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4. DbXplorer を使用してデータベースに接続し、データベース スキーマを分析する
ORM Workbench を使用すると、任意のデータベースに接続して、データベース スキーマ、テーブル、カラムを分析することや、データベースにサンプル データを格納することができます。この節では、DbXplorer を使用してデータベースを調査する方法について説明します。
DbXplorer は、データベースにアクセスするための直観的なインタフェースです。データベース接続の設定、データベース アーティファクトの確認、既存のテーブルやカラムのデータに対するクエリ、および Hibernate マッピングの生成を実行できます。
4.1. 新しいデータベース接続を作成する
- まだ [DbXplorer] ビューが表示されていない場合は、[ウィンドウ] メニューから [ビューの表示|DbXplorer] を選択して [DbXplorer] ビューを表示します。
- [DbXplorer] ビューを右クリックし、[新しい接続...] を選択します。
- [データベース接続の追加] ウィザードで、データベース接続の名前を入力します。データベース接続の名前は任意です。データベース サーバの実際の名前と一致させる必要はありません。
- [データベース接続の追加] ダイアログで [追加] をクリックし、Hypersonic JDBC ドライバ ファイルを選択します。たとえば、ワークスペース フォルダが C:\MyData\workspace の場合、指定するパスは「C:\MyData\workspace\workshop-hibernate-tutorial\web\WEB-INF\lib\hsqldb.jar」のようになります。
- [次へ] をクリックします。
- [参照] をクリックし、Hypersonic JDBC ドライバ クラスとして org.hsqldb.jdbcDriver を選択します。
- [データベースのデフォルトから設定] プルダウン メニューから標準的なデータベースを選択した場合は、サンプル データベースの URL が自動的に設定されます。[HypersonicSQL In-Memory] を選択します。
- データベース URL [jdbc:hsqldb:{db filename}] では、{db filename} に Hypersonic データベース スクリプト ファイルを指定します。たとえば、ワークスペース フォルダが C:\MyData\workspace の場合、指定するパスは「C:\MyData\workspace\workspace\workshop-hibernate-tutorial\web\hsqlDB\SalesDB」のようになります。
- ユーザ名として「sa」と入力します。
- [接続のテスト] ボタンをクリックし、接続情報が正しいか確認します。
- [完了] をクリックします。[DbXplorer] に新しいデータベース接続が表示されます。
- これで、新しいデータベース接続がコンフィグレーションされて DbXplorer に表示されます。
- DbXplorer では、接続コンフィグレーションを編集または削除することもできます。接続の設定を変更するには、データベース接続を右クリックします。
4.2. データベース アーティファクトを参照、およびデータベース アーティファクトのプロパティを確認する
DbXplorer では、データベース コンポーネントを参照できます。
- DbXplorer で、[SalesDBConnection] のブランチを展開します。テーブルおよびカラムが表示されます。下の図のように、どのカラムが主キーとして指定されているかが示されます。
- データベース アーティファクトを参照すると、[プロパティ] ビューにコンポーネントの該当プロパティが表示されます。
- 多数のスキーマで構成される大きなデータベースの場合、使用していないスキーマが表示されないようにすると好都合な場合があります。[DbXplorer] ビューに表示されないようにするには、スキーマを右クリックして [選択したスキーマの非表示] を選択します (この操作でデータベースやスキーマが変更されることはありません)。スキーマを再度表示するには、データベースを右クリックして [非表示のスキーマの表示] を選択します。
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