ORACLE JAPAN Server Release 6.1

 

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Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタ ヘルプ

 

以下の各節では、Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの使用方法についての情報を記載しています。

 


Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの概要

Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタでは、Web アプリケーションを定義するデプロイメント記述子を編集します。 Web アプリケーションは J2EE のデプロイメント ユニットで、JSP、サーブレット、HTML ページなどの Web リソースのコレクションを定義します。 Web アプリケーションでは、EJB などの外部リソースへの参照を定義することもできます。

Web アプリケーションごとに、2 つのデプロイメント記述子 web.xml および weblogic.xml が存在します。これらは両方とも、Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタを使用して編集できます。 デプロイメント記述子 web.xml は、Sun Microsystems の Servlet 仕様で定義されています。weblogic.xml は、WebLogic Server に固有のデプロイメント記述子です。 Web アプリケーションの詳細については、 で公開されている WebLogic Server ドキュメントの『Web アプリケーションのアセンブリとコンフィグレーション』を参照してください。

Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタでは、既存のデプロイメント記述子の編集だけが可能で、新しいデプロイメント記述子を作成することはできません。

新しい Web アプリケーションの作成

新しい Web アプリケーションを作成するには

  1. Web アプリケーションのコンポーネント (サーブレット、JSP、および HTML ページ)を作成します。

  2. 作成したコンポーネントを、ファイル システム内で Web アプリケーション用に定義したディレクトリ構造に配置します。 詳細については、「ディレクトリ構造」を参照してください。

  3. スケルトンのデプロイメント記述子を作成します。 スケルトンの作成は、次の 2 つのうちいずれかの方法で行います。

  4. 次の節で説明するように、デプロイメント記述子エディタを使用して、Web アプリケーションの機能をコンフィグレーションします。

Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの使用方法

  1. まだ動作していない場合、WebLogic Administration Server を起動します。

  2. ブラウザで WebLogic Server Administration Console を起動します。

  3. 現在のドメインで Web アプリケーションが既に定義済みの場合、左パネルで [Web アプリケーション] ノードを展開してStep5.に進みます。

  4. 現在のドメインで Web アプリケーションがまだコンフィグレーションされていない場合、新しい Web アプリケーションをコンフィグレーションします。

    1. 右パネルで [新しい Web Application のコンフィグレーション] をクリックします。

    2. [名前] フィールドに、Web アプリケーションの名前を入力します。

    3. [URI] フィールドに、Web アプリケーションが格納されているディレクトリの名前を入力します。

    4. [Path] フィールドに、Web アプリケーションが格納されているディレクトリのパスを入力します。

    5. [作成] をクリックします。 新しい Web アプリケーションが、左パネルで [Web アプリケーション] の下に表示されます。

  5. Web アプリケーションを右クリックし、[Web アプリケーション 記述子の編集] を選択します。 デプロイメント記述子を編集するための新しいブラウザ ウィンドウが開きます。

  6. Web アプリケーションの機能をコンフィグレーションします。 Web アプリケーションの機能をコンフィグレーションする手順については、「Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタによる Web アプリケーションのコンフィグレーション」を参照してください。

  7. デプロイメント記述子の編集が終了したら、左側のナビゲーション ツリーで 最上位のノードを選択します。

  8. 右パネルで [Validate] をクリックします。 検証では、デプロイメント記述子がその DTD(文書型定義)に従っていることのチェックだけが行われます。 コンフィグレーションしたコンポーネントが存在していることの検証や、その他の種類の検証は行いません。

  9. デプロイメント記述子を検証したら、右パネルで [Persist] をクリックします。 デプロイメント記述子に対して行われた変更は、[Persist] ボタンをクリックした時点でデプロイメント記述子ファイルに書き込まれます。

    図1-1 [Web アプリケーション 記述子の編集...]


     

既存のデプロイメント記述子の編集

  1. Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの使用方法」の手順に従います。

  2. 左パネルのナビゲーション ツリーから、編集対象のデプロイメント記述子の要素を選択します。 一部の要素については、左側のナビゲーション ツリーで親のノードを右クリックし、要素を作成するための項目を選択する必要があります。 詳細については、「Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタによる Web アプリケーションのコンフィグレーション」を参照してください。

  3. 右パネルで、必要に応じてフィールドの値を入力または編集します。

  4. [作成] または [適用] ボタンをクリックします。

  5. デプロイメント記述子の編集が終了したら、左側のナビゲーション ツリーで最上位のノードを選択します。

  6. 右パネルで [Validate] をクリックします。 検証では、デプロイメント記述子がその DTD(文書型定義)に従っていることのチェックだけが行われます。 コンフィグレーションしたコンポーネントが存在していることの検証や、その他の種類の検証は行いません。

  7. 右パネルで [Persist] をクリックします。 デプロイメント記述子に対して行われた変更は、[Persist] ボタンをクリックした時点でデプロイメント記述子ファイルに書き込まれます。

 


Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタによる Web アプリケーションのコンフィグレーション

この節では、Web アプリケーションに必要なデプロイメント情報を作成する方法について説明します。 この作業を行う前に、「新しい Web アプリケーションの作成」および「Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの使用方法」での説明に従って、基本のデプロイメント記述子を作成し、Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタ で Web アプリケーションを開いておく必要があります。

以下の各項では、Web アプリケーションのコンポーネントをコンフィグレーションする手順を説明します。 手順の説明に続けて、コンフィグレーション可能な属性の表を示します。この表は、手順の説明からリンクによって参照することもできます。

Web アプリケーションの基本属性のコンフィグレーション

  1. 左パネルで [Web App Descriptor] ノードをクリックします。

  2. [Web App Descriptor] パネルで、必要に応じて以下の属性をコンフィグレーションします。

コンテキスト パラメータのコンフィグレーション

コンテキスト パラメータは、サーブレット コンテナに名前/値のペアを渡すために使われます。 名前/値のペアで構成される任意の数のコンテキスト パラメータを入力することができます。

  1. 左パネルで [Parameters] ノードを右クリックし、[新しい Parameter のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Description] フィールドに、パラメータの説明を入力します。 (省略可能)

  3. [Param Name] フィールドに、パラメータの名前を入力します。

  4. [Param Value] フィールドに、パラメータの値を入力します。

  5. [作成] をクリックします。

これらのパラメータには、コード内で javax.servlet.ServletContext.getInitParameter() および javax.servlet.ServletContext.getInitParameterNames() メソッドを使用してアクセスできます。

フィルタのコンフィグレーション

フィルタは Web アプリケーションのリソースに対するリクエストを傍受し、補助的な機能を実行します。 フィルタをコンフィグレーションするには、フィルタを作成し、サーブレットまたは URL パターンにマッピングします。 コンフィグレーション可能なフィルタまたはフィルタ マッピングの数に制限はありません。 詳細については、「フィルタ」を参照してください。

フィルタは Sun Microsystems の Servlet 2.3 仕様の最終勧告ドラフトの一部です。 アプリケーションでフィルタを使用する場合、仕様は最終的に承認されておらず、将来変更される可能性がある点に注意してください。

