191 DBMS_XDB
DBMS_XDB
パッケージは次の機能をサポートしています。
DBMS_XDB
パッケージは次の機能をサポートしています。
-
リソース・ビューを補完するリソース管理サブプログラム
-
アクセス制御リスト(ACL)ベースのセキュリティ・メカニズム
-
構成セッション管理
-
XDBユーザー名の作成
この章のトピックは、次のとおりです:
191.1 DBMS_XDBの概要
DBMS_XDB
は、管理機能の範囲を提供します。
DBMS_XDB
パッケージは次の機能をサポートしています。
-
リソース管理機能は、 LINKプロシージャ、EXISTSRESOURCEファンクション、LOCKRESOURCEファンクション、GETLOCKTOKENプロシージャ、UNLOCKRESOURCEファンクション、CREATERESOURCEファンクション、RENAMERESOURCEプロシージャ、DELETERESOURCEプロシージャ、GETRESOIDファンクション、CREATEOIDPATHファンクション、およびCREATEFOLDERファンクションの各サブプログラムを提供して、リソース・ビューを補完しています。
-
アクセス制御リスト(ACL)ベースのセキュリティ・メカニズムは、データベースによって保存された階層内ACLまたはデータベース外から保存されたインメモリーACLで使用できます。これらのメソッドの一部は、Oracleリソースおよび任意のデータベース・オブジェクトの両方に使用できます。Oracleリソースには、CHECKPRIVILEGESファンクション、GETACLDOCUMENTファンクションおよびCHANGEPRIVILEGESファンクションを使用します。ACLCHECKPRIVILEGESファンクションは、階層内にオブジェクトを格納せずに、OracleのACLベースのセキュリティ・メカニズムへのアクセスを提供します。
-
XDBユーザー名はXDBインストール時に作成されます。このユーザーは一連のデフォルトの表およびパッケージを所有します。GETXDB_TABLESPACEファンクションおよび
DBMS_XDB_ADMIN.MOVEXDB_TABLESPACE
プロシージャは、指定した表領域にスキーマを移動でき、デフォルトのSYSAUX
表領域の導入をサポートしています。
191.2 DBMS_XDBのセキュリティ・モデル
DBMS_XDB
パッケージは、XDB
が所有しているため、SYS
またはXDB
によって作成される必要があります。EXECUTE
権限は、PUBLIC
に付与されます。このパッケージ内のサブプログラムは、現行のユーザーの権限を使用して実行されます。XDB構成で動作するサブプログラムは、現行のユーザーがSYS
またはXDB
である場合、または現行のユーザーがXDBADMIN
ロールまたはDBA
ロールを持つ場合にのみ成功します。
191.3 DBMS_XDBの定数
次の表に示すすべての定数は、Oracleリリース12cでは非推奨です。
これらは、DBMS_XDB_CONFIGパッケージまたはDBMS_XDB_REPOSパッケージに再配置されます。ケースごとの転送の詳細は、再配置済の列に記載されています。
定数は、新規アプリケーションのDBMS_XDB
コンテキストで使用しないことをお薦めします。推奨されない機能は、下位互換性を維持する目的のみでサポートされており、今後のバージョンでは終了する場合があります。
表191-1 DBMS_XDBの定数
定数 | タイプ | 値 | 説明 | 再配置済 |
---|---|---|---|---|
|
|
1 |
リソースを削除します。リソースに子がある場合失敗します。 |
|
|
|
2 |
リソースと子がある場合それを削除します。 |
|
|
|
3 |
含まれるオブジェクトが無効な場合でも、リソースを削除します。 |
|
|
|
4 |
含まれるオブジェクトが無効な場合でも、リソースと子がある場合それを削除します。 |
|
|
|
1 |
メタデータ表内の対応する行を削除します。 |
|
|
|
2 |
メタデータ表内の行を削除しません。 |
|
|
|
(60*60) |
ロックが期限切れになるまでのデフォルト時間(秒)。 |
|
|
|
1 |
作成するリンクのタイプ(デフォルト)。 |
|
|
|
2 |
作成するリンクのタイプ。 |
|
|
|
3 |
作成するリンクのタイプ。 |
|
|
|
1 |
アクセスが拒否された場合、次のカスタム認可が試行されます。 |
|
|
|
2 |
アクセスが拒否された場合、Basic認証が使用されます。 |
|
191.4 DBMS_XDBサブプログラムの要約
この表は、DBMS_XDB
サブプログラムを示し、簡単に説明しています。
表191-2 DBMS_XDBパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
指定のACLドキュメントで指定されている現行ユーザーに付与されたアクセス権限をチェックします。このアクセス権限は、所有者が'owner'パラメータで指定されているリソースに対するものです。 |
|
ユーザー定義のメタデータを |
|
リソースの所有者を指定した所有者に変更します。 |
|
指定したACEを、指定したリソースのACLに追加します。 |
|
指定したリソースに対して現行ユーザーに付与されているアクセス権限をチェックします。 |
|
階層内に新規フォルダ・リソースを作成します。 |
|
オブジェクトIDに基づいたリソースの仮想パスを作成します。 |
|
新規リソースを作成します。 |
|
階層からリソースを削除します。 |
|
リソースからメタデータを削除します(スキーマ・ベースまたは非スキーマ・ベースのメタデータに使用できます)。 |
|
Digest認証を有効にします |
|
リソースの絶対パスに基づいて、リソースが階層であるかどうかを判別します。 |
|
パス名を指定して、リソースを保護するACLドキュメントを取得します。 |
|
BLOBとして戻されたリソースの内容を取り出します。 |
|
CLOBとして戻されたリソースの内容を取り出します。 |
|
文字列として戻されたリソースの内容を取り出します。 |
|
|
|
|
|
渡されたヘッダーの値を取得します。 |
|
リソースへのパスを指定して、現行ユーザーのリソースのロック・トークンを戻します。 |
