コンソール
Virtual Network Computing (VNC)またはRemote Desktop Protocol (RDP)のいずれかを使用して、仮想マシン用のグラフィカルなコンソールを提供できます。 物理マシンの場合と同様に、コンソールから仮想マシンを直接操作し対話できます。
- VNC
- VNC接続プロトコルを選択すると、「コンソール・オプション」ウィンドウに次のオプションが表示されます。
コンソールの起動
- ネイティブ・クライアント: 仮想マシンのコンソールに接続すると、ファイル・ダウンロード・ダイアログに、リモート・ビューアを介して仮想マシンへのコンソールを開くファイルが表示されます。 ローカルにインストールされたリモート・ビューア・アプリケーションを使用する場合は、パッケージ・マネージャ(yumまたはdnfインストールvirt-viewer)を使用してアプリケーションをインストールするか、仮想マシン・マネージャからダウンロードできます。
- noVNC: 仮想マシンのコンソールに接続すると、コンソールとして機能するブラウザ・タブが開きます。noVNCアクセスでは、個別のVNCクライアントは必要ありません。また、標準のwebブラウザでも使用できます。
ブラウザベースのコンソール・クライアントを使用する場合は、通信が保護されているため、認証局をブラウザにインポートする必要があります。
https://<your engine address>/ovirt-engine/services/pki-resource?resource=ca-certificate&format=X509-PEM-CA
に移動すると、認証局をダウンロードできます。 - RDP (Windowsのみ)
-
RDPは、Microsoftリモート・デスクトップ・アプリケーションがインストールされているWindowsマシンから仮想マシンにアクセスした場合にのみ使用可能です。 また、RDPを使用してWindows仮想マシンに接続する前に、仮想マシン上でリモート共有を設定し、ファイアウォールがリモート・デスクトップ接続を許可するように構成する必要があります。
重要:
「Oracle Linux Virtualization Manager: リリース・ノート」の「既知の問題」セクションにある、非推奨のゲスト・エージェントが原因でWindows仮想マシンが機能を失う。
詳細は、「Oracle Linux Virtualization Manager: 管理ガイド」のクライアント・マシンへのリモート・ビューアのインストールを参照してください。
図2-4 Linux KVMホストに接続されたクライアント・コンソール