  1. 左パネルで [Filters] ノードを右クリックし、[新しい Filter のコンフィグレーション] を選択します。

  2. 以下のフィールドに値を入力します。

  3. [作成] をクリックします。

  4. 左パネルで [Filter Mappings] ノードを右クリックし、[新しい FilterMapping のコンフィグレーション] を選択します。 フィルタのマッピングは、この Web アプリケーションで既にコンフィグレーション済みの URL パターンまたはサーブレットに対して行うことができます。 それぞれのフィルタに対して複数のマッピングを作成できます。

  5. [Filter] ドロップダウン リストから、マッピングを作成するフィルタを選択します。

  6. このフィルタを URL パターンにマッピングする場合、[Url Pattern] フィールドに URL パターンを入力します。

  7. このフィルタをサーブレットにマッピングする場合、[Servlet] ドロップダウン リストからサーブレットを選択します。 サーブレットをフィルタにマッピングするには、サーブレットがコンフィグレーション済みである必要があります。

  8. [作成] をクリックします。

  9. フィルタ初期化パラメータを作成します。 フィルタ初期化パラメータは、フィルタ クラスで FilterConfig.getInitParameter() または FilterConfig.getInitParameters() メソッドを使用して読み取ることができます。

    1. 左パネルで [Filters] ノードを展開します。

    2. 初期化パラメータを作成するフィルタのノードを展開します。

    3. [Parameters] ノードを右クリックし、[新しい Parameter のコンフィグレーション] を選択します。

    4. [Description] フィールドに、パラメータの説明を入力します。(省略可能)

    5. [Param Name] フィールドに、パラメータの名前を入力します。

    6. [Param Value] フィールドに、パラメータの値を入力します。

    7. [作成] をクリックします。

  10. 作成するフィルタ マッピングごとに、これまでの手順を繰り返します。

リスナのコンフィグレーション

リスナは HTTP セッションまたはサーブレットのコンテキスト イベントに応答する Java クラスです。 リスナは任意の数だけ作成できます。 詳細については、「アプリケーション イベントとリスナ」を参照してください。

アプリケーション イベントおよびリスナは、Sun Microsystems の Servlet 2.3 仕様の最終勧告ドラフトの一部です。 アプリケーションでアプリケーション イベントおよびリスナを使用する場合、仕様は最終的に承認されておらず、将来変更される可能性がある点に注意してください。

  1. 左パネルで [Listeners] ノードを右クリックし、[新しい Listener のコンフィグレーション] を選択します。

  2. リスナ クラスの完全名を [Listener Class Name] フィールドに入力します。

  3. [作成] をクリックします。

サーブレットのコンフィグレーション

サーブレットをコンフィグレーションするには、まずサーブレットを定義し、次にサーブレットを URL パターンにマッピングします。 サーブレットは任意の数だけ作成できます。 詳細については、「サーブレットのコンフィグレーション」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls61/webapp/components.html#configuring-servlets)を参照してください。

  1. 左パネルで [Servlet] ノードを右クリックし、[新しい servlet のコンフィグレーション] を選択します。

  2. 以下のフィールドに値を入力します。

  3. [作成] をクリックします。

  4. [Servlet Mappings] を右クリックし、[新しい ServletMapping のコンフィグレーション] を選択します。

  5. [Servlet] ドロップダウン リストから、マッピングするサーブレットを選択します。

  6. このサーブレットの URL パターンを入力します。 URL パターンの詳細については、「サーブレットのマッピング」を参照してください。

  7. [作成] をクリックします。

  8. サーブレットの初期化パラメータを作成します。 (省略可能)

    1. 左パネルで [Servlet] ノードを展開します。

    2. 初期化パラメータを作成するサーブレットのノードを展開します。

    3. 左パネルで [Parameters] ノードを右クリックし、[新しい Parameter のコンフィグレーション] を選択します。

    4. [Description] フィールドに、パラメータの説明を入力します。(省略可能)

    5. [Param Name] フィールドに、パラメータの名前を入力します。

    6. [Param Value] フィールドに、パラメータの値を入力します。

    7. [作成] をクリックします。

      初期化パラメータを取得するには、親の javax.servlet.GenericServlet クラスから getInitParameter(String name) メソッドを呼び出します。 パラメータの名前が渡されると、このメソッドは String 型のパラメータ値を返します。

  9. サーブレットのSecurity Role Refsを作成します。

    1. 左パネルで [Servlet] ノードを展開します。

    2. セキュリティ ロール参照を作成するサーブレットのノードを展開します。

    3. [Security Role Refs] ノードを右クリックし、[新しい SecurityRoleRef のコンフィグレーション] を選択します。

    4. [Description] フィールドに、セキュリティ ロール参照の説明を入力します。(省略可能)

    5. [Role Link] ドロップダウン リストから、セキュリティ ロールを選択します。 事前に [Security Roles] パネルで、セキュリティ ロールを定義しておく必要があります。

    6. [Role Name] フィールドに、サーブレットのコード内で使われるロール名を入力します。

ウェルカム ページのコンフィグレーション

ディレクトリ名による HTTP リクエストを受信すると、WebLogic Server はここで設定するリストの先頭に指定されたファイルを返します。 先頭のファイルが見つからない場合、リスト内の次のファイルが検索されます。 詳細については、「ウェルカム ページのコンフィグレーション」を参照してください。

  1. 左パネルで [Web App Descriptor] を右クリックし、[新しい WelcomeFileList のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Welcome Files] リストに、ファイル名を 1 行ずつに区切って入力します。

  3. [作成] をクリックします。

セッション タイムアウトのコンフィグレーション

セッション タイムアウトでは、この Web アプリケーションで HTTP セッションが失効する時間を設定します。

  1. 左パネルで [Session Config] ノードを選択します。

  2. [Session Timeout] の値を編集します。

  3. [適用] をクリックします。

MIME マッピングのコンフィグレーション

MIME マッピングでは、ファイル拡張子と MIME タイプの間のマッピングを定義します。 MIME マッピングは任意の数だけ作成できます。

  1. 左パネルで [MIME Mappings] ノードを右クリックし、[新しい MimeMapping のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Mime Type] フィールドに、有効な MIME タイプを入力します。

  3. [Extension] フィールドに、MIME タイプにマッピングするファイル拡張子を入力します。

  4. [作成] をクリックします。

エラー ページのコンフィグレーション

エラー ページは、HTTP エラー コードまたは Java 例外への応答として表示されるように設定された JSP または HTTP ページです。 各種の HTTP エラー コードまたは Java 例外に応答する、さまざまなエラー ページを設定することができます。 詳細については、「HTTP エラー応答のカスタマイズ」を参照してください。

  1. 左パネルで [Error Pages] を右クリックし、[新しい ErrorPage のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Error Code] フィールドに、HTTP エラー コードを入力します。
    または
    [Exception Type] フィールドに、Java の例外クラスを入力します。

  3. エラーに応答して表示されるリソースの名前を入力します。 入力する名前の先頭には / を付けます。 たとえば、/myErrorPg.html のように入力します。

  4. [作成] をクリックします。

JSP タグ ライブラリのコンフィグレーション

JSP タグ ライブラリには、ユーザが記述する JSP タグを定義する Java クラスおよび記述子が含まれます。 作成できるタグ ライブラリの数に制限はありません。 1 つまたは複数の JSP タグ ライブラリをコンフィグレーションできます。 詳細については、『WebLogic JSP タグ エクステンション プログラマーズ ガイド』を参照してください。