|
指定したリソース上の現在のユーザーに付与された権限をすべて取得します。 |
|
リソースの絶対パスからオブジェクトIDを戻します。 |
|
XDB(ユーザー)の現行の表領域を戻します。 |
|
リソースにBLOBコンテンツがある場合は |
|
リソースに文字コンテンツがある場合は |
|
リソースにXMLコンテンツがある場合は |
|
リソースにXMLコンテンツへの |
|
リソースがフォルダまたはコンテナの場合は、 |
|
既存のリソースへのリンクを作成します。 |
|
リソースへのパスを指定して、リソースに対するWebDAVスタイルのロックを取得します。 |
|
指定したリソース内のドキュメント・リンクを処理します。 |
|
リソースからすべてのユーザー・メタデータを削除します。 |
|
XDBリソースの名前を変更します。 |
|
指定したリソースにACLを設定します。 |
|
パスを親のパスと子のパスに分割します。 |
|
リソースの変更時刻を現在の時刻に変更します。 |
|
ロック・トークンおよびリソース・パスを指定して、リソースのロックを解除します。 |
|
リソースのメタデータを更新します。 |
191.4.1 ACLCHECKPRIVILEGESファンクション
このファンクションは、リソースのOWNER
による指定したACLドキュメントによって、現在のユーザーに付与されたアクセス権限をチェックします。すべての権限が付与されている場合は、正の整数を戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(ACLCHECKPRIVILEGESファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.ACLCHECKPRIVILEGES( acl_path IN VARCHAR2, owner IN VARCHAR2, privs IN xmltype) RETURN PLS_INTEGER;
パラメータ
表191-3 ACLCHECKPRIVILEGESファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ACLドキュメントの階層内の絶対パス。 |
|
リソースの所有者名。疑似ユーザー「DAV:owner」は、ACL権限の解決時にこのユーザーに置き換えられます。 |
|
privilege要素の |
191.4.2 APPENDRESOURCEMETADATAプロシージャ
このプロシージャは、ユーザー定義のメタデータをXMLTYPE
へのREF
またはXMLTYPE
として使用し、目的のリソースに追加します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(APPENDRESOURCEMETADATAプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.APPENDRESOURCEMETADATA ( abspath IN VARCHAR2, metadata IN XMLTYPE); DBMS_XDB.APPENDRESOURCEMETADATA ( abspath IN VARCHAR2, metadata IN REF SYS.XMLTYPE);
パラメータ
表191-4 APPENDRESOURCEMETADATAプロシージャ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
|
メタデータには、スキーマ・ベースまたは非スキーマ・ベースのメタデータを使用できます。スキーマ・ベースのメタデータは、独自の表に格納されます。 |
使用上のノート
-
REF
が渡された場合、プロシージャは、REF
をリソースに、メタデータは別の表に格納します。この場合は、メタデータ表のRESID
列に移入する必要があります。渡されるREF
は一意である必要があることに注意してください。つまり、リソース・メタデータに同じ値を持つREF
が存在していると、プロパティの一意性に違反するため、同じにしないでください。ユーザが、すでに存在するREF
を追加しようとすると、エラーが発生します。 -
XMLTYPEが渡された場合、データを解析してスキーマ・ベースかどうかを判断し、その結果に応じてデータを格納します。
191.4.3 CHANGEOWNERプロシージャ
このプロシージャは、リソースの所有者を指定した所有者に変更します。リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(CHANGEOWNERプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.CHANGEOWNER( abspath IN VARCHAR2, owner IN VARCHAR2, recurse IN BOOLEAN := FALSE);
パラメータ
表191-5 CHANGEOWNERプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
|
リソースの新しい所有者。 |
|
|
191.4.4 CHANGEPRIVILEGESファンクション
このファンクションは、指定したACEを指定したリソースのACLに追加します。リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(CHANGEPRIVILEGESファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.CHANGEPRIVILEGES( res_path IN VARCHAR2, ace IN xmltype) RETURN PLS_INTEGER;
パラメータ
表191-6 CHANGEPRIVILEGESファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
権限を変更する必要があるリソースのパス名。 |
|
|
戻り値
ACLが正常に変更された場合は、正の整数。
使用上のノート
同じprincipalおよび同じ操作(grant
/deny
)を持つACEがACLに存在しない場合、新規のACEがACLの最後に追加されます。
