37.2 OCI SODA関数
次の表は、この章で説明しているOCI SODA関数を示しています。
表37-1 OCI SODA関数
関数 | 用途 |
---|---|
OCISodaBulkInsert() |
コレクションにドキュメント配列を挿入します。 |
OCISodaBulkInsertAndGet() |
コレクションにドキュメント配列を挿入し、結果ドキュメント配列を取得します。 |
OCISodaBulkInsertAndGetWithCtnt() |
コレクションにドキュメント配列を挿入し、結果ドキュメント配列を取得します。入力ドキュメントは、コンテンツ文字列の配列およびキーの配列として表されます。 |
OCISodaBulkInsertWithCtnt() |
コレクションにドキュメントの配列を挿入します。ドキュメントは、コンテンツ文字列の配列およびキーの配列として表されます。 |
OCISodaCollCreate() |
デフォルトのメタデータ設定を使用して、新規ドキュメント・コレクションを作成します。 |
OCISodaCollCreateWithMetadata() |
メタデータを使用して、新規ドキュメント・コレクションを作成します。 |
OCISodaCollDrop() |
データベースからコレクションを削除します。 |
OCISodaCollGetNext() |
コレクション・カーソルから次のコレクションを取得します。 |
OCISodaCollList() |
指定されたサービス・コンテキスト・ハンドル・パラメータに関連付けられているスキーマ内のコレクションをリストします。 |
OCISodaCollOpen() |
コレクションを開きます。 |
OCISodaDataGuideGet() |
JSONデータ・ガイド情報を取得します。 |
OCISodaDocCount() |
コレクションからのドキュメントの数をカウントします。 |
OCISodaDocCountWithFilter() |
例による問合せ(QBE)フィルタ・ドキュメントに基づいて、コレクション内のドキュメントの数をカウントします。 |
OCISodaDocCreate() |
ドキュメントを作成します。 |
OCISodaDocCreateWithKey() |
ドキュメント・キーおよびコンテンツを含むドキュメントを作成します。 |
OCISodaDocCreateWithKeyAndMType() |
ドキュメント・キー、コンテンツおよびメディア・タイプを含むドキュメントを作成します。 |
OCISodaDocGetNext() |
コレクション内の次のドキュメントを取得します。 |
OCISodaFind() |
コレクション内のドキュメントを検索します。 |
OCISodaFindOne() |
コレクション内の単一のドキュメントを検索します。 |
OCISodaFindOneWithKey() |
指定されたキーに基づいて、コレクション内の単一のドキュメントを検索します。 |
OCISodaIndexCreate() |
索引仕様を使用して索引を作成します。 |
OCISodaIndexDrop() |
索引を削除します。 |
OCISodaInsert() |
コレクションにドキュメントを挿入します。 |
OCISodaInsertAndGet() |
ドキュメントをコレクションに挿入し、結果ドキュメントを戻します。 |
OCISodaInsertAndGetWithCtnt() |
ドキュメントをコレクションに挿入し、結果ドキュメントを戻します。入力ドキュメントは、コンテンツ文字列およびキーとして表されます |
OCISodaInsertWithCtnt() |
コレクションにドキュメントを挿入します。ドキュメントは、コンテンツ文字列およびキーとして表されます |
OCISodaRemove() |
一致するドキュメントをコレクションから削除します。 |
OCISodaRemoveOneWithKey() |
指定されたキーに基づいて、コレクションからドキュメントを削除します。 |
OCISodaReplOne() |
コレクション内のドキュメントを置き換えます。 |
OCISodaReplOneAndGet() |
コレクション内のドキュメントを置き換えます。コレクション内のドキュメントを置き換え、結果ドキュメントを取得します。 |
OCISodaReplOneAndGetWithCtnt() |
コレクション内のドキュメントを置き換え、結果ドキュメントを取得します。入力ドキュメントは、コンテンツ文字列によってのみ表されます。 |
OCISodaReplOneAndGetWithKey() |
指定されたキーに基づいてコレクション内のドキュメントを置き換え、結果ドキュメントを戻します。 |
OCISodaReplOneWithCtnt() |
コレクション内のドキュメントを置き換えます。ドキュメントは、コンテンツ文字列によってのみ表されます。 |
OCISodaReplOneWithKey() |
指定されたキーに基づいて、コレクション内のドキュメントを置き換えます。 |
OCISodaSave() |
ドキュメントをコレクションに保存します。 |
OCISodaSaveAndGet() |
ドキュメントをコレクションに保存し、結果ドキュメントを戻します。 |
OCISodaSaveWithCtnt() |
ドキュメントをコレクションに保存します。入力ドキュメントは、コンテンツ文字列およびキーとして表されます |
OCISodaSaveAndGetWithCtnt() |
ドキュメントをコレクションに保存し、結果ドキュメントを戻します。入力ドキュメントは、コンテンツ文字列およびキーとして表されます |
OCISodaCollTruncate() |
SODAドキュメント・コレクションを切り捨てます。 |
OCISodaOperKeysSet() |
操作オプション・ハンドルのキーの配列を設定します。 |
37.2.1 OCISodaBulkInsert()
コレクションにドキュメントの配列を挿入します。
用途
コレクションにドキュメントの配列を挿入します。
構文
sword OCISodaBulkInsert(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
OCISodaDoc **documentarray,
ub4 arraylen,
OCISodaOutputOptions *opoptns,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
documentarray (IN) |
コレクションに挿入するドキュメントのハンドルの配列です。 |
arrarylen (IN) |
|
opoptns (OUT) |
出力オプション・ハンドルです。次の属性が有効です。
注意: エラーが発生した場合、 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメント配列の挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメント配列の挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.2 OCISodaBulkInsertAndGet()
ドキュメントの配列をコレクションに挿入し、コンテンツを除くすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントの配列を戻します。
用途
ドキュメントの配列をコレクションに挿入し、結果ドキュメントの配列を戻します。結果ドキュメントには、コンテンツを除くすべてのドキュメント・コンポーネントが含まれます。挿入中にSODAで生成されたコンポーネント(キー(自動で割り当てられたキーがコレクションにある場合)、最終変更のタイムスタンプ、作成時のタイムスタンプ、バージョンなど)は、結果ドキュメントとともに戻されます。
構文
sword OCISodaBulkInsertAndGet(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
OCISodaDoc **documentarray,
ub4 arraylen,
OCISodaOutputOptions *opoptns,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
documentarray (IN/OUT) |
コレクションに挿入するドキュメントのハンドルの配列です。 注意: 結果ドキュメントは同じパラメータを使用して返されるため、後で |
arrarylen (IN) |
|
opoptns (OUT) |
出力オプション・ハンドルです。次の属性が有効です。
|
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメント配列の挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメント配列の挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.3 OCISodaBulkInsertAndGetWithCtnt()
ドキュメントの配列を、そのコンテンツのみを使用してコレクションに挿入し、コンテンツを除くすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントの配列を戻します。
用途
ドキュメントの配列を、そのコンテンツのみを使用してコレクションに挿入し、結果ドキュメントの配列を戻します。各結果ドキュメントには、コンテンツを除くすべてのドキュメント・コンポーネントが含まれます。
注意:
これは、ドキュメント・ハンドルを作成せずにJSONドキュメントを挿入する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaBulkInsertAndGet
です。
構文
sword OCISodaBulkInsertAndGetWithCont(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
void **contentStrings,
ub4 *contentStringLengths,
OraText **keys,
ub4 *keyLengths,
ub4 arrayLength,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **documents,
OCISodaOutputOptions *opoptns,
OCIError *errhp