  1. 左パネルで [Tag Libs] ノードを右クリックし、[新しい TagLib のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [URI] フィールドに、JSP の taglib ディレクティブでこのタグ ライブラリを参照するための名前を(Web アプリケーションの WEB-INF ディレクトリからの相対位置で)入力します。

  3. [Location] フィールドに、タグ ライブラリまたはタグ ライブラリの jar ファイルの位置を(Web アプリケーションのルート ディレクトリからの相対位置で)入力します。

  4. [作成] をクリックします。

リソース環境参照のコンフィグレーション

リソース環境参照は、Sun Microsystems の Servlet 2.3 仕様の最終勧告ドラフトの一部であり、現時点では WebLogic Server に実装されていません。

  1. 左パネルで [Resource Env Refs] ノードを右クリックし、[新しい ResourceEnvRef のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Description] フィールドに、このリソース環境参照の説明を入力します。(省略可能)

  3. [Ref Name] フィールドに、このリソース環境参照の名前を入力します。

  4. [Ref Type] フィールドに、このリソース環境参照の Java 型を入力します。

  5. [作成] をクリックします。

リソース参照のコンフィグレーション

リソース参照は、外部リソースのルックアップ名を定義します。 デプロイメント時の実際の位置にマッピングされるこの「仮想」名によって、サーブレットのコード内でリソースをルックアップすることができます。 リソース参照は任意の数だけ作成できます。

  1. 左パネルで [Resource Refs] ノードを右クリックし、[新しい ResourceRef のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Description] フィールドに、このリソース参照の説明を入力します。(省略可能)

  3. [Ref Name] フィールドに、このリソース参照の名前を入力します。

  4. [Ref Type] フィールドに、このリソース参照の Java 型を入力します。 Java 型は完全なパッケージ名で入力します。

  5. [Auth] フィールドに、認可タイプを入力します。 有効な値は APPLICATION または CONTAINER です。

  6. [Sharing Scope] フィールドに、共有スコープを入力します。 有効な値は Sharable または Unsharable です。

  7. [作成] をクリックします。

セキュリティ制約のコンフィグレーション

セキュリティ制約は、指定されたリソースにセキュリティを適用します。 セキュリティ制約は任意の数だけ作成できます。 詳細については、「Web アプリケーション内のリソースへのアクセスに制約を適用する」を参照してください。

  1. 左パネルで [Security Constraints] ノードを右クリックし、[新しい SecurityConstraint のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Display Name] フィールドに、このセキュリティ制約の名前を入力します。

  3. [作成] をクリックします。

  4. 左パネルで [Security Constraint] ノードを展開します。

  5. 新しく追加したセキュリティ制約のノードを展開します。

  6. Web Resource Collectionを作成します。Web リソース コレクションは、このセキュリティ制約が適用される URL パターンおよび HTTP メソッドを定義します。

    1. [Web Resource Collection] ノードを右クリックし、[新しい WebResourceCollection の作成] を選択します。

    2. [Web Resource Name] フィールドに、この Web リソース コレクションの名前を入力します。

    3. [Description] フィールドに、この Web リソース コレクションの説明を入力します。 (省略可能)

    4. [URL Pattern] フィールドに、1 つ以上の URL パターンを 1 行ずつ区切って入力します。 URL パターンは、このセキュリティ制約が適用されるリソースを定義します。

    5. [HTTP Method] ボックスに、HTTP メソッドを入力します。 通常、入力する値は GET または POST です。

    6. [作成] をクリックします。

  7. Auth Constraintを作成します。

    1. 編集しているセキュリティ制約の名前を右クリックし、[新しい AuthConstraint のコンフィグレーション] を選択します。

    2. [Description] フィールドに、この認可制約の名前を入力します。 (省略可能)

    3. [作成] をクリックします。 定義済みのセキュリティ ロールの一覧が [選択可] パネルに表示されます。

    4. 矢印ボタンを使って、定義済みリスト内のセキュリティ ロールを選択済みリストに移動します。 注意 : ここでの割り当てを行う前に、1 つ以上のセキュリティ ロールを作成しておく必要があります。 詳細については、「セキュリティ ロールのコンフィグレーション」を参照してください。

    5. [適用] をクリックします。

  8. User Data Constraintを作成します。

    1. 編集中のセキュリティ制約の名前を右クリックし、[新しい UserDataConstraint のコンフィグレーション] を選択します。

    2. [Description] フィールドに、このユーザ データ制約の説明を入力します。 (省略可能)

    3. [Transport Guarantee] ドロップダウン リストから、転送の保証を選択します。 有効な値は NONEINTEGRAL、または CONFIDENTIAL です。

    4. [作成] をクリックします。

ログインのコンフィグレーション

ログインのコンフィグレーションでは、ユーザ認証の方式、このアプリケーションで使われるレルム名、フォームによるログイン機能に必要な属性を定義します。

この要素が存在する場合、Web アプリケーションに定義されたSecurity Constraintsが適用されるリソースへのアクセス時に、ユーザが認証を受ける必要があります。 認証されたユーザは、アクセス権のあるほかのリソースにアクセスするための認可を受けることができます。

  1. [Web App Descriptor] ノードを右クリックし、[Config新しい LoginConfig のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Auth Method] ドロップダウン リストから、認可方式を選択します。 有効な値は BASICFORM、または CLIENT-CERT です。

  3. [Realm Name] フィールドに、認証レルムの名前を入力します。

  4. [Auth Method] を FORM に設定した場合、認証フォームを含むファイルの URI を [Login Page] フィールドに入力します。

  5. [Auth Method] を FORM に設定した場合、認証失敗時にユーザがリダイレクトされるページを含むファイルの URI を [Error Page] フィールドに入力します。

セキュリティ ロールのコンフィグレーション

セキュリティ ロールは、ロールに割り当てられるプリンシパル(通常はユーザ名)のセキュリティ コンテキストを定義します。 セキュリティ ロールは任意の数だけ作成できます。 詳細については、「Web アプリケーション内のリソースへのアクセスに制約を適用する」を参照してください。

  1. 左パネルで [Security Roles] ノードを右クリックし、[新しい SecurityRole のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Description] フィールドに、このセキュリティ ロールの説明を入力します。(省略可能)

  3. [Role Name] フィールドに、このセキュリティ ロールの名前を入力します。

  4. [作成] をクリックします。

環境エントリのコンフィグレーション

アプリケーションに対して環境エントリを宣言します。 環境エントリは任意の数だけ作成できます。

  1. 左パネルで [Env Entries] ノードを右クリックし、[新しい EnvEntry のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Description] フィールドに、この環境エントリの説明を入力します。(省略可能)

  3. [Env Entry Name] フィールドに、この環境エントリの名前を入力します。

  4. [Env Entry Value] フィールドに、この環境エントリの値を入力します。

  5. [Env Entry Type]ドロップダウンリストから、この環境エントリのタイプを選択します。

EJB 参照のコンフィグレーション

EJB 参照では、EJB リソースへの参照を定義します。 この参照は、WebLogic に固有のデプロイメント記述子ファイルである weblogic.xml にマッピングを定義することによって、デプロイメント時の実際の EJB の位置にマッピングされます。 EJB 参照は任意の数だけ作成できます。