191.4.5 CHECKPRIVILEGESファンクション
このファンクションは、指定したリソースに対して現行ユーザーに付与されているアクセス権限をチェックします。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(CHECKPRIVILEGESファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.CHECKPRIVILEGES( res_path IN VARCHAR2, privs IN xmltype) RETURN PLS_INTEGER;
パラメータ
表191-7 CHECKPRIVILEGESファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの階層内の絶対パス。 |
|
privilege要素の |
戻り値
要求された権限がすべて付与されている場合は、正の整数。
191.4.6 CREATEFOLDERファンクション
この非推奨となったファンクションは、階層内に新規フォルダ・リソースを作成します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(CREATEFOLDERファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.CREATEFOLDER( path IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-8 CREATEFOLDERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
新規フォルダのパス名。 |
戻り値
操作が成功した場合はTRUE
。そうでない場合はFALSE
。
使用上のノート
指定したパス名の親フォルダは、階層内にすでに存在している必要があります。たとえば、pathパラメータに'/folder1/folder2'
を指定する場合は、'/folder1'
がすでに存在している必要があります。
191.4.7 CREATEOIDPATHファンクション
この非推奨となったファンクションは、オブジェクトIDに基づいたリソースの仮想パスを作成します。
ノート:
リリース12cでは、このファンクションの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(CREATEOIDPATHファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.CREATEOIDPATH( oid IN RAW) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表191-9 CREATEOIDPATHファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースのオブジェクトID。 |
191.4.8 CREATERESOURCEファンクション
この非推奨となったファンクションは、新規リソースを作成します。オーバーロード・オプションの記述は各バージョンの構文の前に配置します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(CREATERESOURCEファンクション)を使用してください。
構文
既存のXMLType
行にREF
を指定し、その行を指す内容を持つリソースを作成します。この行は、別のリソース内に事前に存在させることはできません。
DBMS_XDB.CREATERESOURCE( abspath IN VARCHAR2, datarow IN REF SYS.XMLTYPE, createfolders IN BOOLEAN := FALSE) RETURN BOOLEAN;
内容として指定したBLOB
を使用して、リソースを作成し、ソースBLOB
の文字セットを指定します。
DBMS_XDB.CREATERESOURCE( abspath IN VARCHAR2, data IN BLOB, csid IN NUMBER :=0, createfolders IN BOOLEAN := FALSE) RETURN BOOLEAN;
内容として指定したBFILE
を使用して、リソースを作成し、ソースBFILE
の文字セットを指定します。
DBMS_XDB.CREATERESOURCE ( abspath IN VARCHAR2, data IN BFILE, csid IN NUMBER :=0, createfolders IN BOOLEAN := FALSE) RETURN BOOLEAN;
指定したCLOB
を内容として使用し、リソースを作成します。
DBMS_XDB.CREATERESOURCE ( abspath IN VARCHAR2, data IN CLOB, createfolders IN BOOLEAN := FALSE) RETURN BOOLEAN;
文字列を指定すると、その文字列を内容として持つ新規リソースを階層に挿入します。
DBMS_XDB.CREATERESOURCE ( abspath IN VARCHAR2, data IN VARCHAR2, schemaurl IN VARCHAR2 := NULL, elem IN VARCHAR2 := NULL) RETURN BOOLEAN;
XMLTYPE
およびスキーマURLを指定すると、XMLTYPE
を内容として持つ新規リソースを階層に挿入します。
DBMS_XDB.CREATERESOURCE ( abspath IN VARCHAR2, data IN SYS.XMLTYPE, schemaurl IN VARCHAR2 := NULL, elem IN VARCHAR2 := NULL) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-10 CREATERESOURCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
作成するリソースの絶対パス。パス名の親フォルダは、階層内にすでに存在している必要があります。たとえば、 |
|
