E.4 Oracle Trace File Analyzer診断収集コマンドの実行
診断収集コマンドを実行して診断データを収集します。
- tfactl collection
tfactl collection
コマンドを使用して、実行中のOracle Trace File Analyzerの収集を停止します。 - tfactl dbglevel
tfactl dbglevel
コマンドを使用して、Oracle Grid Infrastructureのトレース・レベルを設定します。 - tfactl diagcollect
tfactl diagcollect
コマンドを使用して、オンデマンドの診断収集を実行します。 - tfactl diagcollect -srdc
サービス・リクエスト・データ収集(SRDC)を実行するには、tfactl diagcollect -srdc
コマンドを使用します。 - tfactl directory
tfactl directory
コマンドを使用して、トレースまたはログ・ファイルを分析するためにディレクトリのリストに対してディレクトリを追加したり、ディレクトリを削除します。 - tfactl ips
tfactl ips
コマンドを使用して、自動診断リポジトリの診断データを収集します。 - tfactl managelogs
tfactl managelogs
コマンドを使用して、自動診断リポジトリのログおよびトレース・ファイルを管理します。 - tfactl purge
tfactl purge
コマンドを使用して、特定の時間より古い診断収集をOracle Trace File Analyzerリポジトリから削除します。
E.4.1 tfactl collection
tfactl collection
コマンドを使用して、実行中のOracle Trace File Analyzerの収集を停止します。
構文
tfactl collection [stop collection_id]
収集を停止できるのは、tfactl collection
コマンドを使用する場合のみです。tfactl print
コマンドを実行して取得できる収集IDを指定する必要があります。
E.4.2 tfactl dbglevel
tfactl dbglevel
コマンドを使用して、Oracle Grid Infrastructureのトレース・レベルを設定します。
構文
tfactl [run] dbglevel
[ {-set|-unset} profile_name
-dependency [dep1,dep2,...|all]
-dependency_type [type1,type2,type3,...|all]
| {-view|-drop} profile_name
| -lsprofiles
| -lsmodules
| -lscomponents [module_name]
| -lsres
| -create profile_name [ -desc description
| [-includeunset] [-includetrace]
| -debugstate | -timeout time ]
| -modify profile_name [-includeunset] [-includetrace]
| -getstate [ -module module_name ]
| -active [profile_name]
| -describe [profile_name] ] ]
パラメータ
表E-21 tfactl dbglevelコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
プロファイルの名前を指定してください。 |
|
アクティブなプロファイルのリストを表示します。 |
|
指定されたプロファイルのトレース・レベルまたはログ・レベルを設定します。 |
|
指定されたプロファイルのトレース・レベルまたはログ・レベルの設定を解除します。 |
|
指定されたプロファイルのトレース・エントリまたはログ・エントリを表示します。 |
|
プロファイルを作成します。 |
|
指定されたプロファイルを削除します。 |
|
指定されたプロファイルを変更します。 |
|
指定されたプロファイルを説明します。 |
|
使用可能なすべてのプロファイルをリストします。 |
|
検出されたOracle Clusterwareモジュールをすべてリストします。 |
|
Oracle Clusterwareモジュールに関連付けられたコンポーネントをすべてリストします。 |
|
検出されたOracle Clusterwareリソースをすべてリストします。 |
|
Oracle Clusterwareコンポーネントまたはリソースの現在のトレース・レベルまたはログ・レベルを表示します。 |
|
Oracle Clusterwareモジュールを指定します。 |
|
考慮する依存性(起動依存性または停止依存性、あるいはその両方)を指定してください。 |
|
考慮する依存性のタイプを指定してください。 |
|
使用可能なすべてのレベルのシステム状態ダンプを生成します。 |
|
Oracle Clusterwareコンポーネントまたはリソースの設定解除の値を追加または変更します。 |
|
Oracle Clusterwareコンポーネントのトレース値を追加または変更します。 |
警告:
Oracleサポートの指示がないかぎり、プロファイルは設定しないでください。E.4.3 tfactl diagcollect
tfactl diagcollect
コマンドを使用して、オンデマンドの診断収集を実行できます。
Oracle Trace File Analyzer Collectorでは、次の3種類のオンデマンド収集を実行できます。
-
デフォルト収集
-
イベントドリブンのサポート・サービス・リクエスト・データ収集(SRDC)の収集
-
カスタム収集
構文
tfactl diagcollect [[component_name1] [component_name2] ... [component_nameN] | [-srdc srdc_profile] | [-defips]]
[-sr SR#]
[-node all|local|n1,n2,...]
[-tag tagname]
[-z filename]
[-last nh|d | -from time -to time | -for time]
[-nocopy]
[-notrim]
[-silent]
[-nocores]
[-collectalldirs]
[-collectdir dir1,dir2...]
[-examples]
Components:-ips|-database|-asm|-crsclient|-dbclient|-dbwlm|-tns|-rhp|-procinfo|-afd|-crs|-cha|-wls|-emagent|-oms|-ocm|-emplugins|-em|-acfs
|-install|-cfgtools|-os|-ashhtml|-ashtext|-awrhtml|-awrtext
パラメータ
各オプションの先頭にマイナス記号(-)を付けます。
オプション | 説明 |
---|---|
|
収集を取得するコンポーネントのリストを指定するか、SRDC名を指定するか、デフォルト収集にOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)、Oracle ClusterwareおよびOracle Databasesのインシデント・パッケージング・サービス(IPS)パッケージを含めるように指定します。 |
|
Oracle Trace File Analyzerがすべての収集を自動的にアップロードするサービス・リクエスト番号を指定します。 |
|
診断情報を収集するノードのカンマ区切りリストを指定します。デフォルトはallです。 |
|
このパラメータを使用して、Oracle Trace File Analyzerリポジトリ内に収集結果用のサブディレクトリを作成します。 |
|
このパラメータを使用すると、出力ファイル名を指定できます。 |
|
注意: 日付と時刻の両方を指定する場合、両方の値を二重引用符("")で囲む必要があります。日付のみまたは時刻のみを指定する場合、単一の値を引用符で囲む必要はありません。 |
|
このパラメータを使用すると、トレース・ファイルの収集が開始ノードにコピーされません。ファイルは、実行ノード上のOracle Trace File Analyzerリポジトリに残ります。 |
|
このパラメータを指定して、収集されたファイルの切捨てを停止します。 |
|
このパラメータを指定して、診断収集をバックグラウンド・プロセスとして実行します。 |
|
このパラメータを指定して、通常であれば収集されるコア・ファイルの収集を停止します。 |
|
このパラメータを指定して、 |
|
ディレクトリのカンマ区切りリストを指定すると、指定したコンポーネントに加えてタイプや時間の制約に関係なく、それらのディレクトリのすべてのファイルが収集に含まれます。 |
|
このパラメータを指定して、 |
E.4.4 tfactl diagcollect -srdc
サービス・リクエスト・データ収集(SRDC)を実行するには、tfactl diagcollect -srdc
コマンドを使用します。
構文
tfactl diagcollect -srdc srdc_profile
[-tag tagname]
[-z filename]
[-last nh|d | -from time -to time | -for time]
-database database
パラメータ
各オプションの前にマイナス記号(-)を付ける必要があります。
オプション | 説明 |
---|---|
|
SRDCプロファイルを指定します。 |
|
このパラメータを使用して、Oracle Trace File Analyzerリポジトリ内に収集結果用のサブディレクトリを作成します。 |
|