  1. 左パネルで [Ejb Refs] ノードを右クリックし、[新しい EjbRef のコンフィグレーション] を選択します。

  2. [Description] フィールドに、この EJB 参照の説明を入力します。(省略可能)

  3. [EJBRef Name] フィールドに、この EJB 参照の名前を入力します。

  4. [EJBRef Type] フィールドに、参照される EJB の Java クラスを入力します。

  5. [Home Interface Name] フィールドに、EJB のホーム インターフェースの名前を入力します。

  6. [Remote Interface Name] フィールドに、EJB のリモート インターフェースの名前を入力します。

  7. EJB がエンタープライズ アプリケーション アーカイブ(EAR)にパッケージ化される場合、EAR のデプロイメント記述子の <ejb-name> 要素で参照される EJB の名前を [EJBLink Name] フィールドに入力します。

  8. [Run As] フィールドに、この Web アプリケーションに定義されているセキュリティ ロールの名前を入力します。 (省略可能)

 


新しい Webapp Ext のコンフィグレーション

左パネルの [WebApp Ext] ノードは、WebLogic に固有のデプロイメント記述子である weblogic.xml ファイルを表現します。 weblogic.xml 記述子では、WebLogic Server に固有の属性をコンフィグレーションします。 weblogic.xml 内の属性をコンフィグレーションするには、まずデプロイメント記述子エディタでこの記述子のノードを作成する必要があります。

weblogic.xml 記述子のノードを作成するには

  1. 左パネルで、トップレベル ノードを右クリックします (ノードには myWebApp Web Application というラベルが付いています。myWebApp は、編集中の Web アプリケーションの名前です)。

  2. [新しい WebAppExtDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

  3. 右パネルの [Description] フィールドに、Web アプリケーションの説明を入力します。(省略可能)

  4. アプリケーションを実行している WebLogic Server のバージョンを入力します。(省略可能)

  5. [作成] をクリックします。

セッション記述子のコンフィグレーション

Session Descriptorでは、HTTP セッション関連のパラメータをコンフィグレーションします。

  1. 左パネルに WebApp Ext ノードが存在しない場合、このノードを作成します。

    1. 左パネルで、トップレベル ノードを右クリックします (ノードには myWebApp Web Application というラベルが付いています。myWebApp は、編集中の Web アプリケーションの名前です)。

    2. [新しいWebAppExtDescriptorのコンフィグレーション] を選択します。

    3. 右パネルの [Description] フィールドに、Web アプリケーションの説明を入力します。(省略可能)

    4. アプリケーションを実行している WebLogic Server のバージョンを入力します。(省略可能)

    5. [作成] をクリックします。

    6. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを展開します。

  2. 左パネルで [Session Descriptor] ノードをクリックします。

  3. Session Descriptorの表中の情報を参考にして、右パネルのフィールドの値を入力します。

  4. [適用] をクリックします。

JSP 記述子のコンフィグレーション

JSP Descriptorでは、JSP 関連のパラメータを設定します。

  1. 左パネルに WebApp Ext ノードが存在しない場合、このノードを作成します。

    1. 左パネルで、トップレベル ノードを右クリックします (ノードには myWebApp Web Application というラベルが付いています。myWebApp は、編集中の Web アプリケーションの名前です)。

    2. [新しいWebAppExtDescriptorのコンフィグレーション] を選択します。

    3. 右パネルの [Description] フィールドに、Web アプリケーションの説明を入力します。(省略可能)

    4. アプリケーションを実行している WebLogic Server のバージョンを入力します。(省略可能)

    5. [作成] をクリックします。

    6. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを展開します。

  2. 左パネルで [JSP Descriptor] ノードをクリックします。

  3. JSP Descriptorの表中の情報を参考にして、右パネルのフィールドの値を入力します。

  4. [適用] をクリックします。

セキュリティ ロール割り当てのコンフィグレーション

セキュリティ ロールの割り当ては、セキュリティ ロールを 1 つまたは複数のプリンシパルにマッピングします。 プリンシパルはセキュリティ レルム内に定義しなければなりません。

  1. 左パネルに WebApp Ext ノードが存在しない場合、このノードを作成します。

    1. 左パネルで、トップレベル ノードを右クリックします (ノードには myWebApp Web Application というラベルが付いています。myWebApp は、編集中の Web アプリケーションの名前です)。

    2. [新しい WebAppExtDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

    3. 右パネルの [Description] フィールドに、Web アプリケーションの説明を入力します。(省略可能)

    4. アプリケーションを実行している WebLogic Server のバージョンを入力します。(省略可能)

    5. [作成] をクリックします。

    6. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを展開します。

  2. 左パネルで [Security Role Assignment] ノードを右クリックし、[新しい SecurityRoleAssignmentのコンフィグレーション] を選択します。

  3. [Role] ドロップダウン リストからセキュリティ ロールを選択します。

  4. [Principal Names]テキスト ボックスに、1 つ以上のPrincipal Namesを 1 行ずつに区切って追加します。 セキュリティ レルム内で有効なプリンシパルを指定する必要があります。

  5. [作成] をクリックします。

文字セット パラメータのコンフィグレーション

文字セット パラメータを設定することにより、Unicode を使用しない運用を行うためのコードセットの動作を定義できます。 Java の文字セットから IANA 文字セットへのマッピングを指定することもできます。 詳細については、「HTTP リクエストのエンコーディングの指定」および「IANA 文字セットから Java 文字セットへのマッピング」を参照してください。

  1. 左パネルに WebApp Ext ノードが存在しない場合、このノードを作成します。

    1. 左パネルで、トップレベル ノードを右クリックします (ノードには myWebApp Web Application というラベルが付いています。myWebApp は、編集中の Web アプリケーションの名前です)。

    2. [Configure a new WebAppExtDescriptor新しい WebAppExtDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

    3. 右パネルの [Description] フィールドに、Web アプリケーションの説明を入力します。(省略可能)

    4. アプリケーションを実行している WebLogic Server のバージョンを入力します。(省略可能)

    5. [作成] をクリックします。

    6. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを展開します。

  2. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを右クリックし、[新しい CharsetParamsのコンフィグレーション] を選択します。

  3. Input Charset Descriptorsを作成します。

    1. [Charset Params] ノードを展開します。

    2. [Input Charset Descriptors] ノードを右クリックし、[新しい InputCharsetDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

    3. [Resource Path] フィールドに、この文字セット記述子に適用されるパスを入力します。

    4. [Java Charset Name] フィールドに、有効な Java の文字セット名を入力します。

    5. [作成] をクリックします。

  4. Character Set Mappingを作成します。

    1. [Charset Params] ノードを展開します。

    2. [Charset Mappings] ノードを右クリックし、[新しい CharsetMapping のコンフィグレーション] を選択します。

    3. [IANA Charset Name] フィールドに、有効な IANA 文字セット名を入力します。

    4. [Java Charset Name] フィールドに、有効な Java の文字セット名を入力します。

    5. [作成] をクリックします。

リファレンス記述子のコンフィグレーション

リファレンス記述子は、サーバ リソースの JNDI 名を、Web アプリケーションで使われる名前にマッピングします。 [Resource Description] パネルでは、データソースなどのリソースをその JNDI 名にマッピングします。 [Ejb Reference] パネルでは、EJB をその JNDI 名にマッピングします。