新規リソースの内容が含まれている文字列バッファ。データは解析され、スキーマに基づいたXML文書が含まれているかどうかがチェックされ、含まれている場合、内容はスキーマのデフォルト表にスキーマに基づいたものとして格納されます。含まれていない場合は、バイナリ・データとして保存されます。 |
|
内容として使用する |
|
ドキュメントの文字セットID。有効なOracle IDである必要があり、無効な場合、エラーが戻されます。 CSIDを指定しない場合またはCSIDに0(ゼロ)を指定した場合、ドキュメントの文字セットIDは次のように判断されます。
|
|
|
|
XMLデータの場合、データが準拠するスキーマURL(デフォルトは |
|
要素名(デフォルトは |
戻り値
操作が成功した場合はTRUE
。そうでない場合はFALSE
。
191.4.9 DELETERESOURCEプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、階層からリソースを削除します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(DELETERESOURCEプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.DELETERESOURCE( path IN VARCHAR2, delete_option IN PLS_INTEGER);
パラメータ
表191-11 DELETERESOURCEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
削除するリソースのパス名。 |
|
表191-1で定義されたリソースの削除方法を制御するオプション:
|
191.4.10 DELETERESOURCEMETADATAプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、絶対パスでリソースを使用し、REFで識別されるスキーマ・ベースのメタデータ、またはネームスペースと名前の組合せで識別されるメタデータ(スキーマ・ベースまたは非スキーマ・ベースのメタデータ)を削除します。また、メタデータの削除方法を指定する追加のパラメータ(オプション)も使用できます。このパラメータは、削除する必要のあるスキーマ・ベースのリソース・メタデータにのみ関連しています。非スキーマ・ベースのメタデータの場合、このパラメータは無視されます。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(DELETERESOURCEMETADATAプロシージャ)を使用してください。
構文
次の構文は、スキーマ・ベースのメタデータにのみ使用できます。
DBMS_XDB.DELETERESOURCEMETADATA ( abspath IN VARCHAR2, metadata IN REF SYS.XMLTYPE, delete_option IN pls_integer := dbms_xdb.DELETE_RESOURCE_METADATA_CASCADE);
次の構文は、スキーマ・ベースまたは非スキーマ・ベースのメタデータに使用できます。
DBMS_XDB.DELETERESOURCEMETADATA ( abspath IN VARCHAR2, metadatans IN VARCHAR2, metadataname IN VARCHAR2, delete_option IN pls_integer := dbms_xdb.DELETE_RESOURCE_METADATA_CASCADE);
パラメータ
表191-12 DELETERESOURCEMETADATAプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
|
削除する(スキーマ・ベースの)メタデータの一部への |
|
削除するメタデータの断片のネームスペース。 |
|
削除するメタデータの断片のローカル名。 |
|
スキーマ・ベースのメタデータにのみ適用できます。このパラメータは次のいずれかになります。
|
191.4.11 ENABLEDIGESTAUTHENTICATIONプロシージャ
この推奨されないプロシージャはDigest認証を有効にします。DigestがXML DB HTTPサーバーで使用される最初の認証メカニズムとしてリストされます。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_CONFIG パッケージの同じ名前のサブプログラム(ENABLEDIGESTAUTHENTICATIONプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.ENABLEDIGESTAUTHENTICATION;
191.4.12 EXISTSRESOURCEファンクション
この推奨されないファンクションは、リソースが階層内にあるかどうかを示します。絶対パスを表す文字列によってリソースを照合します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(EXISTSRESOURCEファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.EXISTSRESOURCE( abspath IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-13 EXISTSRESOURCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ACLドキュメントが必要なリソースのパス名。 |
戻り値
リソースが見つかった場合はTRUE
。
191.4.13 GETACLDOCUMENTファンクション
この推奨されないファンクションは、パス名を指定して、リソースを保護するACLドキュメントを取得します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETACLDOCUMENTファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETACLDOCUMENT( abspath IN VARCHAR2) RETURN sys.xmltype;