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
contentStrings (IN) |
ドキュメントのJSONコンテンツを含む文字列の配列です。 注意: このメソッドは、JSONドキュメントに対してのみ機能します。 |
contentStringLengths (IN) |
コンテンツ文字列の配列の長さです。 |
keys (IN) |
挿入されたドキュメントのキーの配列です。コレクションにクライアント割当てキーがある場合は、キーを指定します。それ以外の場合は、NULLに設定します。 |
keyLengths (IN) |
キーの長さの配列です。コレクションにクライアント割当てキーがある場合にのみ設定する必要があります。それ以外の場合は、NULLに設定する必要があります。 |
arrayLength (IN) |
|
docFlags (IN) |
指定されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを指定するために使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
documents (OUT) |
コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントの配列を戻します。各結果ドキュメントには、SODAの挿入コマンドによって生成されたキー(自動で割り当てられたキーがコレクションにある場合)、最終変更のタイムスタンプ、作成時のタイムスタンプ、バージョンなどのコンポーネントが含まれます。 |
opoptns (OUT) |
出力オプション・ハンドルを指定します。次の属性が有効です。
注意: エラーが発生した場合、 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.4 OCISodaBulkInsertWithCtnt()
ドキュメントの配列を、そのコンテンツのみを使用してコレクションに挿入します。
用途
ドキュメントの配列を、そのコンテンツのみを使用してコレクションに挿入します。
注意:
これは、ドキュメント・ハンドルを作成せずにJSONドキュメントを挿入する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaBulkInsert
です。
構文
sword OCISodaBulkInsertWithCtnt(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
void **contentStrings,
ub4 *contentStringLengths,
OraText **keys,
ub4 *keyLengths,
ub4 arrayLength,
ub4 docFlags,
OCISodaOutputOptions *opoptns,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
contentStrings (IN) |
ドキュメントのJSONコンテンツを含む文字列の配列です。このメソッドはJSONドキュメントに対してのみ機能します。 |
contentStringLengths (IN) |
コンテンツ文字列の配列の長さです。 |
keys (IN) |
挿入されたドキュメントのキーの配列です。コレクションにクライアント割当てキーがある場合は、キーを指定します。それ以外の場合は、NULLに設定します。 |
keyLengths (IN) |
キーの長さの配列です。コレクションにクライアント割当てキーがある場合にのみ設定する必要があります。それ以外の場合は、NULLに設定する必要があります。 |
arrayLength (IN) |
|
docFlags (IN) |
ドキュメントの作成に使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
opoptns (OUT) |
出力オプション・ハンドルを指定します。次の属性が有効です。
注意: エラーが発生した場合、 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.5 OCISodaCollCreate()
デフォルトのメタデータ設定を使用して、新規ドキュメント・コレクションを作成します。
用途
デフォルトのメタデータ設定を使用して、新規ドキュメント・コレクションを作成します。
構文
sword OCISodaCollCreate(OCISvcCtx *svchp,
const OraText *collname,
ub4 collnamelen,
OCISodaColl **collection,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collname (IN) |
コレクションの名前。 |
collnamelen (IN) |
コレクション名の長さです。 |
collection (OUT) |
作成されたドキュメント・コレクションを表すコレクション・ハンドルを割り当てます。コレクション・ハンドルが不要になった場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
コレクションが正常に作成された場合は、OCI_SUCCESS
です。
コレクションが作成されない場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
-
指定した名前のコレクションがすでに存在する場合、この関数は
OCISodaCollOpen()
として機能し、既存のコレクションをオープンします。 -
この関数は、SQL DDL操作とは異なり、実行の前後にコミット操作を実行しません。(
OCI_SODA_ATOMIC_COMMIT
モードを指定した場合のみ、操作の実行後に現在のトランザクションがコミットされます。)
例
例37-1 コレクションの作成
例は、SODA for Cを使用したドキュメント・コレクションの作成を参照してください。
37.2.6 OCISodaCollCreateWithMetadata()
メタデータを使用して、新規ドキュメント・コレクションを作成します。
用途
メタデータを使用して、新規ドキュメント・コレクションを作成します。
構文
sword OCISodaCollCreateWithMetadata(OCISvcCtx *svchp,
const OraText *collname,
ub4 collnamelen,
OraText *metadata,
ub4 metadatalen,
OCISodaColl **collection,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collname (IN) |
コレクションの名前。 |
collnamelen (IN) |
コレクション名の長さです。 |
metadata (IN) |
コレクション・メタデータ情報を含むJSON文字列です。 |
metadatalen (IN) |
メタデータJSON文字列の長さです。 |
collection (OUT) |
作成されたドキュメント・コレクションを表すコレクション・ハンドルを割り当てます。コレクション・ハンドルが不要になった場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
コレクションが正常に作成された場合は、OCI_SUCCESS
です。
コレクションが作成されない場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
-
指定した名前のコレクションがすでに存在し、指定したメタデータと同じメタデータがそのコレクションに含まれている場合、この関数は
OCISodaCollOpen()
として機能し、既存のコレクションをオープンします。指定したコレクション名と一致しないメタデータがコレクションに含まれている場合、エラーが戻されます。 -
この関数は、SQL DDL操作とは異なり、実行の前後にコミット操作を実行しません。(
OCI_SODA_ATOMIC_COMMIT
モードを指定した場合のみ、操作の実行後に現在のトランザクションがコミットされます。)
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメント・コレクションの作成を参照してください。
37.2.7 OCISodaCollDrop()
データベースからコレクションを削除します。
用途
データベースからコレクションを削除します。
構文
sword OCISodaCollDrop(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *coll,
boolean *isDropped,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
coll (IN) |
削除するコレクションです。 |
isDropped (OUT) |
削除操作のステータスを戻します。削除操作が成功した場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
コレクションの削除が成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
コレクションの削除が失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
-
この関数はコレクションを削除するだけであり、コレクション・ハンドルを解放しません。メモリー・リークが発生しないように、
OCIHandleFree()
をコールして、コレクション・ハンドルを解放してください。 -
この関数は、SQL DDL操作とは異なり、実行の前後にコミット操作を実行しません。(
OCI_SODA_ATOMIC_COMMIT
モードを指定した場合のみ、操作の実行後に現在のトランザクションがコミットされます。)
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメント・コレクションの削除を参照してください。
37.2.8 OCISodaCollGetNext()
コレクション・カーソルから次のコレクションを取得します。
用途
コレクション・カーソルから次のコレクションを取得します。
構文
sword OCISodaCollGetNext(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaCollCursor *cur,
