ログオンおよびローカル・キャッシュの作成(クラウド)

クラウド接続データベースに初めてログオンすると、Primaveraキャッシュ・サービスにより関連ローカル・キャッシュ・データベースが初期化され、EPS構造やプロジェクトIDおよび名前を含むすべてのグローバル・データがクラウド・データベースから新規作成されたローカル・キャッシュ・データベースにコピーされます。プロジェクトを初めてオープンすると、そのプロジェクト内のすべてのデータおよび関連グローバル・データがローカル・キャッシュ・データベースにコピーされます。それ以降、クラウド・データベースとローカル・キャッシュ・データベースの間の通常の同期によって、開示中プロジェクトのすべての変更済データおよびすべてのグローバル・データが転送されます。プロジェクトが開いていない場合、グローバル・データのみが同期されます。

特定の状況下で、起動時に遅延が生じることがあります。初めて特定のクラウド接続データベースに接続したとき、サービスによってローカル・キャッシュ・データベースが構築され、ここにクラウド接続データベースからデータがロードされます。クラウド接続データベースへのログオン時に「ローカル・キャッシュの再初期化」オプションを選択すると、サービスによりローカル・キャッシュ・データベースが再構築されます。既存のローカル・キャッシュに接続している場合、またはPrimavera.CacheService.exeがすでに実行中の場合は、パフォーマンスが大幅に向上します。

別のクラウド接続エイリアスに接続する場合は、最近使用したエイリアスについて「切断」をクリックします。サービスが前のデータベースから切断された後、別のクラウド接続エイリアスを選択できます。

Primaveraキャッシュの再初期化

Primaveraキャッシュ・サービスでは、現在作業中のプロジェクトとこれらのプロジェクトで使用されるグローバル・データについて、ローカル・キャッシュとクラウド接続データベースの間でデータが同期されます。必要に応じてデータがキャッシュに追加されます。作業が必要なくなったプロジェクトがローカル・キャッシュに保存されている場合、クラウド接続エイリアスへのログイン時に「ローカル・キャッシュの再初期化」オプションを選択して、ローカル・キャッシュからこのデータをクリアできます。ローカル・データベースは再初期化され、前回クラウド接続データベースで作業したときに開いたプロジェクトと、それらのプロジェクトで使用されていたグローバル・データが再移入されます。ローカル・キャッシュの再初期化後にP6 Professionalを再起動すると、P6 Professionalをオープンする前に新規データをダウンロードする必要があるため、ローカル・キャッシュを再初期化せずに再起動するより時間がかかります。

注意: ローカル・キャッシュ・データベースにデータが存在するがまだクラウド接続データベースと同期されていない場合、ローカル・キャッシュを再初期化すると、ローカル・データが失われます。



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最終発行 2021年7月1日