パラメータ
表191-14 GETACLDOCUMENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ACLドキュメントが必要なリソースのパス名。 |
戻り値
ACLドキュメントのXMLType
。
191.4.14 GETCONTENTBLOBファンクション
この推奨されないファンクションは、BLOB
として戻されたリソースの内容を取り出します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETCONTENTBLOBファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETCONTENTBLOB( abspath IN VARCHAR2, csid OUT PLS_INTEGER, locksrc IN BOOLEAN := FALSE) RETURN BLOB;
パラメータ
表191-15 GETCONTENTBLOBファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
|
|
locksrc |
BLOBとしてのリソースの内容。 |
戻り値
BLOBとしてのリソースの内容。
191.4.15 GETCONTENTCLOBファンクション
この推奨されないファンクションは、CLOB
として戻されたリソースの内容を取得します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETCONTENTCLOBファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETCONTENTCLOB( abspath IN VARCHAR2, RETURN CLOB;
パラメータ
表191-16 GETCONTENTCLOBファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
CLOBとしてのリソースの内容。
191.4.16 GETCONTENTVARCHAR2ファンクション
この推奨されないファンクションは、文字列として戻されたリソースの内容を取得します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETCONTENTVARCHAR2ファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETCONTENTVARCHAR2( abspath IN VARCHAR2, RETURN BLOB;
パラメータ
表191-17 GETCONTENTVARCHAR2ファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
文字列としてのリソースの内容。
191.4.17 GETCONTENTXMLREFファンクション
この推奨されないファンクションは、XMLTYPE
へのREF
として戻されたリソースの内容を取り出します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETCONTENTXMLREFファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETCONTENTXMLREF( abspath IN VARCHAR2, RETURN SYS.XMLTYPE;
パラメータ
表191-18 GETCONTENTXMLREFファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
XMLTYPE
へのREF
としてのリソースの内容。
191.4.18 GETCONTENTXMLTYPEファンクション
この推奨されないファンクションは、XMLTYPE
として戻されたリソースの内容を取り出します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETCONTENTXMLTYPEファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETCONTENTXMLTYPE( abspath IN VARCHAR2, RETURN SYS.XMLTYPE;
パラメータ
表191-19 GETCONTENTXMLTYPEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
XMLTYPEとしてのリソースの内容。
191.4.19 GETHTTPREQUESTHEADERファンクション
この推奨されないファンクションは、XDBによるHTTPリクエストの処理中にコールされた場合、渡されたヘッダーの値を戻します。これは、カスタム認証を実装するルーチンによって使用されます。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。
構文
DBMS_XDB.GETHTTPREQUESTHEADER( header_name IN VARCHAR2) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表191-20 GETHTTPREQUESTHEADERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
渡されたヘッダー |
戻り値
ヘッダーがリクエストに含まれていない場合、またはセキュリティ上の理由でAUTHENTICATION
を実行する場合は、NULL
を戻します。
191.4.20 GETLOCKTOKENプロシージャ
この推奨されないファンクションは、リソースへのパスを指定されると、リソースへのパスを指定して、現行ユーザーのリソースのロック・トークンを戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETLOCKTOKENプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETLOCKTOKEN( path IN VARCHAR2, locktoken OUT VARCHAR2);
パラメータ
