トラッキング

トラッキング機能を利用すると、プロジェクト・データを複数の形式でアクセス、表示、操作できるため、スケジュール、コスト、およびリソースの分析を簡単に行えます。また、集計プロジェクト・データやライブ・プロジェクト・データを様々な詳細レベルで確認することもできます。グローバル・データのみを開くように選択した場合も、「トラッキング」ウィンドウには常に格納中プロジェクトの集計データが表示されます。P6 ProfessionalがP6 Professionalデータベースに接続している場合は、Oracle Job Serviceで集計済のプロジェクトの集計データのみが使用可能であることに注意してください。開示中プロジェクトについては、ライブWBSデータを表示できます。

ヒント

「集計」タブには、選択したプロジェクトに対して最後にサマライザが実行されたときの日付が表示されます。これで、集計データの鮮度がわかります。「集計」タブには、プロジェクトが集計されたWBSレベルに関する情報も表示されます。たとえば、プロジェクトが4つのWBSレベルを使用していながら、WBSレベル2にだけ集計されている場合があります。その結果、集計モードで表示したときに、「トラッキング」ウィンドウのデータには、プロジェクトのWBSレベル2へロールアップされた値が表示されます。

「トラッキング」ウィンドウでは、レイアウトにデータを表示します。レイアウトでは、データの表示方法が一連の条件によって制御されます。サンプル・データベースには、アーンド・バリュー、リソース割当、リソース予測、時系列の合計コストなど一般的なプロジェクト分析法を反映したサンプル・レイアウトがあります。カスタマイズしたレイアウトを作成して、それぞれの要件に基づいてプロジェクト・データを表示することもできます。

関連トピック

「プロジェクト・エクスプローラ」ウィンドウ



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最終発行 2021年7月1日