4 C++用のIO APIパッケージ

C++ API用のIOパッケージには入力/出力IOのデータ型とInputSourceメソッドが含まれます。

IOのデータ型

表4-1にIOパッケージのデータ型の概要を示します。

表4-1 データ型の概要: IOパッケージ

データ型 説明

InputSourceType

入力ソース・タイプを定義します。

InputSourceType

入力ソース・タイプを定義します。

定義

typedef enum InputSourceType {
   ISRC_URI = 1, 
   ISRC_FILE = 2, 
   ISRC_BUFFER = 3, 
   ISRC_DOM = 4, 
   ISRC_CSTREAM = 5 } 
InputSourceType;

InputSourceインタフェース

表4-2にIOインタフェースで使用できるメソッドの概要を示します。

表4-2 IOパッケージ・インタフェースの概要

関数 概要

getBaseURI()

ベースURIを取得します。

getISrcType()

入力ソース・タイプを取得します。

setBaseURI()

ベースURIを設定します。

getBaseURI()

ベースURIを取得します。ファイルやURIなどの一部の入力ソースにより使用されます。

構文

oratext* getBaseURI() { return baseURI; }

戻り値

(oratext*)ベースURI

getISrcType()

入力ソース・タイプを取得します。

構文

InputSourceType getISrcType() const { return isrctype; }

戻り値

(InputSourceType) 入力ソース・タイプ。

setBaseURI()

ベースURIを設定します。ファイルやURIなどの一部の入力ソースにより使用されます。

構文

void setBaseURI( oratext* base_URI)  baseURI = base_URI; }