このパラメータを使用すると、出力ファイル名を指定できます。 |
|
注意: 日付と時刻の両方を指定する場合、両方の値を二重引用符("")で囲む必要があります。日付のみまたは時刻のみを指定する場合、単一の値を引用符で囲む必要はありません。 |
|
データベース名を指定します。 |
SRDCプロファイル
SRDCプロファイル | 説明 |
---|---|
|
リスナー・サービス・エラーのデータを収集します: |
|
ネーミング・サービス・エラーのデータを収集します: |
|
プロセスの最大数超過に関するデータを収集します。 |
|
内部エラーのデータを収集します。 |
|
ソフト内部エラーのデータを収集します。 |
|
SYSDBA接続中の |
|
Oracle Databaseのスナップショットが古すぎますというエラーのデータを収集します。 |
|
|
|
Oracle Databaseのスナップショットが古すぎますというエラーのデータを収集します。 |
|
|
|
共有/ストリーム・プールにより多くの共有メモリーが必要ですというエラーのデータを収集します。 |
|
例外が発生しました。コア・ダンプというエラーのデータを収集します。 |
|
ORAエラー |
|
ORAエラー |
|
OSシステム依存の操作: 次のステータスでオープンに失敗しました: (ステータス)というエラーのデータを収集しています。 |
|
OS障害メッセージ: (メッセージ)というエラーのデータを収集します。 |
|
障害が発生しました: (モジュール)というエラーのデータを収集します。 |
|
Oracle DatabaseのUNDO表領域を拡張できませんというエラーのデータを収集します。 |
|
Oracle Databaseのストレージの問題に関するデータを収集します。 |
|
Oracle Databaseの監査の標準情報を収集します。 |
|
Oracle Databaseの自動ワークロード・リポジトリ(AWR)の領域の問題に関するデータを収集します。 |
|
アラート・ログ・メッセージCorrupt block relative dbaに関するデータを収集します。 |
|
Oracle Data Guardの問題のデータを収集します。 |
|
元のエクスポート(exp)関連の問題のトラブルシューティングに関する情報を収集します。 |
|
データ・ポンプ・エクスポートの一般的な問題のデータを収集します。 |
|
データ・ポンプ・エクスポートAPIの問題のデータを収集します。 |
|
データ・ポンプ・エクスポートのパフォーマンスの問題に関するデータを収集します。 |
|
トランスポータブル表領域のデータ・ポンプおよび元のEXPORT、IMPORTに提供するデータを収集します。 |
|
|
|
Oracle GoldenGateのクラシック・モードの問題のデータを収集します。 |
|
Oracle GoldenGateのExtract/Replicatの異常終了の問題のデータを収集します。 |
|
元のインポート(imp)関連の問題のトラブルシューティングのためのデータを収集します。 |
|
データ・ポンプ・インポートの一般的な問題のデータを収集します。 |
|
データ・ポンプ・インポートのパフォーマンスの問題に関するデータを収集します。 |
|
Oracle Databaseのインストール/アップグレードの問題に関するデータを収集します。 |
|
パーティション/サブパーティション化された表/索引の |
|
パーティション化された表/索引に対する低速な |
|
Oracle Databaseのパッチ競合の問題に関するデータを収集します。 |
|
Oracle Databaseのパッチ・インストールの問題に関するデータを収集します。 |
|
Oracle Databaseのパフォーマンスの問題のデータを収集します。 |
|
Oracle Databaseのアップグレード前の問題のデータを収集します。 |
|
バックアップ、メンテナンス、リストア、リカバリ、 |
|
|
|
RMANのパフォーマンス・エラー(My Oracle Supportノート1671509.1)のデータを収集します。 |
|
Oracle DatabaseのSCNの問題に関するデータを収集します。 |
|
単一インスタンスのOracle Databaseの停止の問題に関するデータを収集します。 |
|
Oracle Trace File Analyzer Collector使用時のSQLのパフォーマンスの問題に関するデータを収集します。 |
|
単一インスタンスのOracle Databaseの起動の問題に関するデータを収集します。 |
|
透過的データ暗号化(TDE)用(My Oracle Supportノート1905607.1)のデータを収集します |
|
UNDO破損の問題のデータを収集します。 |
|
オペレーティング・システム・リソースに関連するOracle Databaseの問題のデータを収集します。 |
|
Oracle Databaseのアップグレードの問題に関するデータを収集します。 |
|
Oracle Database XDBのインストールと無効なオブジェクトの問題のデータを収集します。 |
|
DNFSの問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise Managerエージェントのパフォーマンスの問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise Managerコマンドラインを使用したOracle Database、リスナーまたはASMターゲットの追加時のEnterprise Managerエラーのデータを収集します。 |
|
クラスタ・ターゲット、クラスタ(RAC) Oracle DatabaseまたはASMターゲットが検出されない問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise ManagerでOracle Databaseシステム・ターゲットの検出、削除または名前変更が正しく行われない問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise Managerのデバッグを設定解除するためのデータを収集します。 |
|
Enterprise Managerのデバッグを設定するためのデータを収集します。 |
|
Oracle Database、リスナーまたはASMターゲットの検出または削除時のEnterprise Managerの一般的なエラーのデータを収集します。 |
|
Enterprise Managerのメトリック・イベントが実行されない問題、および一般的なメトリック・アラートに関連する問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise ManagerでのOMSのクラッシュまたは再起動に関するすべてのパフォーマンスの問題を収集します。 |
|
Enterprise ManagerのOMSヒープ使用状況アラートに関するパフォーマンスの問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise ManagerでのOMSのハングまたは高いCPU使用率に関するパフォーマンスの問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise ManagerでOracle Database、リスナーまたはASMターゲットが検出プロセスによって検出されない問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise ManagerでのOMSの再起動でクラッシュする問題のデータを収集します。 |
|
Enterprise Managerでの表領域使用率メトリックの問題のデータを収集します。 |
|
Oracle Exalogicの完全なExalogsの問題に関するデータを収集します。 |
|
Oracle GoldenGateのExtract/Replicatの異常終了の問題に関するデータを収集します。 |
|
他のすべてのタイプの内部Oracle Databaseエラーのデータを収集します。 |
E.4.5 tfactl directory
tfactl directory
コマンドを使用して、トレースまたはログ・ファイルを分析するためにディレクトリのリストに対してディレクトリを追加したり、ディレクトリを削除します。
また、tfactl directory
コマンドを使用して、ディレクトリ権限を変更します。自動検出によってディレクトリが追加された場合、そのディレクトリはパブリックとして追加されます。tfactl diagcollect
コマンドを実行するのに十分な権限があるすべてのユーザーが、そのディレクトリ内のファイルを収集します。これが重要なのは、非rootまたはsudo
ユーザーがtfactl
コマンドを実行する場合のみです。
ディレクトリがプライベートとしてマークされている場合、Oracle Trace File Analyzerは、ファイルの収集を許可する前に次の処理を行います。
-
tfactl
コマンドを実行しているユーザーを確認します。 -
ディレクトリ内のファイルを表示する権限がユーザーにあるかどうかを検証します。
注意:
ユーザーは、読取りアクセスを持っているOracle Trace File Analyzerのみにディレクトリを追加できます。自動診断収集を構成している場合、Oracle Trace File Analyzerはroot
として実行され、使用可能なすべてのファイルを収集できます。
tfactl directory
コマンドには、ディレクトリの管理に使用できる3つの動詞(add
、remove
およびmodify
)があります。
構文
tfactl directory add directory [-public] [-exclusions | -noexclusions | -collectall] [-node all | n1,n2...]