  1. 左パネルに WebApp Ext ノードが存在しない場合、このノードを作成します。

    1. 左パネルで、トップレベル ノードを右クリックします (ノードには myWebApp Web Application というラベルが付いています。myWebApp は、編集中の Web アプリケーションの名前です)。

    2. [新しい WebAppExtDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

    3. 右パネルの [Description] フィールドに、Web アプリケーションの説明を入力します。(省略可能)

    4. アプリケーションを実行している WebLogic Server のバージョンを入力します。(省略可能)

    5. [作成] をクリックします。

    6. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを展開します。

  2. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを右クリックし、[新しい ReferenceDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

  3. Resource Descriptionsを作成します。 1 つまたは複数のリソース記述子を作成できます。

    1. [Resource Descriptor] ノードを展開します。

    2. [Resource Descriptions] ノードを右クリックし、[新しい ResourceDescription のコンフィグレーション] を選択します。

    3. [Jndi Name] フィールドに、JNDI ツリーでのオブジェクトの名前の名前を入力します。

    4. [Resource Reference] ドロップダウンリストからリソース参照を選択します。 事前に [Resource Refs] タブで、リソース参照をコンフィグレーションしておく必要があります。

    5. [作成] をクリックします。

  4. EJB Reference Descriptionを作成します。

    1. [Resource Descriptor] ノードを展開します。

    2. [Ejb Reference Descriptions] ノードを右クリックし、[新しい EjbReferenceDescription のコンフィグレーション] を選択します。

    3. [Jndi Name] フィールドに、JNDI ツリーでのオブジェクトの名前の名前を入力します。

    4. [Ejb Reference] ドロップダウンリストから EJB 参照を選択します。 事前に [Ejb Refs] タブで、EJB 参照をコンフィグレーションしておく必要があります。

    5. [作成] をクリックします。

コンテナ記述子のコンフィグレーション

サーブレットから JNDI に転送されるリクエストの認証が必要なときは、転送時の認証チェックを有効にします。

  1. 左パネルに WebApp Ext ノードが存在しない場合、このノードを作成します。

    1. 左パネルで、トップレベル ノードを右クリックします (ノードには myWebApp Web Application というラベルが付いています。myWebApp は、編集中の Web アプリケーションの名前です)。

    2. [新しい WebAppExtDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

    3. 右パネルの [Description] フィールドに、Web アプリケーションの説明を入力します。(省略可能)

    4. アプリケーションを実行している WebLogic Server のバージョンを入力します。(省略可能)

    5. [作成] をクリックします。

    6. 左パネルで [WebApp Ext] ノードを展開します。

  2. [WebApp Ext] ノードを右クリックし、[新しい ContainerDescriptor のコンフィグレーション] を選択します。

  3. 転送されるリクエストの認証を有効にするには、[Check Auth on Forward Enabled] チェック ボックスをオンにします。

  4. リダイレクト動作をコンフィグレーションするには、[redirect-with-absoute-url] チェックボックスをチェックします。

  5. [作成] をクリックします。

 


Web App Descriptor

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによるサーブレットの説明。

文字列

なし

Display Name

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Large Icon File Name

GUI ツールで Web アプリケーションを表現するために使われる、(32×32 ピクセルの)大きなサイズの .gif または .jpg 画像の位置を指定する。 現時点で、この要素は WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Small Icon File Name

GUI ツールで Web アプリケーションを表現するために使われる、(16×16 ピクセルの)小さなサイズの .gif または .jpg 画像の位置を指定する。 現時点で、この要素は WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Distributable

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

なし

なし

 


Filters

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Filter Name

このフィルタの名前。

文字列

MyFilter

Description

テキストによるサーブレットの説明。

文字列

なし

Display Name

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Small Icon File Name

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Large Icon File Name

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Filter Class

フィルタの完全修飾クラス名。

クラス名

なし

 


Filter Mappings

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Filter

URL パターンのマッピングの相手であるフィルタの名前。 この名前は、<filter-name> 要素でフィルタに割り当てた名前に対応する。

文字列

なし

Url Pattern

URL の解決に使われるパターンを記述する。 WebLogic Server によって、URL のうち「http://host:port + WebAppName」に続く部分が <url-pattern> 要素の値と比較される。 パターンがマッチすると、この要素にマッピングされたフィルタが呼び出される。

以下はパターンの例である。

/soda/grape/*
/foo/*
/contents
*.foo

URL の書式は、Servlet 2.2 仕様のセクション 10 で定められた規則に従う必要がある。

文字列

なし

Servlet

呼び出された場合にこのフィルタが実行されるサーブレットの名前。


このデプロイメント記述子に定義された有効なサーブレット名

なし

 


Listeners

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Listener Class Name

Web アプリケーションのイベントに応答するクラスの名前。

クラス名

なし

 


Servlets

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによるサーブレットの説明。

文字列

なし

Display Name

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Small Icon File Name

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Large Icon File Name

この要素は、WebLogic Server では使用しない。

文字列

なし

Servlet Name

サーブレットの標準名を定義する。デプロイメント記述子内のほかの場所でサーブレット定義を参照するために使われる。

文字列

MyServlet

Servlet Class

サーブレットの完全修飾クラス名。

サーブレット本体内では、<servlet-class> タグまたは <jsp-file> タグのどちらか一方だけを使用できる。

クラス名

なし

Jsp File

Web アプリケーション内部の JSP ファイルへの絶対パス。Web アプリケーションのルート ディレクトリからの相対位置で指定する。

サーブレット本体内では、<servlet-class> タグまたは <jsp-file> タグのどちらか一方だけを使用できる。

文字列

なし

Load On Startup

このサーブレットは WebLogic Server の起動時に初期化される。 この要素は省略可能で、サーブレットのロード順を示す正の整数を指定する。 この値の小さいサーブレットから順にロードされる。

正の整数

値を指定しないか、指定した値が正の整数でない場合、WebLogic Server が起動シーケンスでサーブレットをロードする順序は任意となる。

0

Parameters

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

初期化パラメータのテキストによる説明。


MyError Page

Param Name

この初期化パラメータの名前を定義する。

文字列

なし

Param Value

この初期化パラメータの String 型の値を定義する。

文字列

なし

 


Security Role Refs

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによるロールの説明。

文字列

MyError Page

Role Name

サーブレットのコードで使われるセキュリティ ロールまたはプリンシパルの名前を定義する。

文字列

なし

Role Link

セキュリティ ロールの名前を定義する。

文字列 - デプロイメント記述子で、後から <security-role> 要素に定義されるセキュリティ ロール

なし

 


Servlet Mappings

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Servlet

URL パターンのマッピングの相手であるサーブレットの名前。 この名前は、<servlet> 宣言タグでサーブレットに割り当てた名前に対応する。

宣言済みのサーブレット

なし

URL Pattern

URL の解決に使われるパターンを記述する。 WebLogic Server によって、URL のうち「http://host:port + WebAppName」に続く部分が <url-pattern> 要素の値と比較される。 パターンがマッチすると、この要素にマッピングされたサーブレットが呼び出される。

