![]() |
![]() |
|
|
| |
Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタ ヘルプ
以下の各節では、Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの使用方法についての情報を記載しています。
Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの概要
Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタでは、Web アプリケーションを定義するデプロイメント記述子を編集します。 Web アプリケーションは J2EE のデプロイメント ユニットで、JSP、サーブレット、HTML ページなどの Web リソースのコレクションを定義します。 Web アプリケーションでは、EJB などの外部リソースへの参照を定義することもできます。
Web アプリケーションごとに、2 つのデプロイメント記述子 web.xml および weblogic.xml が存在します。これらは両方とも、Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタを使用して編集できます。 デプロイメント記述子 web.xml は、Sun Microsystems の Servlet 仕様で定義されています。weblogic.xml は、WebLogic Server に固有のデプロイメント記述子です。 Web アプリケーションの詳細については、 で公開されている WebLogic Server ドキュメントの『Web アプリケーションのアセンブリとコンフィグレーション』を参照してください。
Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタでは、既存のデプロイメント記述子の編集だけが可能で、新しいデプロイメント記述子を作成することはできません。
新しい Web アプリケーションの作成
新しい Web アプリケーションを作成するには
<!DOCTYPE web-app PUBLIC "-//Sun Microsystems, Inc.// DTD Web Application 2.3//EN" "http://java.sun.com/dtd/web-app_2_3.dtd">
<web-app> </web-app>
Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの使用方法
図1-1 [Web アプリケーション 記述子の編集...]
既存のデプロイメント記述子の編集
Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタによる Web アプリケーションのコンフィグレーション
この節では、Web アプリケーションに必要なデプロイメント情報を作成する方法について説明します。 この作業を行う前に、「新しい Web アプリケーションの作成」および「Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタの使用方法」での説明に従って、基本のデプロイメント記述子を作成し、Web アプリケーション デプロイメント記述子エディタ で Web アプリケーションを開いておく必要があります。
以下の各項では、Web アプリケーションのコンポーネントをコンフィグレーションする手順を説明します。 手順の説明に続けて、コンフィグレーション可能な属性の表を示します。この表は、手順の説明からリンクによって参照することもできます。
Web アプリケーションの基本属性のコンフィグレーション
コンテキスト パラメータのコンフィグレーション
コンテキスト パラメータは、サーブレット コンテナに名前/値のペアを渡すために使われます。 名前/値のペアで構成される任意の数のコンテキスト パラメータを入力することができます。
これらのパラメータには、コード内で javax.servlet.ServletContext.getInitParameter() および javax.servlet.ServletContext.getInitParameterNames() メソッドを使用してアクセスできます。
フィルタのコンフィグレーション
フィルタは Web アプリケーションのリソースに対するリクエストを傍受し、補助的な機能を実行します。 フィルタをコンフィグレーションするには、フィルタを作成し、サーブレットまたは URL パターンにマッピングします。 コンフィグレーション可能なフィルタまたはフィルタ マッピングの数に制限はありません。 詳細については、「フィルタ」を参照してください。
フィルタは Sun Microsystems の Servlet 2.3 仕様の最終勧告ドラフトの一部です。 アプリケーションでフィルタを使用する場合、仕様は最終的に承認されておらず、将来変更される可能性がある点に注意してください。
リスナのコンフィグレーション
リスナは HTTP セッションまたはサーブレットのコンテキスト イベントに応答する Java クラスです。 リスナは任意の数だけ作成できます。 詳細については、「アプリケーション イベントとリスナ」を参照してください。
アプリケーション イベントおよびリスナは、Sun Microsystems の Servlet 2.3 仕様の最終勧告ドラフトの一部です。 アプリケーションでアプリケーション イベントおよびリスナを使用する場合、仕様は最終的に承認されておらず、将来変更される可能性がある点に注意してください。
サーブレットのコンフィグレーション
