![]() ![]() ![]() ![]() |
この章では、『WebLogic JTA プログラマーズ ガイド』の内容と構成について説明します。
このマニュアルは、WebLogic Server 環境で動作するトランザクション対応 Java アプリケーションの構築に関心のあるアプリケーション開発者を対象としています。読者は、WebLogic Server プラットフォーム、Java™ 2 Enterprise Edition (J2EE) プログラミング、およびトランザクション処理の概念に精通していることが前提となっています。
このマニュアルには、JTA 固有の設計および開発上の情報が含まれています。WebLogic Server アプリケーションを開発、デプロイ、およびモニタするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。
このマニュアルの他にも、トランザクション対応アプリケーションの開発に関するさまざまなコード サンプルやチュートリアルが用意されています。それらのサンプルとチュートリアルは WebLogic Server の動作を例示し、主要なアプリケーション開発タスクを実行する実際的な手順を示します。サンプル サーバは、Windows マシンの [スタート] メニューから起動できます。Linux などのプラットフォームでは、WL_HOME\samples\domains\wl_server
ディレクトリから examplesServer を起動できます。WL_HOME
は、WebLogic Platform の最上位のインストール ディレクトリです。
MedRec は WebLogic Server に付属したエンドツーエンドのサンプル J2EE アプリケーションであり、一元的で独立した医療記録管理システムをシミュレートします。MedRec アプリケーションは、患者、医師、および管理者に対して、さまざまなクライアントを使用して患者のデータを管理するためのフレームワークを提供します。
MedRec では WebLogic Server と J2EE の機能が例示され、BEA 推奨のベスト プラクティスが重要点として示されます。MedRec は WebLogic Server 配布キットに含まれており、Windows マシンの [スタート] メニューからアクセスできます。Linux などのプラットフォームでは、WL_HOME\samples\domains\medrec
ディレクトリから MedRec を起動できます。WL_HOME
は、WebLogic Platform の最上位のインストール ディレクトリです。
以下の節では、WebLogic Server 9.2 の JTA に関する新機能と変更点について説明します。
注意 : | WebLogic Server はバージョン 9.0 で大幅に変更されています。これらの変更点は、以降のリリースにも適用されます。WebLogic Server 9.0 で導入された機能の詳細については、「WebLogic Server 9.0 の新機能」を参照してください。その後のリリースの新機能および変更点については、各リリースの「WebLogic Server の新機能」を参照してください。 |
この機能によって、ロギング ラスト リソース (LLR) トランザクションの最適化では、フェイルオーバ後にトランザクション回復サービスの移行を利用できるようになります。「LLR のフェイルオーバに関する考慮事項」を参照してください。
![]() ![]() ![]() |