手順 5. 永続性設定を調べる
この手順の実施にかかる時間 : 15 分
persistence.xml ファイルでは、JPA 永続性のコンテキストを定義します。この手順では、JPA 永続性コンフィグレーション エディタを使用して、JPA Web プロジェクトの persistence.xml ファイルの内容を確認します。
この手順のタスクは以下のとおりです。
JPA 永続性コンフィグレーション エディタを使用して永続性コンフィグレーション ファイルを表示するには
JPA 永続性コンフィグレーション エディタは、persistence.xml で管理されている接続情報、マッピング済みクラス、および JPA プロパティを変更するためのグラフィカルなインタフェースを提供します。必要に応じて、このエディタで persistence.xml のソース ファイルを編集することもできます。
- [AppXplorer] ビューで、[JPA コンフィグレーション] を右クリックし、[開く] を選択します。
これにより、JPA 永続性コンフィグレーション エディタで persistence.xml コンフィグレーション ファイルが開かれます。
- [AppXplorer] ビューで persistence.xml ファイルをダブルクリックして開くこともできます。persistence.xml ファイルは、以下のパスに格納されています。
<project>/web/WEB-INF/src/java/META-INF
![](img/img112.jpg)
- JPA 永続性コンフィグレーション エディタは、以下の 4 つのカテゴリ タブから構成されています。
- [接続] - データベース接続情報を編集する。
- [マッピング] - マッピングされているクラスに関する情報を編集する。
- [プロパティ] - ベンダ固有のプロパティを編集する。
- [ソース] - persistence.xml のソースを直接編集する。
接続プロパティを表示するには (省略可能)
[接続] タブには、現在の接続プロパティが表示され、既存の接続に変更を加えることができます。
- BEA Kodo 接続情報を変更するには、[接続プロパティの編集] リンクをクリックします。
![](img/img113.jpg)
![](img/img113_1.jpg)
- [既存の接続から設定] をクリックすると、過去に [DbXplorer] を使用して設定した接続を使用できます。必要に応じて、データベース ドライバ ライブラリをコピーしてクラスパスに追加し、永続性コードから利用できるようにしておくこともできます。
![](img/img114.jpg)
JPA マッピング ファイルを表示するには (省略可能)
[マッピング] タブを使用すると、マッピング済みクラスを表示したり変更したりできます。
- JPA 永続性コンフィグレーション エディタの [マッピング」タブをクリックします。マップされているクラスのリストがエディタに表示されます。
- JPA エンティティ Bean を編集するには、マッピング済みクラスをリストから選択します。これにより、対応するマッピングされたクラス プロパティがエディタに表示されます。[クラス名] リンクをクリックすると、選択したマッピング済みクラスのソース コードを表示できます。
- エディタで新しいマッピング済みクラスを追加するには、[新しいマッピングされたクラス] をクリックしてクラスを参照します。
![](img/img115.jpg)
コンフィグレーション プロパティを表示するには (省略可能)
JPA コンフィグレーション エディタの [プロパティ] タブには、フォーム エディタによって現在の JPA コンフィグレーション プロパティとその値が表示されます。
- JPA コンフィグレーション エディタの [プロパティ] タブをクリックします。
- いずれかのコンフィグレーション プロパティを選択すると、そのコンフィグレーション プロパティの名前と値が表示され、編集できるようになります。
![](img/img116.jpg)
- プロパティを追加するには、[新しいプロパティ] ボタンをクリックして [名前] と [値] を指定するか、
ボタンをクリックしてプロパティのリストを参照します。[プロパティの選択] ダイアログには、すべての Kodo プロパティとその説明が一覧で表示されます。
![](img/img117_1.jpg)
検証とコード補完について理解するには (省略可能)
AppXRay を使用すると、JPA コンフィグレーション エディタでの検証とコード補完が行えます。[ソース] タブでの編集では、コード補完機能を利用できます。
- JPA コンフィグレーション エディタの [ソース] タブに切り替えます。
- 以下の行
<class>com.bea.beans.Customer</class>
を次のように編集します。
<class>com.bea.beans.Customer_New</class>
- プロジェクト内にも指定した場所にも存在しない無効なマッピング ファイルを指定したため、エディタによって警告が表示されます。クラス名を com.bea.beans.Customer に戻します。persistence.xml を保存します。
- [ソース] タブで編集では、〔Ctrl〕+〔Space〕を押すことによって、コード補完機能を利用できます。
- 次の図に示すように、開き山括弧を入力して、表示されるドロップダウンからコード補完機能を選択することで、<persistence-unit> の新しい子要素を作成できます。
チュートリアルを移動するには、矢印をクリックしてください。
さらにヘルプが必要ですか。質問は Workshop
ニュース グループまでお寄せください。