tfactl directory remove directory [-node all | n1,n2...]
tfactl directory modify directory [-private | -public] [-exclusions | -noexclusions | -collectall]
3つの構文モデルのそれぞれについて、Oracle Trace File Analyzerが収集を格納するディレクトリ・パスを指定する必要があります。
パラメータ
表E-22 tfactl directoryコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-public |
|
-private |
|
-exclusions |
|
-noexclusions |
|
-collectall |
|
-node all | n1,n2... |
クラスタ内のすべてのノードに対してディレクトリを追加または削除するか、カンマ区切りリストを使用して特定のノードに対してディレクトリを追加または削除します。 |
使用上の注意
Berkeley DB (BDB)にすべてのトレース・ディレクトリ名を追加し、Oracle Trace File Analyzerがそのディレクトリ内のファイル・メタデータを収集できるようにする必要があります。検出プロセスでは、ほとんどのディレクトリが検出されますが、新しいまたは未検出のディレクトリが必要な場合は、tfactl directory
コマンドを使用して、手動でこれらを追加できます。
tfactlを使用してディレクトリを追加する場合、Oracle Trace File Analyzerは、ディレクトリの対象が次のどれであるかを確認しようとします。
-
Oracle Database
-
Oracle Grid Infrastructure
-
オペレーティング・システム・ログ
-
その他のコンポーネント
-
どのデータベースまたはインスタンスか
Oracle Trace File Analyzerがこの情報を確認できない場合、次のように、Oracle Trace File Analyzerはエラーを戻し、情報を入力するよう要求します。
# tfactl directory add /tmp
Failed to add directory to TFA. Unable to determine parameters for directory: /tmp
Please enter component for this Directory [RDBMS|CRS|ASM|INSTALL|OS|CFGTOOLS|TNS|DBWLM|ACFS|ALL] : RDBMS
Please enter database name for this Directory :MYDB
Please enter instance name for this Directory :MYDB1
注意:
OS、CRS、CFGTOOLS、ACFS、ALLまたはINSTALLファイルの場合はコンポーネントのみが要求され、Oracle ASMの場合はインスタンスのみが作成されます。これらのエントリについては検証が実行されないため、このデータを入力する際には注意してください。例E-11 tfactl directory
次のコマンドでは、ディレクトリが追加されます。
# tfactl directory add /u01/app/grid/diag/asm/+ASM1/trace
次のコマンドでは、ディレクトリが変更され、十分な権限があるOracle Trace File Analyzerユーザーのみが内容を収集できるようになります。
# tfactl directory modify /u01/app/grid/diag/asm/+ASM1/trace -private
次のコマンドでは、クラスタ内のすべてのノードからディレクトリが削除されます。
# tfactl directory remove /u01/app/grid/diag/asm/+ASM1/trace -node all
E.4.6 tfactl ips
tfactl ips
コマンドを使用して、自動診断リポジトリの診断データを収集します。
構文
tfactl ips
[ADD]
[ADD FILE]
[ADD NEW INCIDENTS]
[CHECK REMOTE KEYS]
[COPY IN FILE]
[COPY OUT FILE]
[CREATE PACKAGE]
[DELETE PACKAGE]
[FINALIZE PACKAGE]
[GENERATE PACKAGE]
[GET MANIFEST]
[GET METADATA]
[GET REMOTE KEYS]
[PACK]
[REMOVE]
[REMOVE FILE]
[SET CONFIGURATION]
[SHOW CONFIGURATION]
[SHOW FILES]
[SHOW INCIDENTS]
[SHOW PROBLEMS]
[SHOW PACKAGE]
[UNPACK FILE]
[UNPACK PACKAGE]
[USE REMOTE KEYS]
[options]
各トピックの詳細なヘルプは、次のコマンドで表示します。
help ips topic
パラメータ
表E-23 tfactl ipsコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
インシデントを既存のパッケージに追加します。 |
|
ファイルを既存のパッケージに追加します。 |
|
問題の新しいインシデントを検索し、最新のものをパッケージに追加します。 |
|
指定したパッケージ内のインシデントと一致するキーを含むファイルを作成します。 |
|
外部ファイルを自動診断リポジトリにコピーし、パッケージおよび(オプションで)インシデントに関連付けます。 |
|
自動診断リポジトリ外の場所に自動診断リポジトリ・ファイルをコピーします。 |
|
パッケージを作成し、オプションでパッケージの内容を選択します。 |
|
自動診断リポジトリからパッケージおよびその内容を削除します。 |
|
相関性がある内容を自動的に挿入することにより、送信可能なパッケージを取得します。 |
|
ターゲット・ディレクトリに物理パッケージ( |
|
パッケージ・ファイルからマニフェストを抽出して表示します。 |
|
パッケージ・ファイルからメタデータXMLドキュメントを抽出して表示します。 |
|
指定したパッケージ内のインシデントと一致するキーを含むファイルを作成します。 |
|
パッケージを作成し、すぐに物理パッケージを生成します。 |
|
既存のパッケージからインシデントを削除します。 |
|
既存のパッケージからファイルを削除します。 |
|
インシデント・パッケージング・サービスの構成パラメータの値を変更します。 |
|
インシデント・パッケージング・サービスの現在の設定を表示します。 |
|
指定したパッケージに含まれているファイルを表示します。 |
|
指定したパッケージに含まれているインシデントを表示します。 |
|
現在の自動診断リポジトリ・ホームの問題を表示します。 |
|
指定したパッケージの詳細を表示します。 |
|
指定したパスに物理ファイルを解凍します。 |
|
パッケージ名と一致する場合、現在のディレクトリ内の物理ファイルを指定のパスに解凍します。 |
|
指定したファイル内のキーと一致するインシデントを指定のパッケージに追加します。 |
- tfactl ips ADD
tfactl ips ADD
コマンドを使用して、インシデントを既存のパッケージに追加します。 - tfactl ips ADD FILE
tfactl ADD FILE
コマンドを使用して、ファイルを既存のパッケージに追加します。 - tfactl ips ADD NEW INCIDENTS
tfactl ips ADD NEW INCIDENTS
コマンドを使用して、特定のパッケージ内の問題の新しいインシデントを検索し、最新のものをパッケージに追加します。 - tfactl ips CHECK REMOTE KEYS
指定されたパッケージ内のインシデントと一致するキーを含むファイルを作成するには、tfactl ips CHECK REMOTE KEYS
コマンドを使用します。 - tfactl ips COPY IN FILE
tfactl ips COPY IN FILE
コマンドを使用して、外部ファイルを自動診断リポジトリにコピーし、ファイルをパッケージおよび(オプションで)インシデントに関連付けます。 - tfactl ips COPY OUT FILE
自動診断リポジトリの外部の場所に自動診断リポジトリ・ファイルをコピーするには、tfactl ips COPY OUT FILE
コマンドを使用します。 - tfactl ips CREATE PACKAGE
tfactl ips CREATE PACKAGE
コマンドを使用して、パッケージを作成し、オプションでパッケージの内容を選択します。 - tfactl ips DELETE PACKAGE
tfactl ips DELETE PACKAGE
コマンドを使用して、自動診断リポジトリからパッケージおよびその内容を削除します。 - tfactl ips FINALIZE PACKAGE
