Excelフォーマットの使用
クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase, Planning, Narrative Reporting, Financial Consolidation and Close, Tax Reporting
オンプレミスのデータ・ソース・タイプ: Oracle Essbase, Oracle Hyperion Financial Management, Oracle Hyperion Planning
Excelの書式設定を使用すると、条件付き書式設定を含む書式設定の選択が適用され、アド・ホック操作を更新または実行するときにグリッドに保持されます。
Excelの書式設定を使用すると、Oracle Smart View for Officeはグリッド操作に基づいてセルを再フォーマットせず、データ値を変更したときにセルをダーティとマークしません。 Smart Viewは、操作間のワークシートの書式を保持します。
高度な書式設定のレポートでは一般的に「Excelを使用」書式が適しているため、Excelカラー・パレットでアプリケーション固有の色がサポートされていないデータソースにはExcel書式設定を使用する必要があります。
アド・ホック・グリッドでExcelフォーマットを使用するには:
例6-1 Excelの書式設定とセルの結合
アド・ホック操作(ピボットおよび元に戻すを除く)の際にマージされたセル・フォーマットをpreserveに適用するには、「Excelの書式設定を使用」と「アド・ホック操作での数式とコメントの保持」の両方のオプションを選択する必要があります。
replicateアド・ホック操作(ピボットを除く)中にセルのフォーマットをマージするには、「Excelの書式設定を使用」、「アド・ホック操作での数式とコメントの保持」、および「式の充てん」オプションのすべてを選択する必要があります。
例6-2 Excelの書式設定とメンバーのインデント
「Excel書式設定を使用」オプションが選択され、「メンバーのインデント」オプションが「なし」に設定されている場合、行メンバーはインデントを維持します。 インデントの消失は、列メンバーにのみ適用されます。
「インデント」オプションはアド・ホックのシートにのみ適用され、フォームには適用されません。 「メンバー・オプション」の表の"Indentation"を参照してください。
注意:
Windows 8.1、32ビット、Office 2013、32ビット環境、アド・ホック操作の実行中、Excelは、シート内の右クリックが応答しなくなる場合があります(たとえば、ドラッグ・アンド・ドロップを使用してピボットを試行する場合など)。