以下はパターンの例である。

/soda/grape/*
/foo/*
/contents
*.foo

URL の書式は、Servlet 2.2 仕様のセクション 10 で定められた規則に従う必要がある。

文字列

MyServlet Mapping

 


Mime Mappings

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Mime Type

定義済みの MIME タイプを表す文字列。例 : text/plain

文字列

MyMime Mapping

Extension

拡張子を表すテキスト。例 : txt

文字列

なし

Session Config

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Session Timeout

この Web アプリケーションでセッションが失効するまでの時間(分)。 この要素に設定する値は、右に示した特殊な値を設定する場合を除いて、WebLogic 固有のデプロイメント記述子である weblogic.xml 内のSession DescriptorTimeoutSecs パラメータに設定された値よりも優先される。

上限値 : Integer.MAX_VALUE ヨ 60

特殊な値 :

  • -2 = Session DescriptorTimeoutSecs によって設定される値を使用する

  • -1 = セッションはタイムアウトしない。 Session Descriptorに設定された値は無視される

-2

 


Welcome Files

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Welcome Files

デフォルトのウェルカム ファイルとして使用するファイルの名前(index.html など)。1 つまたは複数のウェルカム ファイルを指定できる。

文字列

なし

 


Error Pages

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Error Code

有効な HTTP エラー コード(例 : 404

文字列

MyError Page

Exception Type

Java の例外タイプの完全修飾クラス名(例 : java.lang

文字列

なし

Location

エラーへの応答として表示されるリソースの位置。 先頭に / を付けて指定する。 例 : /myErrorPg.html

文字列

なし

 


Tag Libs

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

URI

Web アプリケーションで使われるタグ ライブラリを識別する URI を、web.xml ドキュメントの位置からの相対位置で記述する。

指定した URI と、JSP ページ上の taglib ディレクティブで使われている URI 文字列が一致する場合に、このタグ ライブラリが使われる。

文字列

MyTag Lib

Location

タグ ライブラリのファイル名を、Web アプリケーションのルートからの相対位置で指定する。 タグ ライブラリの記述子ファイルは、HTTP リクエストを通じて自由にアクセスされることを防ぐために、WEB-INF ディレクトリの下に格納することが推奨される。

文字列

なし

 


Resource Env Refs

resource-env-ref 要素では、コンポーネントの環境内のリソースと関連付けられる管理対象オブジェクトを指す、コンポーネントの参照の宣言を定義します。

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによる説明。

文字列

なし

Ref Name

リソース環境参照の名前。この値は、コード内で使われる環境エントリ名である。

文字列

MyResource Env Ref

Ref Type

リソース環境参照のタイプ。

文字列

なし

 


Resource Refs

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによる説明。

文字列

なし

Ref Name

JNDI ツリー内で使われるリソース名。 Web アプリケーション内のサーブレットは、この名前を使用してリソースへの参照をルックアップする。

文字列

MyResource Ref

Ref Type

参照名に対応するリソースの Java 型。 Java 型の完全なパッケージ名を使用する。

Java 型

なし

Auth

リソース サインオンに適用するセキュリティを設定する。

APPLICATION: アプリケーション コンポーネントのコードは、プログラムによってリソース サインオンを実行する。

CONTAINER:WebLogic Server は、login config 要素によって確立されたセキュリティ コンテキストを使用する。

なし

Sharing Scope

特定のリソース マネージャ接続ファクトリ参照を通じて取得される接続が共有可能かどうかを指定する。

Sharable

Unsharable

Sharable

 


Security Constraints

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Display Name

この制約の名前。

文字列

MySecurity Constraint

Auth Constraint

このセキュリティ制約に定義される Web リソースのコレクションに対して、どのグループまたはプリンシパルがアクセス権を持つかを定義します。

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによるこのセキュリティ制約の説明。

文字列

なし

Role Name

このセキュリティ制約に定義されるリソースにアクセス可能なセキュリティ ロールを定義する。 セキュリティ ロール名は、Role Nameを使用してプリンシパルにマッピングされる。

定義済みのセキュリティ ロール

なし

User Data Constraint

クライアントがサーバと通信する方式を定義します。

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによる説明。

文字列

なし

Transport Guarantee

クライアントおよびサーバ間の通信を指定する。

ユーザが INTEGRAL または CONFIDENTIAL 制約を使用して認証されると、WebLogic Server は SSL(Secure Sockets Layer)接続を確立する。

  • NONE-アプリケーションで転送の保証が不要

  • INTEGRAL-アプリケーションにおいて、転送中に変更されることがないような方式で、クライアントおよびサーバ間でデータを送受信する必要がある

  • CONFIDENTIAL-アプリケーションにおいて、通信に関係しないエンティティが転送内容を傍受できないような方式でデータを送受信する必要がある

なし

Web Resource Collection

このセキュリティ制約が適用される Web アプリケーションのコンポーネントを定義します。

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Web Resource
Name

この Web リソース コレクションの名前。

文字列

なし

Description

テキストによるこのセキュリティ制約の説明。

文字列

なし

URL Pattern

1 つまたは複数の URL Pattern 要素を使用して、このセキュリティ制約がどの URL パターンに適用されるかを宣言する。 URL Pattern 要素を 1 つも使用しない場合、この Web リソース コレクションは WebLogic Server に無視される。

文字列

なし

HTTP Method

1 つまたは複数の HTTP Method 要素を使用して、どの HTTP メソッド(GET | POST |...)に認可制約が適用されるかを宣言する。 HTTP Method 要素を省略すると、デフォルトですべての HTTP メソッドにセキュリティ制約が適用される。

GET

POST

なし

LoginConfig

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Auth Method

ユーザ認証の方式を指定する。 有効な値は以下のとおり。

BASIC - ブラウザ認証を使用する
FORM - ユーザが作成する HTML フォームを使用する
CLIENT-CERT

BASIC - ブラウザ認証を使用する

FORM - ユーザが作成する HTML フォームを使用する

CLIENT-CERT

BASIC

Realm Name

ユーザ資格を認証するために参照されるレルムの名前。 省略すると、デフォルトで WebLogic レルムが使われる。 詳細については、「セキュリティ レルムの指定」を参照のこと。

文字列

なし

Login Page

ユーザ認証に使われる Web リソースの URI。ドキュメント ルートからの相対位置で指定する。 リソースは HTML ページ、JSP、または HTTP サーブレットのいずれかで、特定の命名規約に準拠したフォームを含む HTML ページを返さなければならない。

文字列

なし

Error Page

認証ログインの失敗時にユーザに送られる Web リソースの URI。ドキュメント ルートからの相対位置で指定する。

文字列

なし

 


Security Roles

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによるこのセキュリティ ロールの説明。

文字列

なし

Role Name

ロール名。 ここで指定する名前に対応し、セキュリティ レルム内のプリンシパルにロールをマッピングするエントリが、WebLogic 固有のデプロイメント記述子である weblogic.xml に存在しなければならない。

文字列

system

 


