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以下の節では、『WebLogic 診断フレームワーク コンソール拡張の使い方』の内容と対象読者について説明します。
WebLogic 診断フレームワーク (WebLogic Diagnostic Framework : WLDF) コンソール拡張は WebLogic 診断フレームワークの一部であり、サーバやその上で動作するアプリケーションの診断データをグラフィカルに表現するためのツールです。診断データを生成、取得、および永続化するための基底の機能は WLDF フレームワークによって提供され、WLDF コンソール拡張は、そのデータをテーブル、チャート、グラフに表現するための追加のツールを提供します。
WLDF コンソール拡張は、BEA WebLogic Server® Administration Console の拡張機能として、WebLogic Server コンソール拡張アーキテクチャを使用して実装されています (『Administration Console の拡張』を参照してください)。
WLDF コンソール拡張は WebLogic Server 9.2 に付属していますが、手動でインストールする必要があります。「WLDF コンソール拡張のインストールと表示」を参照してください。
このドキュメントでは、WLDF コンソール拡張機能とインストール手順について説明します。システム管理者をはじめ、WebLogic Server インスタンスとそこにデプロイされたアプリケーションの診断データをグラフィカルな表現で確認する必要があるユーザを対象としています。
このマニュアルは、読者が WebLogic Server をインストールしたオペレーティング システムおよびプラットフォームと Web テクノロジに精通していることを前提としています。
以下は、このリリースでの WLDF コンソール拡張の新機能です。
MBean タイプに対してカスタム メトリックを定義できます。定義すると、MBean インスタンスのカスタム メトリック属性を他の属性と同じようにグラフにすることができます。「カスタム メトリックの作成」を参照してください。
グラフとチャートの切り取り、コピー、および貼り付けができます。この機能によって、グラフとチャートをより柔軟に整理できるようになります。グラフとチャートをビューから別のビューへコピーしたり移動したりできます。「ビュー内のチャートおよびグラフの整理」および「キーボード リファレンス」を参照してください。
WLDF コンソール拡張に、新しいアイコンを加えたほか、コンテキスト メニューで利用できる追加機能など、ビジュアル ツールに対するさまざまな改良を行いました。
[Global Properties] タブで、デフォルトのビュー ポート サイズ (チャートに表示される時間間隔)、およびチャートを拡大または縮小する (したがってビュー ポイント サイズを変更する) ためのデフォルトの拡大縮小率を設定できます。「グローバル プロパティの設定」を参照してください。
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