チュートリアル : Beehive NetUI Web アプリケーションからデータベースへのアクセス

このチュートリアルの内容

このチュートリアルでは、BEA Workshop を使ってデータベースにアクセス可能な Beehive NetUI Web アプリケーションを構築する方法について説明します。これには、Workshop を介して使用できる Beehive Web アプリケーションおよびコントロールの技術に関する一般的な説明も含まれます。

注意 : このチュートリアルでは、新しいワークスペースを作成する必要があります。ワークスペースをすでに開いている場合、IDE が再起動されます。開始する前に、この再起動による中断を回避するため、スタンドアロン モードでヘルプを起動し、このトピックを新しいブラウザで指定しておくことをお勧めします。詳細については、「スタンドアロン モードでのヘルプの使用」を参照してください。

このチュートリアルでは、顧客データベースを管理するための単純な Web アプリケーションを構築するための手順を段階的に示します。このチュートリアルでは、以下について学習します。

チュートリアルの概要

手順 1 : EAR プロジェクトと Web アプリケーション プロジェクトを作成する

このチュートリアルの最初の手順では、2 つのプロジェクトを作成します。EAR プロジェクトと、最小限のデフォルト ページ フローを持つ Web アプリケーション プロジェクトです。サンプル データベースに接続し、デプロイされるライブラリ モジュールを持つサーバを定義します。

この手順を完了すると、アプリケーションには次のコンポーネントが含まれます。

手順 2 : ページ フローとコントロールを追加する

2 番目の手順では、ページ フローと 2 つのコントロールを Web アプリケーション プロジェクトに追加します。

ページ フローは、Web アプリケーションのユーザに表示されるコンポーネントです。ページ フローは、任意の数の JSP と、コントローラ クラスと呼ばれる 1 つの Java クラスから構成されます。このクラスは、ユーザのアクションおよびアプリケーション内のイベントを処理します。

このチュートリアルで使われる以下の 2 つのコントロールによって、アプリケーションにおいてデータベースとの対話が可能になります。1 つ目のコントロール (CustomerControl.java) はカスタム Java コントロールです。2 つ目のコントロール (CustomerDB.java) はデータベース コントロールで、データベースを直接クエリします。厳密に言えば、Web アプリケーションで必要なコントロールは、データベースにアクセスするためのデータベース コントロール 1 つのみですが、ここでは、アプリケーションのモジュール性を高めるために 2 つ目のコントロール (ラッパー カスタム コントロールを持つデータベース コントロール) が使われています。モジュール性に関する詳細については、このチュートリアルの手順 2 で説明します。

この手順を完了すると、アプリケーションには次のコンポーネントが含まれます。

手順 3 : データ グリッドを作成する

3 番目の手順では、データベースのデータを表示する JSP にデータ グリッドを追加します。

コンポーネントはそれぞれ次のように連携して機能します。ページ フロー コントローラ クラスのメソッドがカスタム コントロールを呼び出し、このカスタム コントロールがデータベース コントロールを呼び出し、最後にこのデータベース コントロールがデータベースをクエリします。クエリによって返される結果が、データ グリッドによって JSP 上に表示されます。

手順 4 : 顧客データを編集するためのページを作成する

最後の手順では、編集ページをページ フローに追加し、データベース内のデータを編集できるようにします。

アプリケーションが完成すると次のようになります。

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