ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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キャッシング レルム

 

以下に、Administration Console を使用して、キャッシング レルムのコンフィグレーションや管理に必要な属性を設定する手順を説明します。キャッシング レルムについては、『管理者ガイド』の「セキュリティの管理」を参照してください。

 


新しいキャッシング レルムのコンフィグレーション

  1. 左ペインの [キャッシング レルム] ノードをクリックします。右ペインに [キャッシング レルム] テーブルが表示され、ドメインで定義されているすべてのキャッシング レルムが示されます。

  2. [新しい Caching Realm のコンフィグレーション] テキスト リンクをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、新しく作成するキャッシング レルムの設定に関連するタブが示されます。

  3. [名前] および [基本レルム] 属性フィールドに値を入力します。[キャッシュで大文字/小文字を区別] チェックボックスをクリックすると、大文字/小文字を区別できます。

  4. [作成] をクリックして、[名前] フィールドに指定した名前でキャッシング レルムのインスタンスを作成します。新しいインスタンスが左ペインの [キャッシング レルム] ノードの下に追加されます。

  5. [ACL]、[認証]、[グループ]、[ユーザ]、および [パーミッション] タブを個々にクリックして、属性フィールドを変更するか、デフォルト値をそのまま使用します。

  6. [適用] をクリックして、変更を保存します。

 


キャッシング レルムのクローンの作成

  1. 左ペインの [キャッシング レルム] ノードをクリックします。右ペインに [キャッシング レルム] テーブルが表示され、ドメインで定義されているすべてのキャッシング レルムが示されます。

  2. クローンを作成するキャッシング レルムの行の [クローン] アイコンをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、キャッシング レルムのクローンの作成に関連するタブが示されます。

  3. [名前] および [基本レルム] 属性フィールドに値を入力します。[キャッシュで大文字/小文字を区別] チェックボックスをクリックすると、大文字/小文字を区別できます。

  4. 右下隅の [作成] ボタンをクリックして、[名前] フィールドに指定した名前でキャッシング レルムのインスタンスを作成します。新しいインスタンスが左ペインの [キャッシング レルム] ノードの下に追加されます。

  5. [ACL]、[認証]、[グループ]、[ユーザ]、および [パーミッション] タブを個々にクリックして、属性フィールドを変更するか、デフォルト値をそのまま使用します。

  6. [適用] をクリックして、変更を保存します。

 


キャッシング レルムの削除

  1. 左ペインの [キャッシング レルム] ノードをクリックします。右ペインに [キャッシング レルム] テーブルが表示され、ドメインで定義されているすべてのキャッシング レルムが示されます。

  2. 削除するキャッシング レルムの行の [削除] アイコンをクリックします。削除要求の確認を求めるダイアログが右ペインに表示されます。

  3. [はい] をクリックして、キャッシング レルムを削除します。[キャッシング レルム] ノードの下のキャッシング レルム アイコンが削除されます。

 


[コンフィグレーション]

[一般]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[名前]

アクティブなセキュリティ レルムを表示する。このフィールドは変更不可。

文字列

MyCachingRealm

[基本レルム]

キャッシング レルムと共に使用される代替セキュリティ レルムまたはカスタム セキュリティ レルムの名前。

リスト

なし

[キャッシュで大文字/小文字を区別]

指定したセキュリティ レルムで大文字/小文字を区別するかどうかを定義する。デフォルトでは、このフィールドは有効になっており、大文字/小文字は区別される。大文字/小文字を区別しないレルム(Windows NT および LDAP のセキュリティ レルムなど)を使用するには、このフィールドを無効にする必要がある。

ブール

選択されている = True

選択されていない = False

True

[ACL]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[ACL キャッシュを有効化]

ACL キャッシュを有効化するオプション。

ブール

選択されている = True

選択されていない = False


True

[ACL キャッシュ サイズ]

キャッシュする ACL ルックアップの最大数。

最高のルックアップ性能を実現する適切な数

211

[成功時の ACL キャッシュ生存時間]

成功したルックアップの結果を保持する秒数。

整数

60

[失敗時の ACL キャッシュ生存時間]

失敗したルックアップの結果を保持する秒数。

整数

10

[認証]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[認証キャッシュを有効化]

認証キャッシュが有効な場合に True に設定される。

ブール

選択されている = True

選択されていない = False

True

[認証キャッシュ サイズ]

キャッシュする認証要求の最大数を設定する。

最高のルックアップ性能を実現する適切な数

211

[成功時の認証キャッシュ生存時間]

成功したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

60

[失敗時の認証キャッシュ生存時間]

失敗したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

10

[グループ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[グループ キャッシュを有効化]

グループ キャッシュが有効な場合に True に設定される。

ブール

選択されている = True

選択されていない = False

True

[グループ キャッシュ サイズ]

キャッシュするグループ ルックアップの最大数を設定する。

最高のルックアップ性能を実現する適切な数

211

[成功時のグループ キャッシュ生存時間]

成功したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

60

[失敗時のグループ キャッシュ生存時間]

失敗したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

10

[グループ メンバシップ キャッシュ生存時間]

更新前にグループのメンバを保存する秒数を設定する。

整数

300

[ユーザ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[ユーザ キャッシュを有効化]

ユーザ キャッシュが有効な場合に True に設定される。

ブール

選択されている = True

選択されていない = False


True

[ユーザ キャッシュ サイズ]

キャッシュするユーザ ルックアップの最大数を設定する。

最高のルックアップ性能を実現する適切な数

211

[成功時のユーザ キャッシュ生存時間]

成功したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

60

[失敗時のユーザ キャッシュ生存時間]

失敗したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

10

[パーミッション]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[パーミッション キャッシュを有効化]

許可キャッシュが有効な場合に True に設定される。

ブール

選択されている = True

選択されていない = False


True

[パーミッション キャッシュ サイズ]

キャッシュする許可ルックアップの最大数を設定する。

最高のルックアップ性能を実現する適切な数

211

[成功時のパーミッション キャッシュ生存時間]

成功したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

60

[失敗時のパーミッション キャッシュ生存時間]

失敗したルックアップの結果を保持する秒数を設定する。

整数

10

[メモ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[メモ]

ユーザ入力用の領域を提供する。

文字列

NULL

キャッシング レルムについては、『管理者ガイド』の「セキュリティの管理」を参照してください。

 

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