8. フォーム入力データを検証する
ここでは、Struts の検証フレームワーク ウィザードを使用して、ログイン ページで入力されるフィールドのチェックを追加します。
背景
Struts には、バリデータ フレームワークによって非常に拡張性の高いデータ検証システムが導入されました。しかし、バリデータ フレームワークはバリデータ、コンフィグレーション ファイル、JSP バリデータ フォーム クラス、リソース バンドルといったさまざまなコンポーネントで構成されるため、これらのアーティファクトを追跡するプロセスが煩雑になるおそれがあります。検証フレームワーク ウィザードを使用すると、すべての検証リソースの作成、変更、および同期を 1 つのインタフェースで行えます。検証フレームワーク ウィザードを通じて、アプリケーションに新しい検証が追加されると、すべての変更が適切なコンフィグレーション ファイルに伝播されます。
検証フレームワーク ウィザードのロード
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[AppXplorer] で、[Struts コンフィグレーション|モジュール|デフォルト] ブランチを展開して Struts アーティファクトの一覧を表示します。
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[検証フォーム] を展開して logonForm をダブルクリックします。
これにより、WEB-INF ディレクトリに格納されている validation.xml が検証フレームワーク エディタにロードされます。このエディタを使用すると、フォーム検証の変更、削除、追加が簡単に行えます。次の節では、新しい検証を追加する方法を説明します。
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検証エディタの [フォーム] セクションで、logonForm を右クリックして [削除] を選択します。
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logonForm 検証を再作成するには、[新しいフォーム] ボタンをクリックして検証ウィザードを起動します。
検証ウィザードを使用すると、視覚的にフォーム バリデータを作成し、ユーザ入力に基づいて validation.xml に適切なソース コードを追加できます。
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[フォーム検証の挿入] ウィンドウで logonForm を選択し、[次へ] をクリックします。
- password フィールドと username フィールドの両方に検証を追加します。[次へ] をクリックします。
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アプリケーションにはリソース キー パターンが定義されていないので、[次へ] をクリックして password フィールドのバリデータを定義します。
- password フィールドについては、[フィールド バリデータの追加] をクリックし、minlength と required を選択します。[OK] をクリックします。
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password フィールドの [フィールド バリデータ] ウィンドウで Min Length に「 3」を設定し、記号 {0} をクリックして出力メッセージを選択します。表示可能なリソース名の一覧が表示されます。
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リソース キーの一覧から login.password.text を選択し、[OK] をクリックしてから [次へ] をクリックします。
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username フィールドの検証を追加するため、required フィールド バリデータを選択します。
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このバリデータの出力メッセージを設定するには、記号 {0} をクリックして login.login.text リソース キーを選択します。[OK] をクリックしてから [終了] をクリックします。
バリデータの追加
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新しいバリデータは、検証フレームワーク ウィザードでも定義および編集できます。現在のカスタム バリデータの一覧を表示するには、([ソース] ビューの下部にある) [バリデータ] タブをクリックします。
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このプロジェクトにはカスタム バリデータは用意されていませんが、新しいバリデータは [新しいバリデータ] ボタンと [バリデータ ウィザード] を使用して簡単に追加できます。
![](../../../images/validators.jpg)
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