34.2 ハンドラおよび記述子の属性
OCIのハンドルおよび記述子の属性について説明します。
OCIのハンドルおよび記述子の属性は、OCIAttrGet()関数で読み取り、OCIAttrSet()関数で変更できます。
34.2.2 サーバー・ハンドル属性
サーバー・ハンドル属性をリストします。
次のサーバー・ハンドル属性を使用できます。
34.2.2.1 OCI_ATTR_XSTREAM_ACK_INTERVAL
OCI_ATTR_XSTREAM_ACK_INTERVALサーバー・ハンドル属性について説明します。
- モード
-
READ/WRITE - 説明
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XStream Outの場合、ACK間隔はアウトバウンド・サーバーがクライアント・アプリケーションから処理済最低位置を受信する最小間隔(秒)です。各ACK間隔後、アウトバウンド・サーバーですべての実行中の
OCIXStreamOutLCRReceive()またはOCIXStreamOutLCRCallbackReceive()コールが終了されるため、クライアント・アプリケーションでキャッシュされた処理済最低位置をアウトバウンド・サーバーに送信できます。XStream Inの場合、ACK間隔はインバウンド・サーバーがクライアント・アプリケーションに処理済最低位置を送信する最小間隔(秒)です。各ACK間隔後、インバウンド・サーバーでクライアント・アプリケーションに新しい処理済最低位置が送信されるように、すべての実行中の
OCIXStreamInLCRSend()またはOCIXStreamInLCRCallbackSend()コールが終了されます。OCI_ATTR_XSTREAM_ACK_INTERVALのデフォルト値は30秒です。この属性は、OCIXStreamOutAttach()またはOCIXStreamInAttach()のコール時にのみチェックされます。このため、APIを呼び出す前に設定する必要があります。設定しない場合は、デフォルト値が使用されます。 - 属性のデータ型
-
ub4 */ub4
34.2.2.2 OCI_ATTR_XSTREAM_IDLE_TIMEOUT
OCI_ATTR_XSTREAM_IDLE_TIMEOUTサーバー・ハンドル属性について説明します。
- モード
-
READ/WRITE - 説明
-
アイドル・タイムアウトは、アウトバウンド・サーバーが
OCIXStreamOutLCRReceive()またはOCIXStreamOutLCRCallbackReceive()コールを終了する前にLCRを待機する間アイドル状態となる秒数です。OCI_ATTR_XSTREAM_IDLE_TIMEOUTのデフォルト値は1秒です。この属性は、OCIXStreamOutAttach()またはOCIXStreamInAttach()のコール時にのみチェックされます。このため、APIを呼び出す前に設定する必要があります。設定しない場合は、デフォルト値が使用されます。 - 属性のデータ型
-
ub4 */ub4