tfactl ips FINALIZE PACKAGE
コマンドを使用して、相関性がある内容を自動的に挿入することにより、送信可能なパッケージを取得します。 - tfactl ips GENERATE PACKAGE
tfactl ips GENERATE PACKAGE
コマンドを使用して、ターゲット・ディレクトリに物理パッケージ(zip
ファイル)を作成します。 - tfactl ips GET MANIFEST
tfactl ips GET MANIFEST
コマンドを使用して、パッケージ・ファイルからマニフェストを抽出して表示します。 - tfactl ips GET METADATA
tfactl ips GET METADATA
コマンドを使用して、パッケージ・ファイルからメタデータXMLドキュメントを抽出して表示します。 - tfactl ips GET REMOTE KEYS
tfactl ips GET REMOTE KEYS
コマンドを使用して、特定のパッケージ内のインシデントと一致するキーを含むファイルを作成します。 - tfactl ips PACK
tfactl ips PACK
コマンドを使用して、パッケージを作成し、すぐに物理パッケージを生成します。 - tfactl ips REMOVE
tfactl ips REMOVE
コマンドを使用して、既存のパッケージからインシデントを削除します。 - tfactl ips REMOVE FILE
tfactl ips REMOVE FILE
コマンドを使用して、既存のパッケージからファイルを削除します。 - tfactl ips SET CONFIGURATION
tfactl ips SET CONFIGURATION
コマンドを使用して、インシデント・パッケージング・サービスの構成パラメータの値を変更します。 - tfactl ips SHOW CONFIGURATION
tfactl ips SHOW CONFIGURATION
コマンドを使用して、インシデント・パッケージング・サービスの現在の設定を表示します。 - tfactl ips SHOW FILES
tfactl ips SHOW FILES
コマンドを使用して、特定のパッケージに含まれているファイルを表示します。 - tfactl ips SHOW INCIDENTS
tfactl ips SHOW INCIDENTS
コマンドを使用して、特定のパッケージに含まれているインシデントを表示します。 - tfactl ips SHOW PROBLEMS
tfactl ips SHOW PROBLEMS
コマンドを使用して、現在の自動診断リポジトリ・ホームの問題を表示します。 - tfactl ips SHOW PACKAGE
tfactl ips SHOW PACKAGE
コマンドを使用して、特定のパッケージの詳細を表示します。 - tfactl ips UNPACK FILE
tfactl ips UNPACK FILE
コマンドを使用して、物理ファイルを特定のパスに解凍します。 - tfactl ips UNPACK PACKAGE
tfactl ips UNPACK PACKAGE
コマンドを使用して、パッケージ名と一致する場合、現在のディレクトリ内の物理ファイルを特定のパスに解凍します。 - tfactl ips USE REMOTE KEYS
tfactl ips USE REMOTE KEYS
コマンドを使用して、特定のファイル内のキーと一致するインシデントを特定のパッケージに追加します。
E.4.6.1 tfactl ips ADD
tfactl ips ADD
コマンドを使用して、インシデントを既存のパッケージに追加します。
構文
tfactl ips ADD [INCIDENT incid | PROBLEM prob_id | PROBLEMKEY prob_key | SECONDS seconds | TIME start_time TO end_time] PACKAGE package_id
パラメータ
表E-24 tfactl ips ADDコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
パッケージの内容に追加するインシデントのIDを指定します。 |
|
パッケージの内容に追加する問題のIDを指定します。 |
|
パッケージの内容に追加する問題キーを指定します。 |
|
パッケージの内容を追加する際の現在より前の秒数を指定します。 |
|
インシデントを検索する時間範囲の開始を指定します。 |
|
インシデントを検索する時間範囲の終了を指定します。 |
例E-12 tfactl ips ADD
$ tfactl ips add incident 22 package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.2 tfactl ips ADD FILE
tfactl ADD FILE
コマンドを使用して、ファイルを既存のパッケージに追加します。
構文
ファイルは、パッケージと同じADR_BASE
内に存在する必要があります。
tfactl ips ADD FILE file_spec PACKAGE pkgid
パラメータ
表E-25 tfactl ips ADD FILEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とパス(フルまたは相対)でファイルを指定します。 |
|
ファイルを追加するパッケージのIDを指定します。 |
例E-13 tfactl ips ADD FILE
$ tfactl ips add file ADR_HOME/trace/mydb1_ora_13579.trc package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.3 tfactl ips ADD NEW INCIDENTS
tfactl ips ADD NEW INCIDENTS
コマンドを使用して、特定のパッケージ内の問題の新しいインシデントを検索し、最新のものをパッケージに追加します。
構文
tfactl ips ADD NEW INCIDENTS package_id
パラメータ
表-26 tfactl ips ADD NEW INCIDENTSコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
インシデントを追加するパッケージのIDを指定します。 |
親トピック: tfactl ips
E.4.6.4 tfactl ips CHECK REMOTE KEYS
指定されたパッケージ内のインシデントと一致するキーを含むファイルを作成するには、tfactl ips CHECK REMOTE KEYS
コマンドを使用します。
構文
tfactl ips CHECK REMOTE KEYS file_spec PACKAGE package_id
パラメータ
表E-27 tfactl ips CHECK REMOTE KEYSコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパスでファイルを指定します。 |
|
キーを取得するパッケージのIDを指定します。 |
親トピック: tfactl ips
E.4.6.5 tfactl ips COPY IN FILE
tfactl ips COPY IN FILE
コマンドを使用して、外部ファイルを自動診断リポジトリにコピーし、ファイルをパッケージおよび(オプションで)インシデントに関連付けます。
構文
tfactl ips COPY IN FILE file [TO new_name] [OVERWRITE] PACKAGE pkgid [INCIDENT incid]
パラメータ
表E-28 tfactl ips COPY IN FILEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパス(フルまたは相対)でファイルを指定します。 |
|
ファイルのコピーの名前を指定します。 |
|
ファイルを関連付けるパッケージのIDを指定します。 |
|
ファイルを関連付けるインシデントのIDを指定します。 |
オプション
OVERWRITE
: ファイルが存在する場合、ファイルを上書きするには、OVERWRITE
オプションを使用します。
例E-14 tfactl ips COPY IN FILE
$ tfactl ips copy in file /tmp/key_file.txt to new_file.txt package 12 incident 62
親トピック: tfactl ips
E.4.6.6 tfactl ips COPY OUT FILE
自動診断リポジトリの外部の場所に自動診断リポジトリ・ファイルをコピーするには、tfactl ips COPY OUT FILE
コマンドを使用します。
構文
tfactl IPS COPY OUT FILE source TO target [OVERWRITE]
パラメータ
