199 DBMS_XEVENT
DBMS_XEVENTパッケージは、イベント関連のタイプおよびサポートするサブプログラムを提供します。
この章のトピックは、次のとおりです:
参照:
Oracle XML DBリポジトリ・イベントの詳細は、『Oracle XML DB開発者ガイド』を参照してください。
199.1 DBMS_XEVENTのセキュリティ・モデル
DBMS_XEVENT
パッケージは、XDB
が所有しているため、SYS
またはXDB
によって作成される必要があります。EXECUTE
権限は、PUBLIC
に付与されます。このパッケージ内のサブプログラムは、現行のユーザーの権限を使用して実行されます。
199.2 DBMS_XEVENTの定数
DBMS_XEVENT
パッケージは、パラメータ値の指定に使用できるいくつかの定数を定義します。
次の表に、定数の定義を示します。
表199-1 DBMS_XEVENTの定数
名前 | タイプ | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
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2 |
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4 |
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6 |
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8 |
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10 |
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21 |
199.3 サブプログラム・グループ
DBMS_XEVENT
パッケージのサブプログラムはグループに分けることができます。
199.3.1 DBMS_XEVENT XDBEventタイプのサブプログラム
このサブプログラム・グループでは、XDBEventタイプで使用するインタフェースを提供しています。
表199-2 XDBEventサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。 |
|
トリガーするイベントを識別する値を戻します。 |
|
入力した引数が |
このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。
199.3.2 DBMS_XEVENT XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム
このサブプログラム・グループでは、XDBRepositoryEventタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。
表199-3 XDBRepositoryEventサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
起動するハンドラを定義するリソース構成から抽出された |
|
現在実行中のハンドラの後に実行されるハンドラのリストを含む |
|
イベントをトリガーする操作を開始するときに使用するトップレベルのインタフェースを戻します。 |
|
ターゲット・リソースの |
|
現在の操作に対応するロック・オブジェクトを戻します。 |
|
操作が実行される前の元の |
|
オープン操作のアクセス・モードを戻します。 |
|
オープン操作の拒否モードを戻します。 |
|
表示されるデータをハンドラが書き込むことができる出力BLOBを戻します。 |
|
要求固有またはセッション固有のパラメータの値を戻します。 |
|
ターゲット・リソースの親フォルダに対応するリソース・オブジェクトを戻します。 |
|
イベントが起動されたリソースのパスを表す |
|
ターゲット・リソースの内容やメタデータにアクセスして変更するための手段を提供する |
|
現在の操作がバイト範囲書込みの場合、バイト数を戻します。 |
|
現在の操作がバイト範囲書込みの場合、ファンクションは範囲の開始点となるバイト・オフセットを戻します。 |
|
|
|
入力した引数が |
|
表示された内容を含むリソースのパスを指定します。 |
|
表示される内容を読み取ることができる |
このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。
199.3.3 DBMS_XEVENT XDBHandlerListタイプのサブプログラム
このサブプログラム・グループでは、XDBHandlerListタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。
表199-4 XDBHandlerListサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
ハンドラ・リストをクリアします。 |
|
リスト内の最初のハンドラを戻します。 |
|
リスト内の次のハンドラを戻します。 |
|
入力した引数が |
|
指定のハンドラをハンドラ・リストから削除します。 |
このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。
199.3.4 DBMS_XEVENT XDBHandlerタイプのサブプログラム
このサブプログラム・グループでは、XDBHandlerタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。
表199-5 XDBHandlerタイプのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
ハンドラの実装言語を戻します。 |
|
ハンドラのソースのスキーマを戻します。 |
|
ハンドラを実装するJavaクラス、PL/SQLパッケージまたはオブジェクト・タイプの名前を戻します。 |
|
入力した引数が |
このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。
199.3.5 DBMS_XEVENT XDBPathタイプのサブプログラム
このサブプログラム・グループでは、XDBPathタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。
表199-6 XDBPathタイプのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
パスの文字列表現を戻します。 |
|
親のパスを戻します。 |
|
入力した引数が |
このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。
199.3.6 DBMS_XEVENT XDBLinkタイプのサブプログラム
このサブプログラム・グループでは、XDBLinkタイプと一緒に使用するインタフェースが提供されています。
表199-7 XDBLinkタイプのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
リンクが指しているリソースのOIDを戻します。 |
|
リンクの親フォルダの名前を戻します。 |
|
リンクの親フォルダのOIDを戻します。 |
|
入力した引数が |
