HypSetCustomHeader
データ・プロバイダ・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase
説明
この関数を使用してカスタムHTTPヘッダーを追加します。一度設定すると、Oracle Smart View for Officeによって行われたすべての要求に、要求の一部としてこのヘッダーが含まれるようになります。
この関数は、Oracle Analytics Cloud - Essbaseなど、認証にOAuth 2.0トークンを使用するプロバイダにサインオンするために使用できます。
たとえば、Oracle Analytics Cloud - Essbaseで、Oracle Identity Services Cloudに接続して必要な情報(「クライアントID」、「クライアント・シークレット」など)を入力することによって、ユーザーはOAuthベアラー・トークンを生成できます。トークンが生成されると、このトークンをヘッダーに追加できます。
構文
HypSetCustomHeader Lib "HsAddin" (vtHeader) As Long
ByVal vtHeader As Variant
パラメータ
vtHeader: このパラメータのコンテンツが既存のHTTPヘッダーに追加されます。パラメータ・コンテンツはHTTPヘッダー・セマンティクスに従う必要があります。このパラメータを認証ヘッダーに追加できます。詳細は、例を参照してください。
戻り値
正常に終了した場合は0を戻し、それ以外の場合は該当するエラー・コードを戻します。
例
Public Declare PtrSafe Function HypSetCustomHeader Lib "HsAddin" (ByVal vtHeader As Variant) As Long
AuthHeader = "Authorization: Bearer " + token
sts = HypSetCustomHeader(AuthHeader)