2.11 ALLOW_GROUP_ACCESS_TO_SGA
ALLOW_GROUP_ACCESS_TO_SGAは、UNIXプラットフォームで共有メモリーへのgroupアクセスを制御します。
               
| 特性 | 説明 | 
|---|---|
| 
                                  パラメータ・タイプ  | 
                              
                                  ブール値  | 
                           
| 
                                  デフォルト値  | 
                              
                                  
  | 
                           
| 
                                  変更可能  | 
                              
                                  いいえ  | 
                           
| 
                                  PDBで変更可能  | 
                              
                                  いいえ  | 
                           
| 
                                  値の範囲  | 
                              
                                  
  | 
                           
| 
                                  基本  | 
                              
                                  いいえ  | 
                           
| 
                                  Oracle RAC  | 
                              
                                  すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。  | 
                           
デフォルト値はfalseで、これにより、データベース共有メモリーがownerアクセスのみで作成されます。Oracle Database 12cリリース2 (12.2.0.1)より前のOracle Databaseリリースでは、データベース共有メモリーはownerおよびgroupアクセスで作成されていました。
                  
このパラメータをtrueに設定すると、データベース共有メモリーがownerおよびgroupアクセスで作成されます。この動作は、DBAに対してデータベース外部の共有メモリーを管理する権限を付与しますが、特定のインストールでは、DBAに共有メモリーの読取りと書込みを許可するのは望ましくない場合があります。