前 次 前/次ボタンと目次ボタンとの区切り線

3. 新しい Hibernate Web アプリケーション プロジェクトを作成する

Web アプリケーション プロジェクトは Eclipse プロジェクトの一種であり、Web コンテナにデプロイ可能な Java プログラムを構築するためのソース コード、Web ページ、画像、リソース、およびコンフィグレーション ファイルを格納します。

3.1. 新しい Web アプリケーション プロジェクトを作成する

  1. Workshop Studio を新しいワークスペースで開きます (Studio が既存のワークスペースで開く場合は、新しいワークスペースを作成します。これを行うには、[ファイルワークスペースの切り替え] を選択してから、[参照] をクリックし、[新しいフォルダの作成] をクリックして新しいワークスペース フォルダを作成します)。
  2. [AppXplorer] ビューで、[新規サンプル Web プロジェクト] をクリックします。

  3. [新規サンプル] ウィザードでは、新しい Web アプリケーション プロジェクトを作成するためのさまざまなオプションを指定できます。一覧から [Workshop Hibernate チュートリアル] を選択します。

  4. [次へ] をクリックします。
  5. チュートリアルのサンプル ファイルを格納するプロジェクト ワークスペース フォルダの名前が「workshop-hibernate-tutorial」であることを確認して [次へ] をクリックします。
  6. Java ビルド設定を確認します。デフォルトでは、ソース フォルダとして Workshop-Hibernate-Tutorial/web/WEB-INF/src/java が、出力先フォルダとして Workshop-Hibernate-tutorial/web/WEB-INF/classes が選択されています。
  7. [完了] ボタンをクリックすると、新しいプロジェクトが作成されます。

3.2. Web アプリケーション アーティファクトを確認する

以下の表は、Web アプリケーションの構造を構成する要素をまとめたものです。

フォルダまたはファイル 概要
workshop-hibernate-tutorial プロジェクト名と同じ名前のプロジェクト フォルダ
  /web (Web アプリケーション ルート) Web アプリケーション アーティファクトのルート フォルダ
    /Faces Configuration JSF コンフィグレーション要素を格納するフォルダ
    /Hibernate Configuration Hibernate 永続性エンティティを格納するフォルダ
    /pages HTML および JSP の表示ページのフォルダ
    /hsqlDB Hypersonic データベースおよび JDBC ドライバのフォルダ
    /Resources Hibernate アプリケーションで使用するサポート ファイルのフォルダ
    /WEB-INF ランタイム Web アプリケーションの構成要素となるフォルダやファイルを格納するフォルダ
      /classes Web アプリケーションのクラス ファイルを格納するフォルダ
      /config JSF コンフィグレーション ファイルを格納するフォルダ

      /lib 実行時に使用するサードパーティ .jar ファイル (ロギング用の .jar ファイル、タグ ライブラリ、JDBC ドライバなど) を格納するフォルダ
      /src/java Java ソース ファイルを格納するフォルダ
      /tld タグ ライブラリ定義ファイルを格納するフォルダ
      web.xml Web アプリケーションのデプロイメント記述子
  /web/WEB-INF/src/java Java ソース ファイルを格納する src/java フォルダにマッピングされたフォルダ
    /resources リソース ファイルを格納するフォルダ
      application.properties アプリケーション コンフィグレーション リソース ファイル
    hibernate.cfg.xml Hibernate コンフィグレーション ファイル
  /Referenced Types Web アーティファクトから参照される Java クラス

チュートリアルの前後の手順に移動するには、次の矢印をクリックしてください。

 

ナビゲーションをスキップ バー   ページの先頭