サーブレットをコンフィグレーションするには、まずサーブレットを定義し、次にサーブレットを URL パターンにマッピングします。 サーブレットは任意の数だけ作成できます。 詳細については、「サーブレットのコンフィグレーション」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls61/webapp/components.html#configuring-servlets)を参照してください。
初期化パラメータを取得するには、親の javax.servlet.GenericServlet クラスから getInitParameter(String name) メソッドを呼び出します。 パラメータの名前が渡されると、このメソッドは String 型のパラメータ値を返します。
ウェルカム ページのコンフィグレーション
ディレクトリ名による HTTP リクエストを受信すると、WebLogic Server はここで設定するリストの先頭に指定されたファイルを返します。 先頭のファイルが見つからない場合、リスト内の次のファイルが検索されます。 詳細については、「ウェルカム ページのコンフィグレーション」を参照してください。
セッション タイムアウトのコンフィグレーション
セッション タイムアウトでは、この Web アプリケーションで HTTP セッションが失効する時間を設定します。
MIME マッピングのコンフィグレーション
MIME マッピングでは、ファイル拡張子と MIME タイプの間のマッピングを定義します。 MIME マッピングは任意の数だけ作成できます。
エラー ページのコンフィグレーション
エラー ページは、HTTP エラー コードまたは Java 例外への応答として表示されるように設定された JSP または HTTP ページです。 各種の HTTP エラー コードまたは Java 例外に応答する、さまざまなエラー ページを設定することができます。 詳細については、「HTTP エラー応答のカスタマイズ」を参照してください。
JSP タグ ライブラリのコンフィグレーション
JSP タグ ライブラリには、ユーザが記述する JSP タグを定義する Java クラスおよび記述子が含まれます。 作成できるタグ ライブラリの数に制限はありません。 1 つまたは複数の JSP タグ ライブラリをコンフィグレーションできます。 詳細については、『WebLogic JSP タグ エクステンション プログラマーズ ガイド』を参照してください。
リソース環境参照のコンフィグレーション
リソース環境参照は、Sun Microsystems の Servlet 2.3 仕様の最終勧告ドラフトの一部であり、現時点では WebLogic Server に実装されていません。
リソース参照のコンフィグレーション
リソース参照は、外部リソースのルックアップ名を定義します。 デプロイメント時の実際の位置にマッピングされるこの「仮想」名によって、サーブレットのコード内でリソースをルックアップすることができます。 リソース参照は任意の数だけ作成できます。
セキュリティ制約のコンフィグレーション
セキュリティ制約は、指定されたリソースにセキュリティを適用します。 セキュリティ制約は任意の数だけ作成できます。 詳細については、「Web アプリケーション内のリソースへのアクセスに制約を適用する」を参照してください。
ログインのコンフィグレーション
ログインのコンフィグレーションでは、ユーザ認証の方式、このアプリケーションで使われるレルム名、フォームによるログイン機能に必要な属性を定義します。
この要素が存在する場合、Web アプリケーションに定義されたSecurity Constraintsが適用されるリソースへのアクセス時に、ユーザが認証を受ける必要があります。 認証されたユーザは、アクセス権のあるほかのリソースにアクセスするための認可を受けることができます。
セキュリティ ロールのコンフィグレーション
セキュリティ ロールは、ロールに割り当てられるプリンシパル(通常はユーザ名)のセキュリティ コンテキストを定義します。 セキュリティ ロールは任意の数だけ作成できます。 詳細については、「Web アプリケーション内のリソースへのアクセスに制約を適用する」を参照してください。
環境エントリのコンフィグレーション
アプリケーションに対して環境エントリを宣言します。 環境エントリは任意の数だけ作成できます。
EJB 参照のコンフィグレーション
EJB 参照では、EJB リソースへの参照を定義します。 この参照は、WebLogic に固有のデプロイメント記述子ファイルである weblogic.xml にマッピングを定義することによって、デプロイメント時の実際の EJB の位置にマッピングされます。 EJB 参照は任意の数だけ作成できます。
新しい Webapp Ext のコンフィグレーション
左パネルの [WebApp Ext] ノードは、WebLogic に固有のデプロイメント記述子である weblogic.xml ファイルを表現します。 weblogic.xml 記述子では、WebLogic Server に固有の属性をコンフィグレーションします。 weblogic.xml 内の属性をコンフィグレーションするには、まずデプロイメント記述子エディタでこの記述子のノードを作成する必要があります。
weblogic.xml 記述子のノードを作成するには
セッション記述子のコンフィグレーション
Session Descriptorでは、HTTP セッション関連のパラメータをコンフィグレーションします。
JSP 記述子のコンフィグレーション
JSP Descriptorでは、JSP 関連のパラメータを設定します。
セキュリティ ロール割り当てのコンフィグレーション
セキュリティ ロールの割り当ては、セキュリティ ロールを 1 つまたは複数のプリンシパルにマッピングします。 プリンシパルはセキュリティ レルム内に定義しなければなりません。
