手順 2 : XMLBeans スキーマを作成する

この手順では、単純なスキーマを作成して、そこから XMLBeans Builder で Java タイプを生成します。ビルダ ファセットを有効にした際に、[schemas] フォルダが作成されました。このディレクトリに配置された XML スキーマは、XMLBeans Builder によって自動的に Java タイプにコンパイルされます。

この手順のタスクは以下のとおりです。

XMLBeans スキーマを作成する

  1. [プロジェクト・エクスプローラー] の [XMLBeansWebService] プロジェクトで、XMLBeans Builder ファセットを有効化した際に追加された [schemas] フォルダを見つけます。
  2. [schemas] フォルダを右クリックして、[新規|その他] の順にクリックします。
  3. [新規] ダイアログで [XML] ノードを展開し、[XML スキーマ] をクリックしてから [次へ] をクリックします。
  4. [XML スキーマの作成] ダイアログで [schemas] ディレクトリが選択されていることを確認します。
    [ファイル名] ボックスに PurchaseItem.xsd と入力します。
    [終了] をクリックします。

XMLBeans スキーマを編集する

  1. PurchaseItem.xsd の設計ビューで、[タイプ] ボックスを右クリックしてから、[Complex Type の追加] をクリックします。
  2. 新しいタイプの名前を itemType に変更します。
  3. [itemType] 複合タイプをダブルクリックして、その定義の編集を開始します。
  4. [itemType] を右クリックして、[Sequence の追加] を選択します。
  5. [sequence] シンボルを右クリックしてから、[Element の追加] をクリックします。新しい要素の名前を「name」に変更します。
  6. 手順 4 と手順 5 を繰り返して、「price」と「quantity」の各要素をシーケンスに追加します。
  7. PurchaseItem.xsd を保存します。
  8. [price] を右クリックして、[プロパティーの表示] を選択します。
  9. [プロパティー] タブの [タイプ] ドロップダウンで、[double] を選択します。
  10. 手順 8 と手順 9 を繰り返して、quantity 要素のタイプを int に変更します。
  11. 設計ビューの左上隅で、このスキーマの設計ビューに戻るアイコンをクリックします。
  12. [要素] ボックスを右クリックしてから、[Element の追加] をクリックします。新しい要素の名前を「item」に変更します。
  13. [item] を右クリックし、[タイプの設定|参照] の順に選択します。
  14. [タイプの設定] ダイアログで [itemType] (直前に作成した複合スキーマ タイプ) までスクロールして、[OK] をクリックします。
  15. IDE でお使いのスキーマから Java タイプを生成できるように、必ずファイルを保存します。

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