表E-29 tfactl ips COPY OUT FILEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパス(フルまたは相対)でファイルを指定します。 このファイルはADR内にある必要があります。 |
|
ファイル名とフルパス(フルまたは相対)でファイルを指定します。 このファイルはADRの外部にある必要があります。 |
オプション
OVERWRITE
: ファイルが存在する場合、ファイルを上書きするには、OVERWRITE
オプションを使用します。
例E-15 tfactl ips COPY OUT FILE
$ tfactl ips copy out file ADR_HOME/trace/ora_26201 to /tmp/trace_26201.txt
親トピック: tfactl ips
E.4.6.7 tfactl ips CREATE PACKAGE
tfactl ips CREATE PACKAGE
コマンドを使用して、パッケージを作成し、オプションでパッケージの内容を選択します。
構文
tfactl ips CREATE PACKAGE [INCIDENT inc_id | PROBLEM prob_id
| PROBLEMKEY prob_key | SECONDS seconds | TIME start_time TO end_time] [CORRELATE BASIC | TYPICAL | ALL] [MANIFEST file_spec]
[KEYFILE file_spec]
パラメータ
表E-30 tfactl ips CREATE PACKAGEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
パッケージの内容を選択する際に使用するインシデントのIDを指定します。 |
|
パッケージの内容を選択する際に使用する問題のIDを指定します。 |
|
パッケージの内容を選択する際に使用する問題キーを指定します。 |
|
パッケージの内容を選択する際の現在より前の秒数を指定します。 |
|
インシデントを検索する時間範囲の開始を指定します。 |
|
インシデントを検索する時間範囲の終了を指定します。 |
オプション
-
CORRELATE BASIC
: パッケージにインシデント・ダンプおよびインシデント・プロセスのトレース・ファイルが含まれます。関連する相関キーがインシデントで共有されている場合は、追加のインシデントが自動的に含まれます。 -
CORRELATE TYPICAL
: パッケージにインシデント・ダンプ、および各インシデントの時間ウィンドウ内で変更されたすべてのトレース・ファイルが含まれます。関連する相関キーがインシデントで共有されているか、インシデントがメイン・インシデント前後の時間ウィンドウ内で発生した場合は、追加のインシデントが自動的に含まれます。 -
CORRELATE ALL
: パッケージにインシデント・ダンプ、および最初に選択されたインシデントと最後に選択されたインシデントの間で変更されたすべてのトレース・ファイルが含まれます。インシデントが同じ時間範囲内で発生した場合は、追加のインシデントが自動的に含まれます。 -
MANIFEST file_spec
: XML形式のパッケージ・マニフェスト・ファイルを生成します。 -
KEYFILE file_spec
: リモート・キー・ファイルを生成します。
注意:
-
インシデント、問題などのパッケージの内容を指定しなかった場合、Oracle Trace File Analyzerでは空のパッケージが作成されます。
後でファイルおよびインシデントを追加できます。
-
相関レベルを指定しなかった場合、Oracle Trace File Analyzerではデフォルトのレベルが使用されます。
-
デフォルトは通常、TYPICALですが、
IPS SET CONFIGURATION
コマンドを使用して変更できます。
例E-16 tfactl ips CREATE PACKAGE
$ tfactl ips create package incident 861
$ tfactl ips create package time '2006-12-31 23:59:59.00 -07:00' to '2007-01-01 01:01:01.00 -07:00'
親トピック: tfactl ips
E.4.6.8 tfactl ips DELETE PACKAGE
tfactl ips DELETE PACKAGE
コマンドを使用して、自動診断リポジトリからパッケージおよびその内容を削除します。
構文
tfactl ips DELETE PACKAGE package_id
パラメータ
表E-31 tfactl ips DELETE PACKAGEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
削除するパッケージのIDを指定します。 |
例E-17 tfactl ips DELETE PACKAGE
$ tfactl ips delete package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.9 tfactl ips FINALIZE PACKAGE
tfactl ips FINALIZE PACKAGE
コマンドを使用して、相関性がある内容を自動的に挿入することにより、送信可能なパッケージを取得します。
構文
tfactl ips FINALIZE PACKAGE package_id
例E-18 tfactl ips FINALIZE PACKAGE
$ tfactl ips finalize package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.10 tfactl ips GENERATE PACKAGE
tfactl ips GENERATE PACKAGE
コマンドを使用して、ターゲット・ディレクトリに物理パッケージ(zip
ファイル)を作成します。
構文
tfactl ips GENERATE PACKAGE package_id [IN path][COMPLETE | INCREMENTAL]
パラメータ
表E-32 tfactl ips GENERATE PACKAGEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
物理パッケージ・ファイルを作成するパッケージのIDを指定します。 |
|
物理パッケージ・ファイルを生成する場所のパスを指定します。 |
オプション
-
COMPLETE
: (デフォルト)前のパッケージ・シーケンスが生成された場合でも、すべてのパッケージ・ファイルがパッケージに含まれます。 -
INCREMENTAL
: 最後のパッケージが生成された以降に追加または変更されたファイルのみがパッケージに含まれます。
注意:
ターゲット・パスが指定されていない場合、Oracle Trace File Analyzerによって現在の作業ディレクトリに物理パッケージ・ファイルが生成されます。
例E-19 tfactl ips GENERATE PACKAGE
$ tfactl ips generate package 12 in /tmp
親トピック: tfactl ips
E.4.6.11 tfactl ips GET MANIFEST
tfactl ips GET MANIFEST
コマンドを使用して、パッケージ・ファイルからマニフェストを抽出して表示します。
構文
tfactl ips GET MANIFEST FROM FILE file
パラメータ
表E-33 tfactl ips GET MANIFEST FROM FILEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパスで外部ファイルを指定します。 |
例E-20 tfactl ips GET MANIFEST
$ tfactl ips get manifest from file /tmp/IPSPKG_200704130121_COM_1.zip
親トピック: tfactl ips
E.4.6.12 tfactl ips GET METADATA
tfactl ips GET METADATA
コマンドを使用して、パッケージ・ファイルからメタデータXMLドキュメントを抽出して表示します。
構文
tfactl ips GET METADATA [FROM FILE file | FROM ADR]
パラメータ
表E-34 tfactl ips GET METADATAコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパスで外部ファイルを指定します。 |
例E-21 tfactl ips GET METADATA
$ tfactl ips get metadata from file /tmp/IPSPKG_200704130121_COM_1.zip
親トピック: tfactl ips
E.4.6.13 tfactl ips GET REMOTE KEYS
tfactl ips GET REMOTE KEYS
コマンドを使用して、特定のパッケージ内のインシデントと一致するキーを含むファイルを作成します。