文字セット パラメータのコンフィグレーション
文字セット パラメータを設定することにより、Unicode を使用しない運用を行うためのコードセットの動作を定義できます。 Java の文字セットから IANA 文字セットへのマッピングを指定することもできます。 詳細については、「HTTP リクエストのエンコーディングの指定」および「IANA 文字セットから Java 文字セットへのマッピング」を参照してください。
リファレンス記述子のコンフィグレーション
リファレンス記述子は、サーバ リソースの JNDI 名を、Web アプリケーションで使われる名前にマッピングします。 [Resource Description] パネルでは、データソースなどのリソースをその JNDI 名にマッピングします。 [Ejb Reference] パネルでは、EJB をその JNDI 名にマッピングします。
コンテナ記述子のコンフィグレーション
サーブレットから JNDI に転送されるリクエストの認証が必要なときは、転送時の認証チェックを有効にします。
Web App Descriptor
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Listener Class Name |
Web アプリケーションのイベントに応答するクラスの名前。 |
クラス名 |
なし |
Parameters
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Description |
初期化パラメータのテキストによる説明。 |
|
MyError Page |
Param Name |
この初期化パラメータの名前を定義する。 |
文字列 |
なし |
Param Value |
この初期化パラメータの String 型の値を定義する。 |
文字列 |
なし |
Security Role Refs
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Mime Type |
定義済みの MIME タイプを表す文字列。例 : text/plain |
文字列 |
MyMime Mapping |
Extension |
拡張子を表すテキスト。例 : txt |
文字列 |
なし |
Session Config
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Session Timeout |
この Web アプリケーションでセッションが失効するまでの時間(分)。 この要素に設定する値は、右に示した特殊な値を設定する場合を除いて、WebLogic 固有のデプロイメント記述子である weblogic.xml 内のSession Descriptorの TimeoutSecs パラメータに設定された値よりも優先される。 |
上限値 : Integer.MAX_VALUE ヨ 60 特殊な値 :
|
-2 |
Welcome Files
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Welcome Files |
デフォルトのウェルカム ファイルとして使用するファイルの名前(index.html など)。1 つまたは複数のウェルカム ファイルを指定できる。 |
文字列 |
なし |
resource-env-ref 要素では、コンポーネントの環境内のリソースと関連付けられる管理対象オブジェクトを指す、コンポーネントの参照の宣言を定義します。
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Description |
テキストによる説明。 |
文字列 |
なし |
Ref Name |
リソース環境参照の名前。この値は、コード内で使われる環境エントリ名である。 |
文字列 |
MyResource Env Ref |
Ref Type |
リソース環境参照のタイプ。 |
文字列 |
なし |
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Display Name |
この制約の名前。 |
文字列 |
MySecurity Constraint |
Auth Constraint
このセキュリティ制約に定義される Web リソースのコレクションに対して、どのグループまたはプリンシパルがアクセス権を持つかを定義します。
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
Description |
テキストによるこのセキュリティ制約の説明。 |
文字列 |
なし |
Role Name |
このセキュリティ制約に定義されるリソースにアクセス可能なセキュリティ ロールを定義する。 セキュリティ ロール名は、Role Nameを使用してプリンシパルにマッピングされる。 |
定義済みのセキュリティ ロール |
なし |
User Data Constraint
クライアントがサーバと通信する方式を定義します。
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
Description |
テキストによる説明。 |
文字列 |
なし |
Transport Guarantee |
クライアントおよびサーバ間の通信を指定する。 ユーザが INTEGRAL または CONFIDENTIAL 制約を使用して認証されると、WebLogic Server は SSL(Secure Sockets Layer)接続を確立する。 |
なし |
Web Resource Collection
このセキュリティ制約が適用される Web アプリケーションのコンポーネントを定義します。
LoginConfig
