.NET Web サービスを使用するには

サービス コントロールを使用すると、WebLogic Workshop Web サービスから .NET Web サービスを使用できます。サービス コントロールを使用すると、作成する Web サービスは、別の Web サービスをあたかも通常の Java クラスであるかのように使用できます。その際、他の Web サービスがどの言語で実装されているかは関係ありません。

非 WebLogic Workshop Web サービス用のサービス コントロールを作成するには、まず対象 Web サービスの WSDL(Web Service Description Language)ファイルを取得する必要があります。通常、WSDL ファイルを取得するには、URL の後ろに ?WSDL を付加して Web サービスにアクセスします。

.NET Web サービス用のサービス コントロールを作成するには

  1. Web ブラウザで、通常の URL の後ろに ?WSDL を付加して Web サービスにアクセスします。

たとえば、サービスの URL が http://host/service.asmx の場合は、次のように URL を入力します。

      http://host/service.asmx?WSDL
  1. 受信した WSDL を WebLogic Workshop プロジェクトに保存します。ブラウザによっては、保存される WSDL ファイルの最初と最後に HTML タグが含まれる場合があります。これらのタグは、テキスト エディタで削除する必要があります。

  2. WebLogic Workshop で、WSDL ファイルを保存したプロジェクトとディレクトリを参照します。

  3. WSDL ファイルをダブルクリックし、[WSDL から CTRL を生成] を選択します。

  4. CTRL ファイルが生成されます。このファイルは、プロジェクト内の任意の Web サービスから使用できるサービス コントロールです。サービス コントロールに詳細については、サービス コントロール : 他の Web サービスを使用するを参照してください。

生成したサービス コントロールの使い方については、コントロールを使用するを参照してください。

このトピックでは、WebLogic Workshop Web サービスを .NET Web サービスのクライアントとして機能させる方法について説明しました。.NET Web サービスが WebLogic Workshop Web サービスのクライアントとして機能する例については、.NET クライアント サンプルを参照してください。

関連トピック

サービス コントロール : 他の Web サービスを使用する

WSDL ファイル : Web サービスの記述

CTRL ファイル : コントロールを実装する