クラスタのデプロイメント

このトピックでは、WebLogic Server のクラスタに対するドメインのコンフィグレーション、およびそのクラスタへの Workshop アプリケーションのデプロイメントについて、それぞれの手順を説明します。各手順は、Windows 版 Workshop に対してのみ有効です。クラスタ ハードウェア コンフィグレーションの詳細については、WebLogic 7.0 マニュアルの WebLogic クラスタのセットアップを参照してください。

クラスタのセットアップとデプロイメントには、次の基本的な作業が 5 つあります。

ドメインおよび管理サーバのコンフィグレーション

1. [スタートBEA WebLogic Platform 7.0Configuration Wizard] を選択します。

2. [テンプレートを選択してください] ダイアログボックスで、[WebLogic Workshop] を選択します。
[名前] で、ドメインに名前を付けます。[次へ] をクリックします。

3. [サーバ タイプを選択] ダイアログ ボックスで、[Admin Server with Clustered Managed Server(s)] を選択します。[次へ] をクリックします。

4. [ドメインの場所を選択] ダイアログ ボックスで、ローカル マシンのドメインの場所を入力します。
5. [クラスタ化サーバをコンフィグレーションします] ダイアログ ボックスで、[追加] ボタンをクリックして、クラスタに含めるそれぞれの管理対象サーバに関する情報を入力します。それぞれの管理対象サーバに対して、以下の項目を入力します。

クラスタに追加する管理対象サーバごとに手順 5 を繰り返します。

6. [クラスタのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスで、以下の項目を入力します。

7. [スタンドアロン/管理サーバのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスで、以下の項目を入力します。 8. [管理ユーザを作成] ダイアログ ボックスで、[ユーザ名] と [パスワード] を入力します。ユーザ名とパスワードは、クラスタ内のサーバ インスタンスを起動するのに必要です。「system」などのユーザ名は、サーバ インスタンスを起動できるロールに属している必要があります。指定可能なユーザ名の詳細については、『BEA WebLogic Server 管理者ガイド』のシステム管理操作の保護を参照してください。
9. [サーバの [スタート] メニュー エントリを作成] ダイアログ ボックスで、[スタート] メニューに管理サーバへのショートカットを置くかどうかを選択します。
10. [コンフィグレーションの概要] ダイアログ ボックスで、[作成] をクリックします。 後で参照するときのために、コンフィグレーション サマリをテキスト エディタにコピーしておくことをお勧めします。
11. [コンフィグレーション ウィザードが完了しました] ダイアログ ボックスで、[コンフィグレーション ウィザードを終了します。] を選択し、[完了] をクリックします。
ドメイン コンフィグレーション ウィザードは、ドメインをコンフィグレーションし、指定した値を基にドメインの config.xml ファイルを生成します。

管理対象サーバのコンフィグレーション

この作業は、上記の手順 5 で指定した管理対象サーバごとに繰り返す必要があります。

12. [スタートBEA WebLogic Platform 7.0Configuration Wizard] を選択します。

13. [テンプレートを選択してください] ダイアログ ボックスで、[WebLogic Workshop] を選択します。[名前] で、管理サーバのコンフィグレーション時に入力したドメイン名を入力します。

14. [サーバ タイプを選択] ダイアログ ボックスで、[Managed Server (with owning Admin Server configuration)] を選択します。

15. [ドメインの場所を選択] ダイアログ ボックスで、ローカル マシンのドメインの場所を入力します。

16. [管理サーバ接続のコンフィグレーション] ダイアログ ボックスで、以下の項目を入力します。

17. [スタンドアロン/管理サーバのコンフィグレーション] ダイアログ ボックスで、以下の項目を入力します。

18. [管理ユーザを作成] ダイアログ ボックスで、[ユーザ名] と [パスワード] を入力します。 ユーザ名とパスワードは、クラスタ内のサーバ インスタンスを起動するのに必要です。 「system」などのユーザ名は、サーバ インスタンスを起動できるロールに属している必要があります。指定可能なユーザ名の詳細については、『BEA WebLogic Server 管理者ガイド』のシステム管理操作の保護を参照してください。

19. [サーバの [スタート] メニュー エントリを作成] ダイアログ ボックスで、[スタート] メニューに管理サーバへのショートカットを置くかどうかを選択します。

20. [コンフィグレーションの概要] ダイアログ ボックスで、[作成] をクリックします。 後で参照するときのために、コンフィグレーション サマリをテキスト エディタにコピーしておくことをお勧めします。

21. [コンフィグレーション ウィザードが完了しました] ダイアログ ボックスで、[コンフィグレーション ウィザードを終了します。] を選択し、[完了] をクリックします。  

ソフトウェア プロキシ サーバのコンフィグレーション

ソフトウェア プロキシ サーバを使用する場合、クライアントからのリクエストを処理するプロキシ アプリケーションを構築およびコンフィグレーションする必要があります。ソフトウェア プロキシ サーバの詳細については、WebLogic Server 7.0 マニュアルのプロキシ プラグインのコンフィグレーションを参照してください。

クラスタ化サーバの起動

クラスタを起動するには、まず管理サーバを起動してから、それぞれの管理対象サーバを起動します。 管理サーバを起動する前に、管理対象サーバを起動しないでください。  

管理サーバを起動するには

22. コマンド シェルを開き、上記の手順 4 で作成したドメイン ディレクトリに cd で移動します。

23. 以下のコマンドを入力します。
    startWebLogic production nodebug.

管理対象サーバを起動するには

24. コマンド シェルを開き、上記の手順 4 で作成したドメイン ディレクトリに cd で移動します。

25. 以下のコマンドを入力します。

      startManagedWeblogic [managed server DNS name or IP address] [URL of the administration server:port]

以下に例を示します。
   startManagedWeblogic managedServer1 http://adminServer:7133

クラスタ内の管理対象サーバごとに手順 24 と 25 を繰り返します。

クラスタへのアプリケーション EAR ファイルのデプロイメント

Workshop アプリケーションをサーバ クラスタにデプロイする前に、アプリケーション用の EAR ファイルを生成する必要があります。EAR ファイルの生成方法については、Workshop プロジェクトから EAR ファイルを生成するを参照してください。

jwsCompile で EAR を作成する場合、-http-port-https-port、および -hostname の各パラメータを必ず指定してください。-http-port-https-port では、クライアントがプロキシ サーバの呼び出しに使用するポートを指定します。-hostname パラメータでは、プロキシ サーバの DNS 名を指定する必要があります。EAR を生成したら、クラスタ内のサーバにデプロイする必要があります。EAR ファイルをクラスタにデプロイするには、コマンド ライン ツール weblogic.Deployer か WebLogic Server コンソールのどちらかを使用できます。weblogic.Deployer で EAR ファイルをクラスタにデプロイする方法については、WebLogic Server 7.0 マニュアルの weblogic.Deployer ユーティリティ および weblogic.Deployer を参照してください。WebLogic Server コンソールで EAR ファイルをデプロイする方法については、WebLogic Server Administration Consoleを参照してください。

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