表191-21 GETLOCKTOKENプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースへのパス名。 |
|
ログインしたユーザーのリソースに対するロック・トークン。 |
使用上のノート
ユーザーには、リソースに対するREADPROPERTIES
権限が必要です。
191.4.21 GETPRIVILEGESファンクション
この推奨されないファンクションは、指定したリソースに対して現行ユーザーに付与されている権限をすべて取得します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETPRIVILEGESファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETPRIVILEGES( res_path IN VARCHAR2) RETURN sys.xmltype;
パラメータ
表191-22 GETPRIVILEGESファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの階層内の絶対パス。 |
戻り値
<privilege>
要素のXMLType
インスタンス。これには、このリソースに対して現行のユーザーに付与されたすべてのリーフ権限のリストが含まれています。
191.4.22 GETRESOIDファンクション
この推奨されないプロシージャは、リソースの絶対パスからオブジェクトIDを戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETRESOIDファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETRESOID( abspath IN VARCHAR2) RETURN RAW;
パラメータ
表191-23 GETRESOIDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
リソースが存在しない場合はNULL
。
191.4.23 GETXDB_TABLESPACEファンクション
この推奨されないファンクションは、XDB (ユーザー)の現行の表領域を戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(GETXDB_TABLESPACEファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.GETXDB_TABLESPACE RETURN VARCHAR2;
191.4.24 HASBLOBCONTENTファンクション
この推奨されないファンクションは、リソースにBLOBコンテンツがある場合はTRUE
を戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(HASBLOBCONTENTファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.HASBLOBCONTENT abspath IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-24 HASBLOBCONTENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
リソースにBOBコンテンツがある場合はTRUE
。
191.4.25 HASCHARCONTENTファンクション
この推奨されないファンクションは、リソースに文字コンテンツがある場合はTRUE
を戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(HASCHARCONTENTファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.HASCHARCONTENT abspath IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-25 HASCHARCONTENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
リソースに文字コンテンツがある場合はTRUE
。
191.4.26 HASXMLCONTENTファンクション
この推奨されないファンクションは、リソースにXMLコンテンツがある場合はTRUE
を戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(HASXMLCONTENTファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.HASXMLCONTENT abspath IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-26 HASXMLCONTENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
リソースにXMLコンテンツがある場合はTRUE
。
191.4.27 HASXMLREFERENCEファンクション
この推奨されないファンクションは、リソースにXMLコンテンツに対するREF
がある場合はTRUE
を戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(HASXMLREFERENCEファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.HASXMLREFERENCE abspath IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-27 HASXMLREFERENCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
リソースにXMLコンテンツへのREF
がある場合はTRUE
。
191.4.28 ISFOLDERファンクション
この推奨されないファンクションは、リソースがフォルダまたはコンテナの場合はTRUE
