表 3-2 JMS サーバおよび JMS システム モジュール リソースの MBean
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JMS サーバは、JMS システム モジュール内の対象送り先リソース (キューおよびトピック) の管理コンテナとして機能するコンフィグレーション エンティティ。JMS サーバの最も重要な役割は、JMS サーバの送り先で受信されるすべての永続メッセージ用の永続ストアに関する情報を管理することと、JMS サーバの送り先で作成される恒久サブスクライバの状態を管理すること。また、対象送り先のコンテナとして、JMS サーバに対して加えられたコンフィグレーションの変更または実行時の変更をすべての送り先に対して有効にできる。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 JMSServerMBean 」を参照。
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JMS システム リソースは、その定義がアプリケーションではなく、システム コンフィグレーションの一部であるリソース。リソースの記述子は、WebLogic コンフィグレーション ファイルを介してリンクされるが、別の記述子ファイル内に存在する。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 JMSSystemResourceMBean 」を参照。
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サブデプロイメントを使用すると、JMS モジュール内の一部のリソースを JMS サーバへ、その他の JMS リソースをサーバ インスタンスまたはクラスタへデプロイできる。スタンドアロンのキューまたはトピックでは、1 つの JMS サーバのみを対象として指定できる。一方、接続ファクトリ、共通分散送り先 (uniform distributed destination:UDD)、および外部サーバでは、1 つまたは複数の JMS サーバやサーバ インスタンス、またはクラスタを対象として指定できる。このため、サブデプロイメントに複数の JMS サーバを対象とするメンバーが含まれる場合、スタンドアロンのキューまたはトピックをそのサブデプロイメントに関連付けることはできない。しかし、UDD はこのようなサブデプロイメントにも関連付けることができる。UDD の目的は、そのメンバーをドメイン内の複数の JMS サーバに分散することだからである。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 SubDeploymemtMBean 」を参照。
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JMS モジュール Bean ツリーの最上位。すべての JMS モジュールはルート Bean (親のない Bean) として JMSBean を持つ。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 JMSBean 」を参照。
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送り先が受信メッセージに適用できる、ユニークなソート順を定義する。デフォルトでは、メッセージのソート順は、各メッセージのユニークな JMSMessageID に基づいて昇順にソートが行われる、FIFO (先入れ先出し) になる。ただし、LIFO (後入れ先出し) など、送り先に対して別のソート方式を使用するように送り先キーをコンフィグレーションすることもできる。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 DestinationKeyBean 」を参照。
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複数の JMS サーバに分散されるが、単一の論理キューとして JMS クライアントにアクセス可能な、一連のキューを定義する。分散キューは、ロード バランシングおよび負荷分散に役立ち、スタンドアロンのキューと同じプロパティを多く持つ。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 DistributedQueueBean 」を参照。
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複数の JMS サーバに分散されるが、単一の論理トピックとして JMS クライアントにアクセス可能な、一連のトピックを定義する。分散トピックは、ロード バランシングおよび負荷分散に役立ち、スタンドアロンのトピックと同じプロパティを多く持つ。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 DistributedTopicBean 」を参照。
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現在のドメインの一部ではない、外部のメッセージング プロバイダまたはリモート WebLogic Server インスタンスを定義する。これは、他のベンダの JMS 製品と統合を行う際、またはローカル WebLogic JNDI ツリーにおいて他のクラスタまたはドメイン内の WebLogic Server のリモート インスタンスを参照する際に、役立つ。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 ForeignServerBean 」を参照。
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JMS クライアントに対する接続の作成に使用される、一連の接続コンフィグレーション パラメータを定義する。接続ファクトリは、JMS クライアントへ返される接続のプロパティをコンフィグレーションできるほか、デフォルトの配信、トランザクション、およびメッセージ フロー制御パラメータについてコンフィグレーション可能なオプションを提供する。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 JMSConnectionFactoryBean 」を参照。