構文
tfactl ips GET REMOTE KEYS FILE file_spec PACKAGE package_id
パラメータ
表E-35 tfactl ips GET REMOTE KEYS FILEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパス(フルまたは相対)でファイルを指定します。 |
|
キーを取得するパッケージのIDを指定します。 |
例E-22 tfactl ips GET REMOTE KEYS
$ tfactl ips get remote keys file /tmp/key_file.txt package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.14 tfactl ips PACK
tfactl ips PACK
コマンドを使用して、パッケージを作成し、すぐに物理パッケージを生成します。
構文
tfactl ips PACK [INCIDENT incid | PROBLEM prob_id | PROBLEMKEY prob_key | SECONDS seconds | TIME start_time TO end_time]
[CORRELATE BASIC | TYPICAL | ALL] [MANIFEST file_spec] [KEYFILE file_spec]
パラメータ
表E-36 tfactl ips PACKコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
パッケージの内容を選択する際に使用するインシデントのIDを指定します。 |
|
パッケージの内容を選択する際に使用する問題のIDを指定します。 |
|
パッケージの内容を選択する際に使用する問題キーを指定します。 |
|
パッケージの内容を選択する際の現在の時刻より前の秒数を指定します。 |
|
インシデントを検索する時間範囲の開始を指定します。 |
|
インシデントを検索する時間範囲の終了を指定します。 |
|
物理パッケージ・ファイルを生成する場所のパスを指定します。 |
オプション
-
CORRELATE BASIC
: パッケージには、インシデント・ダンプおよびインシデント・プロセスのトレース・ファイルが含まれます。関連する相関キーがインシデントで共有されている場合は、追加のインシデントが自動的に含まれます。 -
CORRELATE TYPICAL
: パッケージにインシデント・ダンプ、および各インシデントの時間ウィンドウ内で変更されたすべてのトレース・ファイルが含まれます。関連する相関キーがインシデントで共有されているか、インシデントがメイン・インシデント前後の時間ウィンドウ内で発生した場合は、追加のインシデントが自動的に含まれます。 -
CORRELATE ALL
: パッケージにインシデント・ダンプ、および最初に選択されたインシデントと最後に選択されたインシデントの間で変更されたすべてのトレース・ファイルが含まれます。インシデントが同じ時間範囲内で発生した場合は、追加のインシデントが自動的に含まれます。 -
MANIFEST file_spec
: XML形式のパッケージ・マニフェスト・ファイルを生成します。 -
KEYFILE file_spec
: リモート・キー・ファイルを生成します。
注意:
インシデント、問題などのパッケージの内容を指定しなかった場合、Oracle Trace File Analyzerでは空のパッケージが作成されます。
後でファイルおよびインシデントを追加できます。
相関レベルを指定しなかった場合、Oracle Trace File Analyzerではデフォルトのレベルが使用されます。
デフォルトは通常、TYPICALですが、IPS SET CONFIGURATION
コマンドを使用して変更できます。
例E-23 tfactl ips PACK
$ tfactl ips pack incident 861
$ tfactl ips pack time '2006-12-31 23:59:59.00 -07:00' to '2007-01-01 01:01:01.00 -07:00'
親トピック: tfactl ips
E.4.6.15 tfactl ips REMOVE
tfactl ips REMOVE
コマンドを使用して、既存のパッケージからインシデントを削除します。
構文
インシデントは、パッケージに関連付けられたままですが、物理パッケージ・ファイルには含まれません。
tfactl ips REMOVE [INCIDENT incid | PROBLEM prob_id | PROBLEMKEY prob_key] PACKAGE package_id
パラメータ
表E-37 tfactl ips REMOVEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
パッケージの内容に追加するインシデントのIDを指定します。 |
|
パッケージの内容に追加する問題のIDを指定します。 |
|
パッケージの内容に追加する問題キーを指定します。 |
例E-24 tfactl ips REMOVE
$ tfactl ips remove incident 22 package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.16 tfactl ips REMOVE FILE
tfactl ips REMOVE FILE
コマンドを使用して、既存のパッケージからファイルを削除します。
構文
ファイルは、パッケージと同じADR_BASE
内に存在する必要があります。ファイルは、パッケージに関連付けられたままですが、物理パッケージ・ファイルには含まれません。
tfactl ips REMOVE FILE file_spec PACKAGE pkgid
パラメータ
表E-38 tfactl ips REMOVE FILEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパス(フルまたは相対)でファイルを指定します。 |
|
ファイルを削除するパッケージのIDを指定します。 |
例E-25 tfactl ips REMOVE FILE
$ tfactl ips remove file ADR_HOME/trace/mydb1_ora_13579.trc package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.17 tfactl ips SET CONFIGURATION
tfactl ips SET CONFIGURATION
コマンドを使用して、インシデント・パッケージング・サービスの構成パラメータの値を変更します。
構文
tfactl ips SET CONFIGURATION parameter_id value
パラメータ
表E-39 tfactl ips SET CONFIGURATIONコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
変更するパラメータのIDを指定します。 |
|
パラメータの新しい値を指定します。 |
例E-26 tfactl ips SET CONFIGURATION
$ tfactl ips set configuration 6 2
親トピック: tfactl ips
E.4.6.18 tfactl ips SHOW CONFIGURATION
tfactl ips SHOW CONFIGURATION
コマンドを使用して、インシデント・パッケージング・サービスの現在の設定を表示します。
構文
tfactl ips SHOW CONFIGURATION parameter_id
例E-27 tfactl ips SHOW CONFIGURATION
$ tfactl ips show configuration
Multiple ORACLE HOMES were found, please select one ...
option[0] /scratch/app/oradb/product/11.2.0/dbhome_11204
option[1] /scratch/app/11.2.0.4/grid
Pls select an ORACLE_HOME to be used for the ADRCI binary [0] ?0
/scratch/app/oradb/product/11.2.0/dbhome_11204 was selected
Multiple ADR basepaths were found, please select one ...
( ) option[0] /scratch/app/oradb
( ) option[1] /scratch/app/oragrid
Pls select an ADR basepath [0..1] ?0
/scratch/app/oradb was selected
Multiple ADR homepaths were found for /scratch/app/oradb, please select one ...