このパッケージ内のすべてのサブプログラムのリストは、「DBMS_XEVENTサブプログラムの要約」を参照してください。
199.4 DBMS_XEVENTサブプログラムの要約
この表は、DBMS_XEVENTサブプログラムを示し、簡単に説明しています。
表199-8 DBMS_XEVENTパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 | グループ |
---|---|---|
ハンドラ・リストをクリアします。 |
||
起動するハンドラを定義するリソース構成から抽出された |
||
リンクが指しているリソースのOIDを戻します。 |
||
イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。 |
||
トリガーするイベントを識別する値を戻します。 |
||
リスト内の最初のハンドラを戻します。 |
||
現在実行中のハンドラの後に実行されるハンドラのリストを含む |
||
イベントをトリガーする操作を開始するときに使用するトップレベルのインタフェースを戻します。 |
||
ハンドラの実装言語を戻します。 |
||
ターゲット・リソースの |
||
現在の操作に対応するロック・オブジェクトを戻します。 |
||
パスの文字列表現を戻します。 |
||
リスト内の次のハンドラを戻します。 |
||
操作が実行される前の元の |
||
オープン操作のアクセス・モードを戻します。 |
||
オープン操作の拒否モードを戻します。 |
||
表示されるデータをハンドラが書き込むことができる出力BLOBを戻します。 |
||
要求固有またはセッション固有のパラメータの値を戻します。 |
||
ターゲット・リソースの親フォルダに対応するリソース・オブジェクトを戻します。 |
||
リンクの親フォルダの名前を戻します。 |
||
リンクの親フォルダのOIDを戻します。 |
||
親のパスを戻します。 |
||
イベントが起動されたリソースのパスを表す |
||
ターゲット・リソースの内容やメタデータにアクセスして変更するための手段を提供する |
||
ハンドラのソースのスキーマを戻します。 |
||
ハンドラを実装するJavaクラス、PL/SQLパッケージまたはオブジェクト・タイプの名前を戻します。 |
||
現在の操作がバイト範囲書込みの場合、バイト数を戻します。 |
||
現在の操作がバイト範囲書込みの場合、ファンクションは範囲の開始点となるバイト・オフセットを戻します。 |
||
|
||
入力した引数が |
||
指定のハンドラをハンドラ・リストから削除します。 |
||
表示された内容を含むリソースのパスを指定します。 |
||
表示される内容を読み取ることができる |
199.4.1 CLEARプロシージャ
このプロシージャは、ハンドラ・リストをクリアします。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.CLEAR ( hl IN OUT XDBHandlerList);
パラメータ
表199-9 CLEARプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ハンドラのリスト。 |
199.4.2 GETAPPLICATIONDATAファンクション
このファンクションは、起動するハンドラを定義するリソース構成から抽出された<applicationData>
要素を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETAPPLICATIONDATA ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XMLType;
パラメータ
表199-10 GETAPPLICATIONDATAファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.3 GETCHILDOIDファンクション
このファンクションは、リンクが指しているリソースのOIDを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETCHILDOID ( link IN XDBLink) RETURN RAW;
パラメータ
表199-11 GETCHILDOIDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リンク。 |
199.4.4 GETCURRENTUSERファンクション
このファンクションは、イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETCURRENTUSER ( ev IN XDBEvent) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-12 GETCURRENTUSERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBEventタイプのイベント。 |
199.4.5 GETEVENTファンクション
このファンクションは、イベントをトリガーする操作を実行するユーザーの名前を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETEVENT ( ev IN XDBEvent) RETURN XDBEventID;
パラメータ
表199-13 GETEVENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBEventタイプのイベント。 |
199.4.6 GETFIRSTファンクション
このファンクションは、リスト内の最初のハンドラを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETFIRST ( hl IN XDBHandlerList) RETURN XDBHandler;
パラメータ
表199-14 GETFIRSTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ハンドラのリスト。 |
199.4.7 GETHANDLERLISTファンクション
このファンクションは、現在実行中のハンドラの後に実行されるハンドラのリストが含まれているXDBHandlerList
オブジェクトを戻します。
その後、現在のハンドラはセキュリティ・チェックに従い、必要に応じて後続の一部のハンドラを除外できます。リスト内のハンドラに関連するリソース構成のいずれかに対して必要なアクセス権限が実行ユーザーにない場合、不十分な権限例外が発生します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETHANDLERLIST ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBHandlerList;
パラメータ
表199-15 GETHANDLERLISTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.8 GETINTERFACEファンクション