OCISodaColl **coll,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
cur (IN) |
|
coll (OUT) |
コレクション・ハンドルを割り当て、検出される次のコレクションにそれを戻します。コレクション・ハンドルが不要になった場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
次のコレクションが、指定したカーソルから戻された場合は、OCI_SUCCESS
です。
次のコレクションのフェッチ時にエラーが発生した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用した既存のコレクションの検出を参照してください。
37.2.9 OCISodaCollList()
指定されたサービス・コンテキスト・ハンドル・パラメータに関連付けられているスキーマ内のコレクションをリストします。
用途
スキーマ内のコレクションをリストします。
構文
sword OCISodaCollList(OCISvcCtx *svchp,
const OraText *startname,
ub4 stnamelen,
OCISodaCollCursor **cur,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
startname (IN) |
コレクション開始名です。 |
stnamelen (IN) |
コレクション開始名の長さです。 |
cur (OUT) |
コレクション・カーソル・ハンドルを割り当て、それを返します。コレクション・カーソルは、コレクション・リストを表します。コレクション・カーソル・ハンドルが不要になった場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
スキーマのすべてのコレクションにわたるカーソルの取得に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
スキーマのすべてのコレクションにわたるカーソルの取得に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用した既存のコレクションの検出を参照してください。
37.2.10 OCISodaCollOpen()
コレクションを開きます。
用途
コレクションを開きます。
構文
sword OCISodaCollOpen(OCISvcCtx *svchp,
const OraText *collname,
ub4 collnamelen,
OCISodaColl **coll,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collname (IN) |
コレクションに割り当てられた名前です。 |
collnamelen (IN) |
コレクション名の長さです。 |
coll (OUT) |
コレクション・ハンドルを割り当て、指定されたコレクション名とともに戻します。コレクションをオープンする際にエラーがなければ、この関数は |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
コレクションをオープンする際にエラーが発生しなかった場合は、OCI_SUCCESS
です。
コレクションをオープンする際にエラーが検出された場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用した既存のドキュメント・コレクションのオープンを参照してください。
37.2.11 OCISodaDataGuideGet()
JSONデータ・ガイド情報を取得します。
用途
JSONデータ・ガイド情報を取得します。
構文
sword OCISodaDataGuideGet(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *collection,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **doc,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
collection(IN) |
コレクション・ハンドルです。 |
docFlags (IN) |
次の各フラグは、戻されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを制御します。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
doc (OUT) |
JSONデータ・ガイドを表すコンテンツを含むドキュメント・ハンドルです。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションのデータ・ガイド情報の取得が成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
データ・ガイド情報の取得がエラーになった場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクションのデータ・ガイドの取得を参照してください。
37.2.12 OCISodaDocCount()
操作オプション・ハンドルで設定された属性に一致するドキュメントの数をカウントします。操作オプション・ハンドルに属性が設定されていない場合、この関数はコレクション内のすべてのドキュメントの数をカウントします。
用途
操作オプション・ハンドルで設定された属性に一致するドキュメントの数をカウントします。操作オプション・ハンドルに属性が設定されていない場合、この関数はコレクション内のすべてのドキュメントの数をカウントします。
構文
sword OCISodaDocCount(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *optns,
ub8 *numdocs,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
optns (IN) |
操作オプション・ハンドルです。スキップ属性と制限属性が操作オプション・ハンドルに設定されている場合、エラーが戻されます。 |
numdocs (OUT) |
操作オプション・ハンドルで設定された属性(ある場合)に一致するコレクション内のドキュメントの数です。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションからのドキュメントのカウントに成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ハード・エラーによりドキュメントのカウントが失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、見つかったドキュメントの数のカウントを参照してください。
37.2.13 OCISodaDocCountWithFilter()
フィルタ仕様に一致するドキュメントの数をカウントします。
用途
フィルタ仕様に一致するドキュメントの数をカウントします。
注意:
これは、フィルタ仕様に一致するドキュメントをカウントするための便利なメソッドです。ドキュメントをカウントするための、より一般的なメソッドは、フィルタ仕様または他の基準に一致するドキュメントをカウントできるOCISodaDocCount()
です。
構文
sword OCISodaDocCountWithFilter(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OraText *filterSpec,
ub4 filterSpecLen,
ub8 *numdocs,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
filterSpec (IN) |
コレクション内のドキュメントの検索に使用されるJSONフィルタ文字列です。 |
filterSpecLen (IN) |
フィルタ文字列の長さです。 |
numdocs (OUT) |
フィルタと一致するコレクション内のドキュメントの数です。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションからのドキュメントのカウントに成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ハード・エラーによりドキュメントのカウントが失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
37.2.14 OCISodaDocCreate()
ドキュメントを作成します。
用途
ドキュメントを作成します。
構文
sword OCISodaDocCreate (OCIEnv *envhp,
const void *content,
ub4 contentLength,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
envhp (IN) |
環境ハンドルです。 |
content(IN) |
ドキュメント・コンテンツを含む文字列。 |
contentLength (IN) |
コンテンツ・パラメータの文字列長。 |
docFlags (IN) |
ドキュメントの作成中にJSONエンコーディングを検出するために使用します。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
document (OUT) |
ドキュメント・ハンドルを割り当てて、戻します。ドキュメント・ハンドルが不要になった場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
ドキュメントが正常に作成された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの作成に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例37-2 ドキュメントの作成
例は、SODA for Cを使用したドキュメントの作成を参照してください。
37.2.15 OCISodaDocCreateWithKey()
ドキュメント・キーおよびコンテンツを含むドキュメントを作成します。
用途
ドキュメント・キーおよびコンテンツを含むドキュメントを作成します。
構文
sword OCISodaDocCreateWithKey(OCIEnv *envhp,
const void *content,