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
Auth Method |
ユーザ認証の方式を指定する。 有効な値は以下のとおり。 BASIC - ブラウザ認証を使用する |
BASIC - ブラウザ認証を使用する FORM - ユーザが作成する HTML フォームを使用する CLIENT-CERT |
BASIC |
Realm Name |
ユーザ資格を認証するために参照されるレルムの名前。 省略すると、デフォルトで WebLogic レルムが使われる。 詳細については、「セキュリティ レルムの指定」を参照のこと。 |
文字列 |
なし |
Login Page |
ユーザ認証に使われる Web リソースの URI。ドキュメント ルートからの相対位置で指定する。 リソースは HTML ページ、JSP、または HTTP サーブレットのいずれかで、特定の命名規約に準拠したフォームを含む HTML ページを返さなければならない。 |
文字列 |
なし |
Error Page |
認証ログインの失敗時にユーザに送られる Web リソースの URI。ドキュメント ルートからの相対位置で指定する。 |
文字列 |
なし |
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Description |
テキストによるこのセキュリティ ロールの説明。 |
文字列 |
なし |
Role Name |
ロール名。 ここで指定する名前に対応し、セキュリティ レルム内のプリンシパルにロールをマッピングするエントリが、WebLogic 固有のデプロイメント記述子である weblogic.xml に存在しなければならない。 |
文字列 |
system |
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Description |
テキストによる説明。 |
文字列 |
なし |
Env Entry Name |
環境エントリの名前。 |
文字列 |
MyEnvironment Entry |
Env Entry Value |
環境エントリの値。 |
文字列 |
なし |
Env Entry Type |
環境エントリのタイプ。 |
文字列 |
なし |
Ejb Refs
Security Role Assignment
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Role |
セキュリティ ロールの名前を指定する。 |
有効なセキュリティ ロール |
なし |
Principal Names |
セキュリティ レルム内で定義されたプリンシパルの名前を指定する。 プリンシパルをロールにマッピングするために、複数の <principal-name> 要素を使用できる。 セキュリティ レルムの詳細については、「WebLogic セキュリティのプログラミング」を参照のこと。 |
セキュリティ レルム内で定義されたプリンシパル |
なし |
Reference Descriptor
Resource Descriptions
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Res souce Reference |
リソース参照の名前を指定する。 |
文字列 |
なし |
Jndi Name |
リソースの JNDI 名を指定する。 |
Java の文字セット名 |
なし |
EJB Reference Description
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Ejb Reference |
Web アプリケーションで使われる EJB 参照の名前を指定する。 |
文字列 |
なし |
Jndi Name |
参照の JNDI 名を指定する。 |
Java の文字セット名 |
なし |
Session Descriptor
:
パラメータ名 |
デフォルト値 |
パラメータ値 |
---|---|---|
true |
URL 書き換えを有効にする。これは、セッション ID をコード化して URL に埋め込むことによって、ブラウザでクッキーが無効にされている場合にもセッション追跡を可能にする機能である。 |
|
52 |
セッション ID のサイズを設定する。 最小値は 8 バイトで、最大値は Integer.MAX_VALUE である。 WAP アプリケーションを記述する場合、WAP プロトコルではクッキーがサポートされないため、URL 書き換えを使用しなければならない。 また、一部の WAP デバイスでは(パラメータを含めた)URL の長さに 128 文字の制限があるため、URL 書き換えを使用して転送できるデータの量も制限される。 パラメータを通じてより多くの情報を伝達できるようにするには、このパラメータを使用して、WebLogic Server によってランダムに生成されるセッション ID のサイズを制限する。 |
|
CookieComment |
Weblogic Server Session Tracking Cookie |
クッキー ファイル内でセッション追跡クッキーを識別するコメントを指定する。 このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は「WebLogic Session Tracking Cookie」である。 アプリケーションに合わせた、より特殊な名前の指定が可能である。 |
CookieDomain |
NULL |