このファンクションは、イベントをトリガーする操作を開始するときに使用するトップレベルのインタフェースを戻します。これは、HTTP、FTPまたはSQLです。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETINTERFACE ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-16 GETINTERFACEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.9 GETLANGUAGEファンクション
このファンクションは、ハンドラの実装言語を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETLANGUAGE ( handler IN XDBHandler) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-17 GETLANGUAGEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
handler |
ハンドラ。 |
199.4.10 GETLINKファンクション
このファンクションは、ターゲット・リソースのXDBLink
オブジェクトを戻します。
リンク*またはリンク解除*イベントの場合、これは操作に関連するリンクとなります。その他のイベントの場合は、エラーが戻されます。このオブジェクトを使用して、ハンドラは、ParentName
、ParentOID
、ChildOID
、LinkName
などのリンク・プロパティにアクセスできます。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETLINK ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBLink;
パラメータ
表199-18 GETLINKファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.11 GETLINKNAMEファンクション
このファンクションは、リンクの名前を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETLINKNAME ( link IN XDBLink) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-19 GETLINKNAMEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リンク。 |
199.4.12 GETLOCKファンクション
このファンクションは、現在の操作に対応するロック・オブジェクトを戻し、ロック・イベントおよびロック解除イベントに対してのみ有効となります。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETLOCK ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBLock;
パラメータ
表199-20 GETLOCKファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.13 GETLANGUAGEファンクション
このファンクションは、ハンドラの実装言語を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETLANGUAGE ( handler IN XDBHandler) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-21 GETLANGUAGEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
handler |
ハンドラ。 |
199.4.14 GETNAMEファンクション
このファンクションは、パスの文字列表現を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBPathタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETNAME ( path IN XDBPath) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-22 GETNAMEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
パス。 |
199.4.15 GETNEXTファンクション
このファンクションは、リスト内の次のハンドラを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETNEXT ( hl IN XDBHandlerList) RETURN XDBHandler;
パラメータ
表199-23 GETNEXTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ハンドラのリスト。 |
199.4.16 GETOLDRESOURCEファンクション
このファンクションは、操作が実行される前の元のXDBResource
オブジェクトを戻します。
このメソッドは、更新イベントのみに適用されます。その他のイベントの場合は、エラーが戻されます。これは読取り専用オブジェクトであるため、このオブジェクトに対してはいずれの修飾子メソッドも機能しません。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETOLDRESOURCE ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBResource;
パラメータ
表199-24 GETOLDRESOURCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.17 GETOPENACCESSMODEファンクション
このファンクションは、オープン操作のアクセス・モードを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETOPENACCESSMODE ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN PLS_INTEGER;
パラメータ
表199-25 GETOPENACCESSMODEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
戻り値
-
XDBRepositoryEvent
.OPEN_ACCESS_READ
(値1) -
XDBRepositoryEvent
.OPEN_ACCESS_WRITE
(値2) -
XDBRepositoryEvent
.OPEN_ACCESS_READ_WRITE
(値3)
199.4.18 GETOPENDENYMODEファンクション
このファンクションは、オープン操作の拒否モードを戻します。このファンクションは、オープン・イベントに対してのみ有効です。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETOPENDENYMODE ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN PLS_INTEGER;
パラメータ
表199-26 GETOPENDENYMODEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
戻り値
-
XDBRepositoryEvent
.OPEN_DENY_NONE