ub4 contentLength,
const OraText *key,
ub4 keylen,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
envhp (IN) |
環境ハンドルです。 |
content (IN) |
ドキュメント・コンテンツを含む文字列。 |
contentLength (IN) |
コンテンツ・パラメータの文字列長。 |
key (IN) |
ドキュメント・キーを含む文字列です。キーは たとえば、デフォルトの場合、コレクションに自動生成キーがあるため、ドキュメントにキーを設定する必要はありません(設定すると、挿入などの書込み操作にドキュメントを渡すときにエラーが発生します)。コレクションがクライアント割当てキーで構成されている場合(デフォルトではありません)、 |
keylen (IN) |
キー文字列の長さです。 |
docFlags (IN) |
ドキュメントの作成に使用されるフラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
document (OUT) |
ドキュメント・ハンドルを割り当てて、戻します。ドキュメント・ハンドルが不要になった場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
ドキュメントが正常に作成された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの作成に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントの作成を参照してください。
37.2.16 OCISodaDocCreateWithKeyAndMType()
ドキュメント・キー、コンテンツおよびメディア・タイプを含むドキュメントを作成します。
用途
ドキュメント・キー、コンテンツおよびメディア・タイプを含むドキュメントを作成します。
構文
sword OCISodaDocCreateWithKeyAndMType(OCIEnv *envhp,
const void *content,
ub4 contentLength,
const OraText *key,
ub4 keylen,
const OraText *mediaType,
ub4 mediaTypeLength,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
envhp (IN) |
環境ハンドルです。 |
content (IN) |
ドキュメント・コンテンツを含む文字列。 |
contentLength (IN) |
コンテンツ・パラメータの文字列長。 |
key (IN) |
ドキュメント・キーを含む文字列です。キーは たとえば、デフォルトの場合、コレクションに自動生成キーがあるため、ドキュメントにキーを設定する必要はありません(設定すると、挿入などの書込み操作にドキュメントを渡すときにエラーが発生します)。コレクションがクライアント割当てキーで構成されている場合(デフォルトではありません)、 |
keylen (IN) |
キー文字列の長さです。 |
mediaType (IN) |
ドキュメント・メディア・タイプを含む文字列です。メディア・タイプ値が指定されていない場合は、デフォルトで「 |
mediaTypeLength (IN) |
メディア・タイプ文字列の長さです。 |
docFlags (IN) |
ドキュメントの作成に使用されるフラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
document (OUT) |
ドキュメント・ハンドルを割り当てて、戻します。ドキュメント・ハンドルが不要になった場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
ドキュメントが正常に作成された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの作成に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントの作成を参照してください。
37.2.17 OCISodaDocGetNext()
カーソルから次のドキュメントを取得します。
用途
カーソルから次のドキュメントを取得します。
構文
sword OCISodaDocGetNext(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaDocCursor *cursor,
OCISodaDoc **doc,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
cursor (IN) |
ドキュメント結果のカーソルです。 |
doc (OUT) |
カーソルから戻されるドキュメント・ハンドル。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが検出された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの検索に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
データが見つからない場合はOCI_NO_DATA
です(終了基準)。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクションでのドキュメントの検索を参照してください。
37.2.18 OCISodaFind()
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するコレクション内のドキュメントを検索します。条件が設定されていない場合、コレクション内のすべてのドキュメントが戻されます。
用途
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するコレクション内のドキュメントを検索します。条件が設定されていない場合は、コレクション内のすべてのドキュメントが戻されます。
構文
sword OCISodaFind(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *findOptions,
ub4 docFlags,
OCISodaDocCursor **cursor,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
ドキュメントを検索するコレクションです。 |
findOptions (IN) |
検索操作を実行するための属性を伴う操作オプション・ハンドルです。属性が設定されていない場合は、コレクション内のすべてのドキュメントが戻されます。 |
docFlags (IN) |
次の各フラグは、戻されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを制御します。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
cursor (OUT) |
ドキュメント結果のカーソルです。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが検出された場合は、OCI_SUCCESS
です。
OCI_ERROR
(ハード・エラーの場合)。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
データが見つからない場合はOCI_NO_DATA
です(終了基準)。
使用方法
OCISodaFind()
関数のコールでは、OCISodaDocGetNext()
で必要なクライアント・データベースのラウンドトリップ回数を減らすために、複数のドキュメントがプリフェッチされます。操作ハンドルでOCI_ATTR_SODA_FETCH_ARRAY_SIZE
属性を設定することによって、プリフェッチ・バッチに使用するドキュメント数を変更できます。OCI_HTYPE_SODA_OPER_OPTIONS
属性のデフォルト値は100です。つまり、OCISodaDocGetNext()
のコールで、内部プリフェッチ・バッファに100個のドキュメントが保持されるまで、ラウンドトリップは行われません。この属性の値が大きいほど、ラウンドトリップの回数が少なくなります。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクションでのドキュメントの検索を参照してください。
37.2.19 OCISodaFindOne()
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するコレクション内のドキュメントを検索します。設定されている属性と一致するドキュメントがコレクション内に複数ある場合は、最初のドキュメントが戻されます。
用途
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するコレクション内のドキュメントを検索します。設定されている属性と一致するドキュメントがコレクション内に複数ある場合は、最初のドキュメントが戻されます。
構文
sword OCISodaFindOne(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *findOptions,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **doc,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
ドキュメントを検索するコレクションです。 |
findOptions (IN) |
検索操作を実行するための属性を伴う操作オプション・ハンドルです。一致するドキュメントがコレクション内に複数ある場合は、最初のドキュメントが戻されます。 |
docFlags (IN) |
次の各フラグは、戻されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを制御します。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
doc (OUT) |
ドキュメントが見つかりました(ドキュメントが見つからない場合は |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが検出された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの検索に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクションでのドキュメントの検索を参照してください。
