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手順 1 : EAR プロジェクトと Web アプリケーション プロジェクトを作成する

この手順では、EAR プロジェクトと Web アプリケーション プロジェクトを作成します。これらのプロジェクトは、Workshop for WebLogic の新しい Web アプリケーションの設計およびテストに必要な基本的な構成要素です。

EAR プロジェクトではプロジェクトの一部である Web アプリケーション、EJB、データベースなどのコンポーネントのリソースをコンフィグレーションおよび格納します。EAR プロジェクトには次の 2 つの主な役割があります。(1) EAR プロジェクトは Web プロジェクト、EJB プロジェクトなど、その他のプロジェクトから構成される複合プロジェクトです。(2) EAR プロジェクトは、その他のプロジェクトが利用できる JAR およびライブラリ モジュールが含まれるリソース プロジェクトです。

作成する Web アプリケーション プロジェクトは、EAR プロジェクトに属します。

この手順のタスクは以下のとおりです。

Workshop for WebLogic を起動し、新しいワークスペースを作成する

Workshop for WebLogic をまだ起動していない場合は、以下の手順で起動します。

Microsoft Windows の場合

Windows オペレーティング システムを使用している場合は、次の手順に従います。

Linux の場合

Linux オペレーティング システムを使用している場合は、次の手順に従います。

Workshop for WebLogic をすでに起動している場合、[ファイル｜ワークスペースの切替え] を選択します。

  1. [ワークスペース・ランチャー] ダイアログの [参照] ボタンをクリックします。
  2. [ワークスペース・ディレクトリーの選択] ダイアログで希望のディレクトリに移動し、[新しいフォルダの作成] をクリックします。
  3. 新しいフォルダの名前を WebAppTutorial にして、〔Enter〕を押し、[OK] をクリックします。
  4. [ワークスペース・ランチャー] ダイアログで [OK] をクリックします。
  5. [ようこそ] ビューを閉じます。

    img

新しい Web プロジェクトと EAR プロジェクトを作成する

  1. [プロジェクト・エクスプローラー] ビュー内の任意の個所を右クリックして、[新規｜動的 Web プロジェクト] を選択します。
    [次へ] をクリックします。
  2. [プロジェクト名] フィールドに CustomerCare と入力します。
    [EAR にプロジェクトを追加] の横のチェック マークを付けます。
    [EAR プロジェクト名] が CustomerCareEAR であることを確認します。
  3. [終了] をクリックします。

Web プロジェクトを最初に作成すると、デフォルトで [プロジェクト・エクスプローラー] ビューに表示されます。[プロジェクト・エクスプローラー] ビューには、ワークスペースとそのリソースの論理ビューが表示されます。

右側の図は、[ナビゲーター] ビューにおけるワークスペースを示しています。[ナビゲーター] ビューに切り替えるには、[ウィンドウ｜ビューの表示｜ナビゲーター] を選択します。[ナビゲーター] ビューには、ディスクに保存されているワークスペースがそのまま表示されます。

現在のワークスペースには 2 つのプロジェクトが存在します。Web プロジェクトの CustomerCare と、EAR プロジェクトの CustomerCareEAR です。2 つのプロジェクトは兄弟プロジェクトとして表示されています。これは、これらのプロジェクトがディレクトリ ツリーの同じレベルに存在するためです。ただし、これらのプロジェクトがコンパイルおよびデプロイされると、EAR プロジェクトの CustomerCareEAR が実際に、Web プロジェクト CustomerCare のコンテナ プロジェクトになります。

CustomerCare Web プロジェクト

CustomerCareEAR EAR プロジェクト

Web プロジェクトにファイルをインポートする

この手順では、顧客データベースへのアクセスを提供する制御ファイルを、Web プロジェクトにインポートします。代替の設計方法として、これらの制御ファイルをユーティリティ プロジェクト ([ファイル｜新規｜プロジェクト｜J2EE｜ユーティリティー・プロジェクト]) に配置する手段があります。こうすると、EAR 内のすべてのプロジェクトでこれらの制御ファイルを使用できます。ただし、ここでは簡単に説明するため、制御ファイルは Web プロジェクト内に直接配置します。

  1. [プロジェクト・エクスプローラー] ビューで、CustomerCare/Java リソース ノードを開きます。

  2. Windows エクスプローラ (または使用しているオペレーティング システムにおける代替ソフトウェア) を開き、ディレクトリ BEA_HOME/workshop_10.0/workshop4WP/eclipse/plugins/com.bea.workshop.product.wl.samples_1.0.0/tutorials/resources/webApp/ に移動し、controls および model の各フォルダの場所を見つけます。

    注意 :webService フォルダは絶対に開かないでください。

  3. これらの controls および model フォルダを [プロジェクト・エクスプローラー] タブ内の customerCare/Java リソース/src フォルダ上に直接ドラッグ アンド ドロップします。
  4. 次に進む前に、以下のディレクトリおよびファイル構造が存在することを確認します。

WebLogic Server ドメインを追加する

この手順では、アプリケーションをデプロイするサーバを指定します。

注意 : このチュートリアルを前に実行している場合、サーバにはチュートリアル関連プロジェクトの前のデプロイメントがすでに含まれている可能性があります。この場合、次に進む前に、(1) サーバから 前のチュートリアル コードを削除するか、(2) 新しいサーバ ドメインを作成することをお勧めします。

  1. J2EE パースペクティブ ([ウィンドウ｜パースペクティブを開く｜J2EE]) が表示されていることを確認します。
  2. [サーバー] タブをクリックします。

  3. [サーバー] タブ内の任意の場所を右クリックし、[新規｜サーバー] を選択します。
  4. [新規サーバー] ダイアログ内で、[BEA Systems｜BEA WebLogic v10.0 Server] を選択します。[次へ] をクリックします。
  5. [ドメイン ホーム] ドロップダウンで、BEA_HOME/wlserver_10.0/samples/domains/workshop の場所を選択します (注意 : このチュートリアル用に新規に作成したサーバ ドメインを使っている場合は、[参照] ボタンから、BEA_HOME/user_projects/domains/base_domain などのサーバ ドメインに移動します)。
    [次へ] をクリックします。
  6. [使用可能プロジェクト] カラムで CustomerCareEAR を選択します。[追加] ボタンをクリックして、選択プロジェクトを [構成プロジェクト] カラムに移動します。
  7. [終了] をクリックします。

    新しいサーバが [サーバー] タブに追加されます。

[サーバー] タブでは、アプリケーションの開発時にサーバおよびプロジェクトのデプロイメントを管理できます。

サーバにプロジェクトをデプロイしたり、サーバからプロジェクトをアンデプロイするには、対象サーバを右クリックし、[プロジェクトの追加および除去] を選択します。

プロパティの詳細を参照するには、サーバをダブルクリックします。

チュートリアルを移動するには、矢印をクリックしてください。

 

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