ECMAScript における型のサポート

ECMAScript 関数を参照する XML マップを追加すると、ECMAScript ネイティブの型と Java ネイティブの型の間でデータが変換されます。たとえば、XML マップによって、記述された ECMAScript を通じて受信 XML メッセージが Java タイプに変換される状況を考えてください。この場合、WebLogic Server によって、スクリプトのそのフォーマットから必要な Java フォーマットにデータが変換されます。

このトピックでは、「FromXML」で終わる関数で行われる変換の注意すべき側面を説明します。この場合、データは受信 XML から JSX ファイルの ECMAScript、そして JWS ファイルの Java コードへと移行します。

他のケース(Java から「ToXML」関数を経て XML へ)は、これより遙かにシンプルです。結果が単純に XML なので、変換に関して注意すべき事項はありません。

XML から Java へのマッピング時の変換

以下に、マッピングで ECMAScript を使用するときに注意すべき特殊な種類の変換を示します。リストの各項目は、特定の型または型カテゴリの変換について説明しています。

注意: ECMAScript で Java タイプ(Integer などのラップされたプリミティブ型を含む)を宣言および使用するためには、その型を import 文でインポートする必要があります。詳細については、import 文で Java クラスを ECMAScript にインポートするを参照してください。

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