37.2.20 OCISodaFindOneWithKey()
指定されたキーに基づいて、コレクション内の単一のドキュメントを検索します。
用途
指定されたキーに基づいて、コレクション内の単一のドキュメントを検索します。
注意:
これは、キーでドキュメントを検索する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaFindOne
です。構文
sword OCISodaFindOneWithKey(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OraText *key,
ub4 keylen,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **doc,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
coll (IN) |
ドキュメントを検索するコレクションです。 |
key (IN) |
ドキュメントの識別に使用されるキーです。 |
keylen (IN) |
キーの長さです。 |
docFlags (IN) |
次の各フラグは、戻されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを制御します。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
doc (OUT) |
ドキュメントがコレクション内で検出された場合、ドキュメント・ハンドルを割り当てて、戻します。ドキュメントがコレクション内で検出されない場合、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが検出された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントが検出されなかった場合は、OCI_NO_DATA
です。
ドキュメントの検索の際にエラーが発生した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクションでのドキュメントの検索を参照してください。
37.2.21 OCISodaIndexCreate()
索引仕様を使用して索引を作成します。
用途
索引仕様を使用して索引を作成します。指定できるのは、Bツリー、JSON検索索引、空間の3種類の索引仕様です。
構文
sword OCISodaIndexCreate(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OraText *indexspec,
ub4 speclen,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
索引を付けるコレクションのハンドル。 |
indexspec (IN) |
索引仕様です。 |
speclen(IN) |
索引仕様の長さです。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションに対する索引の作成が成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
索引の作成がエラーになった場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
この関数は、SQL DDL操作とは異なり、実行の前後にコミット操作を実行しません。(OCI_SODA_ATOMIC_COMMITモードを指定した場合のみ、操作の実行後に現在のトランザクションがコミットされます。)
例
例は、SODA for Cを使用したコレクション内のドキュメントの索引付けを参照してください。
関連トピック
37.2.22 OCISodaIndexDrop()
索引を削除します。
用途
索引を削除します。
構文
sword OCISodaIndexDrop(OCISvcCtx *svchp,
OraText *indexname,
ub4 indexnamelen,
boolean *isDropped,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
indexname (IN) |
索引名です。 |
indexnamelen(IN) |
索引名の長さです。 |
isDropped (OUT) |
削除操作のステータスを戻します。削除操作が成功した場合は |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションでの索引の削除が成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
索引の削除がエラーになった場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
この関数は、SQL DDL操作とは異なり、実行の前後にコミット操作を実行しません。(OCI_SODA_ATOMIC_COMMIT
モードを指定した場合のみ、操作の実行後に現在のトランザクションがコミットされます。)
例
例は、SODA for Cを使用した索引の削除を参照してください。
37.2.23 OCISodaInsert()
コレクションにドキュメントを挿入します。
用途
コレクションへのドキュメントの挿入
構文
sword OCISodaInsert(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
OCISodaDoc *document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
document (IN) |
コレクションに挿入されるドキュメントのハンドルです。 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.24 OCISodaInsertAndGet()
ドキュメントをコレクションに挿入し、コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを返します。
用途
ドキュメントをコレクションに挿入し、コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを返します。挿入中にSODAで生成されたコンポーネント(キー(自動で割り当てられたキーがコレクションにある場合)、最終変更のタイムスタンプ、作成時のタイムスタンプ、バージョンなど)は、結果ドキュメントの一部として戻されます。
構文
sword OCISodaInsertAndGet(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
OCISodaDoc **document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
document (IN/OUT) |
コレクションに挿入されるドキュメントのハンドルです。 注意: 結果ドキュメントは同じパラメータを使用して返されるため、後で |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.25 OCISodaInsertAndGetWithCtnt()
コンテンツのみを使用してコレクションにドキュメントを挿入し、コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを返します。
用途
コンテンツのみを使用してコレクションにドキュメントを挿入し、コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを返します。挿入中にSODAで生成されたコンポーネント(キー(自動で割り当てられたキーがコレクションにある場合)、最終変更のタイムスタンプ、作成時のタイムスタンプ、バージョンなど)は、結果ドキュメントの一部として戻されます。
注意:
これは、ドキュメント・ハンドルを作成せずにJSONドキュメントを挿入する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaInsertAndGet
です。
構文
sword OCISodaInsertAndGetWithCtnt(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
const OraText *key,
ub4 keyLength,
const void *content,
ub4 contentLength,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
key (IN) |
ドキュメント・キーを含む文字列です。自動生成キーについて構成されているコレクションにドキュメントを挿入する場合は、 |
keyLength (IN) |
キー文字列の長さです。自動生成キーについて構成されているコレクションにドキュメントを挿入する場合は、0 (ゼロ)である必要があります。 |
content (IN) |
ドキュメントのJSONコンテンツを含む文字列です。 注意: このメソッドは、JSONドキュメントに対してのみ機能します。 |
contentLength (IN) |
|
docFlags (IN) |
指定されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを指定するために使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
document (OUT) |
コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを割り当てて、戻します。挿入中にSODAで生成されたコンポーネント(キー(自動で割り当てられたキーがコレクションにある場合)、最終変更のタイムスタンプ、作成時のタイムスタンプ、バージョンなど)は、結果ドキュメントの一部として戻されます。
|
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.26 OCISodaInsertWithCtnt()
コンテンツのみを使用してコレクションにドキュメントを挿入します。
用途
コンテンツのみを使用してコレクションにドキュメントを挿入します。
注意:
これは、ドキュメント・ハンドルを作成せずにJSONドキュメントを挿入する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaInsert
です。
構文
sword OCISodaInsertWithCtnt(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
const OraText *key,
ub4 keyLength,
const void *content,
ub4 contentLength,
ub4 docFlags,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
key (IN) |
ドキュメント・キーを含む文字列です。自動生成キーについて構成されているコレクションにドキュメントを挿入する場合は、 |
keyLength (IN) |
キー文字列の長さです。自動生成キーについて構成されているコレクションにドキュメントを挿入する場合は、0 (ゼロ)である必要があります。 |
content (IN) | ドキュメントのJSONコンテンツを含む文字列です。
注意: このメソッドは、JSONドキュメントに対してのみ機能します。 |
contentLength (IN) |
ドキュメント・コンテンツの長さです。 |
docFlags (IN) |
指定されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを指定するために使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したドキュメントのコレクションへの挿入を参照してください。
37.2.27 OCISodaRemove()
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントをコレクションから削除します。属性が設定されていない場合は、コレクション内のすべてのドキュメントが削除されます。
用途
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントをコレクションから削除します。属性が設定されていない場合は、コレクション内のすべてのドキュメントが削除されます。
構文
sword OCISodaRemove(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *optns,
ub8 *removeCount,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
optns (IN) |
削除操作を実行するための属性を伴う操作オプション・ハンドルです。属性が設定されていない場合、コレクション内のすべてのドキュメントが削除されます。 |
removeCount (OUT) |
削除されたドキュメントの数です。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションから1つ以上のドキュメントが削除された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの削除に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクションからのドキュメントの削除を参照してください。
37.2.28 OCISodaRemoveOneWithKey()
指定されたキーに基づいて、コレクションからドキュメントを削除します。
用途
指定されたキーに基づいて、コレクションからドキュメントを削除します。
注意:
これは、単一キーを使用してドキュメントを削除する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaRemove
です。
構文
sword OCISodaRemoveOneWithKey(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OraText *key,
ub4 keylength,
boolean *isRemoved,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
key (IN) |
削除するドキュメントのキーです。 |
keylength (IN) |
削除するドキュメントのキーの長さです。 |
isRemoved (OUT) |
指定したキーを含むドキュメントが検出された場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したキーを含むドキュメントが検出されなかった場合は、OCI_SUCCESS
です。OCI_SUCCESS
は依然として返されます(ただし、isRemoved
はFALSE
に設定されます)。ドキュメントが削除されたかどうかを確認するには、isRemoved
パラメータがTRUE
に設定されていることを確認してください。
SQLエラーにより、ドキュメントの削除操作が実行中に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクションからのドキュメントの削除を参照してください。
37.2.29 OCISodaReplOne()
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントを置き換えます。
用途
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントを置き換えます。置換するドキュメントを一意に識別するため、少なくともOCI_ATTR_SODA_KEY
キーを操作オプションに設定する必要があります。その他の属性を設定することもできます。
構文
sword OCISodaReplOne(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *optns,
OCISodaDoc *document,
boolean *isReplaced,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
optns (IN) |
置換操作を実行するための属性を伴う操作オプション・ハンドルです。置換するドキュメントを一意に識別するため、キーとして少なくとも |
document (IN) |
コレクション内の現在のドキュメントの置換えとして使用するドキュメント・ハンドルです。このハンドルのコンテンツおよびメディア・タイプのコンポーネントのみが置換操作中に使用されます(つまり、この操作は、コレクション内のそのドキュメントのコンテンツおよびメディア・タイプを置き換えます)。他のコンポーネント(入力ドキュメントに設定されている場合)は無視されます。 |
isReplaced (OUT) |
ドキュメントが置換されているかどうかを示します。置換される場合は |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが置換された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの置換に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクション内のドキュメントの置換を参照してください。
37.2.30 OCISodaReplOneAndGet()
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントを置換し、コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを戻します。
用途
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントを置換し、結果ドキュメントへのハンドルを戻します。置換するドキュメントを一意に識別するため、少なくともOCI_ATTR_SODA_KEY
キーを操作オプションに設定する必要があります。その他の属性を設定することもできます。
構文
sword OCISodaReplOneAndGet(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *optns,
OCISodaDoc **document,
boolean *isReplaced,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
optns (IN) |
置換操作を実行するための属性を伴う操作オプション・ハンドルです。置換するドキュメントを一意に識別するため、キーとして少なくとも |
document (IN/OUT) |
コレクション内の現在のドキュメントの置換えとして使用するドキュメント・ハンドルです。このハンドルのコンテンツおよびメディア・タイプのコンポーネントのみが置換操作中に使用されます(つまり、この操作は、コレクション内のそのドキュメントのコンテンツおよびメディア・タイプを置き換えます)。他のコンポーネント(入力ドキュメントに設定されている場合)は無視されます。 注意: 結果ドキュメントは同じパラメータを使用して返されるため、後で |
isReplaced (OUT) |
ドキュメントが置換されているかどうかを示します。置換される場合は |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが置換された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ハード・エラーによりドキュメントの置換が失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクション内のドキュメントの置換を参照してください。
37.2.31 OCISodaReplOneAndGetWithCtnt()
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントのコンテンツを新しいコンテンツに置換し、コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを戻します。
用途
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントのコンテンツを新しいコンテンツに置き換え、コンテンツ以外のすべてのコンポーネントを含む結果ドキュメントへのハンドルを戻します。これには、更新されたコンポーネント(最終変更のタイムスタンプやバージョンなど)が含まれます。置換するドキュメントを一意に識別するため、少なくともOCI_ATTR_SODA_KEY