(値0) -
XDBRepositoryEvent
.OPEN_DENY_READ
(値1) -
XDBRepositoryEvent
.OPEN_DENY_READ_WRITE
(値2)
199.4.19 GETOUTPUTSTREAMファンクション
このファンクションは、表示されるデータをハンドラが書き込むことができる出力BLOBを戻します。このファンクションは、表示イベントに対してのみ有効です。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETOUTPUTSTREAM ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN BLOB;
パラメータ
表199-27 GETOUTPUTSTREAMファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.20 GETPARAMETERファンクション
このファンクションは、要求固有またはセッション固有のパラメータの値を戻します。key
パラメータの定義は、RFC 2616(HTTP/1.1)にあります。この定義は、同等のSQLセッションのパラメータ(ある場合)にマップされます。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETPARAMETER ( ev IN XDBRepositoryEvent, key IN VARCHAR2) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-28 GETPARAMETERファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
key |
次のパラメータがサポートされています。
|
199.4.21 GETPARENTファンクション
このファンクションは、ターゲット・リソースの親フォルダに対応するリソース・オブジェクトを戻します。このリソース・オブジェクトは、ターゲット・リソースへのリンクが含まれている任意のフォルダである可能性があることに注意してください。これは読取り専用オブジェクトであるため、このオブジェクトに対してはいずれの修飾子メソッドも機能しません。リンク*またはリンク解除*イベントでは、このメソッドはリンクの親フォルダを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETPARENT ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBResource;
パラメータ
表199-29 GETPARENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.22 GETPARENTNAMEファンクション
このファンクションは、リンクの親フォルダの名前を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETPARENTNAME ( link IN XDBLink) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-30 GETPARENTNAMEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リンク。 |
199.4.23 GETPARENTOIDファンクション
このファンクションは、リンクの親フォルダのOIDを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETPARENTOID ( link IN XDBLink) RETURN RAW;
パラメータ
表199-31 GETPARENTOIDファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
リンク。 |
199.4.24 GETPARENTPATHファンクション
このファンクションは、親のパスを戻します。レベルは、階層までのレベルの数を示します。この値は0(ゼロ)より大きい必要があります。レベル1は直接の親を示します。レベルがツリーの高さを超える場合、NULL
が戻されます。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBPathタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETPARENTPATH ( path IN XDBPath, level IN INTEGER) RETURN XDBPath;
パラメータ
表199-32 GETPARENTPATHファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
パス。 |
|
階層までのレベルの数。 |
199.4.25 GETPATHファンクション
このファンクションは、イベントが起動されたリソースのパスを表すXDBPath
オブジェクトを戻します。このオブジェクトから、異なるパス・セグメントの取得にファンクションが使用されます。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETPATH ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBPath;
パラメータ
表199-33 GETPATHファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.26 GETRESOURCEファンクション
このファンクションは、ターゲット・リソースの内容やメタデータにアクセスして変更するための手段を提供するXDBResource
オブジェクトを戻します。このオブジェクトは、以前のハンドラがリソースに対して行ったすべての変更を反映します。
修飾子メソッドは、事前作成イベント・ハンドラおよび事前更新イベント・ハンドラでのみ機能します。リンク*またはリンク解除*イベントでは、このメソッドはリンクが指すリソースを戻します。作成イベントでは、このメソッドは作成するリソースを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETRESOURCE ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBResource;
パラメータ
表199-34 GETRESOURCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.27 GETSCHEMAファンクション
このファンクションは、ハンドラのソースのスキーマを戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETSCHEMA ( handler IN XDBHandler) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-35 GETSCHEMAファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
handler |
ハンドラ。 |
199.4.28 GETSOURCEファンクション