を戻します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(ISFOLDERファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.ISFOLDER abspath IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-28 DBMS_XDB.ISFOLDERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
戻り値
リソースがフォルダまたはコンテナの場合はTRUE
。
191.4.29 LINKプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、指定したフォルダから指定したリソースへのリンクを作成します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(LINKプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.LINK( srcpath IN VARCHAR2, linkfolder IN VARCHAR2, linkname IN VARCHAR2);
DBMS_XDB.LINK( srcpath IN VARCHAR2, linkfolder IN VARCHAR2, linkname IN VARCHAR2, linktype IN PLS_INTEGER := DBMS_XDB.LINK_TYPE_HARD);
パラメータ
表191-29 LINKプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リンクを作成するリソースのパス名。 |
|
新規リンクを格納するフォルダ。 |
|
新規リンクの名前。 |
|
作成するリンクのタイプ。
|
191.4.30 LOCKRESOURCEファンクション
この推奨されないファンクションは、リソースへのパスを指定されると、リソースに対するWebDAVスタイルのロックを取得します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(LOCKRESOURCEファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.LOCKRESOURCE( path IN VARCHAR2, depthzero IN BOOLEAN, shared IN boolean) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-30 LOCKRESOURCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ロックするリソースのパス名。 |
|
現在サポートされていません。 |
|
|
戻り値
成功した場合はTRUE
。
使用上のノート
ユーザーには、リソースに対するUPDATE
権限が必要です。
191.4.31 PROCESSLINKSプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、指定したリソース内のドキュメント・リンクを処理します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(PROCESSLINKSプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.PURGERESOURCEMETADATA( abspath IN VARCHAR2, recurse IN BOOLEAN := FALSE);
パラメータ
表191-31 PROCESSLINKSプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。パスがフォルダの場合は、 |
|
|
191.4.32 PURGERESOURCEMETADATAプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、リソースからすべてのユーザー・メタデータを削除します。スキーマ・ベースのメタデータはカスケード・モードで削除され、対応するメタデータ表から行が削除されます。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(PURGERESOURCEMETADATAプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.PURGERESOURCEMETADATA( abspath IN VARCHAR2);
パラメータ
表191-32 PURGERESOURCEMETADATAプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
191.4.33 RENAMERESOURCEプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、XDBリソースの名前を変更します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(RENAMERESOURCEプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.RENAMERESOURCE( srcpath IN VARCHAR2, destfolder IN CARCHAR2, newname IN VARCHAR2);
パラメータ
表191-33 RENAMERESOURCEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ソース・リソース宛先フォルダの階層内の絶対パス。 |
|
宛先フォルダの階層内の絶対パス。 |
|
宛先フォルダ内の子の名前。 |
191.4.34 SETACLプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、指定のリソースに対するACLを、パスで指定したACLに設定します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(SETACLプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.SETACL( res_path IN VARCHAR2, acl_path IN VARCHAR2);