キーを操作オプションに設定する必要があります。その他の属性を設定することもできます。
注意:
これは、置換するドキュメントのドキュメント・ハンドルを作成せずにドキュメントをJSONドキュメントに置き換えるための便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaReplOneAndGet
です。このメソッドはJSONドキュメント専用です。つまり、指定した置換ドキュメントはJSONドキュメントであることが必要です。コレクションで置き換えるターゲット・ドキュメントは、JSONドキュメントでもそうでなくてもかまいません。
構文
sword OCISodaReplOneAndGetWithCtnt(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *optns,
const void *content,
ub4 contentLen,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **document,
boolean *isReplaced,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
optns (IN) |
置換操作を実行するための属性を伴う操作オプション・ハンドルです。置換するドキュメントを一意に識別するため、キーとして少なくとも |
content (IN) |
ドキュメントのJSONコンテンツを含む文字列です。 注意: このメソッドは、JSONドキュメントに対してのみ機能します。 |
contentLen (IN) |
ドキュメント・コンテンツの長さです。 |
docFlags (IN) |
指定されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを指定するために使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
document (OUT) |
結果ドキュメントには、最終変更のタイムスタンプやバージョンなど、更新されたものを含む、コンテンツを除くすべてのコンポーネントが含まれます。 |
isReplaced (OUT) |
ドキュメントが置換されているかどうかを示します。置換される場合は |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが置換された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの置換に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクション内のドキュメントの置換を参照してください。
37.2.32 OCISodaReplOneAndGetWithKey()
コレクション内の指定されたキーのドキュメントを置換し、コンテンツ以外のすべてのドキュメント・コンポーネントを含む結果ドキュメントを戻します。
用途
指定されたキーに基づいて、コレクション内のドキュメントを置き換えて、コンテンツ以外のすべてのコンポーネントを含む結果ドキュメントへのハンドルを戻します。これには、更新されたコンポーネント(最終変更のタイムスタンプやバージョンなど)が含まれます。
注意:
これは、キーでドキュメントを置換する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaReplOneAndGet
です。
構文
sword OCISodaReplOneAndGetWithKey(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OraText *key,
ub4 keylength,
OCISodaDoc **document,
boolean *isReplaced,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
key (IN) |
ドキュメントの識別に使用されるキーです。 |
keylength (IN) |
キーの長さです。 |
document (IN/OUT) |
コレクション内の現在のドキュメントの置換えとして使用するドキュメント・ハンドルです。このハンドルのコンテンツおよびメディア・タイプのコンポーネントのみが置換操作中に使用されます(つまり、この操作は、コレクション内のそのドキュメントのコンテンツおよびメディア・タイプを置き換えます)。他のコンポーネント(入力ドキュメントに設定されている場合)は無視されます。 注意: 結果ドキュメントは同じパラメータを使用して返されるため、後で |
isReplaced (OUT) |
指定したキーを含むドキュメントが検出された場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したキーを含むドキュメントが検出されなかった場合は、OCI_SUCCESS
です。OCI_SUCCESS
が依然として返されます(ただし、isReplaced
はFALSE
に設定されます)。ドキュメントが置き換えられたかどうかを確認するには、isReplaced
パラメータがTRUE
に設定されていることを確認します。
SQLエラーにより、ドキュメントの置換操作が実行中に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクション内のドキュメントの置換を参照してください。
37.2.33 OCISodaReplOneWithCtnt()
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントのコンテンツを新しいコンテンツに置換します。
用途
操作オプション入力ハンドルで設定された属性と一致するドキュメントのコンテンツを新しいコンテンツに置換します。置換するドキュメントを一意に識別するため、少なくともOCI_ATTR_SODA_KEY
キーを操作オプションに設定する必要があります。その他の属性を設定することもできます。
注意:
これは、置換するドキュメントのドキュメント・ハンドルを作成せずにドキュメントをJSONドキュメントに置き換えるための便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaReplOne
です。このメソッドはJSONドキュメント専用です。つまり、指定した置換ドキュメントはJSONドキュメントであることが必要です。コレクションで置き換えるターゲット・ドキュメントは、JSONドキュメントでもそうでなくてもかまいません。
構文
sword OCISodaReplOneWithCtnt(OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OCISodaOperationOptions *optns,
const void *content,
ub4 contentLength,
ub4 docFlags,
boolean *isReplaced,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキストです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
optns (IN) |
置換操作を実行するための属性を伴う操作オプション・ハンドルです。置換するドキュメントを一意に識別するため、キーとして少なくとも |
content (IN) |
ドキュメントのJSONコンテンツを含む文字列です。 注意: このメソッドは、JSONドキュメントに対してのみ機能します。 |
contentLength (IN) |
ドキュメント・コンテンツの長さです。 |
docFlags (IN) |
指定されたドキュメントのコンテンツのエンコーディングを指定するために使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
isReplaced (OUT) |
ドキュメントが置換されているかどうかを示します。置換される場合は |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定されたコレクション内でドキュメントが置換された場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの置換に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクション内のドキュメントの置換を参照してください。
37.2.34 OCISodaReplOneWithKey()
指定されたキーに基づいて、コレクション内のドキュメントを置き換えます。
用途
指定されたキーに基づいて、コレクション内のドキュメントを置き換えます。
注意:
これは、キーでドキュメントを置換する便利なメソッドです。より一般的なメソッドはOCISodaReplOne
です。構文
sword OCISodaReplOneWithKey (OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *coll,
const OraText *key,
ub4 keylength,
OCISodaDoc *document,
boolean *isReplaced,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
coll (IN) |
既存のコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
key (IN) |
ドキュメントの識別に使用されるキーです。 |
keylength (IN) |
キーの長さです。 |
document (IN) |
コレクション内の現在のドキュメントの置換えとして使用するドキュメント・ハンドルです。このハンドルのコンテンツおよびメディア・タイプのコンポーネントのみが置換操作中に使用されます(つまり、この操作は、コレクション内のそのドキュメントのコンテンツおよびメディア・タイプを置き換えます)。他のコンポーネント(入力ドキュメントに設定されている場合)は無視されます。 |
isReplaced (OUT) |
指定したキーを含むドキュメントが検出された場合は、 |
errhp (IN/OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したキーを含むドキュメントが検出されなかった場合は、OCI_SUCCESS
です。OCI_SUCCESS
が依然として返されます(ただし、isReplaced
はFALSE
