Web サービスの WSDL ファイルをパブリッシュするには

Web サービスを記述する Web Service Description Language（WSDL）ファイルは、開発プロセスのいつでも WebLogic Server から使用できます。WSDL は、World Wide Web Consortium（W3C）によって設定された標準の XML 文書型です（詳細については www.w3.org を参照）。

WSDL ファイルには、Web サービスが（自身が受信および送信できる XML メッセージ形式で）エクスポーズするすべてのメソッドと、Web サービスを利用するためのプロトコルが記述されます。WSDL ファイルは、クライアント アプリケーションが Web サービスを利用するために必要なすべての情報を提供します。

JWS ファイルに対応する WSDL ファイルを取得する方法は 2 つあります。1 つは、他人（クライアントを含む）も使用できるページの URL を介してサービスに関する情報（その WSLD ファイルを含む）を取得する方法です。もう 1 つは、WebLogic Workshop のコマンドを使用して専用の WSDL を生成する方法です。2 番目の方法については、WSDL ファイルを生成するにはを参照してください。

WebLogic Workshop で JWS ファイルから WSLD ファイルを生成するには

  1. プロジェクト ツリーで、生成する WSLD ファイルの元となる JWS ファイルを検索します。

  2. プロジェクト ツリーで対象 JWS ファイルを右クリックし、[JWS から WSDL を生成] を選択します。

JWS の名前が MyService.jws の場合、MyServiceContract.wsdl という名前のファイルが同じディレクトリに作成されます。デフォルトでは、WSDL ファイルは生成元の JWS ファイルにリンクされます。このため、JWS が変更されるとその WSDL ファイルが再生成されます。

WebLogic Server から WSDL ファイルを取得するには

Web サービス用の WSDL ファイルは、その Web サービスの URL にアクセスできる任意のクライアントで使用できます。WebLogic Server から Web サービスの WSDL ファイルを取得するには、次の手順に従います。

  1. ブラウザで、目的の Web サービスの URL を参照します。その際、URL の後ろに ?WSDL を付加します。 次に例を示します。

    http://myServer:7001/MyProject/MyWebService.jws?WSDL

  2. ブラウザの [ファイル｜名前を付けて保存] 機能を使用して、WSDL ファイルをローカル マシンに保存します。ブラウザによっては、保存されるファイルの最初と最後に HTML タグが含まれる場合があります。有効な WSDL ファイルを生成するには、これらのタグを削除する必要があります。

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