ブラウザがリクエストを行うときにクッキー情報を送信するサーバを識別する。 たとえば、CookieDomain を .mydomain.com に設定すると、*.mydomain.com ドメイン内のすべてのサーバにクッキーが返される。 ドメイン名には少なくとも 2 つのコンポーネントが必要である。設定値「*.com」または「*.net」は無効である。 このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は、クッキーを発行したサーバである。 |
CookieMaxAgeSecs |
-1 |
セッション クッキーがクライアント上で失効するまでの寿命を秒単位で設定する。 値が 0 の場合、クッキーは直ちに失効する。 最大の値は MAX_VALUE で、これはクッキーが失効しないことを表す。 -1 に設定すると、クッキーはユーザがブラウザを終了した時点で失効する。 |
CookieName |
JSESSIONID |
セッション クッキーの名前を定義する。 設定しない場合のデフォルト値は JSESSIONID である。 このパラメータには、アプリケーションに合わせてさらに特殊な名前を設定できる。 |
CookiePath |
NULL |
ブラウザによるクッキー送信先のパスを指定する。 このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は /(スラッシュ)である。このとき、ブラウザは WebLogic Server が管理するすべての URL にクッキーを送信する。 このパスをより狭い範囲のマッピングに設定し、ブラウザによるクッキー送信先のリクエスト URL を限定することができる。 |
InvalidationIntervalSecs |
60 |
タイムアウトして無効になったセッションに対してハウスクリーニング チェックを実行し、古いセッションを削除してメモリを解放するまで WebLogic Server が待機する時間を秒単位で設定する。 このパラメータは、トラフィックの多いサイト上で最適なパフォーマンスを得られるように、WebLogic Server をチューニングするために使用する。 最小値は 1(毎秒)である。 最大値は 604,800(週に 1 回)である。 パラメータを設定しない場合のデフォルト値は 60 秒である。 |
120 |
JDBC 接続をタイムアウトするまで WebLogic Server が待機する時間を秒単位で設定する。x は間隔を表す秒数である。 |
|
session_db |
PersistentStoreType を file に設定する場合、このパラメータで、WebLogic Server がセッションを格納するディレクトリ パスを設定する。 ディレクトリ パスは、一時ディレクトリからの相対パスまたは絶対パスのどちらかで指定する。 一時ディレクトリは、Web アプリケーションの WEB-INF ディレクトリの下に生成されるディレクトリ、または context-param 要素の javax.servlet.context.tmpdir によって指定されるディレクトリのどちらかである。 各セッションのサイズに有効セッション数を乗じて、すべてのセッションを格納するのに十分なディスク容量を確保しておくこと。 セッションのサイズは、PersistenceStoreDir に作成されるファイルを調べることによって確認できる。 このディレクトリを複数のサーバ間での共有ディレクトリにすることによって、ファイルベースの永続性を使用するセッションをクラスタ対応にすることができる。 このディレクトリは手動で作成しなければならない。 |
|
PersistenceStorePool |
なし |
永続性ストレージのために使用する JDBC 接続プールの名前を指定する。 |
PersistentStoreType |
memory |
以下のいずれかの永続ストア方式を設定する。 |
CookiesEnabled |
True |
セッション クッキーの使用はデフォルトで有効であり、また推奨されているが、このプロパティを false に設定するとセッション クッキーを無効にすることができる。 このオプションを無効にして、URI 書き換えの使用をテストすることができる。 |
TrackingEnabled |
True |
true に設定すると、セッション追跡が有効になる。 |
TimeoutSecs |
3600 |
セッションをタイムアウトするまで WebLogic Server が待機する時間を秒単位で設定する。x はセッションのアクティビティ間の秒数である。 最小値は 1、デフォルト値は 3600、最大値は integer MAX_VALUE である。 ヒット数の多いサイトでは、セッションのタイムアウトを調整することによってアプリケーションのチューニングが可能である。 ブラウザ クライアントにはセッションを終了するあらゆる機会を与えることが望ましいが、その一方で、ユーザがサイトを立ち去った場合、またはその他の理由によってセッションを終了した場合には、そのセッションからサーバを速やかに解放することが望ましい。 このパラメータの設定は、web.xml 内の session-timeout 要素の値(分単位で定義する)によって優先的に置き換えることができる。 詳細については、「Session Timeout」を参照のこと。 |
ConsoleMainAttribute |
|
WebLogic Server Administration Console でセッション モニタを有効にする場合、このパラメータに、モニタ対象の各セッションを識別するために使用するセッション パラメータの名前を設定する。 |
PersistentStoreCookieName |
WLCOOKIE |
クッキーベースの永続性で使われるクッキーの名前を設定する。 |
JSP Descriptor
パラメータ名 |
デフォルト値 |
パラメータ値 |
---|---|---|
Compile Command |