Env Entries

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによる説明。

文字列

なし

Env Entry Name

環境エントリの名前。

文字列

MyEnvironment Entry

Env Entry Value

環境エントリの値。

文字列

なし

Env Entry Type

環境エントリのタイプ。

文字列

なし

 


Ejb Refs

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Description

テキストによる参照の説明。

文字列

なし

EJBRef Name

Web アプリケーションで使われる EJB の名前。 この名前は、WebLogic 固有のデプロイメント記述子である weblogic.xml において JNDI ツリーにマッピングされる。

文字列


MyEJB Ref

EJBRef Type

参照される EJB に対して想定される Java クラス型。

文字列


なし

Home Interface Name

EJB のホーム インターフェースの完全修飾クラス名。

文字列


なし

Remote Interface Name

EJB のリモート インターフェースの完全修飾クラス名。

文字列


なし

EJBLink Name

J2EE アプリケーション パッケージの作成時に使われる EJB の名前(<ejb-name>)。

文字列


なし

Run As

参照先の EJB のそのセキュリティ コンテキストが適用されるセキュリティ ロール。

この Web アプリケーションで定義済みのセキュリティ ロール

なし

 


Security Role Assignment

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Role

セキュリティ ロールの名前を指定する。

有効なセキュリティ ロール

なし

Principal Names

セキュリティ レルム内で定義されたプリンシパルの名前を指定する。 プリンシパルをロールにマッピングするために、複数の <principal-name> 要素を使用できる。 セキュリティ レルムの詳細については、「WebLogic セキュリティのプログラミング」を参照のこと。

セキュリティ レルム内で定義されたプリンシパル

なし

 


Reference Descriptor

Resource Descriptions

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Res souce Reference

リソース参照の名前を指定する。

文字列

なし

Jndi Name

リソースの JNDI 名を指定する。

Java の文字セット名

なし

EJB Reference Description

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Ejb Reference

Web アプリケーションで使われる EJB 参照の名前を指定する。

文字列

なし

Jndi Name

参照の JNDI 名を指定する。

Java の文字セット名

なし

 


Session Descriptor

:

パラメータ名

デフォルト値

パラメータ値

URLRewritingEnabled

true

URL 書き換えを有効にする。これは、セッション ID をコード化して URL に埋め込むことによって、ブラウザでクッキーが無効にされている場合にもセッション追跡を可能にする機能である。

IDLength

52

セッション ID のサイズを設定する。

最小値は 8 バイトで、最大値は Integer.MAX_VALUE である。

WAP アプリケーションを記述する場合、WAP プロトコルではクッキーがサポートされないため、URL 書き換えを使用しなければならない。 また、一部の WAP デバイスでは(パラメータを含めた)URL の長さに 128 文字の制限があるため、URL 書き換えを使用して転送できるデータの量も制限される。 パラメータを通じてより多くの情報を伝達できるようにするには、このパラメータを使用して、WebLogic Server によってランダムに生成されるセッション ID のサイズを制限する。

CookieComment

Weblogic Server Session Tracking Cookie

クッキー ファイル内でセッション追跡クッキーを識別するコメントを指定する。

このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は「WebLogic Session Tracking Cookie」である。 アプリケーションに合わせた、より特殊な名前の指定が可能である。

CookieDomain

NULL

ブラウザがリクエストを行うときにクッキー情報を送信するサーバを識別する。 たとえば、CookieDomain を .mydomain.com に設定すると、*.mydomain.com ドメイン内のすべてのサーバにクッキーが返される。

ドメイン名には少なくとも 2 つのコンポーネントが必要である。設定値「*.com」または「*.net」は無効である。

このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は、クッキーを発行したサーバである。

CookieMaxAgeSecs

-1

セッション クッキーがクライアント上で失効するまでの寿命を秒単位で設定する。

値が 0 の場合、クッキーは直ちに失効する。

最大の値は MAX_VALUE で、これはクッキーが失効しないことを表す。

-1 に設定すると、クッキーはユーザがブラウザを終了した時点で失効する。

CookieName

JSESSIONID

セッション クッキーの名前を定義する。 設定しない場合のデフォルト値は JSESSIONID である。 このパラメータには、アプリケーションに合わせてさらに特殊な名前を設定できる。

CookiePath

NULL

ブラウザによるクッキー送信先のパスを指定する。

このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は /(スラッシュ)である。このとき、ブラウザは WebLogic Server が管理するすべての URL にクッキーを送信する。 このパスをより狭い範囲のマッピングに設定し、ブラウザによるクッキー送信先のリクエスト URL を限定することができる。

InvalidationIntervalSecs

60

タイムアウトして無効になったセッションに対してハウスクリーニング チェックを実行し、古いセッションを削除してメモリを解放するまで WebLogic Server が待機する時間を秒単位で設定する。 このパラメータは、トラフィックの多いサイト上で最適なパフォーマンスを得られるように、WebLogic Server をチューニングするために使用する。

最小値は 1(毎秒)である。 最大値は 604,800(週に 1 回)である。 パラメータを設定しない場合のデフォルト値は 60 秒である。

JDBConnectionTimeoutSecs

120

JDBC 接続をタイムアウトするまで WebLogic Server が待機する時間を秒単位で設定する。x は間隔を表す秒数である。

PersistenceStoreDir

session_db

PersistentStoreTypefile に設定する場合、このパラメータで、WebLogic Server がセッションを格納するディレクトリ パスを設定する。 ディレクトリ パスは、一時ディレクトリからの相対パスまたは絶対パスのどちらかで指定する。 一時ディレクトリは、Web アプリケーションの WEB-INF ディレクトリの下に生成されるディレクトリ、または context-param 要素の javax.servlet.context.tmpdir によって指定されるディレクトリのどちらかである。

各セッションのサイズに有効セッション数を乗じて、すべてのセッションを格納するのに十分なディスク容量を確保しておくこと。 セッションのサイズは、PersistenceStoreDir に作成されるファイルを調べることによって確認できる。

このディレクトリを複数のサーバ間での共有ディレクトリにすることによって、ファイルベースの永続性を使用するセッションをクラスタ対応にすることができる。

このディレクトリは手動で作成しなければならない。

PersistenceStorePool

なし

永続性ストレージのために使用する JDBC 接続プールの名前を指定する。

PersistentStoreType

memory

以下のいずれかの永続ストア方式を設定する。

  • memory-セッションの永続ストレージを無効にする

  • file-ファイルベースの永続性を使用する(前の PersistenceStoreDir の説明も参照)

  • jdbc-永続セッションの格納にデータベースを使用する (前の PersistenceStorePool の説明も参照)

  • replicated-memory と同じだが、クラスタを構成するサーバ間でセッション データをレプリケートする

  • cookie-すべてのセッション データを、ユーザのブラウザ内のクッキーに格納する

CookiesEnabled

True

セッション クッキーの使用はデフォルトで有効であり、また推奨されているが、このプロパティを false に設定するとセッション クッキーを無効にすることができる。 このオプションを無効にして、URI 書き換えの使用をテストすることができる。