このファンクションは、ハンドラを実装するJavaクラス、PL/SQLパッケージまたはオブジェクト・タイプの名前を戻します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETSOURCE ( handler IN XDBHandler) RETURN VARCHAR2;
パラメータ
表199-36 GETSOURCEファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
handler |
ハンドラ。 |
199.4.29 GETUPDATEBYTECOUNTファンクション
現在の操作がバイト範囲書込みの場合、GETUPDATEBYTECOUNT
ファンクションはバイト数を戻します。これは整合性がない更新イベントに対してのみ有効です。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETUPDATEBYTECOUNT ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN NUMBER;
パラメータ
表199-37 GETUPDATEBYTECOUNTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.30 GETUPDATEBYTEOFFSETファンクション
現在の操作がバイト範囲書込みの場合、GETUPDATEBYTEOFFSET
ファンクションは範囲の開始点となるバイト・オフセットを戻します。これは整合性がない更新イベントに対してのみ有効です。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETUPDATEBYTEOFFSET ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN NUMBER;
パラメータ
表199-38 GETUPDATEBYTEOFFSETファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.31 GETXDBEVENTファンクション
このファンクションは、XDBRepositoryEvent
オブジェクトをXDBEvent
タイプに変換します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.GETXDBETEVENT ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN XDBEvent;
パラメータ
表199-39 GETXDBEVENTファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventタイプのイベント。 |
199.4.32 ISNULLファンクション
このファンクションは、入力した引数がNULL
の場合、TRUE
を戻します。
参照:
-
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
-
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBRepositoryEventタイプのサブプログラム」を参照してください。
-
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。
-
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerタイプのサブプログラム」を参照してください。
-
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBPathタイプのサブプログラム」を参照してください。
-
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBLinkタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.ISNULL ( ev IN XDBEvent) RETURN BOOLEAN; DBMS_XEVENT.ISNULL ( ev IN XDBRepositoryEvent) RETURN BOOLEAN; DBMS_XEVENT.ISNULL ( hl IN XDBHandlerList) RETURN BOOLEAN; DBMS_XEVENT.ISNULL ( handler IN XDBHandler) RETURN BOOLEAN; RETURN BOOLEAN; DBMS_XEVENT.ISNULL ( path IN XDBPath) RETURN BOOLEAN; DBMS_XEVENT.ISNULL ( link IN XDBLink) RETURN BOOLEAN;
パラメータ
表199-40 ISNULLファンクションのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
指定したタイプのイベント。 |
|
ハンドラのリスト。 |
|
ハンドラ。 |
|
パス。 |
199.4.33 REMOVEプロシージャ
このプロシージャは、指定のハンドラをハンドラ・リストから削除します。
参照:
このグループの他のサブプログラムについては、「XDBHandlerListタイプのサブプログラム」を参照してください。
構文
DBMS_XEVENT.REMOVE ( hl IN OUT XDBHandlerList, handler IN XDBHandler);
パラメータ
表199-41 REMOVEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ハンドラのリスト。 |
|
ハンドラ。 |
199.4.34 SETRENDERPATHプロシージャ
このプロシージャは、表示された内容を含むリソースのパスを指定します。
GETOUTPUTSTREAMファンクションによって戻されたストリームが書き込まれた後、またはSETRENDERSTREAMプロシージャがコールされた後に、このプロシージャをコールするとエラーが発生するので、これは行わないでください。これは表示イベントに対してのみ有効です。
構文
DBMS_XEVENT.SETRENDERPATH ( ev IN XDBRepositoryEvent, path IN VARCHAR2);
パラメータ
表199-42 SETRENDERPATHプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBリポジトリ・イベントのオブジェクト。 |
|
表示された内容を含むリソースのパス。 |
199.4.35 SETRENDERSTREAMプロシージャ
このプロシージャは、表示される内容を読み取ることができるBLOB
を設定します。
GETOUTPUTSTREAMによって戻されたストリームが書き込まれた後、またはSETRENDERPATHがコールされた後に、このプロシージャをコールするとエラーが発生するので、これは行わないでください。これは表示イベントに対してのみ有効です。
構文
DBMS_XEVENT.SETRENDERSTREAM ( ev IN XDBRepositoryEvent, istr IN BLOB);
パラメータ
表199-43 SETRENDERSTREAMプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
XDBRepositoryEventのオブジェクト。 |
|
表示された内容を取得する入力ストリーム。 |