に設定されます)。ドキュメントが置き換えられたかどうかを確認するには、isReplaced
パラメータがTRUE
に設定されていることを確認します。
SQLエラーにより、ドキュメントの置換操作が実行中に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
例は、SODA for Cを使用したコレクション内のドキュメントの置換を参照してください。
37.2.35 OCISodaSave()
ドキュメントをコレクションに保存します。
用途
ドキュメントをコレクションに保存します。
この関数は、クライアントが割り当てたキーが使用される場合、または指定したキーを持つドキュメントがコレクションにすでに存在する場合に、入力ドキュメントに置換されるという点を除いて、挿入関数と同等です。このコレクションにクライアントが割り当てたキーが構成され、そのキーが入力ドキュメントに指定されている場合を除き、キーは自動的に作成されます。構文
sword OCISodaSave(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
OCISodaDoc *document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
開いているコレクション。 |
document (IN) |
コレクションへのコンテンツの挿入に使用されるドキュメント・ハンドルです。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの保存に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの保存に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
OCISodaDocCreateWithKeyAndMType()の例を参照してください。
37.2.36 OCISodaSaveAndGet()
ドキュメントをコレクションに保存し、メタデータ情報を含むドキュメントを戻します。
用途
ドキュメントをコレクションに保存し、キー、バージョン、タイムスタンプ情報などのメタデータ情報を含むドキュメントを戻します。
この関数は、クライアントが割り当てたキーが使用される場合、または指定したキーを持つドキュメントがコレクションにすでに存在する場合に、入力ドキュメントに置換されるという点を除いて、挿入関数と同等です。このコレクションにクライアントが割り当てたキーが構成され、そのキーが入力ドキュメントに指定されている場合を除き、キーは自動的に作成されます。
構文
sword OCISodaSaveAndGet(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
OCISodaDoc **document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
開いているコレクション。 |
document (IN/OUT) |
コレクションに保存されるドキュメント構造。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの保存に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの保存に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
OCISodaDocCreateWithKeyAndMType()の例を参照してください。
37.2.37 OCISodaSaveWithCtnt()
ドキュメントとそのコンテンツをコレクションに保存します。
用途
指定したキーを持つドキュメントを保存します。
この関数は、クライアントが割り当てたキーが使用される場合、または指定したキーを持つドキュメントがコレクションにすでに存在する場合に、入力ドキュメントに置換されるという点を除いて、挿入関数と同等です。このコレクションにクライアントが割り当てたキーが構成され、そのキーが入力ドキュメントに指定されている場合を除き、キーは自動的に作成されます。
構文
sword OCISodaSaveWithCtnt(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
const OraText *key,
ub4 keylength,
const void *content,
ub4 contentlen,
ub4 docFlags,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
開いているコレクション。 |
key (IN) |
保存するドキュメントの指定されたキー。 |
keylength(IN) |
キーの長さです。 |
content (IN) |
ドキュメントの |
contentlen(IN) |
|
docFlags (IN) |
ドキュメントの保存に使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
コレクションが正常に作成された場合は、OCI_SUCCESS
です。
コレクションが作成されない場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
OCISodaDocCreateWithKeyAndMType()の例を参照してください。
37.2.38 OCISodaSaveAndGetWithCtnt()
ドキュメントをコレクションに保存し、新しいドキュメント・ハンドルを取得します。
用途
指定されたキーおよび新しいドキュメント・ハンドルを持つドキュメントを保存し、保存されたドキュメントを取得します。
この関数は、クライアントが割り当てたキーが使用される場合、または指定したキーを持つドキュメントがコレクションにすでに存在する場合に、入力ドキュメントに置換されるという点を除いて、挿入関数と同等です。このコレクションにクライアントが割り当てたキーが構成され、そのキーが入力ドキュメントに指定されている場合を除き、キーは自動的に作成されます。
構文
sword OCISodaSaveAndGetWithCont(OCISvcCtx *svchp,
OCISodaColl *collection,
const OraText *key,
ub4 keylength,
const void *content,
ub4 contentlen,
ub4 docFlags,
OCISodaDoc **document,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
開いているコレクション。 |
key (IN) |
保存するドキュメントの指定されたキー。 |
keylength(IN) |
キーの長さです。 |
content (IN) |
ドキュメントのコンテンツを含む文字列。 |
contentlen(IN) |
|
docFlags (IN) |
ドキュメントの保存に使用されるエンコーディング・フラグです。有効なフラグ・オプションは、次のとおりです。
|
document (IN/OUT) |
保存されたドキュメントのメタデータを含むドキュメント・ハンドルです。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
指定したコレクションへのドキュメントの挿入に成功した場合は、OCI_SUCCESS
です。
ドキュメントの挿入に失敗した場合は、OCI_ERROR
です。OCIError
パラメータに必要なエラー情報が示されます。
使用方法
なし。
例
OCISodaDocCreateWithKeyAndMType()の例を参照してください。
37.2.39 OCISodaCollTruncate()
SODAドキュメント・コレクションを切り捨てます。
用途
ドキュメント・コレクションを切り捨てます。
sword OCISodaCollTruncate (OCISvcCtx *svchp,
const OCISodaColl *collection,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
svchp (IN) |
サービス・コンテキスト・ハンドルです。 |
collection (IN) |
切り捨てるコレクションのコレクション・ハンドルです。 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドルです。 |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
Oracleリターン・エラー・コード。
使用方法
なし。
37.2.40 OCISodaOperKeysSet()
操作オプション・ハンドルのキーの配列を設定します。
用途
操作オプション・ハンドルのキーの配列を設定します。操作オプション・ハンドルの属性は、標準のOCIAttrSet
関数を使用して設定されます。OCIAttrSet
関数はキーの配列の設定には使用されません。キーの配列とキー長の配列を両方設定する必要があるためです。
注意:
関数OCIAttrSet()
を使用して操作オプション・ハンドルに属性OCI_ATTR_SODA_KEY
を設定し、関数OCISodaOperKeysSet()
を使用して同じハンドルに複数のキーを設定する場合、2つの設定のうち新しい方のみが有効になります。最初に呼び出された関数の有効性は、2番目の関数によってオーバーライドされます。
構文
sword OCISodaOperKeysSet (const OCISodaOperationOptions *operhp,
OraText **keysArray,
ub4 *lengthsArray,
ub4 count,
OCIError *errhp,
ub4 mode);
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
operhp (IN) |
操作オプション・ハンドル |
keysArray (IN) |
|
lengthsArray (IN) |
各キーに対応する |
count (IN) |
キー配列の要素数 |
errhp (OUT) |
エラー・ハンドル |
mode (IN) |
実行のモードを指定します。次のモードが有効です。
|
戻り値
キーが正常に設定された場合は、OCI_SUCCESS
です。
使用方法
なし。
例
例は、ドキュメント・キーを指定した複数のドキュメントの検索およびドキュメント・キーを使用したコレクションからのドキュメントの削除を参照してください。