( ) option[0] diag/rdbms/racone/racone_2
( ) option[1] diag/rdbms/rdb11204/rdb112041
( ) option[2] diag/rdbms/ogg11204/ogg112041
( ) option[3] diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_1
( ) option[4] diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_2
option[5] Done
Pls select a homepath [5] ?0
diag/rdbms/racone/racone_2 was selected
PARAMETER INFORMATION:
PARAMETER_ID 1
NAME CUTOFF_TIME
DESCRIPTION Maximum age for an incident to be considered for inclusion
UNIT Days
VALUE 90
DEFAULT_VALUE 90
MINIMUM 1
MAXIMUM 4294967295
FLAGS 0
PARAMETER INFORMATION:
PARAMETER_ID 2
NAME NUM_EARLY_INCIDENTS
DESCRIPTION How many incidents to get in the early part of the range
UNIT Number
VALUE 3
DEFAULT_VALUE 3
MINIMUM 1
MAXIMUM 4294967295
FLAGS 0
PARAMETER INFORMATION:
PARAMETER_ID 3
NAME NUM_LATE_INCIDENTS
DESCRIPTION How many incidents to get in the late part of the range
UNIT Number
VALUE 3
DEFAULT_VALUE 3
MINIMUM 1
MAXIMUM 4294967295
FLAGS 0
PARAMETER INFORMATION:
PARAMETER_ID 4
NAME INCIDENT_TIME_WINDOW
DESCRIPTION Incidents this close to each other are considered correlated
UNIT Minutes
VALUE 5
DEFAULT_VALUE 5
MINIMUM 1
MAXIMUM 4294967295
FLAGS 0
PARAMETER INFORMATION:
PARAMETER_ID 5
NAME PACKAGE_TIME_WINDOW
DESCRIPTION Time window for content inclusion is from x hours before first included incident to x hours after last incident
UNIT Hours
VALUE 24
DEFAULT_VALUE 24
MINIMUM 1
MAXIMUM 4294967295
FLAGS 0
PARAMETER INFORMATION:
PARAMETER_ID 6
NAME DEFAULT_CORRELATION_LEVEL
DESCRIPTION Default correlation level for packages
UNIT Number
VALUE 2
DEFAULT_VALUE 2
MINIMUM 1
MAXIMUM 4
FLAGS 0
親トピック: tfactl ips
E.4.6.19 tfactl ips SHOW FILES
tfactl ips SHOW FILES
コマンドを使用して、特定のパッケージに含まれているファイルを表示します。
構文
tfactl ips SHOW FILES PACKAGE package_id
例E-28 tfactl ips SHOW FILES
$ tfactl ips show files package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.20 tfactl ips SHOW INCIDENTS
tfactl ips SHOW INCIDENTS
コマンドを使用して、特定のパッケージに含まれているインシデントを表示します。
構文
tfactl ips SHOW INCIDENTS PACKAGE package_id
例E-29 tfactl ips SHOW INCIDENTS
$ tfactl ips show incidents package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.6.21 tfactl ips SHOW PROBLEMS
tfactl ips SHOW PROBLEMS
コマンドを使用して、現在の自動診断リポジトリ・ホームの問題を表示します。
構文
tfactl ips SHOW PROBLEMS
例E-30 tfactl ips SHOW PROBLEMS
tfactl ips show problems
Multiple ADR basepaths were found, please select one ...
( ) option[0] /scratch/app/oradb
( ) option[1] /scratch/app/oragrid
Pls select an ADR basepath [0..1] ?0
/scratch/app/oradb was selected
ADR Home = /scratch/app/oradb/diag/rdbms/racone/racone_2:
*************************************************************************
0 rows fetched
ADR Home = /scratch/app/oradb/diag/rdbms/rdb11204/rdb112041:
*************************************************************************
PROBLEM_ID PROBLEM_KEY LAST_INCIDENT LASTINC_TIME
-------------------- ----------------------------------------------------------- -------------------- ----------------------------------------
2 ORA 700 [kgerev1] 42605 2016-07-05 07:53:28.578000 -07:00
1 ORA 600 42606 2016-07-05 07:53:30.427000 -07:00
ADR Home = /scratch/app/oradb/diag/rdbms/ogg11204/ogg112041:
*************************************************************************
PROBLEM_ID PROBLEM_KEY LAST_INCIDENT LASTINC_TIME
-------------------- ----------------------------------------------------------- -------------------- ----------------------------------------
3 ORA 4030 51504 2017-09-26 10:03:03.922000 -07:00
2 ORA 700 [kgerev1] 54401 2017-09-26 10:03:10.371000 -07:00
1 ORA 600 54402 2017-09-26 10:03:11.446000 -07:00
6 ORA 600 [gc_test_error] 54691 2017-10-23 03:03:40.599000 -07:00
5 ORA 4031 64277 2017-12-13 04:48:16.035000 -08:00
4 ORA 7445 96286 2018-05-29 08:26:11.326000 -07:00
ADR Home = /scratch/app/oradb/diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_1:
*************************************************************************
0 rows fetched
ADR Home = /scratch/app/oradb/diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_2:
*************************************************************************
0 rows fetched
親トピック: tfactl ips
E.4.6.22 tfactl ips SHOW PACKAGE
tfactl ips SHOW PACKAGE
コマンドを使用して、特定のパッケージの詳細を表示します。
構文
tfactl ips SHOW PACKAGE package_id [BASIC | BRIEF | DETAIL]
注意:
このコマンドで使用する詳細のレベルを指定できます。
BASIC
: 最小限の情報を表示します。これは、パッケージIDが指定されていない場合のデフォルトです。
BRIEF
: より広範な情報を表示します。これは、パッケージIDが指定されている場合のデフォルトです。
DETAIL
: BRIEF
と同じ情報に加えて、パッケージの履歴や含まれているインシデントおよびファイルに関する情報も表示します。
例E-31 tfactl ips SHOW PACKAGE
$ tfactl ips show package
Multiple ADR basepaths were found, please select one ...
( ) option[0] /scratch/app/oradb
( ) option[1] /scratch/app/oragrid
Pls select an ADR basepath [0..1] ?0
/scratch/app/oradb was selected
Multiple ADR homepaths were found for /scratch/app/oradb, please select one ...
( ) option[0] diag/rdbms/racone/racone_2
( ) option[1] diag/rdbms/rdb11204/rdb112041
( ) option[2] diag/rdbms/ogg11204/ogg112041
( ) option[3] diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_1
( ) option[4] diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_2
option[5] Done
Pls select a homepath [5] ?1
diag/rdbms/rdb11204/rdb112041 was selected
PACKAGE_ID 1
PACKAGE_NAME IPSPKG_20160731165615
PACKAGE_DESCRIPTION
DRIVING_PROBLEM N/A
DRIVING_PROBLEM_KEY N/A
DRIVING_INCIDENT N/A
DRIVING_INCIDENT_TIME N/A
STATUS Generated (4)
CORRELATION_LEVEL Typical (2)
PROBLEMS 0 main problems, 0 correlated problems
INCIDENTS 0 main incidents, 0 correlated incidents
INCLUDED_FILES 27
PACKAGE_ID 2
PACKAGE_NAME IPSPKG_20160731170111
PACKAGE_DESCRIPTION
DRIVING_PROBLEM N/A
DRIVING_PROBLEM_KEY N/A
DRIVING_INCIDENT N/A
DRIVING_INCIDENT_TIME N/A
STATUS Generated (4)
CORRELATION_LEVEL Typical (2)
PROBLEMS 0 main problems, 0 correlated problems
INCIDENTS 0 main incidents, 0 correlated incidents
INCLUDED_FILES 27
PACKAGE_ID 3
PACKAGE_NAME ORA700kge_20160731211334
PACKAGE_DESCRIPTION
DRIVING_PROBLEM 2
DRIVING_PROBLEM_KEY ORA 700 [kgerev1]
DRIVING_INCIDENT 42605
DRIVING_INCIDENT_TIME N/A
STATUS Generated (4)
CORRELATION_LEVEL Typical (2)
PROBLEMS 2 main problems, 0 correlated problems
INCIDENTS 2 main incidents, 0 correlated incidents
INCLUDED_FILES 84
PACKAGE_ID 4
PACKAGE_NAME IPSPKG_20160801203518
PACKAGE_DESCRIPTION
DRIVING_PROBLEM N/A
DRIVING_PROBLEM_KEY N/A
DRIVING_INCIDENT N/A
DRIVING_INCIDENT_TIME N/A
STATUS Generated (4)
CORRELATION_LEVEL Typical (2)
PROBLEMS 0 main problems, 0 correlated problems
INCIDENTS 0 main incidents, 0 correlated incidents
INCLUDED_FILES 27
$ tfactl ips show package 4 detail
Multiple ADR basepaths were found, please select one ...
