ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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ドメイン

 

以下の手順では、Administration Console を利用してドメイン情報表示用の属性を設定する方法について説明します。ドメインの詳細については、『WebLogic Server 管理者ガイド』の「ログ メッセージを使用した WebLogic Server の管理」を参照してください。

 


ドメインの状態の表示

  1. 左ペインで、ユーザの「ドメイン」を表すインスタンス ノード(インストール時にWebLogic 管理ドメイン名に mydomain を指定し、 サーバ名にmyserver を指定した場合は myDomain)をクリックします。右ペインにドメイン ダイアログが表示され、このドメインに関連するタブが示されます。

  2. [モニタ] タブをクリックします。

  3. [ドメインの状態を参照します] テキスト リンクをクリックします。右ペインにドメインの状態ビューが表示され、[サーバ] テーブルとこのドメインのログが示されます。

 


ドメイン ログの表示

  1. 左ペインで、ユーザの「ドメイン」を表すインスタンス ノード(myDomain)を右クリックします。ポップアップ メニューが開きます。

  2. [ドメインログを参照します] をクリックします。右ペインにログが表示されます。

 


アプリケーション管理設定の編集

  1. 左ペインで、ユーザの「ドメイン」を表すインスタンス ノード (myDomain) をクリックします。右ペインにドメイン ダイアログが表示され、このドメインに関連するタブが示されます。

  2. [アプリケーション] タブをクリックします。

  3. [自動更新間隔] 属性フィールドの値を編集します。[自動デプロイを有効化] チェックボックスをクリックすると、アプリケーションはドメインにインストールされた時点で自動的にデプロイされることになります。

  4. [適用] をクリックして、変更を保存します。

 


[コンフィグレーション]

[一般]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[ドメイン名]

当該コンフィグレーションの名前を返す。

カンマとスペースを含まない 256 文字までの英数字

mydomain

[コンソール有効化]

コンソールを有効または無効にするのに用いられる。


選択されている

[コンソール コンテキスト パス]

WebLogic Server コンソールのコンテキスト パスを設定するのに用いられる。


console

[JTA]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[タイムアウト秒数]

強制ロールバックされるまで、トランザクションがアクティブ状態を継続できる時間(秒単位)。

整数

30 秒

[トランザクションを保持する最長時間]

トランザクション コーディネータがトランザクションの完了を試み続ける最長時間(秒単位)。

整数

86400 秒

[beforeCompletion の反復上限]

強制ロールバックされるまでに処理される beforeCompletion コールバックの回数。

整数

10

[最大トランザクション数]

個々のサーバ上で一度にアクティブになりうるトランザクションの最大数。

整数

10000

[ユニーク名の最大数]

サーバが一度にトラッキングできるユニークなトランザクション名の最大数。

整数

1000

[ヒューリスティックを無視]

ヒューリスティックな結果が得られたトランザクションをすべて無視するようにトランザクション マネージャがリソースに指示するかどうかを指定するブール値。

True = 選択されていない

False = 選択されている

選択されていない

[SNMP]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[有効化]

SNMP サービスは SNMP エージェント機能を提供し、管理サーバの一部を構成する。SNMP エージェントはドメインのすべての WebLogic リソースを監視する。コンフィグレーションの変更を有効にするには、管理サーバを再起動する必要がある。

True = 有効

False = 無効

False

[SNMP ポート]

このポートは、WebLogic SNMP エージェントがSNMP マネージャから着信する要求をリスンするポート。

有効なリスン ポート

161

[MIB データの更新間隔]

SNMP エージェントはすべての属性値のキャッシュを維持管理し、そのキャッシュから属性値を取得することでマネージャからの要求に応答する。[MIB データの更新間隔] は、SNMP エージェントがこのキャッシュを完全に更新する間隔(秒単位)。SNMP エージェントは更新を行う際に、WebLogic SNMP MIB に記述されているすべてのWebLogic 属性を取得する。

整数(秒単位)

120

[サーバ状態チェック間隔係数]

SNMP エージェントは、 [MIB データの更新間隔] にこの数字を乗じて、ドメイン内の管理対象サーバが稼働しているかどうかを判定するためのチェックを行う頻度を決定する。なお、エージェントはこの値を MIB キャッシュから取得する。[サーバ 状態 チェック間隔係数] が 1 ならば、WebLogic SNMP エージェントは、[MIB データの更新間隔] に定義されている間隔で、管理対象サーバが稼働しているかどうかを調べる。

正の整数

MIBキャッシュから取得

[コミュニティ プレフィックス]

この文字列は、SNMP マネージャと通信するための平文パスワードの役目を果たす SNMP コミュニティ名を作成するために使われる。SNMP マネージャから送られるコミュニティ プレフィックスがこの属性に設定されている値と一致しない場合には、SNMP エージェントは要求側に authenticationFailuretrap を返す。

