手順 3 : XMLBeans を Web サービスに統合する

ここでは、テストに使用する Web サービスを作成します。

この手順のタスクは以下のとおりです。

Web サービスを作成する

  1. [プロジェクト・エクスプローラー] で [XMLBeansWebService|Java リソース] を展開し、[src] フォルダを右クリックして [新規|パッケージ] の順に選択します。
  2. [新規 Java パッケージ] ダイアログの [名前] フィールドに purchasing.services と入力して [終了] をクリックします。
  3. [purchasing.services] パッケージを右クリックし、続いて [新規|WebLogic Web サービス] の順にクリックします。
  4. [新しい Web サービス] ダイアログの [ファイル名] フィールドに ItemService と入力して、[終了] をクリックします。

XMLBeans クラスを呼び出す

  1. [ItemService] のデザインが表示されたら、[hello] をクリックしてメソッドのコードを編集します。
  2. ソース ビューで次の import 文を追加して、お使いのスキーマで生成されたタイプをインポートします。
    import org.example.purchaseItem.*;
  3. @WebMethod アノテーションと hello メソッドのコードを以下の内容に置き換えます。
        @WebMethod 
        public double calculateTotal(ItemDocument itemDoc) {
            ItemType item = itemDoc.getItem();
            double itemPrice = item.getPrice();
            int itemQuantity = item.getQuantity();
            return itemPrice * itemQuantity;
        }
  4. 変更を保存します。

Web サービスを実行する

  1. [プロジェクト・エクスプローラー] で、[ItemService.java] ノードを右クリックして、[実行|サーバーで実行] の順に選択します。
  2. [サーバーで実行] ダイアログで、[終了] をクリックします。

    Web サービスがサーバにデプロイされるまで待機します。
    [WebLogic テスト クライアント] を示す Web ブラウザのタブが表示されます。このテスト環境を使用して Web サービスのメソッドを実行できます。
  3. [テスト クライアント] の calculateTotal オペレーション名の下に、作成したスキーマに基づく XML が含まれたボックスが表示されます。これはテスト用のテンプレートとして作成されるものです。
  4. このテンプレート XML の <price> および <quantity> 要素内の値をテストで使用する値に置き換えられます。
  5. [calculateTotal] をクリックして、Web サービスをテストします。

    テスト クライアントが更新されて、Web サービスとの間で送信および受信された要求と応答メッセージの XML 表現が表示されます。

    応答には、生成されたタイプを介して XML から取得された値の合計結果が含まれます。

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