中括弧を使用して単純な置換を行う

最も簡単なマッピングは、1 つの Java 値と 1 つの XML 値をマッピングすることです。そのような場合で、それら 2 つをマッピングする最適な方法は、{}(中括弧)を使用して Java 値が XML メッセージのどこに適合するのかを示すことです。

たとえば、メーカーの在庫情報のリクエストを送信するためのデータを伝達する XML メッセージの次のような一部分を考えてください。

<getInventory> 
    <queryData>
        <part id="34860984">Flangyhoffklinger</part>
    </queryData>
</getInventory> 

次の例は、上のメッセージの断片に応答するように設計されています。見てわかるように、メソッドのパラメータ名を {} で囲むことで、何がどこに属するのかを WebLogic Server に通知します。serialNumber パラメータの値は id 属性にマッピングされ、partName パラメータの値は <part> 要素にマッピングされます。

/**
 * @jws:operation
 * @jws:parameter-xml xml-map::
 *     <getInventory> 
 *     <queryData>
 *         <part id="{serialNumber}">{partName}</part>
 *     </queryData>
 *    </getInventory> 
 * ::
 */
public int getInventory(String serialNumber, String partName)
{...}

注意: 中括弧の代わりに、<xm:value> タグおよび <xm:attribute> タグを使用することもできます。

中括弧は、ECMAScript または別のマップ ファイルの参照を示すために使用することもできます。詳細については、 XML マップからスクリプト関数を使用するおよび再利用可能な XML マップを作成するを参照してください。

関連トピック

XML 形式のマッチング

<xm:value> タグ

<xm:attribute> タグ

<xm:use> タグ