TrackingEnabled

True

true に設定すると、セッション追跡が有効になる。

TimeoutSecs

3600

セッションをタイムアウトするまで WebLogic Server が待機する時間を秒単位で設定する。x はセッションのアクティビティ間の秒数である。

最小値は 1、デフォルト値は 3600、最大値は integer MAX_VALUE である。

ヒット数の多いサイトでは、セッションのタイムアウトを調整することによってアプリケーションのチューニングが可能である。 ブラウザ クライアントにはセッションを終了するあらゆる機会を与えることが望ましいが、その一方で、ユーザがサイトを立ち去った場合、またはその他の理由によってセッションを終了した場合には、そのセッションからサーバを速やかに解放することが望ましい。

このパラメータの設定は、web.xml 内の session-timeout 要素の値(分単位で定義する)によって優先的に置き換えることができる。 詳細については、「Session Timeout」を参照のこと。

ConsoleMainAttribute


WebLogic Server Administration Console でセッション モニタを有効にする場合、このパラメータに、モニタ対象の各セッションを識別するために使用するセッション パラメータの名前を設定する。

PersistentStoreCookieName

WLCOOKIE

クッキーベースの永続性で使われるクッキーの名前を設定する。

 


JSP Descriptor

パラメータ名

デフォルト値

パラメータ値

Compile Command

javac、またはコンフィグレーション対象のサーバに対して定義された Java コンパイラ
WebLogic Server Administration Console の /tuning タブ

生成される JSP サーブレットのコンパイルに使われる標準 Java コンパイラの絶対パス名を指定する。

処理を高速にするためには、IBM の Jikes や Symantec の sj などの異なったコンパイラを指定する。

Compiler Class

なし

WebLogic Server の仮想マシンにで実行される Java コンパイラの名前 (javacsj などの実行可能コンパイラの代わりに使われる)。

Compile Flags

なし

コンパイラに 1 つまたは複数のコマンドライン フラグを渡す。 複数のフラグは引用符で囲み、スペースで区切って指定する。 次に例を示す。

java weblogic.jspc
-compileFlags "-g -v" myFile.jsp

Working Dir

初期生成されるディレクトリ

JSP に対して生成された Java クラス ファイルおよびコンパイル済みクラス ファイルを WebLogic Server が保存するディレクトリの名前。

Verbose

true

true に設定すると、デバッグ情報がブラウザ、コマンド プロンプト、および WebLogic Server のログ ファイルに出力される。

keepgenerated

false

JSP のコンパイル プロセスで中間ステップとして生成される Java ファイルを保存する。 このパラメータを true に設定しない場合、中間の Java ファイルはコンパイル後に削除される。

Page Check Seconds

1

JSP ファイルに変更があり、再コンパイルが必要かどうかを WebLogic Server がチェックする間隔を秒単位で設定する。 ファイルが変更されている場合、依存性も同時にチェックされ、再帰的に再ロードされる。

このパラメータを 0 に設定すると、リクエストのたびにページがチェックされる。 -1 に設定すると、ページのチェックおよび再コンパイルは無効になる。

Encoding

使用しているプラットフォームでのデフォルトのエンコーディング

JSP ファイルで使われるデフォルトの文字セットを指定する。 標準の Java 文字セット名を使用する。

このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は、プラットフォームで使われているエンコーディングである。

この設定値は、JSP ページのディレクティブ(JSP コードに記述される)によって優先的に置き換えられる。 次に例を示す。

<%@ page contentType="text/html; charset=custom-encoding”%>

Package Prefix

jsp_servlet

すべての JSP ページがコンパイルされるパッケージを指定する。

No Try Blocks

false

JSP ファイルで、カスタムの JSP タグが多く存在するかまたは深くネストされ、コンパイル時に java.lang.VerifyError 例外が発生する場合、このフラグを使用すると JSP を正しくコンパイルすることができる。

Precompile

false

true に設定すると、WebLogic Server は起動時にすべての JSP を自動的にコンパイルする。

Compiler Supports
Encoding

False

中間形式の .java ファイルを作成するときに WebLogic JSP コンパイラが使用する使われるエンコーディングを指定する。

true に設定すると、JSP コンパイラは JSP ページ上の page ディレクティブの contentType 属性で指定されたエンコーディングを使用する。contentType が指定されていない場合、jsp-descriptor 内の encoding パラメータで定義されたエンコーディングが使われる。

false に設定すると、JSP コンパイラは中間形式の .java ファイルの作成時に、JVM でのデフォルトのエンコーディングを使用する。

 


Container Descriptor

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Check Auth on Forward Enabled

有効にすると、サーブレットまたは JSP から転送されたリクエストの認証が必要になる。

選択または未選択

未選択

redirect-with-absoute-url

javax.servlet.http.HttpServletResponse.SendRedirect() メソッドが相対 URL、絶対 URL のどちらを使用してリダイレクトするかを制御する。 プロキシ HTTP サーバを使用しており、URL を絶対リンクに変換しないようにするには、この要素を false に設定する。

デフォルトの動作では、URL を絶対リンクに変換する。

ブール値

true

 


Charset Params

Input Charset Descriptors

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Resource Path

リクエストの URL に埋め込まれた場合に、[Java Charset Name] フィールドに指定された Java 文字セットを使用するように WebLogic Server に知らせるパス。

文字列

なし

Java Charset Name

使用する Java の文字セットを指定する。

Java の文字セット名

なし

Character Set Mapping

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

IANA Charset Name

[Java Charset Name] フィールドに指定される Java 文字セットにマッピングされる IANA 文字セット名を指定する。

IANA 文字セット名

なし

Java Charset Name

使用する Java の文字セットを指定する。

Java の文字セット名

なし

 


WebLogic Web Service のコンフィグレーション

デプロイメント記述子エディタでは、値の確認のみを目的として Web Service 関連の情報を表示します。値を変更すると、デプロイされている Web Service が正常に機能しなくなる可能性があります。

 


Web Services

RPC Services

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

JNDI Name

RPC スタイルの Web サービスに準拠するステートレス セッション EJB の JNDI 名。

文字列

なし

Home Interface

ステートレス セッション EJB のホーム インターフェース。

文字列

なし

Remote Interface

ステートレス セッション EJB のリモート インターフェース。

文字列

なし

URI

クライアント アプリケーションが Web サービスを起動するために使用する URI。

文字列

なし

Message Services

属性

説明

値の範囲

デフォルト値

Service Name

WebLogic Server とクライアント アプリケーションの間で受け渡しされる SOAP メッセージを処理する SOAP サーブレットの名前。

文字列

NULL

Destination

WebLogic Server とクライアント アプリケーションの間でデータを送受信する JMS トピックまたはキューの JNDI 名。

文字列

なし

Destination Type

JMS 送り先のタイプ (トピックまたはキュー)。

Topic または Queue

なし

Action

メッセージスタイルのこの Web サービスを起動するクライアント アプリケーションが、JMS の送り先にデータを送るのか、それとも JMS の送り先からデータを受け取るのかを指定する。

クライアントが JMS の送り先にデータを送る場合は send を指定し、クライアントが JMS の送り先からデータを受け取る場合は receive を指定する。

Send または Receive

なし

Connection Factory

JMS の送り先への接続を作成するために使われる接続ファクトリの JNDI 名。

文字列

なし

URI

クライアントが Web サービスを起動するために使用する URI。

文字列

なし

 

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