javac、またはコンフィグレーション対象のサーバに対して定義された Java コンパイラ |
生成される JSP サーブレットのコンパイルに使われる標準 Java コンパイラの絶対パス名を指定する。 処理を高速にするためには、IBM の Jikes や Symantec の sj などの異なったコンパイラを指定する。 |
Compiler Class |
なし |
WebLogic Server の仮想マシンにで実行される Java コンパイラの名前 (javac や sj などの実行可能コンパイラの代わりに使われる)。 |
Compile Flags |
なし |
コンパイラに 1 つまたは複数のコマンドライン フラグを渡す。 複数のフラグは引用符で囲み、スペースで区切って指定する。 次に例を示す。 java weblogic.jspc |
Working Dir |
初期生成されるディレクトリ |
JSP に対して生成された Java クラス ファイルおよびコンパイル済みクラス ファイルを WebLogic Server が保存するディレクトリの名前。 |
Verbose |
true |
true に設定すると、デバッグ情報がブラウザ、コマンド プロンプト、および WebLogic Server のログ ファイルに出力される。 |
keepgenerated |
false |
JSP のコンパイル プロセスで中間ステップとして生成される Java ファイルを保存する。 このパラメータを true に設定しない場合、中間の Java ファイルはコンパイル後に削除される。 |
Page Check Seconds |
1 |
JSP ファイルに変更があり、再コンパイルが必要かどうかを WebLogic Server がチェックする間隔を秒単位で設定する。 ファイルが変更されている場合、依存性も同時にチェックされ、再帰的に再ロードされる。 このパラメータを 0 に設定すると、リクエストのたびにページがチェックされる。 -1 に設定すると、ページのチェックおよび再コンパイルは無効になる。 |
Encoding |
使用しているプラットフォームでのデフォルトのエンコーディング |
JSP ファイルで使われるデフォルトの文字セットを指定する。 標準の Java 文字セット名を使用する。 このパラメータを設定しない場合のデフォルト値は、プラットフォームで使われているエンコーディングである。 この設定値は、JSP ページのディレクティブ(JSP コードに記述される)によって優先的に置き換えられる。 次に例を示す。 <%@ page contentType="text/html; charset=custom-encoding”%> |
Package Prefix |
jsp_servlet |
すべての JSP ページがコンパイルされるパッケージを指定する。 |
No Try Blocks |
false |
JSP ファイルで、カスタムの JSP タグが多く存在するかまたは深くネストされ、コンパイル時に java.lang.VerifyError 例外が発生する場合、このフラグを使用すると JSP を正しくコンパイルすることができる。 |
Precompile |
false |
true に設定すると、WebLogic Server は起動時にすべての JSP を自動的にコンパイルする。 |
Compiler Supports |
False |
中間形式の .java ファイルを作成するときに WebLogic JSP コンパイラが使用する使われるエンコーディングを指定する。 true に設定すると、JSP コンパイラは JSP ページ上の page ディレクティブの contentType 属性で指定されたエンコーディングを使用する。contentType が指定されていない場合、jsp-descriptor 内の encoding パラメータで定義されたエンコーディングが使われる。 false に設定すると、JSP コンパイラは中間形式の .java ファイルの作成時に、JVM でのデフォルトのエンコーディングを使用する。 |
Container Descriptor
Charset Params
Input Charset Descriptors
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
Resource Path |
リクエストの URL に埋め込まれた場合に、[Java Charset Name] フィールドに指定された Java 文字セットを使用するように WebLogic Server に知らせるパス。 |
文字列 |
なし |
Java Charset Name |
使用する Java の文字セットを指定する。 |
Java の文字セット名 |
なし |
Character Set Mapping
属性 |
説明 |
値の範囲 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
IANA Charset Name |
[Java Charset Name] フィールドに指定される Java 文字セットにマッピングされる IANA 文字セット名を指定する。 |
IANA 文字セット名 |
なし |
Java Charset Name |
使用する Java の文字セットを指定する。 |
Java の文字セット名 |
なし |
WebLogic Web Service のコンフィグレーション
デプロイメント記述子エディタでは、値の確認のみを目的として Web Service 関連の情報を表示します。値を変更すると、デプロイされている Web Service が正常に機能しなくなる可能性があります。
RPC Services
Message Services
![]() |
![]() |
![]() |