プロジェクト権限の定義(P6 Professionalのみ)

プロジェクト・プロファイルの定義では、そのプロファイルで付与されている特定のアクセス権限が示されます。各プロジェクト・プロファイルは、組織ブレークダウン・ストラクチャ(OBS)要素と関連付けられており、これによって個々のユーザーがアクセスできるEPS構造要素が決まります。

「プロジェクトの追加」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPSの予算ログ、資金ソースおよび支出計画を変更できるかどうかを決定します。

「プロジェクトの削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPSノード内にあるプロジェクトの削除、切取りおよび貼付けを実行できるかどうかを決定します。

「プロジェクトの集計」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPS内の全プロジェクトのデータを集計できるかどうかを決定します。

「コスト/財務情報以外のプロジェクト詳細の編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーが「プロジェクト詳細」にある「全般」、「日付」、「デフォルト値」、「リソース」および「設定」タブのフィールドを編集できるかどうかを決定します。プロジェクト・ベースラインを割り当てるには、ユーザーのプロファイルに「プロジェクト・ベースラインの割当」プロジェクト権限も割り当てられている必要があります。

「課題と課題しきい値の追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトに割り当てられたしきい値および課題を作成、変更および除去できるかどうかを決定します。ユーザーはこの権限を使用して、プロジェクトの課題に対して課題コードを割り当てることもできます。

「プロジェクト・ベースラインの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト・ベースラインを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「プロジェクト・カレンダの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトに割り当てるカレンダを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「リスクの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトに割り当てるリスクを作成、変更および解除できるかどうかを決定します。

「テンプレート・ドキュメントの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト・テンプレート・ドキュメントを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。コンテンツ・リポジトリがインストールされて設定されている場合、P6ユーザーはこの権限を使用して、プロジェクト・テンプレート・ドキュメントをチェックアウトし、レビューを開始することもできます。P6 Professionalユーザーは、コンテンツ・リポジトリが設定されているP6インストールで追加されたドキュメントをオープンすることはできません。この権限を選択するには、事前に「作業成果物とドキュメントの追加/編集/削除」プロジェクト権限をプロファイルに割り当てる必要があります。

「作業成果物とドキュメントの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがセキュリティ・ポリシーが適用されていないプロジェクト・ドキュメントを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。ドキュメント・セキュリティ・ポリシーを使用できるのはP6内のみで、コンテンツ・リポジトリに保存されているドキュメントのみが対象です。また、コンテンツ・リポジトリのインストールと設定が完了している場合、ユーザーはこの権限を使用して、P6でドキュメント・フォルダも作成できます。

「プロジェクト・ベースラインの割当」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトへのプロジェクト・ベースラインの割当を実行できるかどうかを決定します。プロジェクト・ベースラインを割り当てるには、ユーザーのプロファイルに「コスト/財務情報以外のプロジェクト詳細の編集」プロジェクト権限も割り当てられている必要があります。

「プロジェクト・マネージャとしてタイムシートの承認」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがタイムシート承認で提出されたタイムシートをプロジェクト・マネージャとして承認または却下できるかどうかを決定します。

「プロジェクト・データのエクスポート」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト・データをエクスポートし、グリッドの下のダウンロードリンクを使用してデータをExcelにダウンロードできるかどうかを決定します。

「プロジェクト外部アプリケーションの管理」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがP6 Professionalの外部アプリケーション機能のエントリを変更できるかどうかを決定します。

「スケジュール計算」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトをスケジュールできるかどうかを決定します。

「リソース平準化」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがリソースを平準化できるかどうかを決定します。

「実績の適用」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトのアクティビティに実績を適用できるかどうかを決定します。

「期間パフォーマンスの保存」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト内にある実績工数とコストの期間実績値をトラッキングできるかどうかを決定します。この権限を割り当てる前に、ユーザーに「関係以外のアクティビティの追加/編集」プロジェクト権限が割り当てられている必要があります。

「期間パフォーマンスの編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがP6 Professionalで工数(労務、非労務)およびコスト(労務、非労務、資材、経費)の期間パフォーマンス値を変更できるかどうかを決定します。この機能には、「関係以外のアクティビティの追加/編集」および「プロジェクト・コスト/財務情報の表示」プロジェクト権限も必要です。

「プロジェクト・ベースラインの保守」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト・ベースラインを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「ベースラインの更新を実行」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーが「ベースラインの更新」ユーティリティを使用して、新しいプロジェクト情報でプロジェクトのベースラインを更新できるかどうかを決定します。

「プロジェクト・ベースラインの割当」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトへのプロジェクト・ベースラインの割当を実行できるかどうかを決定します。プロジェクト・ベースラインを割り当てるには、ユーザーのプロファイルに「コスト/財務情報以外のプロジェクト詳細の編集」プロジェクト権限も割り当てられている必要があります。

「作業成果物とドキュメントの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトの作業成果物とドキュメントを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「プロジェクト・コスト/財務情報の表示」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトの全通貨を表示できるかどうかを決定します。ユーザーのプロファイルにこの権限が割り当てられていない場合は、通貨を表示するすべてのエリアにダッシュが表示され、編集できません。「リソース・コストの再計算」機能を使用するには、ユーザーのプロファイルに「関係以外のアクティビティの追加/編集」プロジェクト権限が割り当てられている必要があります。リソース単価を表示するには、ユーザーのプロファイルに「リソースとロール・コスト/財務情報の表示」グローバル権限が割り当てられている必要があります。

「プロジェクト・アクティビティ・コードの編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト・アクティビティ・コード・データを変更できるかどうかを決定します。ユーザーはこの権限を使用して、プロジェクト・アクティビティ・コード値および関連Visualizer色を作成、変更および除去することもできます。

