A.12 アップグレード・インストールのインストール後のタスクの実行
以前のOracle Application Expressインストールからスキーマを削除します。
アップグレード・インストールが正常に実行され、すべてのアップグレード済アプリケーションが正常に機能していることを確認したら、以前のOracle Application Expressインストールからスキーマを削除する必要があります。
- 以前のOracle Application Expressインストールの削除について
以前のインストールが存在するかどうかを確認して、スキーマを削除します。 - 以前のインストールが存在するかどうかの確認
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続し、問合せを実行します。 - 以前のインストールからのスキーマおよびSYSオブジェクトの削除
SQL*Plusを起動してデータベースに接続し、文を実行してスキーマおよびSYS
オブジェクトを削除します。 - Oracle Database 11g以降での無効なACLの修正
Oracle Database 11g以降を実行している場合の無効なACLの修正方法を理解します。
A.12.1 以前のOracle Application Expressインストールの削除について
以前のインストールの存在確認とスキーマの削除。
以前のインストールのスキーマに関連付けられたデータベース・ユーザーは権限が付与されたユーザーです。不要になった場合は削除する必要があります。以前のインストールのスキーマの削除には、2つのステップがあります。最初に以前のインストールが存在することを確認して、次にスキーマを削除します。
A.12.2 以前のインストールが存在するかどうかの確認
SQL*Plusを起動して、SYS
としてOracle Application Expressがインストールされているデータベースに接続し、問合せを実行します。
以前のインストールが存在するかどうかを確認するには、次のステップを実行します。
結果に書式がFLOWS_
XXXXXX
またはAPEX_
XXXXXX
(XXXXXX
は6つの数字を表す)のエントリが含まれる場合、それらのエントリは削除候補です。
A.12.3 以前のインストールからのスキーマおよびSYSオブジェクトの削除
SQL*Plusを起動してデータベースに接続し、文を実行してスキーマおよびSYS
オブジェクトを削除します。
以前のインストールからスキーマおよびSYS
オブジェクトを削除するには、次のステップを実行します。
A.12.4 Oracle Database 11g以降での無効なACLの修正
Oracle Database 11g以降を実行している場合の無効なACLの修正方法を理解します。
Oracle Database 11g以降を実行しており、以前のOracle Application Expressスキーマのネットワーク・サービスを有効化してある場合、「以前のOracle Application Expressインストールの削除について」のステップを実行した後に、無効なACLを修正する必要がある場合があります。
無効なACLを修正するには、次のステップを実行します。