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非同期のピア通信に使用される、ポイント ツー ポイント送り先のタイプを定義する。キューに配信されたメッセージは、1 つのコンシューマにのみ配信される。しきい値、ロギング、配信オーバーライド、配信エラーのオプションなど、キューの動作を多面的にコンフィグレーションできる。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 QueueBean 」を参照。
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送り先で使用できるシステム リソースの割り当てを制御する。たとえば、送り先で格納できるバイト数を Quota リソースを使ってコンフィグレーションできる。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 QuotaBean 」を参照。
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JMS 送り先のエクスポート元であるリモート サーバ インスタンスまたはクラスタの URL を定義する。また、リモートのサーバ インスタンスまたはクラスタで認証および認可されるためのセキュリティ資格も含まれる。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 SAFRemoteContextBean 」を参照。
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SAF サービスがリモート送り先へのメッセージの転送に失敗した場合に行う処理を定義する。コンフィグレーション オプションには、エラー処理ポリシー (リダイレクト、ログ、破棄、または常に転送)、ログ フォーマット、および送信の再試行に関するパラメータが含まれる。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 SAFErrorHandlingBean 」を参照。
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SAFImportedDestinationsBean
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インポート済みのストア アンド フォワード (SAF) 送り先の集合を定義する。SAF 送り先は、ローカル サーバ インスタンスまたはクラスタがリモート サーバ インスタンスまたはクラスタにメッセージを送信できるよう、ローカル クラスタまたはサーバ インスタンスにインポートされるリモート サーバ インスタンスまたはクラスタにおけるキューまたはトピックを表す。送り先の SAF エクスポートのパラメータが明示的に無効になっていない限り、デフォルトでは、すべての JMS 送り先が自動でエクスポートされる。SAF のインポートされた送り先の各集合は、リモート SAF コンテキスト リソース、また必要に応じて SAF エラー処理リソースに関連付けられている。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 SAFImportedDestinationsBean 」を参照。
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複数の送り先について、一連のデフォルト コンフィグレーション設定を定義する。送り先でテンプレートが指定されているが、パラメータの値が明示的に設定されていない場合、そのパラメータは、指定済みのテンプレートからその値を取得する。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 TemplateBean 」を参照。
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非同期のピア通信に使用される、パブリッシュ/サブスクライブ送り先のタイプを定義する。トピックに配信されたメッセージは、すべてのトピック コンシューマに配信される。しきい値、ロギング、配信オーバーライド、配信エラー、マルチキャストのパラメータなど、トピックの動作を多面的にコンフィグレーションできる。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 TopicBean 」を参照。
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UniformDistributedQueueBean
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共通のコンフィグレーションが行われた分散キューを定義する。このキューのメンバーは、特に重み付け、セキュリティ、永続性、ページング、および割り当てに関する、すべての分散キュー パラメータについて一貫したコンフィグレーションを備えている。これらの共通分散キュー メンバーは、共通分散キューの対象指定に基づき、JMS サーバ上に作成される。共通分散キューは、メッセージのロード バランシングおよび配信に役立つものであり、しきい値、ロギング、配信オーバーライド、および配信エラーのパラメータを含めて、スタンドアロン キューと同じプロパティを多く備えている。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 UniformDistributedQueueBean 」を参照。
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UniformDistributedTopicBean
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共通のコンフィグレーションが行われた分散トピックを定義する。このトピックのメンバーは、特に重み付け、セキュリティ、永続性、ページング、および割り当てに関する、すべての共通分散トピック パラメータについて一貫したコンフィグレーションを備えている。これらの共通分散トピック メンバーは、共通分散トピックの対象指定に基づき、JMS サーバ上に作成される。共通分散トピックは、メッセージのロード バランシングおよび配信に役立つものであり、しきい値、ロギング、配信オーバーライド、および配信エラーのパラメータを含めて、スタンドアロン トピックと同じプロパティを多く備えている。
『WebLogic Server MBean リファレンス』の「 UniformDistributedTopicBean 」を参照。
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