9. アプリケーションを実行し、デバッグする

ここでは、サーバを設定して、Web アプリケーションを Web コンテナで実行します。また、Web ページ内のブレークポイントを使用して Web アプリケーションをデバッグする方法についても説明します。

背景

Workshop は、既存の Eclipse Java デバッガとの統合が可能な JSP デバッガを備えています。たとえば、JSP ページ内にブレークポイントを設定し、JSP タグの Java 実装にステップ インした後で JSP ページに戻る、といった操作が可能です。また、web アプリケーションのコンフィグレーションから、デプロイ、サーバの起動までを自動化したり、デバッグのために既存のサーバにアタッチしたりできます。

WebLogic Server をコンフィグレーションする

この手順では、Workshop で使用する WebLogic Server ドメインを追加します。 このサーバ ドメインには、アプリケーションで必要なランタイム ライブラリが含まれており、アプリケーションはこのサーバにデプロイされます。


アプリケーションの実行とデバッグ

Web ページでのブレークポイントの使用

  1. このページを開くには、[AppXplorer] で searchResults.jsp をダブルクリックします。
  2. ソース エディタで、sonic:searchResults タグを含む次の行を探します。
  3. <sonic:searchResults id="results" searchId="search"/>

  4. ソース エディタで、この行のマーカー バーを右クリックして [ブレークポイントの切り替え] コマンドを選択します。
  5. マーカー バーとは、ソース エディタの左側のグレーの領域です。

  6. 実行中の web アプリケーションで、「your favorite music...」と書かれた画像の下にある「Rock」リンクをクリックします。
  7. JSP デバッガが、上の手順で設定したブレークポイントで停止します。

  8. JSP デバッガによって、[JSP 変数] ビューがデバッグ パースペクティブに追加されています。[JSP 変数] ビューで、[選択可能な変数] ノードを展開します。
  9. 変数の元となっているもの (JSP ページや Struts アクションなど) に関係なく、このページからアクセスできる変数が表示されます。これにより、アプリケーション サーバ固有のマップ内で、ページで使用している変数を検索する時間を短縮できます。

  10. [実行ステップイン] を選択すると、JSP タグの doStartTag メソッドで Java デバッガが停止します。
  11. [実行ステップ・リターン] を選択すると、コントロールが searchResults.jsp ページに戻ります。
  12. 戻った後は、ステップ実行を継続しても、[実行再開] を選択して Web アプリケーションの実行を再開しても構いません。
  13. サーバを停止するには、[コンソール] ビューのタイトル バーにある [サーバを停止] アイコンをクリックします。

 

関連するタスク

JSP をデバッグする場合の特別な考慮事項

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