10. 変更後に整合性をチェックする

ここでは、アプリケーションに変更を加えたときに発生した潜在的な問題が、Workshop でどのように検出されるかについて説明します。

Workshop ファミリ製品には、Web アプリケーション アーティファクト間のすべての依存関係を保持するデータベースが備わっており、常に更新されています。例を示します。

いずれかの web アプリケーション アーティファクトが変更されると、整合性チェックが自動的に実行され、検出されたすべての問題が警告として報告されます。

この手法の重要な利点は、Web アプリケーションの開発時に明示的に「ビルド」操作や「チェック」操作を実行しなくても、早い段階で問題を検出できることです。

Java ソース ファイルの不整合の作成

  1. デバッグ パースペクティブから J2EE パースペクティブに戻ります。
  2. このページを開くには、[AppXplorer] で checkoutPayment.jsp をダブルクリックします。
  3. [デザイン パレット] ビューの [JSP 変数] セクションで、profile 変数を右クリックして一番上のメニュー項目を選択します。その変数の型を実装する Profile.java ファイルが開かれます。
  4. 〔Ctrl〕+〔F〕を押して、getFirstName() メソッドを検索します。
  5. public String getFirstName()

    {

      return m_firstName;

    }

  6. getFirstName()」を「getGivenName()」に変更して Java ファイルを保存します。
  7. [問題] ビューに、型 Profile の firstName フィールドが定義されていないことを示す警告が表示されます。

  8. getGivenName()」を「getFirstName()」に戻します。
  9. Java ファイルを保存すると、[問題] ビューからエラー エントリが削除されます。

Struts コンフィグレーション ファイルの不整合の作成

  1. このページを開くには、[AppXplorer] で WEB-INF/struts-config.xml をダブルクリックします。
  2. リスト内の最初の Action MappingPath フィールドの値を「/changeLocale」から「/changeLanguage」に変更します。
  3. Enter〕を押してエントリを確定してからファイルを保存します。
  4. [問題] ビューに、changeLocale アクションが Struts コンフィグレーション ファイル内に存在しないことを示す警告が表示されます。

  5. 「/changeLanguage」を「/changeLocale」に戻し、〔Enter〕を押してエントリを確定します。
  6. ファイルを保存すると、[問題] ビューから警告が削除されます。

 

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