ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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LDAP レルム(廃止)

 

以下に、Administration Console を使用して、LDAP レルムの作成や管理に必要な属性を設定する手順を説明します。LDAP レルムの詳細については、『管理者ガイド』の「セキュリティの管理」を参照してください。

 


LDAP レルムの作成

  1. 左ペインの [レルム] ノードをクリックします。ドメインで定義されているすべての LDAP レルムを示す [レルム] テーブルが右ペインに表示されます。

  2. [新しい LDAP Realm V1 (Deprecated) のコンフィグレーション] テキスト リンクをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、新しく作成するレルムの設定に関連するタブが示されます。

  3. [名前] 属性フィールドに値を入力します。

  4. 右下隅の [作成] ボタンをクリックして、レルムのインスタンスを [名前] フィールドで指定した名前で作成します。左ペインの [レルム] ノードの下に、新しいインスタンスが追加されます。

  5. [LDAP レルム V1 (廃止)]、[ユーザ]、および [グループ] タブを個々にクリックして、属性フィールドを変更するか、デフォルト値をそのまま使用します。

  6. [適用] をクリックして、変更を保存します。

 


LDAP レルムのクローンの作成

  1. 左ペインの [レルム] ノードをクリックします。ドメインで定義されているすべての LDAP レルムを示す [レルム] テーブルが右ペインに表示されます。

  2. クローンを作成するレルムの行で [クローン] アイコンをクリックします。右ペインにダイアログが表示され、レルムのクローンの作成に関連するタブが示されます。

  3. [名前] 属性フィールドに値を入力します。

  4. [作成] をクリックして、[名前] フィールドに指定した名前でレルム インスタンスを作成します。左ペインの [レルム] ノードの下に、新しいインスタンスが追加されます。

  5. [LDAP レルム V1 (廃止)]、[ユーザ]、および [グループ] タブを個々にクリックして、属性フィールドを変更するか、デフォルト値をそのまま使用します。

  6. [適用] をクリックして、変更を保存します。

 


LDAP レルムの削除

  1. 左ペインの [レルム] ノードをクリックします。ドメインで定義されているすべての LDAP レルムを示す [レルム] テーブルが右ペインに表示されます。

  2. 削除するレルムの行で [削除] アイコンをクリックします。削除要求の確認を求めるダイアログが右ペインに表示されます。

  3. [はい] をクリックして、レルムを削除します。[レルム] ノードの下にあるレルム アイコンが削除されます。

Windows NT セキュリティ レルムを使用するには、キャッシング レルムを有効にし、[基本レルム] フィールドに Windows NT セキュリティ レルムのクラス名を入力する必要があります。

 


[コンフィグレーション]

[一般]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[名前]

LDAP セキュリティ レルムの名前を指定する。たとえば、AccountingRealm など。

名前には英数字で 256 文字まで使用できるが、カンマまたはスペースは不可

NULL

[レルム クラス名]

LDAP セキュリティ レルムを含む Java クラスの名前を指定する。Java クラスは、WebLogic Server の CLASSPATH に含まれている必要がある。

この属性は変更不可




[LDAP レルム V1 (廃止)]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[LDAP URL]

LDAP サーバの場所。URL を、LDAP サーバが稼動しているコンピュータ名とリスンしているポート番号に変更する。WebLogic Server で、SSL プロトコルを使用する LDAP サーバに接続するには、URL にある LDAP サーバの SSL ポートを使う。


ldap://ldapserver:389

[プリンシパル]

WebLogic Server で LDAP サーバへの接続に使用される LDAP ユーザの識別名(DN)。このユーザは、LDAP ユーザやグループをリストできなくてはならない。



[証明]

[プリンシパル] フィールドで定義された LDAP ユーザを認証するパスワード。

有効なパスワード

NULL

[SSL の有効化]

LDAP サーバと WebLogic Server の間の通信を保護する SSL プロトコルを有効にするオプション。次のガイドラインに留意すること。

  • LDAP サーバが SSL プロトコルを使用するようコンフィグレーションされていない場合には、このフィールドを無効にする。

  • [ユーザ認証] フィールドを [external] に設定した場合は、このフィールドを有効化しなければならない。

ブール

True = 選択されている

False = 選択されていない

NULL

[認証プロトコル]

LDAP サーバを認証する、認証タイプ。Netscape Directory Server は CRAM-MD5 をサポートしている。Microsoft Site Server および Novell NDS は、Simple をサポートしている。

  • [none] = 認証しない

  • [simple] = パスワード認証

  • [CRAM-MD5] = 証明書認証

なし


[ユーザ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[ユーザ認証]

ユーザの認証方法を決定する。

次のいずれかの属性を設定する

  • [local] に設定すると、LDAP セキュリティ レルムは、LDAP ディレクトリ サーバのパスワードを含むユーザ データを検索し、WebLogic Server のパスワードをチェックする。[local] 設定は、Netscape Directory Server と Microsoft Site Server に適している

  • [external] に設定すると、LDAP セキュリティ レルムは、LDAP ディレクトリ サーバを WebLogic Server クライアントから提供されるユーザ名およびパスワードと結びつけることで、ユーザを認証する。[external] 設定では、SSL プロトコルを使用する必要がある。[external] 設定は Novell NDS に適している

  • [bind] に設定すると、LDAP セキュリティ レルムはユーザを認証する。

bind

[ユーザ パスワード属性]

LDAP ユーザのパスワードを設定する。

LDAP ユーザのパスワード

NULL

[ユーザ DN]

[ユーザ名 アトリビュート] の属性と組み合わせたときにユーザをユニークに識別できるように、この属性を属性リストに設定する。

文字列

NULL

[ユーザ名属性]


LDAP ユーザのログイン名を設定する。

このフィールドの値には LDAP ユーザの普通の名前を使用できるが、一般にはユーザ ID などの短縮した文字列を使用する。

NULL

[グループ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[グループ DN]

[グループ名属性] 属性と組み合わせて LDAP サーバ内のグループをユニークに識別する属性リストを入力する。

文字列

NULL

[グループ名属性]

LDAP サーバ内のグループの名前を入力する。 通常は普通の名前。

文字列

NULL

[グループはコンテキスト]

グループ メンバーシップを LDAP サーバに記録する方法を指定する。

ブール

有効 = 選択

無効 = 未選択

各グループ エントリが 1 ユーザを含む場合には、この属性を有効にする。デフォルトでは、この属性は有効。

各グループ メンバーの属性を含む 1 つのグループ エントリがある場合には、この属性を無効にする

選択

[グループ ユーザ名属性]

グループ エントリ内のグループ メンバーを含む LDAP 属性の名前に設定する。


有効なグループ メンバー名

NULL

[メモ]

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

[メモ]

ユーザ入力用の領域を提供する。

文字列

NULL

 

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