( ) option[0] /scratch/app/oradb
( ) option[1] /scratch/app/oragrid
Pls select an ADR basepath [0..1] ?0
/scratch/app/oradb was selected
Multiple ADR homepaths were found for /scratch/app/oradb, please select one ...
( ) option[0] diag/rdbms/racone/racone_2
( ) option[1] diag/rdbms/rdb11204/rdb112041
( ) option[2] diag/rdbms/ogg11204/ogg112041
( ) option[3] diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_1
( ) option[4] diag/rdbms/apxcmupg/apxcmupg_2
option[5] Done
Pls select a homepath [5] ?1
diag/rdbms/rdb11204/rdb112041 was selected
DETAILS FOR PACKAGE 4:
PACKAGE_ID 4
PACKAGE_NAME IPSPKG_20160801203518
PACKAGE_DESCRIPTION
DRIVING_PROBLEM N/A
DRIVING_PROBLEM_KEY N/A
DRIVING_INCIDENT N/A
DRIVING_INCIDENT_TIME N/A
STATUS Generated (4)
CORRELATION_LEVEL Typical (2)
PROBLEMS 0 main problems, 0 correlated problems
INCIDENTS 0 main incidents, 0 correlated incidents
INCLUDED_FILES 27
SEQUENCES Last 1, last full 1, last base 0
UNPACKED FALSE
CREATE_TIME 2016-08-01 20:35:18.684231 -07:00
UPDATE_TIME N/A
BEGIN_TIME 2016-08-01 13:59:04.000000 -07:00
END_TIME 2016-08-01 20:34:50.000000 -07:00
FLAGS 0
HISTORY FOR PACKAGE 4:
SEQUENCE 1
BASE_SEQUENCE 1
MODE Complete (0)
STATUS Generated (4)
FILENAME /scratch/app/oragrid/tfa/repository/suptools/srdc/user_oradb/IPSPKG_20160801203518_COM_1.zip
ARCHIVE_TIME 2016-08-01 20:35:21.899095 -07:00
UPLOAD_TIME N/A
UNPACK_TIME N/A
FORCE FALSE
GENERATE_FLAGS 0
UNPACK_FLAGS 0
MAIN INCIDENTS FOR PACKAGE 4:
CORRELATED INCIDENTS FOR PACKAGE 4:
FILES FOR PACKAGE 4:
FILE_ID 1
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/trace
FILE_NAME alert_rdb112041.log
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2087
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME IPS_CONFIGURATION.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2088
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME IPS_PACKAGE.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2089
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME IPS_PACKAGE_INCIDENT.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2090
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME IPS_PACKAGE_FILE.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2091
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME IPS_PACKAGE_HISTORY.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2092
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME IPS_FILE_METADATA.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2093
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME IPS_FILE_COPY_LOG.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2094
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME DDE_USER_ACTION_DEF.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2095
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME DDE_USER_ACTION_PARAMETER_DEF.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2096
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME DDE_USER_ACTION.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2097
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME DDE_USER_ACTION_PARAMETER.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2098
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME DDE_USER_INCIDENT_TYPE.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2099
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME DDE_USER_INCIDENT_ACTION_MAP.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2100
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME INCIDENT.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2101
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME INCCKEY.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2102
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME INCIDENT_FILE.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2103
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME PROBLEM.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2104
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME HM_RUN.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2105
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/export
FILE_NAME EM_USER_ACTIVITY.dmp
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2106
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1
FILE_NAME config.xml
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2107
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/opatch
FILE_NAME opatch.log
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2108
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1/opatch
FILE_NAME opatch.xml
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2109
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1
FILE_NAME metadata.xml
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2110
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1
FILE_NAME manifest_4_1.xml
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2111
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1
FILE_NAME manifest_4_1.html
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
FILE_ID 2112
FILE_LOCATION <ADR_HOME>/incpkg/pkg_4/seq_1
FILE_NAME manifest_4_1.txt
LAST_SEQUENCE 1
EXCLUDE Included
親トピック: tfactl ips
E.4.6.23 tfactl ips UNPACK FILE
tfactl ips UNPACK FILE
コマンドを使用して、物理ファイルを特定のパスに解凍します。
構文
次のコマンドを実行すると、有効なADR_HOME
構造が自動的に作成されます。パスが存在し、書込み可能である必要があります。
tfactl ips UNPACK FILE file_spec [INTO path]
パラメータ
表E-40 tfactl ips UNPACK FILEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイル名とフルパスでファイルを指定します。 |
|
物理パッケージ・ファイルを解凍する場所のパスを指定します。 |
例E-32 tfactl ips UNPACK FILE
$ tfactl ips unpack file /tmp/IPSPKG_20061026010203_COM_1.zip into /tmp/newadr
親トピック: tfactl ips
E.4.6.24 tfactl ips UNPACK PACKAGE
tfactl ips UNPACK PACKAGE
コマンドを使用して、パッケージ名と一致する場合、現在のディレクトリ内の物理ファイルを特定のパスに解凍します。
構文
次のコマンドを実行すると、有効なADR_HOME
構造が自動的に作成されます。パスが存在し、書込み可能である必要があります。
tfactl ips UNPACK PACKAGE pkg_name [INTO path]
パラメータ
表E-41 tfactl ips UNPACK PACKAGEコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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パッケージの名前を指定します。 |
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物理パッケージ・ファイルを解凍する場所のパスを指定します。 |
例E-33 tfactl ips UNPACK PACKAGE
$ tfactl ips unpack package IPSPKG_20061026010203 into /tmp/newadr
親トピック: tfactl ips
E.4.6.25 tfactl ips USE REMOTE KEYS
tfactl ips USE REMOTE KEYS
コマンドを使用して、特定のファイル内のキーと一致するインシデントを特定のパッケージに追加します。
構文
tfactl ips USE REMOTE KEYS FILE file_spec PACKAGE package_id
パラメータ
表E-42 tfactl ips USE REMOTE KEYSコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
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ファイル名とフルパスでファイルを指定します。 |
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インシデントを追加するパッケージのIDを指定します。 |
例E-34 tfactl ips USE REMOTE KEYS
$ tfactl ips use remote keys file /tmp/key_file.txt package 12
親トピック: tfactl ips
E.4.7 tfactl managelogs
tfactl managelogs
コマンドを使用して、自動診断リポジトリのログおよびトレース・ファイルを管理します。
構文
tfactl managelogs
[-purge [[-older nm|h|d] | [-gi] | [-database all|d1,d2,...]]]
[-show [usage|variation] [[-older nd] | [-gi] | [-database all|d1,d2,...]]]
パラメータ
表E-43 tfactl managelogsの消去オプション
消去オプション | 説明 |
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ログ消去の対象となる期間。 |
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Oracle Grid Infrastructureのログ( |
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Oracleデータベースのログを消去します(デフォルトはall、デフォルト以外の場合はリストを指定)。 |
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表E-44 tfactl managelogsの表示オプション
表示オプション | 説明 |
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ログ・ボリュームにおける変更の期間。 |
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Oracleデータベースのログの領域使用率(デフォルトはall、デフォルト以外の場合はリストを指定)。 |