14.68 %TYPE属性
%TYPE
属性を使用すると、(データ型がわからなくても)事前に宣言されている変数または列と同じデータ型の定数、変数、コレクション要素、レコード・フィールドまたはサブプログラム・パラメータを宣言できます。
参照された文字の列にUSING_NLS_COMP
以外の照合がある場合、%TYPE
属性は使用できません。
%TYPE
を使用して宣言された項目は参照元項目で、事前に宣言された項目は参照先項目です。
参照元項目は、参照先項目から次のものを継承します。
-
データ型およびサイズ
-
制約(参照先項目が列である場合を除く)
参照元項目は、参照先項目の初期値は継承しません。
参照先項目の宣言が変更されると、それに応じて参照元項目の宣言も変更されます。
ここでのトピック
構文
type_attribute ::=
セマンティクス
type_attribute
collection_variable_name
コレクション変数の名前。
collection_variable_nameの制限
宣言と異なり、collection_variable
を連想配列変数にすることはできません。
cursor_variable_name
カーソル変数の名前。
db_table_or_view_name
宣言が処理されるときにアクセスできるデータベースの表またはビューの名前。
column_name
db_table_or_view
の列の名前。
object_name
ADTのインスタンスの名前。
record_variable_name
レコード変数の名前。
field_name
record_variable
のフィールドの名前。
scalar_variable_name
スカラー変数の名前。