebLogic Server をコンフィグレーションできます。WebLogic Server SNMP エージェントは、対応する管理対象オブジェクトが WebLogic Server MIB で定義されている MBean に対してのみ、トラップを生成することができます。

管理対象 Bean (MBean) は、Java Management Extensions (JMX) に基づいた汎用的な管理インタフェースを提供する Java Bean です。すべての WebLogic リソースは MBean を備えており、WebLogic SNMP エージェントは MBean の JMX インタフェースを使用して、モニタ データを取得します。各 MBean はあるタイプのインスタンスであり、MBean タイプは、MBean が公開する属性の集合を定義するものです。

WebLogic Server MIB の管理対象オブジェクトに対応する MBean タイプと属性名を調べるには、次の手順に従います。

  1. WebLogic Server MIB Reference を参照して、モニタする管理対象オブジェクトを見つけます。

    MIB 内で、名前に Runtime という語が含まれるオブジェクトは、サーバの実行時の状態を表しています。それ以外のオブジェクトは、サーバのコンフィグレーションを表しています。

  2. MIB 管理対象オブジェクトに対応する MBean タイプと属性名を調べるには、次の手順に従います。
    1. MIB テーブル内の、スカラー オブジェクトを参照する (格納する) テーブル形式のオブジェクトの名前を調べます。

      たとえば、スカラー オブジェクト serverRuntimeState は、テーブル形式のオブジェクト serverRuntimeTable に存在します。

    2. 対応する MBean タイプの名前を調べるには、テーブル形式のオブジェクトの名前からスペースと「table」という語を削除します。

      たとえば、serverRuntimeTable は ServerRuntime MBean タイプに対応しています。

    3. MBean 属性の名前を調べるには、スカラー オブジェクトからテーブル形式のオブジェクトの名前を削除します。

      たとえば、serverRuntimeState オブジェクトは State MBean 属性に対応しています。

 

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