アドバンスト・キューイング: PL/SQLエンキューおよびデキューでのトランザクション・イベント・キューのJMSペイロードのサポート
PL/SQL APIは、トランザクション・イベント・キューでJava Message Service (JMS)ペイロードに対してエンキューおよびデキュー操作を実行します。同様に、PL/SQL配列APIはトランザクション・イベント・キューJMSユーザーに公開されます。JMSでの異種メッセージのサポート以降、デキューでは、5つのJMSメッセージ・タイプのうち1つを戻しますが、次に受信されるメッセージのタイプを予測することはできません。そのため、PL/SQLの型の不一致でアプリケーション・エラーが発生することがあります。Oracleでは、アプリケーションが汎用タイプのAQ$_JMS_MESSAGEを使用してトランザクション・イベント・キューから常にデキューすることを提案します。PL/SQL管理もサポートされています。
重要でハイエンドの顧客は、使いやすさにより非シャード・キューのJMSペイロードをエンキューおよびデキューし、クライアントとサーバーのラウンドトリップ時間を回避するために、PL/SQL APIを使用します。
Oracle Database 20cでは、メッセージング、ストリーミング、ダイレクト・メッセージおよびパブリッシュ/サブスクライブの最良の部分を組み合せたパーティション化されたメッセージ・キューである、トランザクション・イベント・キュー(TEQ)が導入されました。TEQは大規模なOracleデータベースで動作します。TEQでは、トランザクション・イベント・ストリーミングが提供され、オンプレミスおよびクラウドの2ノードから8ノードのOracle RACデータベースで、1日当たり100億から1000億のメッセージがデータベースで実行されます。TEQはKafkaクライアントと互換性があります。つまり、KafkaのProducerとConsumerはKafkaのBrokerではなくOracleデータベースのTEQを使用できます。
親トピック: アドバンスト・キューイング