11 シャード・データベースの共有プール

この章では、次の項でシャード・データベースのUCP共有プールについて説明します。

11.1 シャーディングされたデータベースへの透過的アクセス用のシャーディング・データ・ソース

Oracle Databaseリリース20cでは、アプリケーションがシャーディング・キーを提供する必要なくシャード・データベースへのJava接続を可能にする、新しいJDBCデータ・ソースが導入されています。

シャーディング・データ・ソースを使用する場合、シャード・データベースへの接続を確立するために、シャーディング・キーとスーパー・シャーディング・キーを識別したり、作成する必要はありません。接続プロパティoracle.jdbc.useShardingDriverConnectiontrueに設定すると、このデータ・ソースはシャード・データベースに透過的にスケール・アウトされます。