「プロジェクト・アクティビティ・コードを追加」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト・アクティビティ・コードとコード値データを作成できるかどうかを決定します。この権限では、「プロジェクト・アクティビティ・コードの編集」プロジェクト権限も選択されます。

「プロジェクト・アクティビティ・コードの削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクト・アクティビティ・コードとコード値データを除去できるかどうかを決定します。この権限では、「プロジェクト・アクティビティ・コードを追加」および「プロジェクト・アクティビティ・コードの編集」プロジェクト権限も選択されます。

「EPSアクティビティ・コードの編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPSレベルのアクティビティ・コードの名前を変更できるかどうかを決定します。ユーザーはこの権限を使用して、EPSレベルのアクティビティ・コード値および関連Visualizer色を作成、変更および除去することもできます。

「EPSアクティビティ・コードを追加」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPSレベルのアクティビティ・コードとコード値を作成できるかどうかを決定します。この権限では、「EPSアクティビティ・コードの編集」プロジェクト権限も選択されます。

「EPSアクティビティ・コードの削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPSレベルのアクティビティ・コードとコード値データを除去できるかどうかを決定します。この権限では、「EPSアクティビティ・コードを追加」および「EPSアクティビティ・コードの編集」プロジェクト権限も選択されます。

「プロジェクトしきい値のモニター」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトのしきい値モニターを実行できるかどうかを決定します。

「プロジェクトWebサイトの発行」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトのWebサイトを発行できるかどうかを決定します。

「プロジェクト・レポートの編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトのレポートおよびプロジェクトのレポート・バッチを編集したり、レポートをエクスポートできるかどうかを決定します。

「プロジェクト・カレンダの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトに割り当てるカレンダを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「グローバル・チェンジの実行」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがグローバル・チェンジを実行してアクティビティ詳細情報を更新できるかどうかを決定します。

「プロジェクトのチェックイン/チェックアウトおよび排他モードでのプロジェクトの開示」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがリモートで作業するためにプロジェクトをチェックアウトし、その後チェックインできるかどうかを決定します。プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトを排他的に開けるかどうかも決定します。

「コスト/財務情報以外のWBSの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがWBS階層ノード、およびノート、アーンド・バリュー設定、マイルストン、日付を含むその他のWBSレベル・データを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。この権限では、ユーザーがWBSレベルでコストおよび財務データを編集することは許可されません。

「WBSコスト/財務情報の編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトもしくはWBSの予算ログ、資金ソース、支出計画、および財務データをプロジェクト・レベルで変更できるかどうかを決定します。コストおよび財務情報を、コストUDFも含めてWBSレベルで編集するには、ユーザーのプロファイルに「コスト/財務情報以外のWBSの追加/編集/削除」プロジェクト権限も割り当てられている必要があります。「WBSコスト/財務情報の編集」権限では、「プロジェクト・コスト/財務情報の表示」プロジェクト権限も選択されます。

「コスト/財務情報以外のEPSの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPS階層ノードの作成、変更、除去、EPSノートの編集、および財務情報を除くすべてのEPS関連データの編集ができるかどうかを決定します。

「EPSコスト/財務情報の編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがEPSの予算ログ、資金ソースおよび支出計画を変更できるかどうかを決定します。

「経費の追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーが、プロジェクトに割り当てられている経費を作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「課題と課題しきい値の追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトに割り当てられたしきい値および課題を作成、変更および除去できるかどうかを決定します。ユーザーはこの権限を使用して、プロジェクトの課題に対して課題コードを割り当てることもできます。

「アクティビティ関係の追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーが、プロジェクトに割り当てられているアクティビティ関係を作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「関係以外のアクティビティの追加/編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーが、アクティビティ関係を除いて、プロジェクト内のすべてのアクティビティ情報を作成および変更できるかどうかを決定します。アクティビティIDを変更するには、ユーザーのプロファイルに「アクティビティIDの編集」プロジェクト権限も割り当てられている必要があります。「リソース・コストの再計算」機能を使用するには、ユーザーのプロファイルに「プロジェクト・コスト/財務情報の表示」プロジェクト権限も割り当てられている必要があります。

「アクティビティの削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがプロジェクトからアクティビティを除去できるかどうかを決定します。

「アクティビティIDの編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがアクティビティIDを変更できるかどうかを決定します。アクティビティIDを変更するには、ユーザーのプロファイルに「関係以外のアクティビティの追加/編集」プロジェクト権限も割り当てられている必要があります。

「未来の期間を編集」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがP6 Professionalでリソース稼働集計表の「計画工数」および「残工数」(「残最早工数」)フィールドに対して、将来期間の割当値を入力、変更および削除できるかどうかを決定します。この機能には、「関係以外のアクティビティの追加/編集」プロジェクト権限も必要です。

プロジェクト・レベル・レイアウトの追加/編集/削除オプション

プロファイルを使用して、ユーザーが「アクティビティ」、「割当」または「WBS」画面でプロジェクト・レベル・レイアウトを作成、編集および削除できるかどうかを決定します。

「プロジェクトVisualizerレイアウトの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがVisualizer内のプロジェクト・レイアウトを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

「リスクの追加/編集/削除」オプション

プロファイルを使用して、ユーザーがアクティビティにリスクを割り当て、リスクを作成、変更および除去できるかどうかを決定します。

ヒント:

注意: リソースの単価をレポートに表示するには、ユーザーのプロファイルに「リソースの編集」および「リソースとロール・コスト/財務情報の表示」グローバル権限が割り当てられている必要があります。

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最終発行 2021年7月1日