文字列

値が community_prefix@server_name の形式の場合、エージェントは指定された管理対象サーバのデータだけを返す。値が community_prefix@domain_name の形式の場合、 エージェントはドメイン内の全サーバのデータを返す。SNMP マネージャが community_prefix だけを送信する場合、エージェントは管理サーバのデータだけを取り出す。

Null

[デバッグ レベル]

管理者へ送られるデバッグ メッセージのレベルを設定する。この値が 0 に設定されると、デバッグ メッセージは作成されない。値が正であれば、エージェント コードの実行内容を記述したメッセージが作成される。この値が大きいほど、メッセージの内容は詳細になる。

0 〜 3 の整数

0

[ログ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[ファイル名]

ログ ファイルの名前を返す。

文字列

config/mydomain/logs/wl-domain.log

[ローテーション タイプ]

使用するローテーションのタイプを選択できるようにする。

リスト

なし

[最小ファイルサイズ]

1 ファイルのサイズのしきい値を設定する。

整数

500

[ファイルローテーション間隔]

1 ファイルの制限時間を設定する。

整数

24

[ファイル数の制限]

ファイル制限の状態を判定するために使用する。

選択されている = 有効

選択されていない = 無効

選択されていない

[ファイル数]

作成するファイル数の上限を設定する。

整数

7

[アプリケーション]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[自動デプロイを有効化]

自動デプロイメント機能を設定する。

選択されている = 有効

選択されていない = 無効

選択されている

[自動更新間隔]

アプリケーションの自動更新の間隔を設定する。

整数

3000

 


[セキュリティ]

[一般]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[監査プロバイダ クラス]

監査プロバイダを指定できるようにする。

有効な監査プロバイダ クラスの名前

Null

[ゲスト不可]

デフォルトのユーザ「Guest」 を無効にする。

ブール

True = 選択されている

False = 選択されていない

選択されている

[ファイル レルム]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[キャッシング レルム]

セキュリティを設定または確認したいキャッシング レルムを選択できるようにする。

リスト

何も選択されていない

[最大ユーザ数]

ファイル レルムでサポートされるユーザの最大数

最大値は 10,000、最小値は 1。最大値は適用されない。つまり、最大値を設定すると警告が出る。

1000

[最大グループ数]

ファイル レルムでサポートされるグループの最大数

最大値は 10,000、最小値は 1。最大値は適用されない。つまり、最大値を設定すると警告が出る。

1000

[最大 ACL 数]

ファイル レルムでサポートされる ACL の最大数

最大値は 10,000、最小値は 1。最大値は適用されない。つまり、最大値を設定すると警告が出る。

1000

[パスワード]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[最小パスワード文字数]

パスワードに必要な文字数を設定する。パスワードは 8 文字以上でなければならない。

8 文字以上

8

[ロックアウト有効化]

この属性を選択すると、無効なログインが試みられたときにユーザ アカウントがロックされる。

ブール

有効 = 選択されている

無効 = 選択されていない

選択されている

[ロックアウトしきい値]

ユーザが何回ログインを試みて失敗するとアカウントがロックされるかを示す回数。それ以上そのアカウントにアクセスしようとすると(ユーザ名とパスワードの組合せが正しくても)セキュリティ例外が発生する。システム管理者によって明示的にロックが解除されるか、あるいはロックアウト継続時間が経過したあとに別のログインが試みられるまで、アカウントはロックされたままになる。なお、[ロックアウト リセット遅延] 属性で定義された時間内に無効なログインを繰り返し試みないかぎり、失敗した回数([LockoutThreshold] 属性の値を上限とする)には数えられない点に注意。

1 〜 99,999


5

[ロックアウト遅延]

[ロックアウト リセット遅延] 属性で指定された時間内に無効なログインが所定の回数以上試みられたときにユーザ アカウントがロックされる時間(分単位)を指定。

0 〜 999999 秒

30

[ロックアウト リセット遅延]

どれだけの時間(分単位)内に無効なログインの試みが繰り返されるとユーザのアカウントがロックされるかを指定する。このフィールドで定義された時間内に、[ロックアウトしきい値] フィールドに定義された回数だけ無効なログインを試みると、アカウントがロックされる。

整数

5 分

[ロックアウト キャッシュ サイズ]

使用しなかった無効なログインの試みを一時的に保存しておくためのキャッシュのサイズを設定するのに使われる。

0 〜 10

5

[詳細設定]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[接続フィルタ]

セキュリティ レルムの接続フィルタを選択できるようにする。

リスト

何も選択されていない

[結果バッチサイズ]




[すべてのログをチェック]




[メモ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[メモ]

ユーザが情報を入力するための領域

英数字の文字列

Null

ドメインの詳細については、『WebLogic Server 管理者ガイド』の「ログ メッセージを使用した WebLogic Server の管理」 を参照してください。

 

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