ECMAScript 言語の拡張機能の概要
このトピックでは、WebLogic Workshop プロジェクトの ECMAScript ファイルで使用できる演算子、関数、およびキーワードを示します。
演算子 |
説明 |
---|---|
.@ |
演算子の左側の要素に属する属性へのアクセスを提供する。.@ 演算子で属性にアクセスするを参照 |
[] |
ドキュメント内の位置に対応するインデックスを使用した子要素へのアクセスを提供する。インデックスから要素の子にアクセスするを参照 |
:: |
:: は、ネームスペース変数と一緒に使用し、指定されたネームスペース内の要素にアクセスするために使用できる。ネームスペースでフィルタ処理するを参照 |
{} |
XML の値を置換する ECMAScript 式を指定する手段を提供する。埋め込み式で XML を動的に解決するを参照 |
. |
演算子の左側にある要素のすぐ下の子要素へのアクセスを提供する。. 演算子で要素の子にアクセスするを参照 |
.. |
演算子の左側にある要素のすべての子要素へのアクセスを提供する。.. 演算子で要素の子孫にアクセスするを参照 |
< |
XML 変数に割り当てられるときに、右側の値が XML として解釈されるように指定する。XML 変数を作成および使用するを参照 |
.() |
指定された値を使用して要素の子のリストをフィルタ処理する。述語で複数の子をフィルタ処理するを参照 |
+ |
XML を結合して新しい XMLList を作成するか、新しい値を既存の XML に追加する。+ 演算子で XML を結合するを参照 |
+= |
別の要素の後に XML 要素を挿入する。+= 演算子で要素を挿入するを参照 |
delete |
XML から要素および属性を削除する。delete 演算子で要素と属性を削除するを参照 |
import |
ECMAScript で使用する Java クラスをインポートする。 import 文で Java クラスを ECMAScript にインポートするを参照 |
namespace |
ネームスペース付きの要素にアクセスするために使用できるネームスペース変数を宣言する。ネームスペースでフィルタ処理するを参照 |
thisXML |
ネストされた式から返された XML などの現在の XML を指定する。 thisXML キーワードで現在の XML を指定するを参照 |
注意 : 詳細な説明と例については、 XML を処理するための関数を参照してください。
関数 |
説明 |
---|---|
xmlElement.appendChild(newChild) |
XML 値の既存の子の後に新しい子ノードを挿入する |
xmlElement.attribute(attributeName) |
指定された属性の値を返す |
xmlElement.attributes() |
指定された要素の属性リストを返す |
xmlElement.child(childIndex) |
childIndex で指定された 0 から始める順位の XML を返す |
xmlElement.childIndex() |
その親の中での XML 値の 0 から始まる順位を返す |
xmlElement.children() |
要素の子のリストを返す |
xmlElement.copy() |
指定された要素のコピーを返す |
xmlElement.domNode() |
xmlElement の org.w3c.dom.Node 表現を返す |
xmlElement.innerXML(newContent) |
XML 値の全内容を新しい内容で置換する |
xmlElement.length |
XML 要素のリストの長さを返す |
xmlElement.namespaceURI() |
xmlElement と関連付けられたネームスペース URI を表す文字列を返す |
xmlElement.parent() |
要素の親を返す |
xmlElement.prependChild(newChild) |
XML 値の既存の子の前に新しい子ノードを挿入する |
xmlElement.tagName() |
要素タグの名前を返す |
xmlElement.thisXML |
式から返された XML などの現在の XML を指定する |
xmlElement.text() |
文字列型である xmlElement のすべての XML プロパティの値が含まれた文字列を返す |
xmlElement.toString() |
要素とその内容を文字列として返す |
xmlElement.toXMLString() |
xmlElement の XML でコード化された文字列表現を返す |
xmlElement.xpath(xPathExpression) |
XML 値をコンテキスト ノードとして使用して XPath 式を評価する |