WebLogic Server 6.1 で生成された WSDL ファイルからサービス コントロールを作成するには
WebLogic Server 6.1 は、WebLogic 6.1 のリリース時に有効だったバージョンの XML スキーマ(「schema 99」といいます)を基に WSDL ファイルを生成します。WebLogic Workshop では、現在の XML スキーマの仕様「schema 2001」に準拠する WSDL ファイルを想定しています。
schema 99 の WSDL ファイルを schema 2001 に変換するには
以下の手順を実行します。
すべての <schema> 定義で、<complexType> 定義の <attribute> 要素は、<sequence> タグ(存在する場合)の後に来る必要があります。次に例を示します。
<schema> <complexType> <attribute> <attribute> <sequence> <element> <element> </sequence> </complexType> </schema>
上の例は、以下のように変更する必要があります。
<schema> <complexType> <sequence> <element> <element> </sequence> <attribute> <attribute> </complexType> </schema>
WSDL の対象ネームスペースを示すために XML ネームスペース tns を宣言します。したがって、以下のように始まる WSDL があるとします。
<definitions targetNamespace="java:com.mycompany.webservices.vehicle" ... >
上記の場合には、以下のように tns ネームスペースの定義を追加する必要があります。
<definitions targetNamespace="java:com.mycompany.webservices.vehicle" ... xmlns:tns="java:com.mycompany.webservices.vehicle" >
WebLogic Server 6.1 WSDL の <date> タイプをすべて <datetime> に変換します。
現在のスキーマを使用するように WSDL ファイルを更新します。次の行を、
xmlns="http://www.w3.org/1999/XMLSchema"
次のように変更します。
xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
以上のように変更すると、WSDL ファイルを使用して WebLogic Workshop でサービス コントロールを作成できるようになります。