パラメータ
表191-34 SETACLプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの階層内の絶対パス。 |
|
ACLの階層内の絶対パス。 |
使用上のノート
ユーザーには、リソースに対する<write-acl>
権限が必要です。
191.4.35 SPLITPATHプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、パスを親のパスと子のパスに分割します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(SPLITPATHプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.SPLITPATH( abspath IN VARCHAR2, parentpath OUT VARCHAR2, childpath OUT VARCHAR2);
パラメータ
表191-35 SPLITPATHプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
分割する絶対パス。 |
|
親のパス。 |
|
子のパス。 |
191.4.36 TOUCHRESOURCEプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、リソースの変更時間を現在の時間に変更します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(TOUCHRESOURCEプロシージャ)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.TOUCHRESOURCE abspath IN VARCHAR2);
パラメータ
表191-36 DBMS_XDB.TOUCHRESOURCEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
191.4.37 UNLOCKRESOURCEファンクション
この推奨されないファンクションは、ロック・トークンとリソースへのパスを指定して、リソースのロックを解除します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(UNLOCKRESOURCEファンクション)を使用してください。
構文
DBMS_XDB.UNLOCKRESOURCE( path IN VARCHAR2, deltoken IN VARCHAR2) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表191-37 UNLOCKRESOURCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースへのパス名。 |
|
削除するロック・トークン。 |
戻り値
操作が成功した場合はTRUE
。
使用上のノート
ユーザーには、リソースに対するUPDATE
権限が必要です。
191.4.38 UPDATERESOURCEMETADATAプロシージャ
この推奨されないプロシージャは、リソースのメタデータを更新します。
ノート:
リリース12cでは、このプロシージャの使用は推奨されていません。この機能のかわりに、 DBMS_XDB_REPOS パッケージの同じ名前のサブプログラム(UPDATERESOURCEMETADATAプロシージャ)を使用してください。
このプロシージャは、絶対パスで識別されるリソースおよび、そのREF
で識別されて置き換えられる、そのリソース内のメタデータを使用します。メタデータの一部をユーザー定義のメタデータ(XMLTYPE
へのREF
またはXMLTYPE
のいずれかの形式)に置き換えます。
構文
次の構文は、スキーマ・ベースのメタデータの更新にのみ使用できます。新しいメタデータは、スキーマ・ベースである必要があります。
DBMS_XDB.UPDATERESOURCEMETADATA( abspath IN VARCHAR2, oldmetadata IN REF SYS.XMLTYPE, newmetadata IN REF SYS.XMLTYPE)
次の構文は、スキーマ・ベースのメタデータの更新にのみ使用できます。新しいメタデータは、スキーマ・ベースまたは非スキーマ・ベースである必要があります。
DBMS_XDB.UPDATERESOURCEMETADATA( abspath IN VARCHAR2, oldmetadata IN REF SYS.XMLTYPE, newmetadata IN XMLTYPE);
次の構文は、スキーマ・ベースおよび非スキーマ・ベースの両方のメタデータに使用できます。
DBMS_XDB.UPDATERESOURCEMETADATA( abspath IN VARCHAR2, oldns IN VARCHAR2, oldname IN VARCHAR, newmetadata IN XMLTYPE);
次の構文は、スキーマ・ベースおよび非スキーマ・ベースの両方のメタデータに使用できます。新しいメタデータは、スキーマ・ベースである必要があります。
DBMS_XDB.UPDATERESOURCEMETADATA( abspath IN VARCHAR2, oldns IN VARCHAR2, oldname IN VARCHAR, newmetadata IN REF SYS.XMLTYPE);
パラメータ
表191-38 UPDATERESOURCEMETADATAプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リソースの絶対パス。 |
|
古いメタデータへの |
|
新しい置換メタデータへの |
|
古いメタデータを識別するネームスペース。 |
|
古いメタデータを識別するローカル名。 |
使用上のノート
REF
の場合、このプロシージャは、REF
をリソースに、メタデータは別の表に格納します。REF
の一意性が維持されます。XMLTYPE
が渡された場合、データを解析してスキーマ・ベースかどうかを判断し、その結果に応じてデータを格納します。